沖釣りと天候の関係


 ・雨より雪が怖い

 沖釣りに行く日程が決まったら,数日前から天気予報で当日の天候や風の具合に注意することは基本です.晴れや曇りならば問題はないのですが,大雨や強風の予報だったりすると出船が心配になります.

 雨でも小雨程度なら問題はなく,普通の雨ならばたいていは出船可能です.そういう日は船も空いているので(ただし,ベテランばかり集まる船宿ではそうもいかないことも多い),潮の加減さえよければかえって良い釣りができることも少なくありません.ただし,雨中での作業になるのため,多少高価でも丈夫で動きやすいレインウエアを着用し,釣りの最中に使う小物類以外の道具は船室にしまっておけばよいでしょう.冬季はポットに暖かいコーヒーや日本酒を入れておいて飲むのもよいですが,飲みすぎてトイレが近くなると非常にもどかしい(防寒具の上にレインウエアのズボンをはいているため)のでご注意を.

 雨より問題なのは雪で,視界が極端に悪くなるうえに船のレーダーも使用不能になってしまいます.また,海水の温度に対して気温が異常に低くなるので,海面に濃い霧が発生したのと同じ状態になります.無風で海上はナギであっても,朝から雪の場合は出船しない船宿が多い(場合によっては港単位で出船中止を決めるところもある)のはこのためで,たとえ出船できても途中から雪が降り出すと早上がりになることもあります.東京湾奥の船宿の場合,観音崎から南への遠征では船を走らせる時間が長くなる(=危険)ため,雪の予報が出ている場合は近場のカレイやメバル狙いの船のみ出船させるということもあります.

 海上保安庁の速報(046-844-4521)では伊豆大島,州の崎,剣崎(「つるぎさき」と発音している),観音崎,本牧,13号埋立地の1時間ごとの風向きと風速をテープで流しているので,家を出る前に確認するのに大変便利です.


 ・風が強いと食いが悪いか?

 これは魚と釣り場によって違います.

 東京湾の場合,一般に東の風が吹くと西側(神奈川県側)では海水が澄んでしまうとされます.濁り潮が有利とされるメバルなどは不利なので,その場合は千葉県側のポイントで釣ります.また,東風は千葉県側でカレイなどの底ものを狙うのにも適しません.あまりに冷たい北風が吹きまくると浅場の水温が下がるため,湾奥のメバルやカサゴは極端に食いが渋ります.反面,タチウオやカワハギはこれによって群れが固まるともいわれます.

  強風で波があると釣り辛いのは事実ですが,だからといって魚の食いが落ちるとは限りません.久里浜や下浦沖を狙うマダイ船で,船が大揺れする強風下でも潮が効いて好調だったということもあります.また,シーバスも多少海が荒れているくらいのほうがルアーの追いがよいことも少なくありません.


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