「ハリー・ポッター」シリーズよりすごい!
児童書の最高峰

「The Pushcart War/手おし車大戦争」
ファンクラブ

Frank-the-Flower Club Japan

あなたはやっと人目の「手押し車大戦争」を知る人です。
SINCE 2000.4-
(最終更新は2004.7.18)
更新に間が空いたのは私めが
パスワードを忘れたからです…


やっと見つけた!
あなたは「手押し車大戦争」がどんなに素晴らしい児童書であるかご存知の人ですね?この本はすでに廃版になり、日本では売られなくなって久しくなります。講談社から、世界の児童文学名作シリーズとして出版されたのが1971年、あれからトラックにもニューヨークにも色々ありましたが、この作品はアメリカ発現代児童文学の知られざる最高峰として君臨しています。
現在、amazon.comで日本から原書が購入できます。
ニューヨークにお住まいの方、豆びょう職人などなど、なにか気のつく方はすぐにご一報ください。この本の存在を知る人はもう数えるくらいしかいないのです。


もしHPをお持ちならこれを貼り付けて宣伝してください


児童書の最高峰「手押し車大戦争」について
著者のジーン・メリル(JEAN fairbanks MERRILL)女史は1923年1月27日アメリカ・ニューヨークの生まれ、数々の賞も受賞している女性児童文学者です。たぶんまだ生きています。(詳細はこちらで)
翻訳された鈴木武樹氏は明治大学教授。昭和の名TV番組「クイズダービー」に出演、日本史やプロ野球についても熱弁をふるい、参院選出馬までこなした大変パワフルな方です。ところが昭和53年、胃がんのため43歳の若さで亡くなったそうです。

@物語の内容について
 
1976年5月15日、ニューヨークの路上で一台の手押し車がトラックにはねられたところから戦争ははじまりました。原因はニューヨーク市内にトラックが増えすぎたこと。人呼んで「手押し車王」のマクシ・ハンマーマンとその他500と10の手押し車行商人達が、映画女優ウェンダ・ギャブリングや人々の応援を受けて、見事勝利を勝ち取る物語です。
 
もし、あなたが生粋のニューヨーカーなら、「花公式」を習ったことがおありのはずです。もしくは、あなたがニューヨーク市を観光されたとき、タンプキンス広場公園の中に「手で(by hand)」とだけ印されたばあさん(アンナ将軍)の像を見ませんでしたか?あるいはブリーカー通りで7月5日に大きく祝われる「カンタループの日」に行ったことは?甘いカンタループ・メロンの無料配布や、子供達の豆針打ち競争を見逃したのでしたら、それはとても残念なことです。または、ビジネスの席で交渉中、「Don’t be a truck.」(トラックなこと言うな)などと言われた経験は何度もおありのはずです。そのたびにあなたは首をかしげたはずでしょう?
 ニューヨークの歴史は、このように「手押し車戦争」に大きな影響を受けているのです。
 
Aこの物語のおもしろい点について
 
なんと言っても、原作者ジーン・メリル女史のユーモア溢れる文章力と、それを訳した翻訳者・鈴木武樹氏の素晴らしすぎる翻訳に、感嘆しない人はいないでしょう。(たとえばエミト・P・ゲップ市長など人物の名前も原書と比べて読んでみてください)また、日本版のイラストを担当された油野誠一氏の絵も素晴らしく、各国版の中でも一番素晴らしい絵であると思います。気になって仕方ないのですが、最近話題の年少アーティスト・JUNICHIさんの画風は、この本の挿絵とそっくりな雰囲気があるのは何故。日本版では、新聞社への投書の中にちゃっかりユノ・セイイチさんも登場していますよね。
下図が幻の日本版です。これを持っている人は、日本に一体何人いるのでしょうか。なぜ教科書にのらないのでしょうか。私の夢は…アリス・マイルスのように…この本を普及させることです。