作品名 発行所 国際図書コード 作家・作品番号 判型 初版発行日
そしてわが祖国
完結編
小学館 4-09-389444-2 4-6 1995.12.10

作品紹介


目次

1| そしてわが祖国――まえがきにかえて
ナショナル・ゴール‐国家的目標‐なき日本の悲劇


噴出した日本の「膿」
放し飼いの“野獣”たち
「戦争はペイしない」という関係を築け

2| アイルトン・セナ
可能性の限界に挑戦した男のラスト・メッセージ


人生について、神について情熱的に語ったセナ
「挫折や悲しみのない人生など退屈きわまりない」
神はどんな人間にも才能を与えてくれている
セナの目は神を求め続ける巡礼者のそれだった

3| オウム騒動
コミック・ジャパンの大喜劇


リアリティなきオウムの論法
青島都知事は都民を幸福にするか
人間を理解できぬ者に神などわかるはずがない

4| 自動車交渉
日本は62年前の道を再び歩むのか


政府の怠慢が招いた遅すぎるオウム捜査
アメリカが下した“日本を見捨てる”決断
62年前の“国際的孤立の道”を再び歩むのか

5| 国連常任理事国入り
「ガキの国家」が目覚めるチャンス


イギリス、フランスはなぜ賛成しないのか
“力ずくで常任理事国にしてしまえ”という声
アメリカの視線は完全に中国に向けられた

6| 歪んだ歴史観
『マルコ・ポーロ』廃刊騒動に見る偏見の構造


加害者としての責任を忘れたニッポン人
今なおガス室の悪夢にうなされる生存者
言論の自由と言えども歴史の歪曲は許されない

7| リーダーシップ・クライシス
首相たるもの独裁者と批判されるのを恐れるな


超法規的判断がなぜできなかったのか
号泣のはてに3000人の犠牲を決断したチャーチル
なぜ世界にリーダーシップ・クライシスが蔓延したか

8| 都知事選
政策論争なき民主主義のツケ


世紀末は凡庸なリーダーが出るという“アメリカ史の法則”
“勝ち馬”願望の果ては民主主義の死である
20年間のリーダー不在がもたらした“超円高”というツケ

9| 史上最低の投票率
創価学会の高笑いが聞こえる


バーバリアンとしか思えぬ政治家ども
村山首相は確かに日本を「変えた」
古代ギリシアの名政治家が語った民主主義のエッセンス

10| 日米情報戦争の壮絶
日本企業の海外通信はすべて盗聴されている


クリントンに対する研究不足が日米会議決裂の原因
日露戦争勝利の原因をつくった福島安正の情報観
対米開戦を強行した参謀本部の“情報無知”
スパイ活動は冷戦時代より活発化している
国家的目標を忘れてしまった日本

11| 残酷な夏
ルワンダの悲惨を放置したのは誰だ


一族皆殺しを目論んだ部族対立の“地獄”
“ベトナム化”を恐れるアメリカ政府の病

12| 超大国の苦悩
O・J・シンプソン事件とアメリカの退廃


イラクの軍事行動はクリントンの追い風になったか
超保守派にもすり寄り始めたクリントンの苦境

13| 民主党の歴史的敗北
見えてきた96年大統領選の構図


南北戦争以来145年ぶりの下院議長敗北
超タカ派外交委員長の就任で問題にされる“核査察凍結”

14| アメリカは再生した
「対等」から「隷属」に逆戻りし始めた日米関係

アメリカ再生2つの理由
史上初の黒人大統領誕生の可能性
先進国の中で最も没落した国

15| 収容所国家北朝鮮
「人権外交の父」カーターはなぜ人権蹂躙に触れないのか

北朝鮮の60億ドルの補償請求は“ヤクザの論法”だ
アメリカ外交弱体化をもたらしたカーターの罪
「麻薬」と「人権」でショック死させる

16| 恐喝外交
金正日に「ノーベル平和賞」を与えるつもりか

金正日の恐喝外交に土下座したクリントン
世界は金正日にノーベル平和賞を与える気か

17| 亡命青年を直撃
「地上の楽園」北朝鮮崩壊前夜

野ネズミとミミズを食べて飢えをしのいだ
28人の男と寝た女囚の運命
援助米は絶対に人民の口には入らない
外貨商店の前にたむろする売春婦たち
金日成は楽に死にすぎた!

18| 中華帝国大分裂の予兆
大天中殺に入る中国?

李鵬、朱鎔基が粛清のターゲットになるという“噂”
キナ臭い動きを感じて、華僑や台湾資本は手を引き始めた

19| 中南海発
ケ小平が堕ちた偶像になる日

中国経済に対する過剰な期待
未来に何の展望もない民工たちのいらだち
ケ小平ファミリーを巻きこんだ権力闘争が始まった
完全に消えつつあるケ小平の影響力

20| 中南海発第二弾
広東のドン・葉選平の深謀

北京市副市長自殺事件の背後に見えるケファミリーの影
急速に力を拡大する地下組織“秘書党”の正体
中国政治局が恐れる広東のドン葉選平
北京から距離をおきたがる葉選平の真意

21| 戦後50年決議
だから日本人は嫌われる

「妻を輪姦した日本人を私は許さない」
「日本の中国侵略は聖戦ではない」
ドイツはなぜマルク高に苦しまないのか

22| 第三の眼で見た中国
米中戦争は避けられない

権力は北京から上海勢力へ移りはじめた
農民VS労働者の戦いが始まる
中国人民解放軍を脅かす青年将校の“集結”

23| 日米中「三国史」の時代
日本を待ちうける「亡国」の危機

中国人の凄まじい嫌米意識
中国軍部の危険な動き
21世紀は米・中・日の三国志の時代

24| 国連は死んだ
ボスニアを地獄に変えた「大国のエゴ」

最大の火薬庫「コソボ」が爆発するとき
紛争をこじらせる大国の思惑

25| それでも続く平和ボケ
20世紀の清算、歴史の清算

迫りくる“死”の中でのたうちあえぐ国連
紛争解決を阻む大国のエゴイズム
国際犯罪ネットワークという新たな敵の出現
国際犯罪組織が締結した「世界分割作戦」
ユーラシア大激震の最後の波が日本を襲う!


備考

初出/『SAPIO』(小学館刊)94年4月14日号〜95年10月25日号に掲載されたものを再構成


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