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演劇は娯楽の王様
 「生放送の力」でも書いたように、視聴者と製作者・演者がシンクロした状態こそが最高に面白いのだと言える。ブラウン管やスピーカーを通すと温度差が生じるのも当然である。それに対し、目の前でドラマが演じられ、すぐ側でBGMが奏でられる、という最高の状態で行われる演劇こそまさしく娯楽の王様であろう。
 しかし
スイッチ1つで始まるテレビ番組とは異なって、観客は出向かなければならないという不便点から、演劇業界はテレビ業界よりもよっぽど小規模である。「テレビは教育に良くない」「公共事業をしないと、景気は良くならない」とおっしゃる偉い先生方は、劇場建設を進め、既存の劇団を発展させてはいかがだろうか。