★ ★
批評 ⇔ 感想 ではない!
 現在フジテレビで『白い巨塔』というドラマが放送されている。山崎豊子の原作で、五回目の映像化だそうだ。
 先日、日本テレビで『天国のスタア』というバラエティ特番が放送されていた。その中で、かつて『白い巨塔』の主人公・財前を映画・フジテレビ版のドラマで演じた 田宮 二郎 の息子がゲストとして招かれ、父が演じた『白い巨塔』を一部放送していた。その後、司会の徳光アナが「やっぱり財前は田宮二郎ですねー」といった。いつものフジテレビ潰しだろうが、これは別に良い。これは感想である。感想は客観的でなくても良い。主観的なもので十分。
 しかし、インターネットで『白い巨塔』の批評を検索してみると、「『白い巨塔』は田宮二郎の財前以外ありえない」だけのものがよく目に付く。これは感想であり、批評ではないのです。批評は客観性が必要とされる。その作品(ないしは事柄)の良い点・悪い点を挙げて
こそ批評なのだ。
 私はそう考えます。