作品名 | 発行所 | 国際図書コード | 作家・作品番号 | 判型 | 初版発行日 | |
北朝鮮の正体 | ザ・マサダ | 4-915977-05-6 | 4-6 | 1994.10.31 | ||
北朝鮮の正体 | 小学館 | 4-09-402051-9 | お-1-1 | 文庫 | 1998.01.01 |
飢餓にあえぐ人民、頻発する麻薬やニセ札の密輸、そして日本人拉致問題・・・・・・・・・謎に包まれた「閉鎖国家」北朝鮮でいま何が起こっているのか。
97年10月に正式に権力を継承した金正日総書記の正体をはじめ、ベールにおおわれた北朝鮮の軍事、経済、国家体制の正体を、北朝鮮からの亡命者の証言、そして著者独自の国際情報ネットワークから得られた機密情報をもとに詳細に分析。
強制収容所の生々しい現実や、戦争に備えた地下要塞化の実態、そして韓国、日本への侵攻の可能性など、崩壊へのカウントダウンが始まった北朝鮮の実像に迫る。
北朝鮮の正体(単行本版)
・はじめに
・[第一章]―――『地上の楽園』の正体
第一部「二重経済」と「三重搾取」 証言・呂マンチョル/李オックム夫妻
『赤いカースト制』
市民生活を支えるヤミ経済
弱者に徹底的に冷たい経済
『地上の楽園』に行き倒れ・・・・・・?
労働奉仕で“毛のない猿”に
第二部「鎖国の限界」 証言・李英和
北朝鮮の裏経済
餓死する囚人たち
金正日の話になると顔がひきつる市民
第三部「封建的人間虐待主義」 証言 呉吉男
最愛の妻とふたりの娘は収容所に
職場では栄養不良のためみな昼寝
在日帰国者はナチ政権下のユダヤ人のよう
・[第二章]―――『金正日・金日成』の正体
ソ連が連れてきたニセの抗日英雄
粛清に次ぐ粛清で権力固め
親子二代の神話作りへの執念
行く先々で美女に夜の相手をさせる神様
金正日は家庭内暴力の犠牲者・・・・・・?
幼児期から育まれた残虐性
金父子のハーレム
“悦び組”の三つのカテゴリー
・[第三章]―――『 “人民民主主義” 国家』の正体
“お笑い北朝鮮憲法”
『主体思想』と言う名の“超憲法”
徹底した密告システム
地獄の中の“地獄”収容所
こと切れた死刑因に全員で投石
「異端抹殺の手段」としての収容所
いまだに千八百人の日本人妻たちは人質になったまま
・[第四章]―――『朝鮮総連』の正体
約十万人が手にした「地上の 地獄”」への片道切符
“地上の楽園”からの切れない手紙
スパイ罪”で銃殺されていた兄
朝鮮総連への強制捜査
金王朝と心中を覚悟している連中
金正日から朝鮮総連への極秘指令
・[第五章]―――『軍事大国・北朝鮮』の正体
核兵器の実用化に血道をあげる “ローテク軍事大国”
二十四時間フル稼働で地下要塞化
核開発の目的
ハエのように死んでいく兵士
戦争が起こるふたつの可能性
短期勝負の戦争
・[第六章]―――『中朝関係』の正体
中国の影響力はどの程度か?
北朝鮮の麻薬に神経を尖らせる中国
ケ小平を激怒させた北の対応
“中国の奴らは泥棒だ”
金王朝を見る中国の冷ややかな目
周恩来の保護
二年前、北朝鮮に極秘潜入
・[第七章]―――崩壊への序曲
反乱の主役は誰か?
“良心”を潰すための“良心”
崩壊のキー・ファクター
金正日VS金平一、金正日VS金英柱
経済制裁のシナリオ
・[第八章]―――北朝鮮再建
金正日の計算
金王朝崩壊における危機管理
戦後処理
国連管理下の臨時政府
産業復興は観光産業から
米国の対北朝鮮ド素人外交
低下するアメリカの情報収集能力
・[終 章]―――歴史の総決算
第二の金丸を出すな!
日本の義務
・金正日年表
北朝鮮の正体(文庫本版)
・はじめに
・[第一章]『金正日』の正体
暗殺された金正日の元妻の甥、李韓永氏最後のインタビュー
・[第二章]『地上の楽園』の正体
第一部「二重経済」と「三重の搾取」 証言・呂マンチョル/李オックム夫妻
第二部「鎖国の限界」 証言・李英和
第三部「封建的人間虐待主義」 証言・呉吉男
・[第三章]『革命神話』の正体
・[第四章]『 “人民民主主義” 国家』の正体 〜
[最終章]歴史の総決算、金正日年表 まで題名は同一
◎単行本版の文庫化にあたり、加筆し出版
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