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第一号 (平成13年2月)

当院は、開院してから3ヶ月が経ちました。
改めて、院長のプロフィールをご紹介いたします。

院長 菅原 忍 

昭和 62年  順天堂大学卒業

《 これまでの経歴 》
平成2年  順天堂大学伊豆長岡病院(静岡)
平成6年  関東労災病院(神奈川)・横浜マリノスチームドタター
平成7年  多摩南部地域病院(東京)
平成9年  アメリカ留学
平成10年 順天堂大学病院(東京)
平成12年 11月より現在に至る

《 専門 》手の外科・スポーツ整形外科・リウマチ外科

《 趣味 》桑道 三段・下手なゴルフ

当院では、通常のリハビリに加え、患者様方の体力作りを積極的に
行ないたいと考えております。
これからの時代は、それぞれの年代に応じた体力作りが重要です。

第ニ号 (平成13年3月)

整形外科とは…

皆さん、整形外科とは何であるかご存じでしょうか?
私の今までの経験では、 「整形外科です」と言いますと、「ああ、外科です
か」という返事をいただくことが何度もありました。

それでは、内科と外科の違いは何でしょう?
ごく簡単に言いますと、”内科”とは切らずに治す科のことで、”外科”と
は切ることも治すための一つの方法に選択できる科と言うことができます。
”切ることも治すための一つの方法に選択できる科”のうちで、時に『骨』
『筋肉』 『神経』を取り扱うのが整形外科なのです。

整形外科学は、1741年フランスで始められた学問で、 『小児の身体の変
形を予防し、かつ矯正する術』と付せられております。
はじめは小児を対象にしておりましたが、その後、成人の身体の変形も含
め、更には、運動器(骨・筋肉・神経)系統の病気をすべて対象とするよう
に発展してきました。

ろなみに、整形外科のことを英語では
orthopaedic(オルソペディック)と言い、
ortho(オルソ=矯正する)としヽう言葉と
paedic(ベディック王子供)という言葉の合成語です。

私は現在、整形外科を掲げて診療をしておりますが、これまでいろいろな救
急病院やまさに僻地(伊豆半島最南端周辺)での医療に携わってきました。
ですから、 「この病気は一体何だろう?」とか「こういう症状があるのだけ
れど、どこに行けば良いのか分からない」といったような場合(診察をする
という意味ではなく)、十分に皆様の相談相手になることができると考えて
おります。

第三号 (平成13年4月)

前回では”整形外科とは何ぞや”というお話をいたしました。
今回は、整形外科とよく似てしヽてよく分からない”形成外科”の違いをお
話します。
よく美容整形とか美容整形外科という言葉を耳にしますが、医学的にはこ
れらの言葉は存在しません。美容ということは、容姿とか外見ということが
前提ですから、体の中に埋もれた骨・筋肉・神経を扱う整形外科と<っつけ
ることに無理があります。つまり、人の視線が気になる場所を外科的に(手
術をして)人の視線が気にならないようにするのが形成外科です。ですか
ら、美・醜を伴うことがしばしばあります。
形成外科的手術でよ<知られてしヽるものには、
豊胸術(胸を大きくする) ・隆鼻術(鼻を高<する)
などの他に、二重まぶたにしたり目じりのシワをと
ったりするものがありますが、元来細かい作業が多
いため最近では体の非常に細かい血管同士をつなぎ
合わせる手術も形成外科でよ<行なわれます。

ですから、最近では、悪性腫場(しゅよう:ガンなどの悪いできもの)を
取り除いた後、大きく組織がなくなつてしまつたところに自分の体の一部を
もつてきて血管をつなぎ合わせて、ほぼ元の状態にするということが形成外
科医の手によって行なわれます。
繰り返しますが、美容上の”形成手術”は存在しますが、”整形外科”は
存在しません。


第四号 (平成13年5月)

リハビリテーションでも特に整形外科的リハビリテーション
を理学療法といいます。
「リハビリ」と言うのですが、時々、患者さんの中には「
リハリビ」と言っている方もいらしゃいますが・・・。

リハビリテーションとは、病気や障害のある赤ちゃんから少年・少女・若者・
壮年・中年・おじさん・おばさん・お年寄りとすべての人が、最高に可能な生活
を行うに至るまでの過程を助ける作業です。

リハビリテーションで特に整形外科が対象とするものは、外傷によらないものと
外傷によるものの二つに大別されます。前者は腰・膝・肩・首などの痛みやり
ウマチに対してのもの、後者は手足の骨折や脱臼、切断によるものがあります。

リハビリテーションの内容には、温熱療法・関節可動式訓練・リラクゼーション
(マッサージも含まれます)・筋力増強訓練・装具療法・ブールで水治療法・
呼吸訓練・起立歩行訓練・日常生活をする上での基本動作訓練・牽引療法など
があります。

当院では、特に筋力増強訓練に力を入れております。何才になっても身の回り
のことが自分でできるためにも、普段からの基礎体力作りが重要です。当院
リハビリ室をフィットネスジムのようなご利用をしていただけるといいなと
考えております。