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34 教科書検定

平成11年 6月27日(土)

昨日の新聞に、教科書検定について書かれていた。 この頃はお役所仕事についての批判がよく聞かれるが、この検定についてもいろいろ疑問に感じている人も多いようである。

教科書というのは、私にとっても授業を進めるためには大切なものである。 また生徒にとっても、授業中に聞いた話しを復習したり、まとめたりするためにも、無くてはならないものである。 当然間違った記述についてはきちんと訂正して欲しい。 しかし、教科書を書く考え方まで国のほうで事細かに内容を審議する必要があるのであろうか。 現場の教員よりもはるかに優秀な人材がたくさんいるんだろうなー。

どうも、文部省等のお役人や政治家の人の中には、自分達が一番正しくて、他のおろかな人々を教え導かなければいけないと思っている人が多いようである。 そんなに普通の人達は愚かなのであろうか。 教科書を書く人たちは、間違った見方・考え方をしているのだろうか。

どんなことにも、いろいろな意見があるのが普通なのだ。 人間はみな、顔もスタイルも性格も違うではないか。 それならば、考え方もそれぞれ別々になるだろう。 もっと言えば、正しいことというのは、その人にとってその時正しいことということで、違う人や別な時にとっては、ちっとも正しいことではないこともあるだろう。 それなのに、なぜ、自分の意見を人に押し付けることができるのだろう。

教師というのは、生徒にいろいろな知識を教える必要がある。 だが、授業の中で大切なことは生徒の頭の中に知識を詰め込むことではなくて、勉強のしかた・考え方を身につけさせることではないか。 そう考えると、どうせ教科書の検定をするのならば、つまらない語句にこだわらずに生徒の基本的な思考力を伸ばすことのできる教科書を目指して欲しいものである。

しかし、何であんなにくだらない検定なんかあるんだろう。 そんなことより、今の高校の教育課程を何とかして欲しい。 私の担当している数学は、まるでめちゃくちゃ。現場では大変な迷惑をしているんだ!  指導要領を考えた人達は、現場の苦労を何も知らない甘ったれた人たちなのだろう。 現場の不満の声を、聞く耳を持って欲しい。

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