カレイ釣り


 ●冬の風物詩

 ・1990年までは東京湾の冬の風物詩といえばマコガレイ釣りでした.毎年11〜12月になると,湾奥の船宿はどこでもカレイ釣りの乗合船を出していたものです.釣果のほうもすさまじく,当時の釣り雑誌や新聞のレポートでは1日で1束〜2束は当たり前のような感じでした.しかし,1990年末から1991年初頭にかけてのシーズンがまったくの不振で,それ以降はもう10年も同じような状態が続いています(1996〜1997年に少し盛り返したが,一時的なものだった).近年は1日粘って3〜4枚釣れれば上々という状況が続いていますが,そのぶん30〜40センチオーバーの超大型がよく顔を出すため,ボウズ覚悟の一発狙いで乗合い船を出している船宿がわずかながらあるようです.とくに2001年の年明けはこの傾向が強く,釣り系ネットの釣果欄では必ずと言っていいほど40センチオーバーの釣果が記録されています.

 ・カレイのポイントを大別すると,姉ヶ崎〜長浦〜木更津では小型中心ながら数が出るのに対して,羽田〜横浜では数よりも大型が狙える傾向があります.東京湾のマコガレイは1月〜2月ころに産卵するので,産卵を済ませた超大型が体力の回復をねらって荒食いする3月からは,数より型狙いに徹して羽田〜横浜を専門に攻める船もあります.
 

 ●タックル&小道具

 ・カレイのタックルはシロギス用とまったく同じでOKです.シーバスに使うバスロッド&ベイトリールでも十分に代用できます.ただし,通常は2〜3本の竿を置き竿にして攻めるので,そのぶんタックルを用意する必要があります.

 ・小物釣り用の竿掛けは1つ500〜800円程度と安く,これがあったほうが断然便利です.ただし,船べりへの固定があまり強力ではないので,竿尻に細めのロープを結んでもう一方の端を船べりの穴にでも結んでおくとよいでしょう.ペットショップで売っている小型犬用の手綱ならば,ワンタッチで操作できるフックがついているので便利です.なお,ロープの一方を竿掛けに結んでしまうと,竿掛けが外れたときにタックル一式が道連れになってしまいます.


 ●テクニック

 ・カレイは基本的にアンカーを下ろしてのカカリ釣りになります.船宿支給のエサはたいていアオイソメなので,これを4〜5センチの長さに切ったものを4〜5本チョン掛けにします.なお,イワイソメが喰いのよいときが多いので,万全を期すのならば釣具店で1〜2パック購入して持参するとよいでしょう.

 ・仕掛けを投入する際,複数ある竿の仕掛けをすべて同じ方向に入れてしまうのでなく,少しずつ距離を変えてみるのがよいでしょう.2本竿ならば1本を手前に,もう1本を沖目に投げて,ともにラインをややゆるませ気味(波で船が持ち上がったときにラインが張るが,オモリは底についたまま…というぐらいがちょうどよい))にします.昔のカレイ釣りは積極的に小突いて誘ったほうが効果あるとされていましたが,現在はひたすらじっと待つ釣り方が主流になっています.ただし,5分おきに少し竿を聞き上げて,魚が食っていないか確認することは必要です.

 ・カレイのアタリは千差万別で,活性が高いときは針掛かりしたカレイが暴れるので,竿先に明確なアタリが出ます.竿先をピクピクさせるだけのときは,しばらく待って十分に食い込む時間を与えてやり,その後少し聞きあげてみて,完全に食い込んだようならリーリングに入ります.時には完全な居食いで,かなりの大型が喰ったにも関わらず,竿先にまったく変化が現れないことも少なくありません.エサの点検で仕掛けを上げるときも,念のために聞き上げをしてみことが大切です.

 ・アワセはあまり強くすると針がすっぽ抜けてしまうので要注意です.水面に現れたカレイが大きいと思ったら,無理せずに船長か周囲の人に声を掛けてタモ入れしてもらいましょう.


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