準備編

準備編(親)へ

子供用品とはいっても結構お金がかかります。何もない状態から揃えれば結構な出費になってしまいます。
我家では一年近く前からバーゲン、ショップのセール、ディスカウントストアなどをマメにチェックして少しづつ用意しました。そのおかげか手間はかかりましたけど随分と安上がりに揃えられました。
ここでは必要な衣服や道具について、それぞれ思うことを書き綴ってみました。


用具選びについて

自分の子供に現時点での適性があるかを判断する基準に、用具選びがあると思います。
もちろんサイズの問題もありますが、なによりも「道具に対する判断力があるか」という点を基準にします。
幼児にそんなこと判るのか?子供は以外に理解しています。
例えばブーツのフィッティングも、
子「足が痛い」
親「どこが痛いの?ここ?」
子「違う」
親「じゃあここかな?」
子「うん、痛い」
これだけ言えればOKです。
また、もっと感覚的な質問、
親「履き心地はどおかな?」
子「ちょっと重たいけど大丈夫だよ」
これで十分だと思います。
何を聞いても「わかんない」だと困ってしまいますが、具体的でなくとも感覚的に答えられれば十分理解していると思います。
一番難しいのは親の側にある程度の経験が必要ということです。
自分のブーツのフィッティング位できないと困ってしまいます。


ボード

「幼児が乗れる板ってあるの?」

あるといえばあります、知ってる限り一番小さいもので95cmの板があります。
この長さから考えれば大体身長が110cm前後の子供なら使えると思いますが、この年頃の子供は体力や体格にずいぶんと幅があるので一様に言えないところがあります。

95cmの板といってもそれなりの重量があり、これにビンディングを装着するとなると子供にしてみれば随分と重たいものです。自分の子供の体力を良く理解して慎重に選びたいところですが、選択の幅が無さすぎます。

95cmの次は大体105cm程度になります。これだと小学校の低学年以上の長さになってしまいます。幼児の使える板には選択肢がありません。

また、幼児にとっては長さよりも板のフレックスが問題です。身長よりも体重を重視したいところですが、これも種類の少なさから選択肢はほとんどありません。

実際に購入しようとしても子供用のボードはショップでの入荷が少なく、全く扱っていないところも多いです。特に95cm程度の板はほとんどのところで扱っていません。カタログを見て電話をかけまくって予約するなんてことも必要になるかもしれません。

番外編:プラスチックボード

もしも「こんなのうちの子供には使えそうもない」と思うのでしたら、ディスカウントショップで良く見るプラスチック製のおもちゃボードという選択肢もあります。あまりお勧めはしませんが「スノーボードってこんな感じ」と体感させる効果は十分にあると思います。この板にはエッジも無いので安心して使わせることもできます。

また子供によって向き不向きがありますので、プラスチック製ボードを使って本人の適性を確かめてから本物を購入するかどうかを決めても遅くはないと思います。


ブーツ

ハードブーツにするかソフトブーツにするか、それが最初の問題でした。
幼児の場合足のサイズに合うソフトブーツはなかなかありません。
カタログを見ると一番小さいものでは18cmからありましたが、売っているのは見たことはありません。
ハードブーツはスノーボード用ではサイズがなく、スキーブーツしかありませんでした。
なによりもビンディングが見つからないのが痛いところです。
19cm位からならレディスでありますがこれでは大きすぎます。
ハードブーツの場合ソフトブーツよりも調整が難しいので、なるべく近いサイズを選ぶのが良いとおもいます。
選び方のコツは大人用を選ぶ基準と同じです。
まず造りのしっかりしたモノを選びます、そして試し履きは欠かせません。
ポイントは履いてからしばらくお店のなかを歩かせてもらうことです。あまりに歩きづらかったり歩いているうちに足が痛くなって来るようなら違うブーツを試しましょう。
そうは言っても問題は選択肢の少なさです。
ある程度良さそうだったら後は詰め物を入れたり、当たりを調整したりして自分たちでなんとかするしかないでしょう。


ウェア

アンダーウェア

子供は汗っかきです、シャツは肌に密着する柔らかくて汗の吸収の良いものを選びたいです。
タイツも履いたほうがいいですね。
状況に合わせて替えられるように薄手と厚手を用意しておくと良いです。
下着は細めに着替える必要もありますので、常に多めに用意しておくことが大切です。

インナーウェア

子供は汗っかきですが、体が小さいので体温の維持が大変です。
基本的には大人と変わらないと思いますが、気温がやや高めの時や天気の良いときは0.5枚少なめに、気温がやや低めの時や天気の悪い場合は0.5枚少なめに考えると良いのではないかと思います。
もちろん思いっきり寒い場合は1枚多めに着せるのですが、あんまりもこもこになってしまうのは良くないです。
厚手のフリースと薄手のフリースを用意しておくと便利です。

ネックウォーマー

幼児用って見たこと無いです。
あんまりごっついと邪魔になるだけですが、あると暖かさが随分と違うものですので、是非用意したいところです。
丁度良いサイズが無ければ作ってあげるのも良いと思います。
毛糸だとちくちくするのでフリース生地がいいですね。

くつ下

普段のもので十分です。
タイツを履いた上にくつ下ですから厚手のものは必要ないと思います。
ブーツを履くのが大変になってしまいます。

アウターウェア

できればツーピースが良いと思います。
大人でも室内に入ると暑いので上着を脱ぎます。
子供の場合は温度調節については大人以上に大切だと考えると、出来る限りツーピースをお勧めします。
ここはブランド品にこだわる必要があるかもしれません。
安物のナイロンに中綿が入っているだけのものよりも、新素材を使ったウェアが良いと思います。
そうすると値段もそれなりに高価になりますがバーゲンとかセールをこまめにチェックすれば案外安く見つかったりします。
ここはケチらないで下さい。


ヘルメット

スノーボードでは頭を打つ可能性は非常に高く、上手・下手に関係無く大人でも必需品と言えます。

スノーボード用の子供ヘルメットはまだそれほど種類が無いので、スキーのジュニア用ヘルメットから選ぶと種類も豊富です。

そうはいってもあれだけの異物を子供の頭にかぶせるのはかなり嫌がられます。

嫌がったら「これをかぶらないとボードは出来ない」ときっぱりと言って理由を説明します。

息子の場合は店まで一緒に連れて行き「うおっ。かっこいいぜ!」とか「○○レンジャーみたい!」とかおだてたり褒めちぎったりして、本人もその気になっていました。


ゴーグル

ゲレンデでの紫外線は予想以上に強く、子供の目線で見てみると大人よりも随分と眩しいものです。子供の目を保護するためにも絶対に必要な道具と言えます。

またスノーボードはスキーに比べて転ぶ機会が多く、顔面から突っ込むことも初級者のうちは珍しくありません。このようなときに目を護るためにもゴーグルは必需品です。

気をつけなくてはいけないのはレンズの色、目線の低い子供にゲレンデの凹凸が非常にわかりづらいものです。晴天時よりも暗天時のことを考えたレンズを選びましょう。薄いオレンジがお勧めです。出来れば晴天用のミラーレンズのゴーグルも用意しておくと良いです。

購入時は子供と一緒にお店で装着してから買うのが良いです。最近は子供用ゴーグルの種類も増えて選択の幅が広がったのが嬉しいです。

サングラスはどうなのかと言えば太陽光線から目を保護するという点では良いと思いますが、スノーボードの場合、衝撃等から目を護るという点ではゴーグルに劣っている上、逆に目を痛めることになるかもしれないため私はお勧めしません。


グローブ

グローブ選びは大変です。スキー用なら種類も多いのですがスノーボードにも使えるものとなるとなかなかありません。選ぶポイントは手のひら側に硬い繊維が使われていることです。スキー用の手袋だとすぐにぼろぼろになってしまいます。できればミトンが良いですが、更に数が減ります。とにかく探しまくりましょう。

ポイントは良さそうなグローブを見つけたら必ず2セット以上は用意すること、ぐちょぐちょになったらすぐ交換です。

息子の場合はとりあえず5本指のグローブではじめましたが、案の定、手にはめるのは大仕事になりました。何度も繰り返しているうちに本人もなれて、ちょっと手伝うだけで装着できるようになりました。子供だってやらせれば出来るようになるものです。

その後ちょうど良いミトンタイプを見つけて使っています。息子も気に入ったらしく初めて使ったときも喜んでいました。やっぱり子供にはミトンが良いみたいでした。