個人登録制度廃止または
弾力的運用への期待
 冒頭で述べたように個人登録制度そのものに対する趣旨に反対ではない。その趣旨は大いに賛同できる。協会が企業に依存することなく、自らの財源で多くのバスケットボール競技者を支えていくことは重要である。しかしながらその運用において学校現場は多くの困惑を抱えていることを協会は知っていただきたい。端的に云うなら中学校、高等学校における個人登録制度は廃止していただきたい。
 あえて云わせていただくなら、学校現場においてその管理者(学校長)が自校の生徒として認め、自校の生徒として部活動に参加させている生徒が、その種の学校が参加する大会(中学校大会や高校大会)に出場できない制度は多くの矛盾を含んでいる。例えば生徒の保護者が法的手段に訴えた場合にはどうなるのであろうか。今のままの制度を厳格に適用するならば将来的にそういう事態が発生するかもしれない。個人登録制度がどうしても必要なものならば何等かの弾力的な運用を期待したい。