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代白柿は江戸柿を京都独特の方法で甘くしたものです。 江戸柿は大人の握り拳ほどあります。 Mサイズのミカンと比較してみました。 江戸柿は渋柿でこのままでは食べられません。 |
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◇行程1◇
江戸柿を新聞にくるんで箱詰めしていきます。 硬そうな実が写真でも分かります。 |
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◇行程2◇
江戸柿を室(むろ)という部屋にいれて、 特殊なガスの効果で2〜3日かけて渋味を抜きます。
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◇行程3◇
2〜3日後、渋味の抜けた柿を取り出します。 |
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◇行程4◇
とろけるような果肉のあま〜い代白柿のできあがりです。 熟した果皮が子供のほっぺのように、プリプリしているのが分かります。 行程1の写真と比べてみて下さい。赤さが違うことが分かると思います。 とても甘い柿の出来上がりです。
この柿のことを京都では代白柿と呼んで親しんできました。 京都の高級料亭のデザート、青果物専門店、観光地の露地のお店などで売られています。有名な「錦市場」でも売られています。
秋の京都に来られたときは、見かけられるかもしれませんネ。 |
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◇行程5◇
室(むろ)で渋を抜いた柿を、 店頭販売用にパックに詰めます。 |
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◇行程6◇
柔らかいので取り扱いには注意が必要です。 少し力を入れるとはちきれそうな皮が破けて
、 果肉が出てきそうな感触です。
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◇行程7◇
2つずつパック詰めをしていきます。 |
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◇行程8◇
手作業で丁寧に仕上げていきます。
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◇行程9◇
出来上がりです。 2つずつのパックが、京の台所に並びます。
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