作品名 発行所 国際図書コード 作家・作品番号 判型 初版発行日
恥と無駄の超大国
・日本
ザ・マサダ 4-915977-53-6 4-6 1998.01.26
恥と無駄の超大国
・日本
小学館 4-09-402058-6 お-1-8 文庫 2000.08.01

作品紹介

「21世紀はそこまで来ている。しかし、このまま借金と恥にまみれたこの国を、次の世代にバトンタッチするのでは、あまりに無責任だ。それでは彼らが可哀相すぎる。
その前に、日本をもっと身軽にするため、この国に巣食う恥と無駄を一つ一つまな板の上に載せてみる必要がある」
(「はじめに」より)
この国をダメにした「戦犯」はどこにいるのか。国会議員から大学教授、お役所、マスメディアまで、国際ジャーナリスト・落合信彦が彼らの「罪状」を暴くことでニッポン空洞化の「現状」を浮き彫りにしていく。サミット議長国などと、「大国」の座にいつまでもふんぞりかえっている場合か。


目次

恥と無駄の超大国・日本 (単行本版)

はじめに

第1章 「国会・国会議員」
――国民をシラケさせる無能と無駄の集合体

◆国会議員の永年在職表彰
国会議員を二五年やれば、国庫から肖像画制作費を一〇〇万円支給され、自分の肖像画を国会に飾ってもらえるとか。いったい何様のつもりなのか
●恥指数――100(指名手配のビラに載りそうな顔が肖像画になって良識の府に飾られるのはブラックジョーク)
●無駄指数――100(納税者への冒涜。思いあがりの象徴)
●有害指数――90(老害がはびこるもと。居すわり議員が増えるだけ)
肖像画料を辞退した言行一致の人=小泉純一郎
将来は二世議員とスポーツOBたちの肖像画だらけに

◆国会議員の特権と特典
議員のセンセイたちは公務員定数の二割削減や予算配分の見直しを口では叫びながら、自分たちの権益は拡大中
●恥指数――90(自腹を切らず、何でもかんでも国民の血税にたかっていいのか?)
●無駄指数――95(公務員を二割減らすなら国会議員は八割減らせる)
●有害指数――85(国会議員が既得権益の温存を図る限り、政治はますます腐っていく)
こっそり通過した「タダ乗り拡大法案」
国会議員の定数は八割減らせる
議員宿舎の不正使用は国家財産の横領


◆国会中継
NHKの国会中継は、日本で最も間抜けで、下品で、人を馬鹿にした番組。何とかならないものだろうか?
●恥指数――90(質疑応答がボケとボケでは漫才にもならない)
●無駄指数――100(バッジをした利権屋たちが政治家であるふりをするための「質疑応答ショー」)
●有害指数――80(長引くと相撲中継の時間が短くなる)
●退屈指数――120(閣僚も議員もこぞって居眠り。テレビで見てる方が、もっと眠くなるのは当然)
●下品指数――100(NHKは、柄の悪いオッサンたちが「人殺し」「引っ込め!」と野次を飛ばし合う番組を真っ昼間から放送していいのか?)
●知能指数――30(「過ぎたるは及ばざるが如し」の意味を正しく答えられる議員は半分いるだろうか?)
クリントンの演説中に居眠りした橋龍
国会中継専門チャンネルを認める条件
居眠りはイエーカード!汚い野次にはレッドカード!!

第2章 「お役所の無駄遣い」
――日本のノーメンクラトゥーラたちが血税を食いつぶし、この国を滅ぼす 

◆年間一兆円――郵政の事務経費
日本はハガキ、手紙の料金がアメリカの二倍。日本の方がずっと狭いのに、なぜこんなことに?
●恥指数――85(昔、農協。今、郵便局。民営化を骨抜きにした「親方日の丸」主義の牙城)
●無駄指数――100(郵便事業はいくらコストをかけ、いくら無駄ガネを使っても、郵便料金を上げればいいというお役人ビジネスの典型)
●有害指数――90(今やゼネコンに代わって最大の政治家のパーティ券引き受け先に)
宅配便業者なら手紙の料金は半分以下?
郵便局の「親方日の丸」体質


◆日本道路公団の累積赤字二二兆円のカラクリ
世界でも類を見ないべラボーな高速料金を徴収していながら、なぜ、道路公団や首都高速公団は大赤字なのか?
●恥指数――95(道路公団本体は大赤字。子会社、孫会社は大幅な黒字。これは天下り役人たちが考えた巧妙なトリック)
●無駄指数――100(ベラボーに高い通行料を食いつぶし、なおかつ国から補助を受けているカネ食い虫)
●有害指数――95(高速道路を作れば作るほど膨らむ赤字。第二の国鉄化は必至)
道路公団に子会社が六七もある謎
上から下まで「総・天下り族」
首都高の料金は二〇〇円にできる


◆時価四〇億円の都知事公邸
年間三〇〇〇億円以上の赤字を抱える東京都の知事が一二億円もかけて公邸を作るとは言語道断。「税金は1円たりとも無駄にしない」と公約したのは誰か?
●恥指数――90(無節操男・青島の「開き直り」の象徴)
●無駄指数――100(「税金は一円たりとも無駄にしない」と言った男が税金を食いものにする「二枚舌都政」の象徴)
●有害指数――85(これで都税の支払いを拒否する住民がさらに増加するのは確実)
税金で「青島御殿」を建てたかつての“いじわるばあさん”
総工費が都庁より八〇億円も高い東京国際フォーラム

◆第三セクターという巨大なドブに消えた大阪府民の血税・三〇〇〇億円
土建屋と政治家がさんざん利権をしゃぶり尽くした大阪の第三セクターは、どこも借金で火ダルマ。その処理や延命に府民の税金を注ぎ込むノック知事の「漫才府政」
●恥指数――100(西日本一の高さを誇る二つのノッポビルは「借金の都=大阪」のシンボル)
●無駄指数――100(役人の無能と無責任が生んだ膨大な借金を府民の税金で返すのは筋違いもいいところ)
●有害指数――100(第三セクターの借金を税金で払えば“第二の住専”になるのは必至)
高さ西日本一、赤字世界一の二つの巨大ビル
「関西版シリコンバレー計画」が残した六二〇億円の借金
第三セターは「官」と「民」の悪いところを集めたゴミ溜め

第3章 「制度」
――時代に合わない制度、穴だらけの制度が官尊民卑を助長し、国民の血税を浪費している

◆叙勲制度
国民に迷惑をかけた人間、地位に居座る人間、欲ボケした人間ほど欲しがる「過去の亡霊」のような制度
●恥指数――100(ワルいヤツほどいい勲章)
●無駄指数――90(総理府に賞勲局を設け、春、秋の叙勲に向けて三千人〜四千人を審査するのは人的資源の浪費、税金の無駄)
●有害指数――100(官尊民卑、老害を助長する元凶。政治家だけが丸儲け)
大勲位・中曽根康弘は日本一の迷惑男
勲章健忘症は老人性のハシカ
勲章は有料化しろ!
真の名誉とは?
ミラノの冬の夜空にこだます熱唱
侯爵を辞退したヴェルディ


◆国民年金――三〇年後には受給額が今の半分に
「超老人型社会」を迎える日本。国民年金の負担をサラリーマンにばかり押しつけていいのか
●恥指数――100(サラリーマンばかりに負担が偏るザル制度)
●無駄指数――100(三〇年後に六万七〇〇〇円もらえると思っても、実際には三万五〇〇〇円しかもらえなければ国家による経済テロ)
●有害指数――90(将来アテにできないのは明白。頼りにしたらバカを見る)
疑問と不平等が山積
「超老人型社会」にあったルールとは?
老人コストを消費税アップでまかなうのは安易


◆財投三九兆円に寄生する特殊法人は官僚の「利権植民地」
公共事業をやっても景気がよくならないことが証明されているのに、相変わらず建設省が公共事業予算の七割をぶん取っていくのはあまりにも理不尽
●恥指数――90(ソフトの時代に無意味なハードばかり作り続けるのは愚の骨頂)
●無駄指数――100(財投資金を土建業界と特殊法人の延命に使うのは「死に金」)
●有害指数――100(国民の汗の結晶である郵便貯金を返済の当てのない公共事業に回していいのか?)
国民の郵便貯金が土建業界の延命資金に
日本の建設投資額はダントツで世界一
GDPの二四%を建設に回して行き詰まった韓国経済
官僚の天下りにはサラリーキャップ制を導入すべし!

第4章 「日本人の旅行」
――恥が空を飛び、無駄が線路の上を走り回る

◆地方自治体の「海外視察」
地方自治体はどこも厳しい財政事情なのに、相変わらず「視察」に名を借りた公費による大名旅行が横行している
●恥指数――100(実態は、ただの観光旅行。「視察」をした証拠を作るための記念撮影につき合わされる現地の人たちはいい迷惑)
●無駄指数――100(官官接待など目じゃない巨大な無駄遣い)
●有害指数――90(これは実質的な詐欺行為であり、納税者への背信行為である)
重油流出騒動のさなかに海外へ大名旅行
税金で「女買いツアー」や「ペンギン見物」に行く議員様御一行も


◆議員外交の実態
国会議員はゴールデンウィークや通常国会終了後に大挙して税金で「海外視察」に出掛ける。その実態をさぐってみると・・・
●恥指数――95(帰国後、国会に提出する報告書を衆参の事務局員に書かせる輩がたくさんいるらしいが、これは私文書偽造ではないか)
●無駄指数――90(税金で観光旅行や利権漁りツアーをした議員に厳しい罰則規定を設けよ!)
●有害指数――85(大物政治家から大統領に会わせろ、首相との会談をセットしろと無理難題を突きつけられる現地の大使館はいい迷惑)
GWと通常国会開けは外遊ラッシュ
ODA窃盗団
プロレスラー議員のパフォーマンス外遊
党首外遊の舞台裏
魏京生を救ったアメリカの議員外交


◆国際線の日本人・オヤジ旅行者
「旅は酔っぱらうもの」と思い込んでる日本人のオヤジたちにとって機内のタダ酒はまさに気狂い水。あまりの増長ぶりに業を煮やしたアメリカの航空会社は、悪質な者を警察に突き出すことにした
●恥指数――90(機内でタダ酒によってスチュワーデスをスナックのおネエちゃんと勘違いする困った人たち)
●有害指数――95(マナー感覚ゼロの大トラ・オヤジを野放しにするのは恥を輸出しているようなもの)
●常識欠落指数――90(「カネさえ払えば何をやってもいい」、「酔った勢いでやったことはご勘弁」という意識が死ぬまで抜けないエイリアンたちをどうする?)
機内暴力は最高懲役二〇年
酔っ払いにはアルコール濃度測定器で対処
「場をわきまえること」はマナーの基本

第5章 「教育」
――日本でビル・ゲイツが生まれないのはなぜか?

◆お受験ママ
子供の幼年受験に莫大なカネとエネルギーを注ぎ込むお受験ママは名門コンプレックスに脳を侵された一種の精神異常者
●恥指数――80(教育に名を借りた才能破壊)
●無駄指数――90(真っ昼間からお受験塾の前でブラブラしてるくらいなら、働きなさい!)
●有害指数――85(日本からお受験ママとハチマキ進学塾が消えない限り、真の天才は生まれない)
慶応幼稚舎の裏口入学詐欺に七〇〇〇万円
英才教室は母親たちの自己満足の場


◆国立大学の落第教授たち
世界のレベルから取り残された落第教授の大群をこのまま税金で養い続けていいのか?
●恥指数――90(マルクス主義が崩壊したあとも、マルクス経済の信奉者が大量に棲息するのはなぜ?)
●無駄指数――85(生きた学門を知らない学者、役に立たない研究者を税金で養うことはまさに“死に金”)
●有害指数――80(世界が産学協同を推進する中で、地域経済にまったく相手にされない国立大学が多いのは、日本の将来にとって大きなマイナス)
生きた知識と知的モチベーション
学究一筋の教授は必要なし


◆修学旅行――四〇年前と同じでいいのか?
海外旅行が当たり前の今の時代、生徒たちに四〇年前と同じお仕着せの観光旅行を強制して何の意味があるのか?
●恥指数――80(時代錯誤の制度。先生も生徒もただただ疲れるだけ)
●無駄指数――85(大手旅行代理店の安定収入源というだけで、教育的効果はゼロ)
●有害指数――80(修学旅行シーズンになると京都、奈良の名所旧跡がツメ襟姿の中高生たちの大群に占領されるのは、ほかの観光客にとっていい迷惑)
修学旅行の価値は昔の十分の一以下
日韓の若い世代の心の距離を縮めるために

第6章 「文化・マスメディア」
――土建屋とデパートのための“文化”が幅をきかせる国

◆名画バブル崩壊
世界の名画を株やゴルフ会員権と同じ投機商品にしてしまった日本に下された天罰とは?
●恥指数――100(数億円の絵を見もしないで買って大ヤケドした日本人に世界は大爆笑)
●無駄指数――90(名画が美術館ではなく銀行の倉庫に眠る現状は芸術への冒涜)
●有害指数――90(名画バブルの影響でいまだに地方の美術館が相場の二倍、三倍で一流半の作品をつかまされている)
半値以下で海外に流出するバブル名画
巨匠たちのB級作品が死屍累々
バカがカネを持ってもバカな遣い方をするだけ


◆市や町が作った豪華コンサートホール
「田んぼの中のバッハホール」や「場末のモーツァルトホール」は日本が文明国である証拠か?
●恥指数――90(音響効果抜群のホールを作ったのはいいが、使い道はもっぱら町民カラオケ大会やのど自慢大会というのでは・・・・・・)
●無駄指数――95(税金で「シンフォニーをやらないシンフォニーホール」を作っても儲かるのはゼネコンだけ)
●有害指数――90(文化予算がゼネコンに流れ、文化の担い手となる人材の育成にカネが回らないのが日本の現状)
ハコだけ作って中身作らず
「文化」に名を借りたゼネコン・ビジネス


◆テレビ局と大手広告代理店の「民度」
何でも下請けまかせにするため社員の頭の空洞化が進む大テレビ局と巨大広告代理店のお寒い現状
●恥指数――98(低俗で悪趣味なテレビ番組のオリンピックがあったら日本は金メダルまちがいなし。98としたのはNHKの良質なドキュメンタリー番組と民放のスポーツ番組に一点ずつやったから)
●無駄指数――98(営業的な判断で有名人や有力者のドラ息子たちをコネ入社させたため、巨大広告代理店は問題社員が群をなし粗大ゴミ化)
●有害指数――98(電波は一億総白痴化を進めるための強力な武器)
文化の発信基地ほど非文化的
ヒューマン・ドキュメントの裏側
学者タレントという人種

第7章 「スポーツ」
――役人がスポーツをダメにする

◆文部省・体協主導のワールドカップ日韓共催
高校野球的発想では、日本のサッカーは永久に世界に追いつけない!
●恥指数――60(今回の「W杯お情け出場」で、こんなに浮かれていいのか?)
●無駄指数――80(今や巨大ビジネスであるW杯をサッカーしか知らない人間に仕切らせる文部省的発想が赤字の山を生む)
●有害指数――80(「メキシコ五輪銅メダル」組の老害支配が続く限り、日本はいつまで経ってもサッカーの発展途上国)
W杯を「ビジネス」としてとらえる韓国
韓国でも「日本に負けてやれ!」の声
アマがプロの上に君臨する奇妙な図式


◆Jリーグバブル人気が終わってみると・・・
観客の激減、大赤字、親会社の撤退示唆などで前途に暗雲が・・・・・・。W杯初出場はJリーグを救えるか?
●恥指数――90(プロと呼べるレベルの選手は全体の何割?)
●無駄指数――70(全部で八チームか十チームあれば十分)
●有害指数――80(無理にチームを増やした結果、レベルがどんどん低下し、観客はアマチュアに毛の生えた程度の試合を見せられるハメに)
川崎ヴェルディは赤字が年二五億円!
Kリーグの最高年俸額は一六〇〇万円
ファンを開拓できるチームだけを残すのがペスト


◆サッカーくじ
スポーツの振興のためにスポーツを汚すのは本末転倒もいいところ
●恥指数――100(文部省が胴元になってサッカー賭博を始めるとは言語道断!)
●ぼったくり指数――100(お上の取り分が五〇%という客を無視した非常識な公営ギャンブル)
●有害指数――100(サッカーファンの少年がやみつきになり非行のもとになる可能性が大)
文部省が胴元の法外なギャンブル
「サッカーくじ」がもたらす少年非行の増大


◆タイガー・ウッズ見物料三万円也
天才ゴルファー=タイガー・ウッズの初来日イベントは記録的な不入りで大コケ。その原因は?
●恥指数――90(タイガーウッズの「花相撲」イベントの入場料が「マスターズ・トーナメント」の一〇倍とは!)
●無駄指数――85(ウッズらのスキンズマッチを接待用の箱庭ゴルフ場でやるのは愚の骨頂)
●有害指数――80(これに懲りてタイガーウッズが「もう日本には行かない」と言わなければいいが・・・・・・)
客寄せパンダとしてのウッズ
あくびの出るようなコースでスキンズマッチ
アピアランス・マネーの弊害


◆天下りコミッショナー
プレーヤーのボーダーレス化に対応した、新たなルール作りが必要な時代に、いつまでも飾りものの天下りコミッショナーでいいのか
●恥指数――75(懸案山積なのに、未だにお飾りコミッショナーをトップに頂いているのは非常識)
●無駄指数――80(何もしない人にファンの入場料の一部から多額の給与と退職金を払うのは無駄の極致)
●有害指数――90(事なかれ主義が、かえって自らの首をしめる時代、何もしない人は有害である)
野球協約は単なる業界ルール
時代を先取りできるビジネスのプロを!

恥と無駄の超大国・日本 (文庫本版)

はじめに

第1章 「国会・国会議員」
――国民をシラケさせる無能と無駄の集合体

◆国会議員の永年在職表彰
国会議員を二五年やれば、国庫から肖像画制作費を一〇〇万円支給され、自分の肖像画を国会に飾ってもらえるとか。いったい何様のつもりなのか
●恥指数――100(指名手配のビラに載りそうな顔が肖像画になって良識の府に飾られるのはブラックジョーク)
●無駄指数――100(納税者への冒涜。思いあがりの象徴)
●有害指数――90(老害がはびこるもと。居すわり議員が増えるだけ)
肖像画料を辞退した言行一致の人=小泉純一郎
将来は二世議員とスポーツOBたちの肖像画だらけに

◆国会議員の特権と特典
議員のセンセイたちは公務員定数の削減や予算配分の見直しを口では叫びながら、自分たちの権益は拡大中
●恥指数――90(自腹を切らず、何でもかんでも国民の血税にたかっていいのか?)
●無駄指数95(公務員を二割減らすなら国会議員は八割減らせる)
●有害指数85(国会議員が既得権益の温存を図る限り、政治はますます腐っていく)
こっそり通過した「タダ乗り拡大法案」
国会議員の定数は八割減らせる
議員宿舎の不正使用は国家財産の横領


◆国会中継
NHKの国会中継は、日本で最も間抜けで、下品で、人を馬鹿にした番組。何とかならないものだろうか?
●恥指数――90(質疑応答がボケとボケでは漫才にもならない)
●無駄指数――100(バッジをした利権屋たちが政治家であるふりをするための「質疑応答ショー」)
●有害指数――80(長引くと相撲中継の時間が短くなる)
●退屈指数――120(閣僚も議員もこぞって居眠り。テレビで見てる方が、もっと眠くなるのは当然)
●下品指数――100(NHKは、柄の悪いオッサンたちが「人殺し」「引っ込め!」と野次を飛ばし合う番組を真っ昼間から放送していいのか?)
●知能指数――30(「過ぎたるは及ばざるが如し」の意味を正しく答えられる議員は半分いるだろうか?)
クリントンの演説中に居眠りした橋龍
居眠りはイエーカード!汚い野次にはレッドカード!!

第2章 「お役所の無駄遣い」
――日本のノーメンクラトゥーラたちが血税を食いつぶし、この国を滅ぼす 

◆年間一兆円――郵政の事務経費
日本はハガキ、手紙の料金がアメリカの二倍。日本の方がずっと狭いのに、なぜこんなことに?
●恥指数――85(昔、農協。今、郵便局。民営化を骨抜きにした「親方日の丸」主義の牙城)
●無駄指数――100(郵便事業はいくらコストをかけ、いくら無駄ガネを使っても、郵便料金を上げればいいというお役人ビジネスの典型)
●有害指数――90(今やゼネコンに代わって最大の政治家のパーティ券引き受け先に)
宅配便業者なら手紙の料金は半分以下?
郵便局の「親方日の丸」体質


◆日本道路公団の累積赤字二二兆円のカラクリ
世界でも類を見ないべラボーな高速料金を徴収していながら、なぜ、道路公団や首都高速公団は大赤字なのか?
●恥指数――95(道路公団本体は大赤字。子会社、孫会社は大幅な黒字。これは天下り役人たちが考えた巧妙なトリック)
●無駄指数――100(ベラボーに高い通行料を食いつぶし、なおかつ国から補助を受けているカネ食い虫)
●有害指数――95(第二の国鉄化は必至)
道路公団に子会社が六七もある謎
上から下まで「総・天下り族」
首都高の料金は二〇〇円にできる


◆時価四〇億円の「青島御殿」
「税金は1円たりとも無駄にしない」と公約していた青島幸男が一二億円もかけて公邸を作ったのは言語道断。
●恥指数――90(無節操男・青島の「開き直り」の象徴)
●無駄指数――100(税金を食いものにする「旧都政」の象徴)
●有害指数――85(これで都税の支払いを拒否する住民がさらに増加)
税金で「青島御殿」を建てた、かつての“いじわるばあさん”
総工費が都庁より八〇億円も高い東京国際フォーラム

◆第三セクターという巨大なドブに消えた大阪府民の血税・三〇〇〇億円
土建屋と政治家がさんざん利権をしゃぶり尽くした大阪の第三セクターは、どこも借金で火ダルマ。
●恥指数――100(西日本一の高さを誇る二つのノッポビルは「借金の都=大阪」のシンボル)
●無駄指数――100(役人の無能と無責任が生んだ膨大な借金を府民の税金で返すのは筋違いもいいところ)
●有害指数――100(第三セクターの借金を税金で払えば“第二の住専”になるのは必至)
高さ西日本一、赤字世界一の二つの巨大ビル
「関西版シリコンバレー計画」が残した六二〇億円の借金
第三セターは「官」と「民」の悪いところを集めたゴミ溜め

第3章 「制度」
――時代に合わない制度や穴だらけの制度が官尊民卑を助長し、国民の血税をドブに投げ続けている

◆叙勲制度
国民に迷惑をかけた人間、地位に居座る人間、欲ボケした人間ほど欲しがる「過去の亡霊」のような制度
●恥指数――100(ワルいヤツほどいい勲章)
●無駄指数――90(総理府に賞勲局を設け、春、秋の叙勲に向けて三千人〜四千人を審査するのは人的資源の浪費、税金の無駄)
●有害指数――90(官尊民卑、老害を助長する元凶。政治家だけが丸儲け)
大勲位・中曽根康弘は日本一の迷惑男
勲章健忘症は老人性のハシカ
勲章は有料化しろ!
真の名誉とは?
ミラノの冬の夜空にこだます熱唱
侯爵を辞退したヴェルディ


◆国民年金――三〇年後には受給額が今の半分に
「超老人型社会」を迎える日本。国民年金の負担をサラリーマンにばかり押しつけていいのか
●恥指数――100(サラリーマンばかりに負担が偏るザル制度)
●無駄指数――90(三〇年後に六万七〇〇〇円もらえると思っても、実際には三万五〇〇〇円しかもらえなければ国家による経済テロ)
●有害指数――90(アテにできないのは明白)
疑問と不平等が山積
「超老人型社会」にあったルールとは?
老人コストを消費税アップでまかなうのは安易


◆財投五九兆円に寄生する特殊法人は官僚の「利権植民地」
公共事業をやっても景気がよくならないのに、相変わらず建設省が公共事業予算の七割をぶん取るのは理不尽
●恥指数――90(ソフトの時代に無意味なハードを作って何になる)
●無駄指数――100(財投資金を土建業界と特殊法人の延命に使うのは、まさに「死に金」)
●有害指数――100(郵便貯金を返済の当てのない公共事業に回していいのか?)
国民の郵便貯金が土建業界の延命資金に
日本の建設投資額はダントツで世界一
GDPの二四%を建設に回して行き詰まった韓国経済
官僚の天下りにはサラリーキャップ制を導入すべし!

第4章 「日本人の旅行」
――恥が空を飛び、無駄が線路の上を走り回る

◆地方自治体の「海外視察」
地方自治体はどこも厳しい財政事情なのに、相変わらず「視察」に名を借りた公費による大名旅行が横行している
●恥指数――100(実態は、ただの観光旅行。「視察」をした証拠を作るための記念撮影)
●無駄指数――100(官官接待など目じゃない巨大な無駄遣い)
●有害指数――90(実質的な詐欺行為であり、納税者への背信行為だ)
重油流出騒動のさなかに海外へ大名旅行
税金で「女買いツアー」や「ペンギン見物」に行く議員様御一行も


◆議員外交の実態
国会議員はゴールデンウィークや通常国会終了後に大挙して税金で「海外視察」に出掛ける。その実態をさぐってみると・・・
●恥指数――95(帰国後、国会に提出する報告書を衆参の事務局員に書かせる輩がたくさんいるらしいが、これは詐欺行為ではないか)
●無駄指数――90(税金で観光旅行や利権漁りツアーをした議員に厳しい罰則規定を設けよ!)
●有害指数――85(大物政治家から大統領に会わせろ、首相との会談をセットしろと無理難題を突きつけられる現地の大使館はいい迷惑)
GWと通常国会開けは外遊ラッシュ
ODA窃盗団
プロレスラー議員のパフォーマンス外遊
党首外遊の舞台裏
魏京生を救ったアメリカの議員外交


◆国際線の日本人・オヤジ旅行者
「旅は酔っぱらうもの」と思い込んでる日本人のオヤジたちにとって機内のタダ酒はまさに気狂い水。あまりの増長ぶりに業を煮やしたアメリカの航空会社は、悪質な者を警察に突き出すことにした
●恥指数――90(機内でタダ酒によってスチュワーデスをスナックのおネエちゃんと勘違いする困った人たち)
●有害指数――95(マナー感覚ゼロの大トラ・オヤジを野放しにするのは恥を輸出しているようなもの)
●常識欠落指数――90(「カネさえ払えば何をやってもいい」、「酔った勢いでやったことはご勘弁」という意識が死ぬまで抜けないエイリアンたちをどうする?)
機内暴力は最高懲役二〇年
酔っ払いにはアルコール濃度測定器で対処
「場をわきまえること」はマナーの基本

第5章 「教育」
――日本でビル・ゲイツが生まれないのはなぜか?

◆お受験ママ
子供の幼年受験に莫大なカネとエネルギーを注ぎ込むお受験ママは名門コンプレックスに脳を侵された一種の精神異常者
●恥指数――80(教育に名を借りた才能破壊)
●無駄指数――90(真っ昼間からお受験塾の前でブラブラしてるくらいなら、働きなさい!)
●有害指数――85(日本からお受験ママとハチマキ進学塾が消えない限り、真の天才は生まれない)
慶応幼稚舎の裏口入学詐欺に七〇〇〇万円
英才教室は母親たちの自己満足の場


◆国立大学の落第教授たち
世界のレベルから取り残された落第教授の大群をこのまま税金で養い続けていいのか?
●恥指数――90(マルクス主義が崩壊したあとも、マルクス経済の信奉者が大量に棲息するのはなぜ?)
●無駄指数――85(生きた学問を知らない学者、役に立たない研究者を税金で養うことはまさに“死に金”)
●有害指数――80(世界が産学協同を推進する中で、地域経済にまったく相手にされない国立大学が多いのは、日本の将来にとって大きなマイナス)
生きた知識と知的モチベーション
学究一筋の教授は必要なし


◆修学旅行――四〇年前と同じでいいのか?
海外旅行が当たり前の今の時代、生徒たちに四〇年前と同じお仕着せの観光旅行を強制して何の意味があるのか?
●恥指数――80(時代錯誤の制度。先生にも生徒にも不評なお仕着せ旅行は、ただただ疲れるだけ)
●無駄指数――85(大手旅行代理店の安定収入源というだけで、教育的効果はゼロ)
●有害指数――80(修学旅行シーズンになると京都、奈良の名所旧跡がツメ襟姿の中高生たちの大群に占領されるのは、ほかの観光客にとっていい迷惑)
修学旅行の価値は昔の十分の一以下
日韓の若い世代の心の距離を縮めるために

第6章 「文化・マスメディア」
――土建屋とデパートのための“文化”が幅をきかせる国

◆名画バブル崩壊
世界の名画を株やゴルフ会員権と同じ投機商品にしてしまった日本に下された天罰とは?
●恥指数――100(数億円の絵を見もしないで買って大ヤケドした日本人に世界は大爆笑)
●無駄指数――90(名画が美術館ではなく銀行の倉庫に眠る現状は芸術への冒涜)
●有害指数――90(名画バブルの影響でいまだに地方の美術館は、国際相場の二倍、三倍で巨匠や著名画家のB級作品をつかまされている)
半値以下で海外に流出するバブル名画
巨匠たちのB級作品が死屍累々
バカがカネを持ってもバカな遣い方をするだけ


◆市や町が作った豪華コンサートホール
「田んぼの中のバッハホール」や「場末のモーツァルトホール」は日本が文明国である証拠か?
●恥指数――90(音響効果抜群のホールを作ったのはいいが、使い道はもっぱら町民カラオケ大会やのど自慢大会というのでは・・・・・・)
●無駄指数――95(税金で「シンフォニーをやらないシンフォニーホール」を作っても儲かるのはゼネコンだけ)
●有害指数――90(文化予算がゼネコンに流れ、文化の担い手となる人材の育成にカネが回らないのが日本の現状)
ハコだけ作って中身作らず
「文化」に名を借りたゼネコン・ビジネス


◆テレビ局と大手広告代理店の「民度」
何でも下請けまかせにするため社員の頭の空洞化が進む大テレビ局と巨大広告代理店のお寒い現状
●恥指数――98(低俗で悪趣味なテレビ番組のオリンピックがあったら日本は金メダルまちがいなし。98としたのはNHKの良質なドキュメンタリー番組と民放のスポーツ番組に一点ずつやったから)
●無駄指数――98(営業的な判断で有名人や有力者のドラ息子たちをコネ入社させたため、巨大広告代理店は問題社員が群をなし粗大ゴミ化)
●有害指数――98(電波は一億総白痴化を進めるための強力な武器)
文化の発信基地ほど非文化的
ヒューマン・ドキュメントの裏側
学者タレントという人種


備考

◎単行本版の文庫化にあたり、加筆し出版


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