「てーぷ起こし工房・Via Voz 屋」の由来                       
「てーぷ起こし工房」の名称は、ホームページのトップ画面を見て、何をするのか、何屋なのかがすぐわかっていただけるように名づけました。それにしても、「工房」とは大げさな。
最初は、「てーぷ起こし屋」としていましたが、私の近所に、「ラケット工房・ファミリー」という、私が行きつけの店があります。いい名前つけたなとあやかる思いでつけました。テニスのグッズを売るだけではなくてラケットのガット張りやグリップの改造などがいかにもうまい感じがします。

「Via Voz屋」のほうが、私にはおこがましいという気持があります。歴史的には、日本で「○○屋」というのは、非常に高い、優れた専門的技術を持ったプロたちのことだからです。ドイツの「マイスタ」のように、特別優れた職人芸的技術をもって、階級的な徒弟制度の中で、その頂点にまで上りつめたプロです。その階級制は、日本も同じで、例えば、畳職人には、そのトップに「店持ち親方」と呼ばれる畳屋がいました。

同じ職人でも、「店持ち親方」といわれる人たちが、「○○屋」といって、お店を経営できたわけです。店を持たない、例えば、通い職人や請負職人らは、下職(したしょく)といって、それぞれ畳刺(たたみさし)とか、手間取(てまどり)などと、言われていました。それとは違って、親方の仕事場でいつも親方を助けて働く人を職人といっていました。こういうように上は店持ち親方から、下は弟子に至るまで、だいたい、六つほどの階級があり、そういう意味で階級制があったマイスタ制度とよく似ています。だから、「Via Voz 屋」は、ほんとうにおこがましくて使えないくらいです。
Via Voz(ビア・ボス)は、IBM社の ViaVoice(登録商標) から拝借しました。Via は、今は英語ですが、元はラテン語で  「〜を通して、〜経由で」という意味です。ViaVoice は、「人の声を通して→音声入力で」という意味です。登録商法に抵触しないように、IBM社に相談の上、スペイン語の「Voz(ボス声」を使うことで承諾を得ております。
このように、私はIBM社のViaVoice Ver.9 を使ってテープ起こしをしております。入力の中心が音声入力ということで、キーボードを全く使わないということではありません。変換ミスの修正や、改行や段落の調整には十分、使っています。キーボード入力は私の場合、ローマ字入力ですので、どうしてもひらがな入力と比べて、スピードの点で太刀打ちできません。詳細につきましては、研修コーナーの「私がViaVoice を使うわけ」という目次を開いていただきますと、比較的詳しく説明しております。
音声入力は、近い将来、このテープ起こし業界では、圧倒的なシェアを獲得することには、間違いないように思われます。音声入力の変換効率も加速度的に改良されていくでしょう。その日を楽しみに待っております。

(補記)2002年5月、ViaVoice with ATOK 15 を購入し、今慣らしているところです。それまで、使っていた
ViaVoice Ver.9は500MBもある重量級で、やや重すぎて安定性に欠けるところがありました。およそ200MBほどの、軽量級に変えました。たくさんある機能のほとんどを削って、ただひたすら文章を入力することに特化した製品です。ATOK 15 はさらに改良されて変換効率も良くなっており、それに関西弁も十分こなす優れものです。軽くなったViaVoice は、変換効率が良くなったATOK 15と相まって、作業効率はすばらしくよくなりました。

                                                                                                             

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