猫の皮膚の役割
猫の皮膚には、温度や圧力、痛みや痒みなど、外部からの刺激を感知する働きがあります。
皮下結合組織は脂肪に富んでいるため、寒さから守る役割があります。
猫は人間とは異なり、水分を多く分泌するエクリン汗腺がほとんどありませんので、頻繁に被毛を舐めるグルーミングをおこなう事で、体の温度調節をおこなっています。
そして、皮膚には体の中の水分が出過ぎたり、入り過ぎたりしないようにや、細菌やウイルスが体内に進入しないようにする防御壁のような働きもあります。
猫は全身が被毛に覆われていますが、この被毛には紫外線などから皮膚を守る役割などがあり、被毛の間の空気量を調節する事で、体温調節にも一役かっています。