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 爽やかとは行かない曇り空だけど歩きながらでも眠ってしまいそうな勢いの俺には眩しい訳でほとんど朦朧としながら駅に向かった。
 切符を買い人がまだ疎らな席で車内でうとうとしながらそれでも乗り過ごさないように耳だけははっきりとさせる。
 この地下鉄で何度昼まで寝ていたことだろうか?
 思い出すたびに恥かしい過去の汚点、呑みに飲みまくりほとんどふらふらなので仕方ないといえば仕方ないのだが通路で爆睡していたときはほんとうに穴があれば…と思ったものだ。
 もうすぐ京橋だ、ここから再び乗り換えなければならないわけで当然うとうとしていた俺にはさらなら試練、さながら最終関門て感じだろうか?
 今日は絶対にふかふかのベットで寝る。
 疎らだった電車も徐々に人が増え始めマジメなサラリーマン達が仕事へ向かう。
 俺も高校までの人生プランではあの中に混じっていたのだろう。
 だが現実は決してマジメとはいえない仕事についているわけで時々安定した仕事を羨ましく思う。
 …俺には無理ってことは分かっていいるんだけどさ。
 ああっ、それにしても眠い。
 
 見えはしないが徐々に昇り始めた太陽のせいでだんだんと辺りは明るくなっていく。
 眩しいなあ…
 幸せそうに出勤していくカップルと思しき男女、仕事に自信を持っているであろう中年男性達…眩しすぎるよ。
 このままここに座っていたら溶けてしまいそうだ、朝のコムズガーデン真面目な人々の群れにいるのには俺は汚れすぎているのだろう。
 一度堕ちたら二度と光の世界には戻れない、人々はそれを分かっているのだろうか?
 いや、それはきっと堕ちた人間しかわからないのだろう。
 日々の不安や快楽に溺れはじめて気づく虚しさと喪失感…それなくして理解するのは不可能だろう。
 俺みたいな人間になるなよ…
 弟達によく言う言葉を何気なく呟き光に別れを告げた。

 一度堕落を知ったら病み付きになるんだよ?
 もう二度と戻れないほどの快楽を教えてあげよう…か?



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 てわけで帰宅です。
 めちゃ眠い、アフターも食事(今日はラーメン)も断りまくって一人帰ってきました。
 う〜〜ん、それにしても朝はなんか虚しい。
 いつもは集団でいるから分からないけどやっぱりなんか眩しいよ。
 ふう、まあいっけどね。


                                                           2003/07/19


BANA&ANOTHER&MORE

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尚、ハリー・ポッター」シリーズの文章・固有名詞の著作権は原作者のJ.K. ROWLING氏に
日本語訳は訳者の松岡佑子氏と翻訳出版元の静山社にあります。


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