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積極予算

平成10年12月21日(月)

今日の夕刊に、99年度の大蔵省の予算原案について、「積極予算」という言葉が使われていた。景気浮揚のために、一般会計の予算額を81兆円以上つけるが、98年度当初予算比で、5.4%増であるという。特に、公共事業については、景気対策の美名の元に、大盤振る舞いをしている。

国民一人あたりで、公共事業に7万5千円近く、社会保障費にも12万7千円近くの金額を用意しているのだが、合わせて20万円以上とは、大変な金額である。我が家は、家族5人であるから、それだけで100万円を超えている。その予算に対して、国債という名前の借金をするわけであるが、一人で24万5千円以上、我が家では120万円以上の借金であるから、これは、大変な金額であろう。

公共事業や社会福祉と言う名目の予算は、私個人にとってどの程度の利益というか、プラスになるのだろう。関連産業で、山のように儲ける人間が沢山出るのであろうが、一般庶民にはあまりプラスは無いんだろうな。そりゃー、道路や立派な建物も、無いよりは有ったほうが良いし、社会福祉も必要なところには、どんどんお金を注ぎ込んで欲しい。しかし、予算の大半は、一部の会社や、一部の人間たちに、取られてしまうんだろうな。我が家に残るのは、120万円を超える借金だけ。これでは、‥‥‥悲しい‥‥‥。

私は、埼玉県の公務員なので、今年の4月からのベースアップ分は、3ヶ月取り消されてしまった。その分、ボーナスも減ってしまうのだろう。

思い出した。
教員になった年に、大学入学時に1年浪人をしていたからか、4月から貰っていた給料が、1月になって1号級、上がった。ただでさえ浪人は、現役より余分な学費がかかっているのに、就職も1年遅れであるから、現役組が受け取っている最初の1年分の給料は貰えない。最初の微妙な差は、年ごとに少しずつ増え、生涯賃金にすると、結構違ってくるのかな? ≪よく、分からない≫ それでも、1月に給料が上がったので、ほっとしていたところ、2月になったら、『あの昇給は、半年遅らせる』と県議会で決まられてしまい、先月分の上がった分を返せと、給料袋から、引かれていた。結局、昇給するのに、1年3ヶ月かかるという結果になってしまった。

個人は、生活することに追われて、国の予算なんぞ、あまり考えない人もいるだろう。しかし、我々が選んだ、政治家や知事にとって、庶民よりも、自分たちの利益や業績の方が大切なようで、国債という借金を増やしたり、給料を削ったり、予算をたくさん使うことだけ、考えている。「積極予算」というが、何に対して積極的なのかをもう一度考えて、政治家を見つめなおして行きたいものだ。

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