Misa(小谷美紗子さん)の曲について。

 


ここで、彼女の曲(といっても、彼女の声、彼女のピアノ、彼女の詩が、ひとつの「曲」として表現できるくらい洗礼されたものであると、僕は思っているのだが)について、僕なりに書いてみたいと思う。

彼女の曲には、迷いがない。すべて、一筋の光を感じるのだ。

明と暗を巧みに使い分けた小谷ワールド。

ある曲には、

人生の落とし穴に落ちた一人の若者を主人公に、今の世の中を風刺しているが、

その一方で、

その若者に、希望の光も与えている。

ある曲には、

そばにいてほしいという欲望と、

離れなければいけないという宿命が、

相対するもの同士火花を散らしながら、

また一つのストーリーの中で共存している。

ある曲には、

世間一般の事を風刺しているように聞こえるが、

どことなく、自分自身の事を否定し、

そして、正当化する事なく、前面に押し出している・・・

 

彼女の曲のすごいところは、

普段誰しもが経験してるであろうごく一般的な出来事達を、

彼女なりの解釈の中で、自分自身も織り交ぜながら、

そして一つのストーリーを生み出しているところだろうか。

なぜか当たり前の事なのに、どこか新鮮味さえ覚え、

そして共感を覚えざるをえないのだ。

 

昨日あったごく当たり前の事も、

彼女にかかれば一つのエピソードに生まれ変わる・・・・

作りもせず、偽りもせず、

ありのままだからこそ、共感は生まれる・・・・

 

僕はそんな彼女の歌が好きなのだ。

 

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