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余笹川

平成10年10月24日(土)

余笹川の支流を、見に行った。

大雨で一帯が海のようになったとは聞いていたが、ひどいものだ。私が見たのは国道4号線のすぐ近くだったが、元々は細い道に橋がかかっていた場所である。どんな様子かなと思っていたのだが、驚いた。橋と、その手前の道が20m位にわたって無くなっていた。

橋は、ぼきんと折れて、半分は川の中に落ちていた。手前の道は、畑の中に土を盛った状態で作られていたが、途中でスパッと切れて何も残っていなかった。その先を下に下りてみたが、田んぼの状態もひどいものだ。河原に作られていた稲は全部倒れており、その場所には川砂や砂利、更に大きな石、岩、大きなタイヤに橋や道路のかけら、いろいろなものが転がっていた。結構大きな岩でも、水の勢いで流されてきたようである。ごろごろと転がっていた。

今まで多くの人が行き来していた橋と道であるが、自然の力の前にはひとたまりも無かった。今も残る傷跡を見て、自然に対してあまりにも無頓着になっていた我が身をいろいろ反省すれば良いのだろうが、悲しいかな、反省よりも良いものを見学できたという気持ちばかりであった。過ぎてしまったことは怖いよりも面白い。これでは真に不謹慎。

今帰ってきて、改めて大変な思いを味わった人々が、再び立ち直る勇気と、希望を持てるように祈っている。

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