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36 検査はどこまで

平成11年 7月20日(火)

ニュースによると、子供が割り箸を喉に突き刺してしまったが、病院で検査してそのまま家に帰されました。 しかし、その後状態が悪化し、子供が亡くなってしまったという事件になりました。 その話を受けて、テレビ等で病院の対応はそれで良かったのであろうかと話題になっています。 亡くなった子供のご両親やテレビ等に出てくる識者は、最初に病院で検査したときに、CTを撮るなど、もっときちんとした検査をしておけば、良かったんだといっていますね。 確かに、その通りであろうと思います。

しかし、そんなに簡単に言えるのでしょうか?  良く分からないくせに勝手なことを言いますが、検査はできるだけ精密にした方が良いと言いきれるのでしょうか?  そりゃー、いくらでも検査にお金と時間を掛けられる人は良いのでしょうが、普通の人はそうはいきません。 経済状態が苦しいからと、入院患者の退院を1日遅らせて欲しいという病院があったそうです。 それに対して批判の声もあがっていますが、当然ですよね。無駄な治療によって患者の負担は大きくなってしまいます。 すると、医療費がかかりすぎる、むだな薬・検査が多すぎる等の批判が多い中で、今回の事件だけは特別なのでしょうか?

検査をしなくても良かったんではないかと言っているわけでは、ありません。 ただ、目の前の事件だけに注目してみんなで勝手なことを言って批判するのは、あまり好きになれません。 もちろん医者も人間ですから完璧を期待しても無理だと思いますが、やはり病院も謙虚に反省するべきでしょう。 大切なことは、同じような過ちを繰り返さないようにすることです。

つぎは、あなたの周りで事件が起きるかもしれません。

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