ナジーム・ハメド
WBOフェザー級チャンピオン
36戦35勝1敗(30KO)
26歳(1974年2月12日生)
ホームタウンはイギリスシェフィールド
身長160cm、リーチ160cm プロフィール
中東イエメン出身の両親をもち、アラブのプリンス、悪魔王子などのニックネームをもつ。相当な自身過剰で饒舌であるが、そう振舞うだけの圧倒的な 実力を持っている。そしてその戦い方は、近代ボクシングの常識を打ち破るものでまさに異端である。まずなによりガードをしない。そして、さまざまな角度からパンチを打ち出すことができ、しかも相手を一撃で倒すほどのパンチ力をもつ。そして相手のパンチは見きり、ひょいひょいとかわす。最近は、相手もかなり研究してきているようでハメドのやりにくい戦い方で攻めてくる。しかし、ハメドの圧倒的な強さはとうぶん揺るがないだろう。 92年にバンタム級でプロデビュー、94年に欧州バンタム級タイトル、WBCインターナショナルS・バンタム級タイトル、95年には7連続防衛中だったスティーブ・ロビンソンに8RTKOで勝利し。WBOスーパーフェザー級タイトルを獲得。97年にはIBF王者トム・ジョンソンとの統一戦で8RTKOで勝利。しかし。このタイトルは返上。その後 ケビン・ケリー、ウィルフレド・バスケス、ウェイン・マッカラーなどの並み居る強豪を次々と撃破、99年10月にはコブラの異名をもつWBC王者セサール・ソトとの統一戦に12R3−0の判定で勝利。そして今年四月 元IBFスーパーバンタム級チャンピオンこのタイトル13度防衛して、 返上しハメドに挑戦してきたブヤニ・ブングを4RKOにくだした。 今年8月に行われたラスベガスキッドことオーギー・サンチェスとの試合 はダウンをもらったりひやひやしたが最後は5RTKOでサンチェスを 病院おくりにした。
ハメドは15回防衛したこのタイトルを返上することをきめた。 4月7日 PLAYING WITH FIREと銘打たれたバレラとの一戦で、バレラが打ち合いに来ずのガードあげてカウンターを狙うという意外な戦法に手も足も出ず。12R大差の判定負けを喫し、初の挫折を味わう。今後は、バレラにリマッチで勝たなければ元のステータスをとりもどすことは難しい。(余談だがハメドが負けたからと言ってこの期に乗じてこき下ろす人もいるが、ハメドは優れた選手であることに違いはない。ただうざいミーハーファンが多かったりしたことと過大評価気味だったにすぎない。)
ハメドは、今のオーソドックスに近いスタイルしか教えることの出来ない「エマニュエル・スチュワート」トレーナーとは早々に分かれて、小さい頃から教えてもらっていたハメドスタイルの原点でもある「ブレンダン・イングル」トレーナーに土下座してでもまた教えてもらうべきだと思う。でなければ、これから先が思いやられると思うのだが・・・。おそらくこのままではリマッチでもバレラに勝つことは難しいだろう。