Happy Birth Day! for Kiba Inuduka & Akamaru


-朝、少年が目覚めるとそこには誰もいなかった
    いつもそばにいる相棒も、幼馴染みの少女でさえも-


ドッキリバースデイ!



犬塚キバは朝起きていつものように赤丸の小屋へ行った。
「赤丸ーメシの時間だぞー。」
シーン。
「赤丸ー?」
返事がないのを不思議に思い、小屋をのぞきこんでみると。
いない。
「・・・赤丸?どこいったー?」
呼び掛ける。しかし、返事はない。
いつもならばすぐ走ってくるのに。
ねぐせのついた頭をかきながら、考えてみる。
昨日の夜は確かに小屋にいた。夜中目が覚めた時も確かにいた。
…とすると朝いなくなったはずだ。  待てよ、今何時だ?
目覚まし時計にかけより時刻を確認した。
10時。
今日が休日で任務がないとはいえ、少しばかり寝過ごしてしまった。
が しかし
それが赤丸のいない理由にはあてはまらない…気がした。
「赤丸ー…どこいったー…」
そうだ。もしかしたら。
幼馴染みののところかもしれない。
とにもかくにも、とりあえずいってみることにした。

「おーい、ー。いるかぁー?」
返事、無し。
ー、いねェのかぁ〜?」
コンコン。
ノックしても応答無し。
こりゃ留守だな。
赤丸がいないとおもったらまでいねぇのかよ。
こりゃ一体どうなってんだ??

そのころ…の家の中。
「フー、やぁっと帰ったわね、キバ。」
と、
「ワン!」
赤丸がなにやらゴソゴソとやっていた。
「誕生日だもん、やっぱビックリさせなくちゃねぇv」
そう、今日はキバの誕生日。
そこではキバに内緒で誕生日パーティーを企画していたのだった。
赤丸が何故いるのかというと、
「赤丸ちょっとこれ、着てみて?」
「わんわん!(擬人忍法!)」
どろん。
「サイズばっちりね。あとはかざりつけして…
赤丸、この手紙キバん家のテーブルの上、おいてきて。」
赤丸が自分の家に走っていくのを見届けたあと、は飾り付けをはじめた。
「さて、犬塚キバは驚いてくれるのかしらねぇ。」

再び戻ってキバの家。
里中赤丸を探して回ってすっかりぐったりしているキバが家に入ると、
テーブルの上に何やら紙が。
「…何だ?」
その紙をひろげてみるとそこには。
「……っな…!」

『拝啓 犬塚キバ殿。貴殿の忍犬は我が家にてお預かりしております。
下記の住所までおひきとりにおいで下さい。』

短い文と、見覚えのある住所が書き添えてあった。
この住所、の家じゃん。まさか…のヤツ、強盗にでもあったんじゃねぇだろうな。
だとしたらヤベェ、急いでいかねえと!

!!」
キバは扉をバンッと乱暴に開けると、幼馴染みの名前を呼んだ。
中はインクでもこぼしたような真っ暗やみだった。
!赤丸!どこにいる!?」
ああまさか、もうここにはいないんじゃないか。そう思った時。
ぱあんっ!という音とともに、一斉に明かりがついた。
「ハッピーバースデイ、キバ!!」
「ワンワン!」
「お前ら…」
そこには強盗などおらず、七夕の飾り付けがされた部屋が広がっていた。
「キバ、ビックリした?…その様子だとかなり驚いてるわね。」
「お前ら、強盗に監禁されてたんじゃなかったのか?」
「ぷっ!なぁにいってんのよ!この通り私も赤丸もピンピンしてるわよ。」
「だ、だってじゃああの手紙は…」
「あれ書いたの、ワ・タ・シ!まんまとひっかかってくれたわねーそれにしても。」
「バカヤロウ!心配したんだからな!」
「あら、せっかく誕生日パーティーを開いてあげようとおもったのに。
なにかしら、そのいいかたは?」
「う…あ、ありがとよ。」
「でも心配してくれたんだったら、許してあげない事もないわよ?そうだ!
プレゼント、あるんだ。」
「…プレゼント?」
「そーう、コレ。」
そういってが渡した物は…
「それ着てみてよ。サイズはピッタリ!…なはずだから。」
「新しい…服?」
「そう!しかもこの様の手作りよ!」
着てみた。もちろん、サイズはぴったりだった。
なにせ、擬人忍法でキバになった、赤丸のサイズで作ってあるのだから。
「…ありがとな、。」
照れくさそうにお礼をいったキバ。しかし。
「でも今日は赤丸の誕生日でもあるんだぜ?」
「うそ!?」
「知らなかったのかよ、お前…だから今日は赤丸のために滅多に買わねえ高い肉、かっといたのによ。」
「そうだったの…ごめん赤丸。明日なんかするから。許して。」
必死に赤丸に頭を下げる
しかし当の赤丸はキバのいう『肉』に興味を示して、キバの新しい服のフードに潜り込んでいた。
「でも赤丸、今日はせっかくだからん家でごちそうになってこうぜ。
肉はまた明日だ。」
そういうとキバはイスに座って、はやく食おうぜ?とを促した。
「んーじゃ食べよっか。あ!乾杯しようよ!」
そういうとは急いでグラスを持ってきて、飲み物をついだ。
「えーではーキバと赤丸の誕生日を祝ってー」
『カンパーイ!!(ワーン!)』
その夜、遅くまで宴は続いたという…

次の日寝坊したキバは集合時間に遅れて紅に怒られたことは、また別の話。


おしまい



*どうしようもないアトガキという名の弁解*
いやーナルトの「臨の書」買いましてね、キバの誕生日(赤丸の)が七夕だっていうモンですから。
当日に急いで打ちましたがやっぱり間に合いませんでした。(汗)
すいません…ごめんよぉキバと赤丸…
キバ好きなのはBなんですが何故にかAが書きました。作品数少なすぎッスから。(再度汗)
ま…楽しんでいただければ…いいかと……っつーか七夕からんでないっすね…
だめだめっす…自分…
これからもがんばります。あうー岸本センセ、細かく設定しすぎだヨー。
毎日が誕生日です。好きキャラ多いんで。 <2002.7.7 アップは8日・A>
ブラウザバックでヨロシク。