★印;心に残ったフレーズ  ※印;しば子のコメント

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寺門 琢己

「こころのひみつ」  メディアファクトリー
※田口ランディと、整体師寺門琢己氏の対談本。「こころのひみつ」という題名とは裏腹に、「からだをもっと可愛がらなきゃ」っていうメッセージが伝わる本。

★寺門 たぶんわかったんだと思うんですよね。男の大脳新皮質が悟りをあきらめたんですよ。西遊記でいうと、孫悟空と三蔵法師の葛藤とか、お釈迦様の掌から出られないとか。結局、身体的安心感や撫でてもらってて嬉しいことぐらいしかないんですよね。だいたい女の人って触ってて絶対的に気持ちいいし。おいしいワインでも飲む量に限界はあるけど、女の人を撫でてる分には限界はない。

※そーよね、そーよね。女の人を撫でてるのは気持ちいいものなのよ。柔らかくてすべすべしてるもんね。うふふ。
私は男の人を撫で撫でしてるのは好き。筋肉の張りを感じてるのはとても幸せ。

★寺門 男の骨盤も開閉してるんですか?」とか聞かれることが多くて、それが今年の上半期の悩みだったんです。別に女だけが動いてるって話はひとつもしてないのに。だから睾丸周期の話をきちんとしておきたかったんです。
田口  睾丸周期!(笑)
寺門  男だっていつでもOKなわけじゃなくて、一緒にいたり、隣りで本を読むだけで満足ってこともあるんですよ。
田口  そういう男たしかに昔いましたね。
寺門  それが”私の効き目”の問題じゃないっていうのが女の子にわかればいいんですよね。
(中略)
田口  二十歳の頃につきあってた男の子が哲学者の息子だったんだけど、やっぱりそういうタイプなんですよ。頭を使っちゃうと全然発情しなくなっちゃう人で(笑)。
寺門  うんうんうん。
田口  彼はそれだけで満足しちゃうんだな。やっとわかりました(笑)。頭を使うことが彼にとってはセックスと同じくらい快感だったのね。だって、射精しなくていいっていうんだもん。
寺門  それで昇華されちゃうんですよ。
田口  うーん。だから、なんて変な人だろうってずっと思ってたんだけど、そっか、そういう人もいるのね(笑)。
寺門  たぶん、セックスしてすっきりだけだったら、何にも他に芽生えなかったんだと思うんですよね。

※そかー、そかー。なるほど。そういう人もいるのか。っていうか、我が夫はそのタイプかも。

★寺門 からだから離れない感性を育てることが大切だと思います。そうすれば、味わってもいない荒唐無稽なことを語るよりも歩いた分の距離を知っている方がかっこいいと思うようになると思うんです。

※女の人のほうが、毎月自分の生理があったりして、「自分ではどうしようもないこの肉体」っていうことをリアルに感じていて、その延長で日々の生活についても地に足がついていてどっしりしてるような気がする.特に会社の人たちを見ていると。

★田口  人間の死を、痛ましいと思うのも心の働きですよね。少なくともあと100年くらいたてば、おおかたの人は死ぬんだから、今死のうとあとで死のうと、死ぬということにおいては同じ、っていう言い方も出来なくはないでしょ?人は死ぬ、いつか死ぬ、確実にいつか死ぬんですよ。なんでしょうねえ、生きるって。死について考え始めると、足下が揺らいでくる。どうして死ぬのに、人は生きなければならないんでしょうねえ。
 寺門  しかも死ぬ瞬間と死んだ先は本人の意識のおよばないところにあるとしたら、僕らが持っているのは今の瞬間だけなわけですよね。そう考えれば、死を思い悩むことはないですよね、実は。そのことに対して一生煩わされていったり引きずっていたりすること自体が死んだ人に失礼。

※そうだ、なんだかんだ言うてあと100年も経てば、自分を含めまわりの人々はほぼ皆死んじゃってるんだよな。

★私は私を通してしか他者とはかかわれない。私を度外視して他者とかかわることは出来ないんです。他者へのゲートは私、私のからだ。

★せめて私だけは反省しちゃいけないって。なぜそれをしちゃいけないかというと、多くの人の幸せのために自分を投げ出してしまうと、自分の本来の役割を見つけられなくなるからなんですよ。人間っていうのは、人生で1個ぐらいの役割しかできないんですよ。それが出来たら万々歳なわけですよ。

★ひとりひとりの役割を無に帰して全体のために奉仕するっていうことはまったくナンセンスで、そんなこと始めちゃった日には世界がバラバラになっちゃうと思うんですよね。ものすごく危険な時代だなって思ったんです。

※そうだな、そうだよな。そう考えると、自分をもっと大事にしなきゃ…と思う。

★言葉化した時点で心になるんですよ。人間って、心って、そもそも何かを他人から入れられて、それを自分の中で応えて言葉化すると、それがたぶん心というものになっていくんですよ。
(中略)
そして、その人格化した自分の中の他人の言葉によって、自分が分裂していくんですよ。それが病気ってやつなんだなって。それはまずいんですよ、すごく。特に人のマイナスな言葉は自分の中に入って蓄積されると1個の魂を持っちゃうんですよね。だから怖いんですよ。そしてそれを人はよく”邪悪な心”とか呼んでるんですよ。

※言葉の持つ力、言霊っていうのはほんとにあるなーと最近思ってます。

★絶対大丈夫。だからどんな状況下でも生きているということだけで充分なんです

※そうだ、きっと。生きているってことがすごいんだよな。

「かわいいからだ」 寺門 琢己 メディアファクトリー 刊

※どうすれば、「からだが気持ちよく過ごせるか」ということを、とことんまで追求している1冊。

 ”病院へ行くほどやないねんけど、この調子の悪さは何?””もっときれいになるにはどうすればいいの?”という疑問にとことんまで答えてくれてます。
 自分でも簡単に試せる”身体が気持ちよくなるための方法”が満載。

 普段、頭にばっかり偏りがちで、自分の「かわいいからだ」を忘れてしまいがちな私に大事なことを思い出させてくれる1冊です。はい。

 自分の身体のために1冊、お手元に置いておくことをオススメします。