7月2日(Vol.12)

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 7月2日号

今シーズンのNBAについて・・・

 今シーズンのNBAもスパーズの初優勝で幕を閉じましたが、ロックアウトから始まりジョーダンの
二度目の引退などいろいろとありましたが、着実に新しい時代に突入したシーズンになりました。
優勝したスパーズはツインタワーを中心によくまとまったチームだと思います。
ダンカンとロビンソンのツインタワーは往年のヒューストンのサンプソンとオラジュワンのツインタワーを
彷彿させてくれますが、でも今のスパーズのツインタワーの方がすべての面において勝っていると思います。
両方ともインサイドだけではなく、フォワード的なプレーもできるのでオフェンスの時にどちらかミスマッチになった方がインサイドのプレーを受け持つようなシステムがうまく機能できていると思います。
オフェンスだけではなくデフェンスも素晴らしく、サッカーに例えるとゴールキーパーが二人いるようなもので
相手のインサイドのプレーヤーは簡単にインサイドでは仕事ができません、これもまた強さの要因です。
他にもエブリ・ジョソン、ショーン・エリオットらのベテランが脇を固め、長距離砲を効果的にきめてくるので
一度、勢いがついたらもう手がつけらない状況になってしまいます。
ジョーダン率いた最強ブルズ亡きあとは、スパーズの天下が続きそうな予感さえします。
来シーズンは全チームが打倒スパーズで挑んでくるのでスパーズがどう戦って行くのがすごく楽しみです。

 よく“ポストジョーダン”という言葉を聞きますが、その言葉を聞くとすごく不思議に思います。
ジョーダンはジョーダンだし、他のプレーヤーはいくら頑張ってもジョーダンにはなれないし、ジョーダンもジョーダン以外のプレーヤーにはなれないわけで、だから誰も比較する事はできないわけで、おおまかに
プレースタイルでプレーヤーを比較する時に“ジョーダンタイプ”とか“ピッペンタイプ”とか言ってその
プレーヤーの名前を使っての比較ならまだ納得がいきますが、ポスト○○とか言う言い方は疑問を持ちます。

 でも、今の若手の選手(ジェネレーションXと言われている世代)は、ジョーダンに対して敬意を祓いつつ
でもゲームの時は物おじせずにぶつかっていく姿勢を持っています。
これはとても凄いことで、なかなかできることではないと思います。
その良い例が、シクサーズのアイバーソンで彼は他のプレーヤーが優勝はジョーダンがいる間は無理だと
考えている中、一人ジョーダンがいる間に優勝する事に意味があると言いはなちゲーム中には果敢にジョーダンに挑みゲームは負けても、プレー内容ではジョーダンさえ凌ぐスーパープレーを連発していました。
そんなプレーに対してジョーダン自身も高いモチベーションを持ってハイレベルなプレーで対抗してお互いに
良い相乗効果が生じていました。
ある意味ジョーダンの引退を一番悲しんでいるのはアイバーソンではないでしょうか?
勝負したくても同じコートにいないのですから・・・
そんなアイバーソンの様なプレーヤー達がこれからのNBAを牽引して行くと思います。

 私が、個人的に期待しているプレーヤー達は
スパーズ優勝の立て役者でプレイオフMVPの“ティム・ダンカン”
 新得点王の“アレン・アイバーソン”
 新リバウンド王の“クリス・ウェバー”
 ピート・マラビッチの再来“ジェイソン・ウィリアムス”
 インディアナのスーパー6マン“ジャーレン・ローズ”
 野生児“ケビン・ガーネット”
 スーパー高卒プレーヤー“コービー・ブライアント” です。
ということで、来シーズンの開幕は11月に日本でも行われるので本当に楽しみです。