ホームページ 前の話 次の話

そして誰もいなくなった

平成10年12月25日(金)

久しぶりに、アガサクリスティの『そして誰もいなくなった』を、読んだ。 私の趣味は、なんと言っても読書である。 しかし、自己紹介で『趣味:読書』と書くのも、それだけではなんだかさみしい。 スキーも大好きであるが、読書については、独立した趣味として認めてもらえるのだろうか? せめて、『趣味:読書(推理小説)』と分野まで入れておけば、なんとなくかっこいいのかも、しれない。

本が好きなのは、いつの頃からであろうか? 覚えているのは、小学校の低学年の頃には、誕生日のプレゼントには本を買ってもらうのが一番嬉しかったということだ。 『秘密の花園』、『黒い矢』などが、その頃の思い出に残る本の題名かな。 その他にも、自分のために取ってもらっている、あれ、題名は何だったけかな、えーーと『こども画報』じゃーなくて、うーーーーん、忘れた。 でも、いろいろな国の絵や、書かれた記事を見て、楽しんでいたような、気がする。(かなり、いい加減) 家で取っている『家庭画報』も面白かったし、小学校の高学年になってくると、『文芸春秋』でも、面白く読むことが出来るようになった。

腰を据えて読み始めたのは、小学校のホームズから始まった推理小説だろう。 当然のように、ホームズの次は、ルパン。 その後は、クロフツやらエラリー・クイーン等々、次から次へと手当たり次第に推理小説を読んでいた。

中学からは、SFに大きな関心を持ち、スミスやバローズから始まって、こちらも当時の翻訳されているSFは、ほとんど読んだような気がする。 特に、ドイツの『ペリー・ローダン』シリーズはお気に入りで、発売スタートの第1巻から順に買って読んでいくうちに、楽しく読むのには本の翻訳が遅すぎると、日本より翻訳が進んでいるアメリカ版のペーパーバックスをわざわざ買って、ろくに読めないくせにいわれない優越感に浸っていたものである。(本当はドイツ語版が欲しかったが、さすがにドイツ語では全然読めなかった。その後、大学の第2外国語でドイツ語を専攻したので1冊試しに買ってみたが、見事に挫折した)

結局、推理小説とSFが、私の2大ジャンルになった。 当然、アガサ・クリスティーの本も、ずいぶん読んでいる。 『そして誰もいなくなった』は、もう、何回も読んでいるはずだ。 昔読んだ本は、ほとんど図書館に寄付してしまい、手元にはあまり残していない。 今回の本は、図書館で借りたものである。

考えてみると、この頃は外国ものの本は、あまり読まなくなった。 いまだに続いている《ペリー・ローダン》シリーズは別として、最近スター・ウオーズを10冊ちょっと読んだくらいかな。 なんで、久しぶりにアガサを読む気になったのかな。 やはり、安心して読める本というものは、宝物なのかもしれない。


『そして誰もいなくなった』 ある島に、10人の人間が集まる。招待された者、雇われた者、様々だが、島の持ち主は、なぜか姿を見せない。夕食後、島の持ち主から、10人の人間がそれぞれ過去に行った殺人の告発があり、10人に対しての殺人予告が行われた。とまどう、10人。確かに直接手を下した者や、間接的に人の死に関与した者、みんなの心に思い出があるらしい。そして、10人に対する殺人劇が、順に進行していく。果たして、犯人は誰か。しかし、最後には外部との行き来の出来ない島の中で、10人はすべて殺されてしまう。犯人は誰なのか? 最後に出てくる、犯人の手紙を読むまでは、全然見当がつかなかった。

ページのTOPへ戻る

ホームページ 前の話 次の話