日時 1996/8/12〜14(前夜発2泊3日)
場所 南紀 大峰山脈 北山川源流 池郷川本谷
メンバー 秋本達人(P.C.L )
横田英司(P.S.L )
千徳昌太郎
外野元章
8/11(前夜) 東名川崎(22:00)→名古屋IC→亀山JCT→勢和多気IC→熊野市(ホカ弁)→池原駐車場(5:00)
三鷹の自宅にて、横田・外野と合流、東名川崎ICて千徳と合流。
東名〜東名阪〜伊勢自動車道の勢和多気ICよりR42ヘ。
紀伊長島を過ぎるとコンピニは一軒も無い.熊野市まで足を伸ぱすと、ホカ弁(24H営業)があり、そこで弁当を貫い池原へ。五年前と何も変わってない…。墓場の前の釣り人用の駐車場に、車を止め、ピバーグ。
8/12 池原駐車場(8:00)→手掘りトンネル先(8:15)→80m壁手前(9:00/9:15)→5mエコ滝落口(11:00/11:15)→堰堤上(13:00)
※取水口より手前の吊橋を利用すれぱ、林道まで約30分、林道で駐車場まで約1時間。
仮眠後、朝食(弁当)をとり、8:00出発。かなりしっかりとした道をたどり手掘りの、灯一つ無いトンネルをくぐると川原に下りれる.先人の適行図にある3m x 2の滝は跡形もなく、あるのは10m位のピカピカの堰堤。左から登り、落口を対岸に移り川原に下りる。ゴーロを歩くとすぐに、エメラルドグリーンの釜が現れ、早遠泳ぐ。多少、溯れぱ越せそうな釜も全部泳いだ。大きなチョックストーン(CS)が連続するが、トップがショルダーで登り、後続にシユリンゲを出す.この方法は、巨岩帯を越えるまで続く。タイムロスを極カ減らすことが、この沢を遡行する際の必須条件になる。
@15mのネジレの滝は、トップがザックを降ろして泳いて取り付く。水流を直上し、トラバースして落口へ。綱かく悪いがフリクションが効く。
滝を越すとすぐに吊橋が見え、そこを過ぎると堰堤(取水ロ)が現れる。この堰堤は、右の機械室に付いている鉄の手摺りで上に登り取水口に降りる。この谷で唯一のサイト適地
8/13 1(9:30)→皮張谷手前滝落口(10:30/10:45)→吊り橋出合い(11:35/12:10)→巨岩帯終点先一つ釜先(14:20/14:30)→40m淵手前(16:20/16:30)→2つ目40m淵手前(17:00)
※コンコン滝先の吊橋を過ぎると、左右共、絶壁となりエスケイプは望めない。サイト地より吊橋まで水流を下るしかなく、懸垂下降も必要となる。
サイト地より吊橋まて約200分
吊橋より林道まで約30分
林道にて池原まで約90分
未明より雨が降りだす。ラジオの入りが悪く、天気概況が掴めない。いきなりの泳ぎ、ゴルジュを抜けナメ滝を越えると次の滝は、泳いで取り付き、左から越す。皮張谷を右に見て、左に石垣を確認すると、コンコン滝はもうすぐ。コンコン滝は絶望的で、水流がきつく取り付くことさえ出来ない。すぐ手前の右沢を登ると吊橋まで行く踏み跡がある。もしくは、滝の手前の左に取り付いても容易。少し泳いで左にとりつく事も出来るが、かなり手強い。
※滝手前を左に巻くと、コンコン滝全景が見える。この時、滝が2条の水流(CS状)になっている時は、沢全体が水量が多い時で、この先は、かなり難しい遡行になってシマウマ。
すぐに、スペリ台状のナメ滝と釜が現れ、いよいよ体力勝負の巨岩ゴーロ帯が始まる。と言うより、CSの連続といった感じで、時間も体力も食う。右を5分登ると、踏み防がありゴーロ帯全てを、パス出来る。(しかし、”石や塔”を拝むことは、出来ない。)
A右に50mの絶壁を擁す3mの滝(CS)は、泳いで大岩をくぐりテラスに乗り、残置ボルトにシユリンゲを掛けて突被。次の4mは、ハーケン連打するも、リスが浅く効きが悪い。途中でアプミを掛け、落ち口にある指2本分のホールドに、全てを託し、這い上がる。続く滝は、泳いで右。
ここを過ぎ、淵を1つ越えたゴルジユ手前のゴーロ帯で、流木を敷きつめピバーグ。2〜3人のパーティならぱ、大岩のテラスでも安眠する事が出来る。
8/14 2(9:30)→30m釜手前(11:30/12:30)→30m釜落ち口(12:35/14:00)→2(14:10/14:15)→(2横ルンゼのピストン約1時間)〜コンコン滝手前の吊橋(18:20/18:25)→林道出合)19:00/19:15)→池原駐車場(21:00/21:20)→熊野市銭湯(22:00)終了
※熊野市よりの帰路は来た道を引き返すだけで、東名横浜ICまで約7時間。
前日よりの雨が遂に土砂降りとなり、あれだけ綺麗な池郷も、ただの濁流となってシマウマ。それでも遡行を、試みる。40mX2のゴルジユを越えるだけて、ものすごい体力を要す。一つ目のゴルジユは、右側を溯る。二つ目は、アンザイレンし、10m泳ぎ、右側に取り付き20m溯り、残り10mは飛ぴ込んで泳ぎ、CSの5mをパックハンドで登る。
遂に、この谷最大の難関、30mの大釜の滝のはずだった。しかし、目の前に現れたのは、どう見ても30m以上はある巨大釜。所有者いわく50mの長さのザイルを付けて飛ぴ込むも、何故か途中でザイルが足りなくなってしまった。仕方なくダプルザイルにて、3人で交代しながら約l時間。延べ10回以上のトライもむなしく、増水した濁流に押し戻され、ここで、撤退を決めた。サイト地の横に、小さなルンゼがあったのて、そこを詰める。40分位登っただろうか、林道に近ずくにつれやたらゴミだらけになり、悪臭がするようになってきた。見たところ上に、道路工事の現場事務所があったらしく、そこを織収する際に、粗大ゴミを谷に、捨てたようだ。林道が近い証拠なのだろうが、詰めの10mの滝が悪く、登れぱ」登れそうなのだが、面倒臭くなり引き返した。
前記の約1時間のロスが致命的であった。本流に戻ると更に増水しており、徒渉は不可能、巨岩帯まて懸垂下降を使い、右岸を下り、巨岩帯にて岩づたいにやっとのことで左岸へ移り、仕事道ヘエスケイプ。吊橋への降り口は、木にテープが2本巻いてあるところを下る。当初見落としてコンコン滝まで下ってしまった為か、吊橋を見つけ、つい万歳!吊橋より林道まで、所々で踏み跡が分かれるが、一番太い道を忠実にたどる。(この時、すてに懐電行動)何度か間連えたが、いかにも怪しいので、引き返したりしながらも遂に林道へ出る。吊橋より約45分。池原までは、足取りも軽く約90分。
Water Climbing Club .BAKUYU-KAI . since1997