空高く羽ばたく

ここではある日突然 逃げっちゃった動物 あるいは
どっかからやってきて来た動物のお話を綴って行こうと思います。
逃げる子がいれば、やってくる子がいる。
そんなお話です。


白いインコ   ある日晴れた昼下がり、ベランダで声がするので覗いてみると、白いインコが1羽 入り口の前で 「ちょこん」 としていました。手乗りじゃないけど まあ、インコだし団地なのであっさり飼い主が見つかるだろう。と思ったのに2週間たっても見つかりませんでした。で、これは飼うしかないかな。と思いかけていた矢先、逃げていってしまいました。エサを替えようとしてカゴを開けた瞬間、腕の下をくぐり抜けて。やたら空を見上げては鳴きまっくっていたので、ヤバイな。とは勘づいていたのですが。そう、インコって野鳥化するんですよね。この子の帰る先は人の家でなく空だったようです。白いトリってカラスに狙われやすいらしいので、探したのですが見つからず。あれからどうなってしまったのか・・・誰かの家に落ち着いていればいいんだけどなぁ。


白いオウム  やはり晴れた日。本を読んでるとバサバサ。と羽音が。鳩?と思って窓の外を見ると白い大きなオウムが!!手すりに掴まってこっちを見ていた。あわてて窓を開けたのですが、手、出せませんでした。オウムは「何よ?」ってカンジで見てる。その時、確かまだ小学生だったハズ。「デカ〜」と思ったとしか覚えていません。で、すぐに飼い主の女の人の声がして、オウムはその人のところへ飛んで戻っていきました。隣の棟の端に住んでいる人でした。オウムは散歩(?)させてもらってたのですね。賢いこ!!ちゃんと家へ帰れるんだ。って後で感心して。大きくなったらあんなの飼いたい。って思いました。数年後、ペットショップで同じ様なオウムを見ましたが、値段見てビックリしました。とても飼える様な額じゃなかった。でも、今もやはり見にいきます。で、「やっぱ高いな〜」って帰ります。ちなみにその散歩オウムを見たのは1回きり。しばらくして飼い主さんが転居しちゃったようです。仲良くなって見せてもらえたらな。って思ったりしていたのですが。


ジュウシマツ  ある冬のクリスマスが近い夜。用事でベランダに出てみると、ジュウシマツのカゴの上に何か物体が。よく見てみると、ジュウシマツ。「脱走してる〜〜〜」って慌てて掴んでカゴに入れようとして、巣を見て「?」全部いるんですね。じゃあこのこは? 迷子にしてもよくジュウシマツの飼われてるカゴの上にいたなあ。って家族で感心して、飼うことに。元からオスばかり6羽のカゴにいれたんです。飼い主は見つからなかったなあ。真剣に探そうとしてなかったのもあるんだけど。こちらとしてもジュウシマツが1羽増えてもそう変わらなかったので。だけど、1月もした頃 卵、見つけたときは「あららら」って思いました。女の子だったんですね。迷ってきた子。だれが生ませたのか分からないのですが、卵を孵化させたのは、関係ないオスの年長者だったのです。その後また、メスは逃げてしまいました。カゴのジュウシマツは10羽を越えてました。巣も2つになってたし。
※冬の夜にカゴを外へだしたまま?!と思われるでしょうが、厚手のビニール製のカゴカバーで覆っていました。ジュウシマツは団子状で巣に入っていたので暖かかったと思われます。病気もなく元気なコたちでした・・・。


九官鳥  これは知り合いの飼っていた九官鳥のお話。飼ってた九官鳥が脱走してしまい行方不明になったそうです。近所の人に聞いたりビラを配ったりしてたそです。その九官鳥の特徴は「喋り」でした。「ヨウコちゃーん」と関西弁の「おはよう」がポイント。そう。いなくなった場所は関東でも飼ってた人は関西人。少しアクセントが違うんですね。で、あっさり見つかりました。拾った人の近所の人が「最近、九官鳥を飼ったらしいが、どうもしゃべり方が変わってる。探してる九官鳥ではないか?」とのこと。保護してくれた人の所へ「もしかしてウチのこでは・・・」って行ったら、飼っているうちに情が沸いたのか「自分が買ってきた九官鳥だ。トリ違いだろう。」って譲らなかったのですが、その人とアクセントの違う「おはよう」と「ヨウコちゃーん」が決め手になったとか。ちなみに飼ってる人がヨウコちゃんで九官鳥の名前ではなかったそうです。


白オカメ  ルビ といって もも が来る前にメスのオカメがいました。ほっぺたふっくら、ほっぺたのマルもきれいでなかなかの美人でした。本を噛みまくり、新聞やその辺の紙には嘴でパンチ入れまくるコでした。飼って半年した2月の晴れた日に、肩におとなしく止まってるから良いだろう。って油断したばあちゃんが窓を開けた瞬間、飛んでいってしまったそうです。仕事から帰ってきて、鳥かご見たときは悲しくなりました。タウン誌などにも記事を載て頂いたのですが見つからず終いです。オカメは絶対人のいるところに寄って行くから。ってルビを買ったお店の人が教えてくれました。死んでしまった訳ではないので、今もどこかで飼われてて幸せに生きていると信じています。 ももは逃げないように、逃がさないように。って気を付けてます。


ネコ  (初 鳥以外。しかもネコ。)友達の飼っていた猫のお話です。もともと犬を飼ってる家だったのですが、ある日ネコがふらりとやってきて飼うことに。子猫でやせ細っていました。エサをやって家の中で飼っていたのですが飼い始めて1ヶ月した頃、いつの間にか外に遊びに行くようになりました。それから姿を見掛けなくなって心配になった友達が探しはじめました。ら、近所の家から飼ってたネコの鳴き声が。その家の人に事情を説明して、ネコにあわせてもらったそうです。首には付けてやったリボンをしたままいたのですが、友達の姿を見ても寄ってこず、物陰に隠れてしまったそうです。その家の人に話を聞いたら、「もと野良なので放し飼いにしてて、たまに来たらゴハンをあげていた。そろそろウチで飼おうかと思ってる。」とのこと。友達は連れ戻すのをあきらめて帰ったそうです。ノラちゃんだ。と思っても飼うのは注意したほうがよさそうです。ウチでは「ミ-ちゃん」、向こうの通りでは「タマ」、近くのお金持ちの家では「マリア」っていう外ネコ。っていうふうにあちこちに顔を出してるかも知れないですよ〜。ノラネコは結構、営業がウマイと思います。命かかってるからね。このネコは「出ていった。でも、お家に帰った。」ってことで。ネコにしてはメデタシメデタシ。なのでした。


スズメ  小学生の頃、家の近所で子スズメを拾いました。まだくちばしも黄色かった。あまり飛べないようで、道でバタバタしれました。幸い鳥カゴはあったのでカゴに入れてました。子スズメでもかなり大きいもんですねえ。トリかごに「きゅう」ってカンジでした。1日目は慣れない環境で、パンくずを入れても食べなかったのですが、翌日には食べるようになってました。それより何より、鳴き声がデカイ!朝なんて6時前から起きてカサカサいわせて、「チュン、チュン」。部屋に連れてきてたのでたまりませんでした。ベランダにおいておくと、仲間がいるのか遠くからスズメの声が。それに反応してカゴの子スズメも鳴く。あまり、長くカゴに入れとくのはかわいそう。と思わせる光景でした。1週間もしたころ、放してやりました。上手に飛んでいきました。無事、仲間の所へ帰ったんでしょう。