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精神科作業療法の専門的目標

(0)はじめに: 精神科作業療法の専門性について

私は、以前、精神科作業療法の専門性を求めたときがあった。
いやもちろん、今でも求めてはいるが、・・・。
ただ、以前は、精神科作業療法の手段である作業自身にこだわって専門性を追求していた。
なぜならこの点は、私には明白なことだと感じていたからである。
単純に考えても、作業を治療手段とするという点こそが、専門的特徴であると考えていた。

このことは間違いだとは思っていないし、
そのおかげで作業のいろいろな特徴を再確認することもでき、
私にはずいぶん勉強になった。
ただ最近は、あらゆる角度から、専門性を追求しなくてはならないとやっと考えるようになった。
 たとえば、精神科作業療法の専門的目標とか、精神科作業療法の専門的な対象とか、
  精神科作業療法の専門的効果など、 そのほかにも大切な点は、いろいろあるであろう。
  私の最近の、精神科作業療法の専門性に関する関心は、これらのような点にあります。

  みなさんの関心は、何でしょうか。
ゲストブックにでも書き込んで、教えていただければ幸いです。

(1)専門的目標に関する私の個人的解答

私の今の個人的見解では、精神科作業療法の一般的な専門的短期目標の第一は、
作業課題遂行精神機能の改善である。そして、長期目標の第一が、
生活課題遂行精神機能の向上である。
SSTなどの課題もそうであるが、要は、汎化である。
精神科作業療法でいえば、
作業課題遂行精神機能から生活課題遂行精神機能への汎化である。

(2)解説

私は、精神科作業療法において、
ADLや生活自己管理能力、APDL、SS、これらのの改善を直接には掲げていない。
単純に言えば、精神科作業療法訓練の場に生活を持ち込まないと言う立場である。

(3)身体作業療法との比較

私は、身体障害分野で言えば、身体機能訓練を重視する立場と同様である。
作業遂行機能における、精神的基礎機能の改善を目標にしているのである。
ただ違うのは、治療手段に作業活動過程を全て用いるという点である。
分化した機能に焦点を当てるのではなく、精神機能においては、
システム化した連動機能を重視して、作業と作業活動、
いわゆるアクティビティを手段にしているという点である。
身体障害分野のことは私は全く知らないが、
PTが基礎機能訓練をして、OTが生活の応用機能訓練をするものだとしよう。
このPTに当たる精神科分野での役割は、
どこが担っているのか担うべきなのであろうか。少なくともPTは精神科ではない。
薬物療法であろうか。身体障害分野でも、また、別に薬物療法もあるのであろう。
すると、この役は、精神科では、やはり作業療法が担うべき、
ではないかというのが現在の私の考えなのである。

(4)誤答

 よく、日常生活リズムの改善とか、臥床傾向などの改善を、
精神科作業療法の目標に上げる場合があるが、
それは二次的あるいは、結果的にそうなるだけのことであって、
このことを直接の専門的な精神科作業療法の目標にする訳にはいかない。
なぜなら、その目標ならば、レクリエーション療法でも、
各種の芸術療法でも達成されるのである。
対人関係技能の改善というのも同様に
精神科作業療法の専門的な目標には決してならない。
これもSSTをはじめとして、
集団作業療法以外の各種集団療法でも達成できる目標だからである。
要は、精神科作業療法とは何かという問いにきちんと
答えていかなければならないと言うことである。
その答えの一つの方向性が、作業課題遂行精神機能である。

Icon 氏名/ニックネーム
波子南夢(なみこみなむ)
Icon 職業/会社名/学校名
 
Icon 役職/学年
精神科作業療法 
Icon 誕生日
 
Icon 性別
女性
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インターネット 
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2001年04月19日 22時58分19秒


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