私の日記です

2001年です。
本年もよろしくお願いいたします。
最近は、忙しくなかなか日記を更新できません。
少し、気合いをいれて頑張ります。
1月19、20日には日本周産期学会があり、出席しますので、また報告いたします。
2001年01月10日 23時07分43秒

2000年12月14日 19時44分18秒
妊娠と糖尿病研究会に出席して
 12月2日に長崎にて開催された妊娠と糖尿病に出席しました。
 一番興味があった演題は、妊娠糖尿病妊婦の分娩後の長期観察の結果、1/3が糖尿病に進展することは大変驚きです。とくに肥満妊婦の場合にはこの確率はさらに上昇します。
 内科との密なる連絡が必要と考えます。
 余談ですが、長崎ちゃんぽんはおいしかったです。

  • 第100回日本産科婦人科学会関東連合地方部会に参加しました。
    10月21、22日に大宮市で開催された学会に参加しました。
    私も山梨県代表として、プレナリーセッションで口演を行いました。今回は100回記念ということもあり、いつもより発表内容も充実していたように思えました。
    2002年10月には第104回の会として山梨県で開催されます。 
2000年10月26日 13時11分09秒

  • 第2回甲信越・北陸出生前診断研究会は無事終了しました。
     2000年9月30日に開催された第2回甲信越・北陸出生前診断研究会は約80名の出席者があり、無事終了しました。
     一般演題10題も活発な討議があり盛況であり、日本人類遺伝学会理事長である中込先生の特別講演も大変中味の濃いお話しでした。
     来年度は、2001年9月29日に新潟で開催する予定です。
2000年10月06日 21時39分00秒

  • 第21回日本妊娠中毒症学会に出席しました。
    2000年09月21日〜22日に東京の日暮里で開催されました。

    いくつか興味のあった講演をお話しします。

    招請講演;ハワイ大学 矢沢珪二郎教授
     妊娠中毒症の管理→低用量アスピリンおよび降圧剤は使用しない。食事療法はする必要性がない (特に水分、塩分制限およびカロリー制限)。
              安静療法も必要なし。
              硫酸マグネシウムは子癇予防および高血圧対策として使用する。
              ただし、母体および胎児のwell-beingの厳重管理のための入院は必要である。

    ミニシンポジウム 妊娠中毒症と血管作動物質
     妊娠中毒症は交感神経系が活性化されている。これは、カテコールアミン以外にニューロペプタイドYも関与している。妊娠中毒症は、血管攣縮症候群 (Angiospastic syndrome) (脳動脈→子癇,肝動脈--HELLP症候群,腎動脈--高血圧)。

    ミニシンポジウム◆免疫異常としての妊娠中毒症
     妊娠中毒症は、細胞障害による免疫異常 (Th1):妊娠中毒症は血管内皮細胞の障害、接着分子の増強きたす慢性炎症反応である。また妊娠中毒症では胎児胎盤成分の一部が母体血中に入り込み、アレルギー反応をきたすためであるともいわれている。
     また妊娠中毒症は自己免疫異常の結果発生する。(Th2):妊娠初期に抗リン脂質抗体陽性者は、優位に妊娠中毒症を発生しやすい。治療は、低用量アスピリン、柴苓湯あるいは凝固系異常を伴っているときにはステロイドを投与する。抗リン脂質抗体陰性者の中にも妊娠中毒症発生するものもいる、このような人は細胞障害による免疫異常がかかわっていると考えられる。

    以上が、興味あった講演です。

    日本の妊娠中毒症に対する考え方が、世界各国と比べ”変”な点をあげると
     1.水分、塩分制限が治療に有効と考えていること。
     2.無意味なほど体重増加にこだわる点 (欧米では10〜15kg妊娠中に増加するのはあたりまえ、現実問題として日本では母体の体重制限に強くこだわっているため出生児体重が15〜20年前に比し低下している!!)
     3.むくみを妊娠中毒症として考えているのは日本だけ。欧米では高血圧、蛋白尿のみ。

    日本が昔、鎖国をしていたときと同じく医療の中でも日本でしか通じない閉鎖的な考え方が、まだまかり通っていることは、私にとっても不思議でたまりません。ごく一部の医師が欧米と同じ考え方で妊娠中毒症の治療を行っても異端と見られてしまいます。それが日本の現実なんだと思うと寂しいです--------------------------。
2000年09月23日 11時08分34秒

  • 第二回甲信越・北陸出生前診断研究会のプログラムです。
2000年09月16日 16時25分01秒

  • 第二回甲信越・北ォ
    第1部 一般演題発表 (14:05〜16:18)
    セッション1:「出生前診断における看護・支援」(3題 14:05〜14:41)
    座長:宮川 公子 先生 (県立新潟女子短期大学生活科学科生活福祉専攻) 

    セッション2:「出生前診断に関する調査・症例1」(3題 14:41〜15:17)
    座長:小西 郁生 先生 (信州大学医学部産科婦人科学教室) 

    セッション3:「出生前診断に関する症例2・技術」(4題 15:30〜16:18)
    座長:高林 晴夫 先生 (金沢医科大学総合医学研究所人類遺伝学研究部門・臨床)

    第2部 特別講演 (16:20〜17:20)
    「病気と遺伝子」
     中込 弥男 先生(順天堂大学医学部公衆衛生学教室客員教授)
     座長 山縣 然太朗教授(山梨医科大学医学部保健学教室)

    一般プログラム
    1. 出生前診断を受けるクライアントに対する看護職・心理職の役割
     〇草深仁子、玉井真理子、金井誠、福嶋義光
      信州大学医学部附属病院遺伝子診療部
     2. 妊娠後期の出生前診断に伴う支援に関する検討
     〇中込さと子
      山梨県立看護大学
     3. 当院外来における出生前診断に対する看護
     〇藤原美千代、北村由美子、井上品子
      長野県立こども病院外来
     4. 出生前診断に関する文献数の年次推移
     〇鈴木孝太1, 2、武田康久1、星和彦2、山縣然太朗1
      山梨医科大学保健学講座1、産婦人科学講座2
     5. 当院遺伝子診療部において出生前診断の施行を悩んだ症例1
     〇金井誠1, 2、小西郁生1、玉井真理子2、涌井敬子2、吉田邦広2、福嶋義光2
      信州大学医学部附属病院産婦人科1、遺伝子診療部2
     6. 当院遺伝子診療部において出生前診断の施行を悩んだ症例2
     〇玉井真理子1、金井誠1, 2、小西郁生2、涌井敬子1、吉田邦広1、福嶋義光1
      信州大学医学部附属病院遺伝子診療部1、産婦人科2
     7. 出生前診断を行った『福山型筋ジストロフィー』の一例
     〇太田啓明1、武谷千晶1、佐藤伊知朗1、薬袋正人1、池上淳1、大久保喜彦1、寺本勝寛1、斎藤加代子2
      山梨県立中央病院産婦人科1、東京女子医大小児科2
     8. 胎児横隔膜ヘルニアに心奇形を合併した2症例
     〇今井寿郎、里見元義、安河内聡、瀧聞浄宏、石田武彦
      長野県立こども病院循環器科
     9. 双胎 nuchal translucency 例についての検討
     〇依田逸人1, 2、深田幸仁2、滝澤基2、雨宮厚仁2、河野恵子2、平田修司2、星和彦2
      富士見高原病院産婦人科1、山梨医科大学産婦人科2
    10. 母体血による胎児DNA診断 (fetal DNA diagnosis from maternal blood: FDD-MB) 手法について
     〇伊川和美1、金平真由美1、高林晴夫2、尾崎守2、北美紀子2、桑原惣隆3、浮田俊彦3、山藤薫3
      財団法人石川県予防医学協会1、金沢医科大学総合医学研究所人類遺伝学研究部門・臨床2、うきた病院3
2000年09月16日 16時18分22秒

第100回日本産科婦人科学会関東連合地方部会について
 10月21〜22日にかけて大宮ソニックシテイにおいて学会が開催されます。今回は100回記念として各県一題の特別講演があり、はずかしながら私が、山梨県代表として行うことになりました。以下に、講演要旨を記載しました。

 Nuchal translucency (以下NT) は、先天異常を高頻度に合併することが知られているが、NTが異常を示す例は全胎児の1%前後にしか存在しないため日本人での多症例数での報告はない。
 NT例の中には正常胎児が多く存在することも事実であるが、医師からのNTについての説明によっては NT=先天異常と誤解され、妊婦およびその家族にNTの意義について十分に理解されないまま不幸にも人工妊娠中絶にいたってしまう症例があることも事実である。
 これまで山梨医科大学産婦人科学教室ではNTについての前方視的研究を行ってきたが、自験例のみではその対象例は少ない。そこでNT例と先天異常との関連性についてより多数例で検討をしていけるよう県内諸施設からNT例を紹介していただき、かつ妊婦およびその家族にNTの意義について誤解のないよう専門的な立場から十分に説明し理解してもらえるような体制を最近確立し、本日に至っている。
 今回、県内諸施設から多くの症例を紹介していただくことでNT例についての前方視的研究結果を多角的に解析し得たので報告するとともに、日本人におけるNTの存在意義について検討したので、今後本会員の皆様方がNT例に遭遇した場合に妊婦およびその家族に説明する際の資料のひとつとして本結果を御利用いただければ幸いかと存じます。
2000年08月31日 16時11分56秒

第二回甲信越・北陸出生前診断研究会を開催します。
第2回甲信越・北陸 出生前診断研究会開催のご案内

時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
近年の出生前診断技術および関連機器等の発達に伴い、その倫理面,胎児治療,新生児管理に関する諸問題が生じてまいりました。そこで甲信越・北陸地区において出生前診断に関する研究会を設立し、昨年は9月18日に第1回の研究会を開催し多数のご参加を戴きました。
 つきましては、下記の要領で第2回の研究会を開催致しますので、皆様お誘い合わせの上、ご出席を賜りますようご案内申し上げます。
敬 具
 代表世話人 山梨医科大学 産婦人科学教室教授 星 和彦
 日 時:平成12年9月30日(土) 午後2:00〜
 場 所 :山梨県甲府市 古名屋ホテル(TEL055-235-1122)(甲府市駅前通りを南進し、市役所と警察の間を左折、一つ目の信号右側)
 一般演題:10題(予定)
 特別講演:「病気と遺伝子」順天堂大学 公衆衛生学 客員教授 中込 弥男 先生
 懇親会 :18:00〜
 参加費 :医師 1,000円 ; 医師以外 500円(参加費には懇親会費が含まれます)

 参加申し込みの際は、事務局(連絡先:〒409-3898 山梨県中巨摩郡穂町下河東1110 山梨医科大学産婦人科学教室内 TEL:055-273-9632; FAX:055-273-6746, e-mail:yfukada@res.yamanashi-med.ac.jp )まで9月20日迄にご氏名、ご連絡先をお知らせください。
2000年08月25日 19時03分12秒

最近あった相談事
Q;羊水染色体検査の結果が、9番染色体と15番染色体の転座がありました。どのようなことがかんがえられますか? A;検査レポートを拝見させていただかなければはっきりしたことは言えませんが、文面からは9番染色体と15番染色体の相互転座 (reciprocal translocation)と考えられます。突然変異で発生する場合と両親いずれからの遺伝によるものがあります。突然変異で発生する場合には染色体が相互転座するときに転座部位の染色体の一部が欠落することがあります。このために胎児に奇形などの障害が発生することがあります。この欠落する確率が1割であると話されたと思います。欠落があるかどうかの検査もできますが、再度羊水検査あるいは臍帯血採血をしなければなりませんので一般的には妊娠中は超音波検査にて胎児に異常所見がなければ出産後に検査をしても遅くはないと思います。両親いずれからの遺伝によるものの場合には病院側の説明の通り、胎児が異常をもって生まれる可能性は自然出産と同程度といえます。ただし、両親いずれかの保因者の方が何らかの異常を持っている場合にはその異常が遺伝する可能性は高いと考えます。一番問題なのは相互転座は習慣性流産や9番染色体と15番染色体のモノソミー (本来2本あるべき染色体が1本しかない)、トリソミー (本来2本あるべき染色体が3本ある)の原因となることです。したがって妊娠の都度、羊水検査が必要となります。確率的には全く正常な染色体核型になるのは1/14、再度保因者になるのが1/14、異常の確率は12/14です。ですから今後の妊娠に際して注意が必要です。この胎児が結婚して子供を作るときもこの確率が当てはまります。 以上です。ご期待に答えられたかどうかわかりませんが。現在は遺伝子地図もほとんどわかっています。もし、今回の妊娠で胎児に突然変異で発生していた場合には再度検査レポートを送っていただければどのような異常が起こりやすいかを遺伝子地図で調べてみます。また御連絡ください。
2000年08月17日 16時53分23秒

夏休みをとりました。
 7月29日から8月6日まで夏休みをとりました。われわれの産婦人科医局にとっては、年一回の休暇といっても過言ではありません。仕事は休みましたが、家族サービスで体はくたくたです。しかし気分はリフレッシュ、子供とも十分に遊ぶことができました。こんな休暇が年に2〜3回あるといいなと思います。
 7日からまたいつものように働いています。中間職の苦しみを味わいながら--------。
2000年08月13日 10時26分00秒

最近、思うこと
近頃、マスコミで小児科医が不足していることが報道されているが、実は産婦人科医
なかでも分娩を取り扱う産科医(開業医)が減少していることは注目されていない。
 分娩は、母親と児の二人の命を同時に取り扱うため、そのリスクは高く、かつ分娩そ
のものがうまくいって当り前、こじれそうものならトラブルのもととなりやすいため
だ。
 いままさに産科医の在り方が見直されるときだと思う。
2000年07月28日 00時11分37秒

第36回日本新生児学会に参加しました。
 炎天下の東京・赤坂プリンスホテルで開催された学会に参加しました。
 20世紀最後の学会ということで21世紀に向けての20世紀の周産期医療の現状と今後の課題についての特別口演があり、特に東京女子医大教授の仁志田先生の口演は好評でした。
 私事では、発表も難無く終わりました。わが山梨医科大学産婦人科からは5演題エントリーされ、皆無事に発表いたしました。演題は、妊娠糖尿病関連が2題、双胎と頸部浮腫に関するものが1題、血液型不適合妊娠に関するものが1題、そして私の演題が1題です。
 いつものことですが、学会に出席すると他病院での研究成果に脳が刺激を受け、アドレナリン分泌が多くなり医学は常日頃から勉強しないと患者さんにとって本当のよい医療ができないなと感じます。
 次は、8月24〜25日の第24回日本産科婦人科栄養代謝研究会にむけてがんばります。
2000年07月20日 10時27分41秒

私の第36回日本新生児学会発表演題抄録です。
胎児nuchal translucencyおよび母体血清マーカーと染色体異常との関連性についての検討

 目的:母体血清マーカー検査 (以下AFP-3) は先天異常スクリーニング検査として多施設で採り入れられている。一方、胎児nuchal translucency (以下NT) は先天異常との関連性が高い胎児超音波画像所見として知られている。今回、われわれはAFP-3陽性例とNT症例の染色体異常との関連性につき比較・検討した。
 対象と方法: AFP-3例は1995年4月以降に検査委託機関で施行された30,667名の妊娠例、NT例は1995年4月以降に当院で観察した2,046名の胎児 (一絨毛膜性双胎を除く) から抽出し、その対象とした。AFP-3は妊娠15〜17週に採血を行いAFPとhCGおよびuE3を測定し、異常の確率1/295以上を陽性と判断した。NTの測定は超音波断層検査にて妊娠9週から行い、その厚さ3mm以上を異常と定義した。 AFP-3および染色体検査はインフォームド・コンセントを得たうえで施行した。統計学的有意差の検討にはFisherの直接法および相対危険の信頼区間を用いた。
 成績: NT例は64例、AFP-3陽性例は4,661例であった。AFP-3陽性例のうち21trisomy陽性は4,492例、18trisomy陽性は170例認められた。当院で染色体異常は14例認められたが、うち11例がNT例であった。AFP-3施行例の中には146例の染色体異常が存在し、21trisomy陽性群の中には21trisomyが70例、18trisomy陽性群の中には18trisomyが20例存在した。NT例、AFP-3陽性例の染色体異常検出率は各々79 %, 84 % (35歳以上例を対象にした場合各々63 %, 90 %) と有意差はなかった。またNT例のAFP-3陽性, 21trisomy陽性, 18trisomy陽性群に対する染色体異常の相対危険率は各々7.2, 7.3, 0.15 (35歳以上例を対象にした場合各々15.0, 11.5, 1.7) であった。
 結論: NT群は年齢に関係なくAFP-3陽性群に比し染色体異常との関連性が高いが、18trisomyに限定すればAFP-3陽性例中の18trisomy陽性群との関連性がNT群に比し高いといえる。
2000年07月12日 19時35分34秒

7月16日から日本新生児学会に出席します。
 7月16日から、赤坂プリンスホテルにて日本新生児学会が開催されます。
 私の所属している山梨医科大学産婦人科からも5題の発表があります。
 私の演題は、胎児nuchal translucency (頸部浮腫)および母体血清マーカーと染色体異常との関連性についての検討です。詳細を知りたい方は、ゲストボードに書きこんでください。
2000年07月12日 18時48分30秒

本日からホームページを始めました。
本日からホームページ始めました。
私の研究報告・近況など随時記録していきます。
よろしくお願いいたします。
2000年07月09日 11時48分17秒


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