テクノロジーの授業での位置づけ(理論)

 ※書きかけです。

 1 UDL(Universal Design for Learning)

参照
http://harue.no-blog.jp/udlcast/

http://www.udlwheel.mdonlinegrants.org/

 

 2 TPACK (Technological Pedagogical Content Knowledge)

TPCKとはtpackの概念図

 TPACKとは、授業という環境(Contexts)で効果的にテクノロジーを利用するために必要な知識の基礎となる構造です。3つの知識が基礎となり、それぞれの知識がばらばらではなく、お互いにどういうふうに組み合わせれば、効果的な授業ができるかを考えるための枠組みです。

  1. Content Knowledge(CK)
     教える内容についての知識
  2. Pedagogy Knowledge(PK)
     教え方に関する知識
  3. Technology Knowledge(TK)
     テクノロジーに関する知識

     もちろん、1の知識が基本でかつ最も大切ですが、知識があるだけでは上手に教えることはできませんね。教え方の良し悪しによって、子どもたちの学力は大きく変わりますね。
     さらに、21世紀になって3のテクノロジーの知識が教科指導でも大切になって来ました。

     ここでは、この枠組みを元に授業でのテクノロジーの位置づけを考えて行きたいと思います。

     文部科学省による「教育の情報化に関する手引」では、授業でのICT利用について書かれていますが、私にはテクノロジーの具体的な利用に偏りすぎていて、教える内容や教え方との関わりについての考察が不足しているように思えます。すなわち機器の利用ばかりが重視されているように思えます。上記の図でいうと、日本ではTKの部分がPKやCKとの重なりが少ないという図になるのではないでしょうか。

    参照:「教育の情報化に関する手引」について:文部科学省
    http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/1259413.htm



     そういったこともあって、テクノロジーを利用することに反発する方が出てきているのかも知れません。未だに黒板とチョークと紙の教材だけあれば、すべての子どもにとって効果的な授業ができると発言するかたがおられるのではないでしょうか。
参照:TPACK
http://tpack.org/
なお、この画像TPACK Image (rights free)はhttp://tpack.org/より引用したものです。


 3 SAMRモデル

SAMRモデルの図

 皆さんSAMRモデルという言葉を初めて聴く人も多いかと思います。

 これは授業などでテクノロジーを利用する場合、それが従来の教え方や学び方にどれほど影響を与えるかを示す尺度です。Ruben Puentedura博士が考案したモデルで、

 という4つの段階があります。後のものほど授業などに大きな影響を与え授業を変えるというものです。近年、英語圏では注目されてきているモデルのようです。

 4つのうち最初の2つは、Enhancement(強化)と呼ばれ、後の2つはTransformation(変換)と分けられています。

 タブレットPCなどのテクノロジーを利用するのですから、単なる代替(Substitute)では、意味がありませんね。たとえば電子黒板を単に従来の黒板あるいはプロジェクタとホワイトボードの組合わせと同じようにしか使っていないのであれば、これは代替にあたります。

 私たちがテクノロジーを利用するのは、拡大(Augmentation)以上のことを期待しているからですね。

参照
The SAMR Model:Background and Exemplars(PDF)

なお画像はCreative Commons ライセンスにより、Hippasusのサイトより引用させていただきました。

  


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