たらまる ちゃちゃちゃ♪



【夢であるように…】



昔、星に憧れた。

特に土星。

あの輪っかでひと休みするんだ。

21世紀は宇宙の時代。

きっと夢はかなうよ。

そう思っていたあの頃。

何をしても楽しかった。

そう…楽しかった。

けど、現実は甘くないんだね。

あれは小4の冬。

友達がクリスマスプレゼントに天体望遠鏡を買って貰ったんだ。

ワクワクしながら友達の家にお泊りに行った。

その日の夜のこと、一生忘れない。

あぁ…忘れないさ。

キラキラ光る、本でしか見たことのない

あの星の世界へ…

ついにボクもデビューを果たしたあの夜。

友達が興奮気味に言うんだ。

たら!たら!ど土星や、土星や!

ボクも大興奮さ。

『えっ!健ちゃん、見して見して!』

慌てて天体望遠鏡を覗いてみる。

そして…

土星は突如として目の前に現れた。

うん、現れたね。








































……ほくろが。








絶句した ―




何か大切なものを失った気がした。



……同時に、ボクは確かに悟ったんだ。



≪宇宙より、まずは世界に目を向けよう≫













次の日、
本場の「PLAY BOY」を立ち読みする小学生がいた。