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20世紀は物質的繁栄と科学技術を追求した100年でした。

しかし今、人類は次の世紀に向けて新しい価値観を求めています。

そのひとつが ルドルフシュタイナーの思想と実践です。

( NHKTVシュタイナー紹介より )

shalom@ultraman.gr.jp

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R・シュタイナ一ってどんな人?

あずみのシュタイナー学習会について

シュタイナーが感じたのはどんな世界だったのでしょうか   深澤 清泰

広がる母親学習の輪 シュタイナー教育取り入れて半年朝日新聞より

シュタイナー通信 NO 0号 準備号

安曇野シュタイナー学習会通信 NO2   HlO.7.14発行

バイオ・ダイナミック農業について

自主保育の試み           高橋 喜代

安曇野シュタイナー学習会通信   NO3

あずみのシュタイナー学習会 『オイリュトミーワークショップ』 と き   3月27日(土)、28日(日)

エルゼ・クリンク・アンサンブル オイリュトミー公演 in 名古屋報告  豊田 真樹子

「ぽっこわぱ耕文舎」ドニー・ピリオさんの講演会報告   豊田 真樹子

あずみのシュタイナー学習会までの道 深澤 清泰

現役のシュタイナー学校(ドイツ)のヨアヒム・ブルーネ先生による連続講座 日時:6月26日(土)

アドヴェントガーデンを体験して   さくらいじゅんこ

学校におけるシュタイナー教育への模索              〜教師とは…〜 植村 京子

あずみのシュタイナー学習会の一年をふりかえって      山本桂子

考えさせられるふたつの「答え」      モモからのメッセージ      ミヒャエル・エンデ

リンクページ

 

シュタイナーを共に学びませんか

平成10年4月より始まったシュタイナー学習会、回を重ねるごとに シュタイナーに対する興味は深まるばかりです。シュタイナーを取り入れた学校を作りたいという声もあり、9月からは あずみのシュタイナー学習会として、シュタイナーを学ぼうとする仲間達で運営していこうということになりました。
シュタイナーは教育ばかりでなく、医学、農業,芸術、経済などさまざまな分野にわたり世界と人間に対する深い洞察と共感を持って多くの示唆を与えてくれます。
そのシュタイナーの思想を学ぶことで実践もまた可能になっていくことでしょう。
学習会ではシュタイナーの思想、理論を学び、体験 実践していきながらお互いの意見交換もしていきます。
講師をして下さるのはアメリカのサクラメントにて1年間シュタイナーを学んで来られ シュタイナー教育を実践されている深沢清泰先生(41歳)です。
会では、通信と会報を発行して、シュタイナーを通じて、教育、子育て、人間、世界を、幅広く考えていきたいと思います。
この会が自分自身との出会いとなり、より自身を深めていけますように、そして、共に学ぶ仲間と理解を深め、新しいネットワークが広がっていきますように願っています。

あずみのシュタイナー学習会について

あずみのの地、穂高町にエコライフを実践しているシャロム・ヒュッテというペンションのオーナー臼井夫妻の好意で場所を提供していただいて、月4回火曜日に学習会をおこなっています。松本市で「サン・スクール」というシュタイナー教育を実践して、主宰されている深澤さんを講師として招き、昨年は月4回、今年からは月1回をルドルフ・シュタイナーの著書である「神秘学概論」の読み合わせをしながら人智学を学び、1回は深澤さんのつくったプログラムにあわせた、シュタイナーの講義がおこなわれます。残りの2回は、毎回違ったプログラムが組まれます。2月の予定は第1、2は深澤さんの講義、第3はシュタイナーの提唱したバイオグラフィーを個人個人でつくったものを発表する。第4は宮澤賢治の研究会でもある「物語文化の会・大町」の代表、渡辺純子さんのお話を聞く会です。 3月の27.28日には、ドイツで4年以上オイリュトミーを学ばれた、プロのオイリュトミストで愛知県在住の深川さんによる、オイリュトミーのワークショップを予定しています。
 
   体験したい方は、初回、講師謝礼金の5O0円のみ。二回目以降、会員制で入会金千円、月会費500円。参加した日に講師謝礼金を毎回5O0円徴収します。
    講義内容を毎回通信として、会員が順番にレポートとして、全員に配布されます。
   会報は年2回発行予定です。                                 

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R・シュタイナ一ってどんな人?

 

1861年に旧オーストリア帝国(現クロアチア)で生まれた哲学博士です。ウィ一ンエ科大学で自然科学・数学・哲学を学ぴ、ゲーテ研究家・著述家・文芸雑誌編集者として、19世紀末のウィーン・ワイマール・べルリン各都市で活躍しました。20世紀に入ると、それまでの成果を新しい世界像・人面像への道を開くための精神科学、アントロボゾフィー(人智学)としてまとめあげました。これは、机上の学問領域だけではなく、医学・薬学・芸術・農学・社会学などの分野で、現在も幅広く実践されています。この教育分野にあたるのが「シュタイナー教育」(自由ヴァルドルフ学校)です。彼は生涯6000回に及ぶ講演も行いました。

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シュタイナーが感じたのはどんな世界だったのでしょうか

1998.08.10.
深澤 清泰

教育とか、思想とか、形の無いものは創始者が亡くなった時から次第に衰えていくのが普通です。それは個人に由来するものはその人の死と共に力を失っていくからです。しかしシュタイナーの死後70年近くがたちましたが、その思想と教育はますます世界に広がり浸透しています。1919年にドイツから始まったシュタイナー学校は全世界650校以上に拡がっています。日本でもシュタイナー学校を作ろうという動きが全国でも急速に起こっています。それはこの思想や教育がシュタイナー個人に由来するものではなく、真理である事の何よりの証明です。
霊的な力を生まれながらに持っていたシュタイナーは普通の人には見えないものが見え、聴こえないものが聴こえました。シュタイナーの目を通して見、耳を通して聴こえた世界は独特の世界です。シュタイナーの講演を速記した本が300冊以上ありますが、宇宙の始まりから、鉱物、植物、動物、人間、教育、芸術、栄養、病気、農業、カルマ、天使、霊界、哲学、宗教‥‥と、多岐に渡る分野を、詳細に語っており、普通の人の能力では考えられないことです。
シュタイナーの眼や耳を通して見て聴いた世界。そこからシュタイナーは何を感じ取ったのでしょう。
人は精神的にも肉体的にも7年ごとに大きな区切りがあります。肉体(物質)は7年ごとに全く新しく生まれ変わっています。全身の細胞が7年ごとに新しい細胞になります。その新しい細胞を創る物質を人は周囲の環境世界から取り入れています。私達は人として世界から切り離されておらず、周囲の世界と固く結ばれており、環境に属しています。自分の指が自分のものであるのと同じように、環境世界にあるものは人間全体に属しています。また同時に人間は環境世界に属しています。人間と環境世界との間には絶え間のない物質の交流があります。その交流は今までに人が理解せず、見落としていた所にも存在します。
例えば人間は常に呼吸しています。酸素を吸って、炭酸ガスを吐いています。空気の約2割は酸素です。空気の残りの8割は殆ど窒素です。酸素は人間が呼吸するために必要だというのが誰でも知っているでしょう。しかし酸素の4倍もの窒素が空気中にある理由を考える人は少ないのではないでしょうか。
人間をある密封容器の中に入れて、容器の中から窒素をいくらか抜き取り、まわりの空気が通常時の空気よりも窒素量が低い状態にしてみます。すると容器中の窒素は外側から補われることがないにもかかわらず、容器中の窒素量の割合は通常と同じく元通りになるのです。ということは人間の内部から窒素が補充されたということになります。人はこれまで慣れ親しんできた通りの量の窒素がまわりにできるように、自分の持っていた窒素を空気中に放出するのです。「人は身体の内部と、人を取り囲む窒素との間に正しい平衡関係を作り出さなければならない」とシュタイナーは言っています。外部の窒素量が不均衡に少ないことは人にとって許されないことなのです。窒素を呼吸するという必要は無いのかも知れませんが、窒素は人にとって大切なもので、空気中に存在するだけの量の窒素がどうしても必要なのです。
呼吸によって酸素が炭素をとらえて炭酸ガスとして体の外に出ています。「酸素を炭素に導く仲介の役割を窒素が果たしている」とシュタイナーは言っています。炭素によって形を与えられた身体に、生命的である酸素を導いていくのが窒素です。窒素が酸素を身体の部分に引っ張っていき、酸素が炭素をとらえて外に運ぶ手助けをします。すなわち酸素が炭酸ガスとなって炭素を排出しています。この働きを仲介するのが窒素です。
酸素と炭素の間の橋渡しが、動物界や植物界や至る所で窒素を通してなされています。「窒素は生命を霊性へと導いていく導き手である」と霊的な見地からシュタイナーはとらえています。
このようなとらえ方を窒素に限らずに、森羅万象全てにシュタイナーはしています。このような見方を全てのものに対してするということは、全てのものは偶然にあるのではなく、理由があって存在するのだという考え方です。普通の人が今まで考えようともしなかった事、考えても分からなかった事が、シュタイナーには必然の事でした。その背後には、この世界全てがある大きな計画のもとに創られたのだという確信があったのです。窒素も酸素も炭素も、土も植物も動物も、地球も宇宙も、そして人間も偶然ではなく必然で存在するのです。
シュタイナーが見た世界が全てであると盲目的に信じ込むことはやめた方が良いでしょう。シュタイナー自身が語った世界でも、まだ語り尽くせないものがあったでしょうし、シュタイナーが見えた聴こえた世界ですから、見えなかった部分もあるかもしれません。また見る角度によっては同じものも全く違うように見えるのは私達もよく経験することですので、シュタイナーの見方が誤っているように見える事もあるかもしれません。例えばサイババはサイババの視点からの世界やサイババがとらえる事のできる大きな意図を語っているのではないでしょうか。
真実は時を経るに従って次第に明らかになってきます。真理でないものは時がたつにつれて色あせ、衰退していきます。シュタイナーが残したものは私達にとって素晴らしい贈り物です。今までとは全く違った観点でものを、そして自分をとらえる事ができるようになり、その思想は今でも新鮮です。
それではシュタイナーは人は何故、存在すると考えたのでしょう。子ども達の顔を見ていると、この子達がどんな人間に成長して、何をやるのか、とても楽しみです。しかし同じように自分を見てみると、自分は何を一体やりたいのかが本当の意味で分かっているのか疑問に思うことがあります。シュタイナーの考え方からすると、自分自身が存在するのも理由がある訳です。私達は毎日様々な出来事に会っていますが、偶然が全くない、すなわち全てが必然だと考えるのです。起こる様々なことが自分自身に何を問いかけ、気がつかせようとしているのかを考えていくのです。シュタイナーは「人間は一人一人その人の使命を持って生まれてきている」と言っています。自分自身の使命は何なのでしょうか。それを見つけることが人が生きる上での最初の大きな仕事です。自分の運命について学んでいくことが大切です。しかし頭で理解するのではなくフィーリングが大事で、河の流れの中を様々な大きさの波に揺られて漂っている舟のように人生を感じることです。
また自分の運命が見えてくると、他人の運命も見えてきて、人を深く知ることができるようになります。人は様々な謎を持つ存在ですが、その謎の答えは必ず人の中にあるのです。天職という言葉がありますが、自分の天職に就いている人は、他人から見るとキツくて耐えられないような仕事でも本人は楽しいのです。その仕事をしていると喜びが湧いてくるのです。そのような天職を見つけられない人は今の仕事が自分に向いてないことは分かるので仕事に対する意欲が途切れがちになり、他の仕事に変わりたい欲求が出てきます。天職を見つけることができた人は、一つの自分の使命を見つけたことになります。自分が何をするために生まれてきたのかを知るためには、自分が今まで生きてきた、経験してきたことの中にそれを見つけるヒントが必ずあります。そのヒントを見逃さないように自分のアンテナを高くして見つけていくことです。偶然のように見えたことも、その中に大切なヒントがあるのかもしれません。
『この世に偶然はない』と思ってみて下さい。シュタイナーの世界を自分で感じるためにもそれが大切です。両親から生まれたことも、兄弟がいることも、結婚したことも、子どもが生まれたことも、日本で暮らしていることも、古い友人から久々に便りがあったときも、大声で笑いすぎてあごが外れたときも、階段の昇り降りがきつくなってついにこけてしまったときも、家に鼠が出たときも、今この会報を読んでいるときも、全て偶然ではなく、必然であったと。そうすると自分の生きる目的を見つけることができ、今までの固定された概念から飛び出してシュタイナーの感じた世界に近づくことができます。

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広がる母親学習の輪
シュタイナー教育取り入れて半年

 

朝日新聞より

子供が本来持つとされる能力の発達に注目した「シュタイナー教育」を採り入れた私塾「サンスクール」が松本市大手一丁目に開かれて半年がたった。主宰する深沢清泰さん(41)が塾経営のかたわら、母親らを対象に開いている学習会の輸は、市内から北安曇郡白馬村、南安曇郡穂高町へと広がり、9日に松本市で開いた講座には200人を超す母親らが集まった。

松本市の塾経営 深沢清泰さん
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教え子と棒を投げ合って体操する深沢さん。
体を動かすこともシュタイナー教育の一だ
松本市大手ユ丁目の「サンスクール」で

実践者を招いた講演会200入超す参加者も

シュタイナー教育は、教育者ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)が自由学校で実践した教育法。幼児・児童期には想像力や感情、青年期には思考力など、段階に応じて能力が発達するのを尊重し、自主性を育てるのが特徴だ。
深沢さんがシュタイナー教育に興味を持ったのは3年前。千葉に住み、首都圏で個別指導塾の営業をしていたころだった。5歳だった長男孝斗君には、それまで米国のドーマン博士が提唱する早期教育などを施してきた。孝斗君は百以上ある元素記号を全部覚えたこともあった。しかし、その一環で無理に走らせようとしたある日、孝斗君に急にじんましんが出た。
「親も子も楽しめない。もっと心の奥深いものに働きかける教育が要るのでは」。考え改め模索していて、シュタイナー教育に出あった。
米国サクラメントのシュタイナー・カレッジに赴き、一週間、体験入学した。絵を描かせ、色彩を通して心を育てるといら授業。詩の朗読や音楽に合わせて体を動かす「オイルトミー」など、関心が深まった。その奥にある思想が知りたくなり、妻節子さんを説得して一昨年秋、家族五人でサクラメントヘ。同カレッジ日本人コースに一年間通い、帰国後、郷里松本で塾を開いた。
宣伝していないため、現在の生徒数はわが子らを含めて七人だ。火曜と土曜の放課後、自宅一階で教えている。
シュタイナーによると思考力が発達するのは青年期。塾にはいま一学生以下の子しかいないので、知識を注ぐ「勉強」はしない。絵やオイルトミーといった「体験」を通して、想像力などを養っている。「生まれ持った個性や力は一人一人で違います。まずはそれに気づくことが大事。そのサポートをしたいと願っています」

昨年秋からは毎月、母親らの学習会を公民館で開いてきた。初めにオイルトミーなどを試してもらい、それからシュタイナー思想を解説する。
十月からは白馬村でも月一回、講義するようになり、今春からは穂高町でも週1回教えている。集う母親達は100人ほどになる。
9日には、広島に住むシュタイナー教育実践者の広瀬牧子さん(51)を招いて松本市内で講演会を開いた。県内各地から200人を超す人が集まった。広瀬さんは「幼児は周囲の大人の心まで模倣する。大人がとう生きているかが重要」と、自身の経験を踏まえて語りかけた。
反響が大きいことに深沢さんは「殺伐とした世の中新で、『心って何だ』、『人間って何だ』ということへの関心が高まっているのでしょら」と見ている。
塾や講演会についての問い合わせは深沢さん(0263ー34−7580)へ。

学習テーマ(予定)1998年9月から
毎週火曜日午前1O時〜正午


9/1. フォルメン線描(フォームドローイング)
色鉛筆またはクレヨン、紙(B4またはA3)
9/8.オイリュトミー(言語音楽芸術)
動きやすい服装、テニスボール1個
9/15.祝日(敬老の日)
9/22.内的開発(インナーディベロプメント)
9/29.神秘学を学ぷ
用意:神秘学慨論(ルドルフシュタイナー書イサラ書房)
!0/6.バイオダイナミック農業
用意:農業講座(ルドルフシュタイナー著 大智学出版)
1O/13.物語の読みきかせ(ストーリーテリング)
10/20.スペース・ダイナミック
動きやすい服装、テニスボール1個
10/27.神秘学を学ぶ
用意:神秘字概論(ルドルフシュタイナー書イサラ書房)
11/3.祝日(文化の日)
11/10.濡らし絵
用意:筆、紙(水彩用厚手紙)、筆洗い、筆拭き用の布、
スポンジ(水取っ用)、画版
11/17.植物と人問
11/24.バイオグラフィー
12/1.神秘学を学ぶ
用意:神秘字概論(ルドルフシュタイナー著イサラ書房)
12/8.星と人間……人問と宇宙とのつながり
12/15.十二感覚
12/22.フェステイバル・・季節ごとに行う祭りの大切さ
その他のテーマ
ゲーテ的世界観ネーチャーテープル
ドラマ ヴァルドルフ人形作り
自由の哲学 粘土
パーシバル 建築
童ね絵


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シュタイナー通信 NO 0号 準備号

シュタイナーの勉強会をしようという呼びかけに、何をするのかわからず出発した学習会でしたが、毎回10数名の参加があり、幼稚園、学校を作ろうという機運も生まれてきました。そこでシュタイナーの勉強会に集まってくる仲間達のネットワークで、シュタイナー思想を通じて、子育て、教育、人間、宇宙を幅広く考えていく会報を作ろうと言うことになりました。学習会の報告のほか、仲間達の子育て体験、教育について思っていること本の紹介、みんなの持っている情報コーナー、各地のシュタイナーを取り入れた幼稚園の紹介記事など載せ、皆さんのネットワーク作りができればと思っています。始まったばかりの会で 何ができるかお楽しみ! 皆さんの投稿お待ちしています。

シュタイナー学習会のこれまでの歩み

4月14日「フォルメン線描」

子どもにかんたんな形態を描かせることで、活動的な想像力やつよい意志を呼び起こさせようとする独自の教育方法。
クレヨンを持って、規則的な線を引いていきます。シュタイナーの12感覚のお話も聞く。

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シュタイナー教育の最終目標は、「自分の人生に、自ら意味を与えることのできる人間を育てる」ことです。
 この教育はまた、「自由への教育」という言葉で言い表されることもあります。おとなになった時、何者にもとらわれたり依存したりすることなく、自分の判断を自信をもってくだせるような人間、そのような「自由」な人間を作ることをめざすのです。
 

4月21日「オイリュトミー」

言語、音楽を体の動きで表現 不思議な動きを楽しみました。

4月28日「色の体験」

色えんぴつを削って、ティシュで色をのばしていく、一人一人思い思いの絵を作りました。色についてのお話も

5月12日「スペースダイナッミック」

みんなで楽しく体を動かして、ボール、棒の受け渡しなどをしました。オイリュトミーのもっと体育的なもの

5月19日「神秘学を学ぶ」

毎週火曜日のシュタイナーの勉強会です。今日は神秘学について学びました。学ぶほどにシュタイナーの魅力に引き込まれます。21世紀を生きる智恵が学べるような気がします。でもこの神秘学の本はかなり難しい。睡眠薬代わりにはもってこいですね。今日は2ページ進んだだけですが。

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5月26日「ぬらし絵」

外で濡らした紙に絵の具で色を付けていきました。色は光と闇から生まれるというお話も

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6月2日「物語の読み聞かせ」

昔話の意味するもの、読み聞かせが子供の心を活性化していくという先生のお話が中心

6月9日「バイオグラフィー」

自分史 生まれてから 63才以降までを7年ごとに区切って過去を見直し、未来を 予測します。それぞれの時期に重要なことのお話。自分が何をするために生まれてき たかを考えました。

6月16日「神秘学を学ぶ」

6月23日「星と人間」惑星の動きを、地球を中心に考える作業 惑星の植物に与える影響などにもふれる。 

毎週行っているシュタイナーの勉強会も人数が増え 会としてもまとまってきました。会報を出す打ち合わせやシュタイナー学校の設立準備なども検討中です。これだけの人達が集まれば何かできそうです。これからの展開が楽しみです。

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6月30日「重ね絵」

画用紙に赤と青1色ずつ 乾かしながら、色を重ねていく。山と朝焼けを重ね絵で表 現しました。乾くのを待つ時間が自分との対話につながります。

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バイオダイナッミック農法」7月6日

農薬、化学肥料を使わないだけでなく、惑星の位置を調べて種まき、収穫の時期を決 めたりと自然と調和した農法についてのビデオとお話。

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シュタイナーに出逢って

シュタイナー勉強会が始まって学ぶところが沢山ありました。おもちゃについても納得できる考えでした。プラスチックのおもちゃや 電池で走るミニカー、リカちゃん人形がなくなり、手作りの人形や木ぎれで作った積み木などが新しく加わりました。もちろん量はぐっと減り片づけも楽になりました。木のおもちゃなら見える所に置いてあっても心が和みます。色の氾らんもありません。いろんな形の木ぎれは、滑り台になったり、すぐに子供が遊んでくれたので親の方が驚いています。本で見て作ったルドルフ人形もおんぶしたり、カゴに寝かせたりで親も見ていて楽しいのです。また作る時間も楽しくお金もかからないのはなによりです。

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お知らせ

7月28日火曜日 10時から 池田公民館

子供を対象にした教室を予定しています。場所、内容は未定

問い合わせは 山本(64−4540)まで

夏休みのこと

7月21日〜8月25日まで 穂高の学習会はお休みです
9月にまた再開しましょう

会報作り一緒に楽しみませんか

どんな風にしていくかまったく未定。自分たちの思いを形にしていく作業ってきっと楽しいと思います。学校設立に向けて、学習会の運営スッタッフも募集中!!

臼井朋子(0263−83−3838)
山本桂子(     64−4540)
高橋喜代(     83−5850)
まで
E-MAIL:shalom@ma2.justnet.ne.jp

 

安曇野シュタイナー学習会通信 NO2   HlO.7.14発行
〜バイオ・ダイナミック農業〜(7月7日)
場所   舎爐夢(シャロム)ヒュッテ
時間   午前10時〜12時
講師   常任講師深澤先生
人数   20
内容   バイオ・ダイナミック農業について

◇1シュタイナーの世界4」のビデオテープを見せていただく。約一時間。

まず、へ一エンベルク共同体の様子。朝7:30に全員が`朝の集会'に集まり、今日一日の仕事の分担と月と星座の位置を確認する。次にフランクフルト郊外のドッテンフェルダー農業共同体のパン工場やチーズ工場の様子。
1924年にルドルフ・シュタイナーがコバービッツで農場主を集めて行った連続講義が元になって始まった。そこでシュタイナーは「地球のすべての営みは惑星や月の運行と密接な関係がありそのリズムやカを見極めながら大地に根差した農業をおこなわなければならない」とした。化学肥料の使用が土壌の力を低下させ、やがては農業を衰退させてしまうと指摘した。その講義から半世紀たった1968年にドッテンフェルダーに6人の農夫がバイオ・ダイナミック農業を行った。ヘッセン州から150ヘクタールの土地を借り受け農場をスタートすると同時に共同体としての新しい在り方を模索し始めた。1979年農夫たちはそれまで手に入れた農地、建物、機械などの一切を同じ農場の中に創設したドッテンフェルダー農業学校に寄付する形で私有財産から分離した。農業を通じて大地本来の力をよみがえらせようとする彼らにとって土地所有を世襲的な私有財産から切り離すことは欠かすことのできない大きな仕事だった。そして農場の経営も「共同体全体で一つの財布しかもたない」という経済共同体を築き上げた。
バイオ・ダイナミック農業の核心をなすものに自然の中の精神性を捕らえて作る“調合剤"というものがある。調合剤を作るのに基本になる素材は牛の糞です。作り方は牛の角に牛の糞を詰めて地中に埋める。冬の間に詰めておいて春に取り出す。冬の間にこの糞の中に宇宙からの力が取り込まれ蓄えられる。そしてこれを水中でしかるべきリズムで撹枠すると牛の糞に蓄えられた力は解放されて水を伝わる。その水を畑の土に撒く。牛は消化作用に大変なエネルギーをかける。その消化力は牛の全身を貫くが、それは体の外には出て行かない。角はその貫き出ようとする力を内に圧し止める性質をもっていて外に出さない。だから体の中に押し止められた高度な消化エネルギーはそれだけにいっそう牛の糞に集中していく。そしてさらにこれを角に詰めれば糞に蓄積した力も外に抜け出て行かない。
夏の調合剤の場合は角に水晶を詰める。この牛の糞の調合剤と鉱物の調合剤がバイオ・ダイナミック農業の二本の柱となる。調合剤には他にイラクサ、タンポポ、のこぎり草、樫の樹皮、カミツレなどがある。例えばカミツレは牛の小腸に詰めて秋に土の中に埋められる。こうしたさまざまな調合剤がバイオ・ダイナミック農業の土作りを支えている。
水を撒くには宇宙のリズムにあった日と時刻を選ぶ事が大切。例えば、水晶の調合剤を牧草地に撒くのは「葉の日の午後」か「月がうお座かかに座かさそり座の前にあるとき」
シュタイナーは「冬、自然は死んだ状態になっているように見えるが生命そのものが死んでいるわけではない。夏には目に明らかだった生命が地中深くもぐりこみ、目に見えない霊的な営みを活発に行っている。大地は冬こそより深い意味において命に満ちあふれている。」また「大地はそれ自体が生命をもっている。また大きな有機体の一器官でもある。例えば呼吸を助ける横隔膜のように、大地は地表と地中の絶え間無い相互作用、永遠なる交流をつかさどっている。」という。

シュタイナーのいっていることを学問的に実証しようとしている研究所がドッテンフェルダー農場にある。そこではカビに対する研究も行われている。この農場ではまたドイツ1500箇所に広がるバイオ・ダイナミック農場にむけて種を出荷している。ドッテンフェルダー農場はドイツのバイオ・ダイナミック農場を上台から支えている。またバイオ・ダイナミックで作られた「デメター」はヨーロッパ中心に広がっている。
ルドルフ・シュタイナーは小さな種の中に宇宙の似姿を見た。分子構造に表された物質とその科学的プロセスだけが種のすべてではないと考えた。大地に撒かれ時を得たとき、種はカオスの状態となり、あらゆる宇宙の作用が集まる。そして新しい秩序が生まれ、生命が誕生する。一粒の種の中で結び付く宇宙の力と地球の力、物質的にすべてを説明する科学的思考への強い批判がそこにある。
◇深澤先生の講義
・「食物連鎖」について。食物連鎖の生産者は植物であり、有機物(炭素・窒素・水素など)を作り出す。分解者は無機物(鉄・岩・銅など)
・太陽の黒点の動き方で地球が影響を受けている。
・牛の角は雌牛がよい。去勢された雄牛は全くため。
・夏は生き物は外に向かって活動的だが、冬は自分の内側に向かって活動する時で大事である。
・地球に近い惑星は地球の表面に影響を与える。
・月が5度傾いているというのは以前やったが、月の位置が植物に影響がある。
・太陽は1年で黄道12宮をまわるが月は1ヵ月でまわる。
・日本でバイオ・ダイナミック農業をやっている所が熊本にある。そこのカレンダー(作物の種を植えるときが書かれている)を見せていただく。
◇l人1人の感想を全員から聞く。
(後記)
ビデオでシュタイナーのバイオ・ダイナミック農業を実際にやっている様子を見ることができてとても興味深かった。調合剤の作り方や出来上がったものなどは見ないと想像もしがたいと思います。今後実際にバイオ・ダイナミック農業を授業に取り入れる予定(?)なので楽しみです。まずは、雌牛の`牛の角'を手に入れなければなりませんし、堆肥を作るにも2年はかかるとのことですが...。ビデオの後半に少し共同体の経済についての様子も映されていましたが、書ききれませんでした。興味のある方は山之内さんにビデオテープをお借りしてください。(上野)

お知らせ
☆7/14神秘学を学ぶ。
「神秘学概論」をもってくる。本を希望の方は山本さんまで中し出てください。
☆7/28“親子でシュタイナー学習会"
お友達を誘って来てください。詳細は別紙
☆8月いっぱい夏休み。
☆9/O1スタート。
           

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自主保育の試み           高橋 喜代

 この4月よりシュタイナー学習会を始めて4ケ月が経ちました。約20名の参加者の中には,小さい子供を持つ親が多く,是非この安曇野にもシュタイナー幼稚園や学校を作りたいという声が上がってきました。といっても何もないところから始めるわけですし,また,参加者の子供たちは0歳から1歳2歳3歳と乳幼児が多く,日一日と成長していく子供のためには,学んだことを日々の子育てに役立てることができるよう即実践していきたいという思いもあり,最初は週一回でもよいからシュタイナー教育を取り入れた自主保育の場を設けて一歩ずつ歩んで基盤を固めていったらどうかという話しが持ち上がりました。 そこで,参考までに,現在高校二年生の私の二男が,通ったことのある自主保育の教室のことを紹介したいと思います。私の家族は,7年前までは,東京に住んでいて,公団住宅の団地住まいでした。その団地には,母親たちの手で作られた3歳から5歳
までの子どもたちのための幼児教室という幼稚園でもなく保育園でもない自主保育の場がありました。それは,子どもたちが「おもいっきり遊べる元気な子」に育つようにという母親たちの願いをこめて作られた教室でした。今から20年程前のことです。幼児教室といっても,戸外での活動が多く,子どもたちは,リュックサックの中にお弁当と着替えを入れて通い,晴れた日は,公園や緑地に散歩にでかけて遊ぶという日課でした。部屋での遊びは,想像性を伸ばすためにも既成の教材など一律に買って与えるのでなく,できるだけ手作りの物や家にあるものを使って遊んだり,日本古来の伝承遊びなどしていました。
 教室の人数構成や時間帯などは,次のようです。5歳児と4歳児は,各1クラスあり定員各20名。週5日保育で朝9時から2時まで。保育者は,1クラス2名ずつ。3歳児は,3クラスあり定員各20名。一日おきの保育で週3回,朝9時から12時半まで。保育者は,1クラス2名ずつでした。教室は,団地の敷地内にあったのですが,初代の親たちが,市に働きかけたことで,市が団地の敷地を公団から借りプレハブの教室を建ててくれました。それにプラスして集会所も使っていました。幼児教室の活動は,団地の自治会の中では保育部として組織化されていましたが,自治会の活動も幼児教室があることで若いお母さんたちが活発に動いていたので,とても活性化されていました。講演会や行事などあるときは,自治会からの金銭的な協力もあったのですが,基本的は,親たちの自主運営 自主管理で教室は運営されていましたので,バザーをして収
益金を運営費に当てたり,保育者の募集から面接など幼児の募集などもすべて親の手でされていました。保育料は,当時一人月額9,500円でした。保育者への報酬額は,パートタイマーの平均的な時給の金額でしたが保育者は,教室の保育方針に理解のある人たちが本当によく子どもと向き合って保育をしてくれていました。子どもの自主性を重んじああしなさいこうしなさいなどと押し付けず,子どもの繰り返しの経験の中で気づかせながら,待つという保育をしていました。
 先にも書いたように,「おもいっきり遊べる元気な子」ということが保育の基本的な目標でしたが,もともと子どもには,遊ぶという力は十分にあるのですから,「おもいっきり遊べる環境」を整備するということが大人の役割だったと思います。子どもは,仲間同士でけんかもしながらおもいっきり遊び色々なことを学んでいく。昔の子どもが野山をかけめぐり遊ぶ中で生きる力など学んでいったように,ごくごく当り前にシンプルに子どもたちの自らが遊ぶという力を通して学び合い元気な子に育っていってほしいというそんな親の願が幼児教室にはあったと思います。
 また親たちは,与えられたり押し付けられたりする保育は,望んでいなかったので,親は子供を保育者に預けっ放しにするのではなく,親のできるところは,親がする,保育の方針についても,「子どもにとってどうなのか」ということを第一に考え保育者と親との話し合いを大切にして保育を実践していました。行事などは,親が役割分担して,すべて関わっていました。一つのことを決めるのに保育者や役員一人にお任せするのでなく,各々の考えを大切にしていて,人それぞれ考えも違う中でそのことを認め合いながら,互いを尊重しつつ話し合いを進めていく姿勢があったので,大変なこともありましたが,親同士や保育者との交わりも深くなっていきました。親も子も保育者も三つが共に育っていこうという考えがあったようにおもいます。
 普段の保育の中では,親はフォローという役割があって,散歩に遠出する時や誕生会などその時々必要な保育の手助けに持ち回りで親がフォローに入っていました。行事はバザーを始め,もちつき,遠足,七夕祭り,運動会等などに親も下の子どもを一緒に連れてきたりして楽しみながら関わっていましたが,このように何らかの形で保育に関わっていたので,親も子どもたちのことがよく見えて,子どもは自分の親だけでなく大勢の大人のまなざしを一杯受けて育つことができたように思います。その日の保育が終わっても,今日は誰々ちゃんの家へ遊びにいくなどとそれぞれに約束して遊ぶことも常でした。親が保育や行事に関わることなど面倒くさいといってしまえばそれまでですが,幼児教室で関わってきた親や子ども同士のつながりは,子どもが大きくなっても今だに続いていて,私たち家族がこちらに越して来てからも遊びに行ったり来たりするなどして,いつまでも交流があるというのが幼児教室のいいところかなと思います。
 また,都会では自然が少なくなっていますが,幼児教室では,まわりにゴロゴロとしている「おもいっきり遊べない環境」を振り払い,散歩などに出かけて子どもがもいっきり遊べる環境を忘れないで求めていたことは,よかったことと思います。
 子どもの可能性を駄目にしてしまうことの方が多い世の中で幼児教室は,可能性を引き出すというところまではいかなかったかもしれませんが,少なくとも可能性を変にいじくり回すということはせず,柔らかいほわほわのものとして大切にしていたことは確かだったと思います。子育てに100%すべてよしという事はないと思いますが様々な経験の中から良いところを生かし安曇野でシュタイナー教育を取り入れて,子どものそれぞれの持つ可能性を大切にして,自主保育ができたらと思います。
最後に私の当時作った詩を載せたいと思います。

 心に大きく拡がるもの

   だれも 幼いころ 遊んだ 思いでの場所が ある
   大人になって そこを 訪れてみると そこは 思いのほか ちっぽけで
   みずぼらしい 場所で あることが 多い。
   せまい 路地で あったり  ポロポロの 岩で あったり
   小さな ほら穴で あったり  草むらで あったり・・・
   どれも これも さみしいくらい 小さい のだけれど
   なぜか 大きく 深く 心に 残り 続けている
   そんなにも 大きく 思っていたのは 体が 小さかったからであろうか
   いや それだけではない    おにごっこ ビー玉遊び ゴムとび・・・と
   そこには 楽しい 遊びが たくさん あったからではないか
   仲間が たくさん いたからではないか

        幼児教室の 園舎も 砂場も 谷保緑地も たんぽぽ公園も
        たしかに 立派なものとは いえなかった かもしれない
        だけど きっと・・・

   数々の 楽しい 遊びが あったから   大勢の 仲間が あったから
   あたたかい まなざしが あったから   その 一つ 一つが
   これからも ずーっと 子どもたちの心に 大きく 拡がり続けていくことで
あろう
   いつまでも 大きく

これは,私が我が子の幼児教室卒室の記念文集に十何年も前に書きました。
シュタイナーを学んでみて思ったことは,小さいときのちっぽけなことが大人になっても心に大きく残り続けるのは,目には見えなかったその想像力が何倍にも大きくしていたためだったと思うようになりました。

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1998.8.18

会報編集風景 31ページの会報がまとまりました。後は印刷するだけです。

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安曇野シュタイナー学習会通信   NO3

神秘学を学ぶ    7月14日 10時〜12時 出席20名
学習内容
神秘学概論 P45,2行目〜P46,1行目まで

はじめに 深沢先生より

なぜ神秘学か

シュタイナーが書いた本は10冊程度だが、神秘学は後の方に書かれた本で、より深く考えた後がある。残りの本は講演をまとめた物が多い。
宇宙はどのようにできたとか、独特な感じで書いてある。
この本1冊をを読みこなせれば、神秘学、人智学はほとんどわかる。

なぜ読み合わせをするか。
シュタイナーの本はわざと回りくどく書かれている。さっと読んだだけではわからない。それでゆっくり読みながらわからない言葉を消していく。
みんなに解らないところを言ってもらい、それがなくなったら進んでいく。
・解らないことを、解る言葉で置き換える。
しかし前に言った事のある 前の所ででてきた言葉に置き換えるのが基本 読み方が解ってくると、その後は読みやすくなる。
・感じたことを表す勉強、頭で解っていても言葉で表すことが大事。

シュタイナーの本の読み方
・ふつうに読むときの10倍くらい遅く、1日30分くらい時間をとって毎日読むと力になる。さっと読んだだけでは得られないことが解る。
・感覚で解ることを言葉にするだけで大変。→感覚を読みとる。(そのために、最初はゆっくり読むことが必要。)思想を理解するためにはこの作業が必要。
解らなくていいので、1度全部読む、夏休みの宿題!

星野            メニューに戻る

あずみのシュタイナー学習会  
      『オイリュトミーワーックショップ』  《初めての方向きです》
 
 オイリュトミーとはギリシャ語で「美しいリズム」を意味します.私達人間が、言
葉を話し、歌い、自らの内側を表現できるのは,「のど」を通してです。オイリュト
ミーでは、詩、音楽を動きますが、この「のど」という器官に、私達が全身でなる試
みといえるでしょう。
 また、オイリュトミーは、1912年にルドルフ・シュタイナーによって始められた運
動芸術でシュタイナー教育において子供達の成長のバランスと調和のための必須科目
とされています。

と き   3月27日(土)、28日(日)
  
27日
 PM  1:00〜2:00 … 小学生(低学年対象)のためのワークショップ
 PM  2:30〜4:30 … 大人のためのワーク@
 PM  5:00〜6:00 … オイリュトミストの深川さんを囲んで茶話会。(オイリュトミー、
               ドイツの話など。)
28日     
 AM 10:00〜12:00 … 大人のためのワークA 
 PM  1:00〜 2:00   …  親子(3〜6才対象)のためのワークショップ

ところ 穂高町町民会館 視聴覚室
                         (28日の午後のみ他の部屋)
参加費       会員       一般           
        小学生  500円       800円          
        大人   1500円     2000円        
        親子   1000円     1500円                         
※ 大人のみ2日間出られる方は2日目が500円引きとなります。
                      
服 装
   動きやすいもの(女性はフレアースカートなど)    
       文字がかいてあったり色が混ざっていないような服が好ましいです.
   靴は底の薄い上履き。ない方は厚手の靴下。
   小学生は体育館シューズでよいです。      

     ◎各講座定員20名です。お早めに予約して下さい。
     ◎託児を希望される方は一人500円です。予約制ですので
        お早めに申し出て下さい。

講師紹介
  深川久美子さん 1967年愛知県生まれ
   1991年よりドイツにある自由ユーゲントゼミナールに学ぶ
     1993年よりミュンヘンオイリュトミー学校に学び1997年卒業
連絡先
    山本 桂子  tel 0263-35-4561(火、土を除く10:00〜17:00)
               または、tel、fax 0263-64-4540(19:00〜21:00)
    豊田 真樹子 tel,fax 0263-78-5399(17:00〜21:00) 

1998年11月4日 水曜日  
      エルゼ・クリンク・アンサンブル オイリュトミー公演 in 名古屋
  
 行けるとは思っていなかった名古屋でのオイリュトミー公演に行くことが出来たの
はたまたま主人がチラシを見つけて「どうして行かないの?」と言ってくれたことか
らでした。日が迫っていたのに母子席も丁度キャンセルがあって取ることが出来当日
は、主人が会社を早退してくれて開演寸前に会場に到着することが出来ました。行く
までに一冊くらいは本を読んでおこうと思っていたけれど…。結局オイリュトミーに
ついて何も知らないまま席に着き、開演までの少しの間にパンフレットでも読むべき
でしたが、同じ母子室(会場となったウィル愛知の母子室は定員4人の小部屋が 
4〜5ありました。)の人と話し込んでしまいました。
 開演の合図があり場内の明かりが落とされ台上にピアノ、ヴァイオリン、チェロの
奏者が現れました。舞台に向かって左端のそれぞれの位置に奏者が着くと、数人のオ
イリュトミストが音もなく能を連想させるようなすり足に近い足の運びで登場してき
ました。バッハのコラール(賛美歌)の演奏が始まると同時にオイリュトミーも突然
始まりました。数人の男女は3人ずつ3〜4の組(男性のみの組1つとあと女性のみ
の組)に分かれ組ごとに色の違うシンプルな衣装(ギリシャ神話に出てくる人が着て
いるような)にヴェールを羽織り組ごとに左へ右へ、前へ後ろへと他の組と交差した
りすれ違ったりを繰り返していきます。まるで顕微鏡で細胞の動きを覗いているよう
です、が、こんな風に感じるのは私だけだと思います。男性の組は暗い色の衣装を着
ていて曲の感じが力強くなったり低い楽器の音の時などに前の方に出てくるようでし
た、舞台の上には装飾がいっさい無く衣装も色の他は皆同じなので男性の大きな体や
手のひら、長い腕はそれだけでも十分曲の流れや雰囲気を伝えているように感じまし
た。また、曲の感じなどががらりと変わるときなどは照明の工夫で全部の衣装の色が
すっかり変わって見えるようにしてありました。それにしても腕の動きやステップの
いくらかの変化と、腕や体の周りをひらひらとまとわりつくように揺れるヴェールの
動きを見ていると日頃見慣れているダンスや踊りのたぐいとは全く違うのでどう見て
良いのやらちょっととまどってしまいましたが、不快感やさめた気分にはなりません
でした。なぜならとても美しかったからです。
 いくつかの音楽や詩のオイリュトミーのあとにユモレスク(滑稽な主題)のオイ
リュトミーがありました。これも能の間にある狂言に動きが似ているなと感じまし
た。とても
おかしかったです。
 目の前でなんだか解らないまま展開されていく初めて見るオイリュトミーの世界に
力が入りすぎて少し疲れてきた頃、最後のオイリュトミー 「B.スタメナ ピアノ
三重奏ト短調フィナーレ プレスト」が始まりました。鮮やかに軽やかに色が混じり
合うようなそのオイリュトミーは蝶が舞っているようでした。急にお腹のそこから震
えがきて涙がこぼれました。
 最後にオイリュトミーが終わっていったん退場したオイリュトミスト達が全員舞台
上に並び私達に向かってお辞儀をしたのですがその並び方の気品のある美しさはとて
も言葉には表せないほどでした。
 今回、オイリュトミーされたシュタイナーの詩の訳がパンフレットに載っているので
ここに書きます。
     

         「光と星」
    光の方へ向きを変えよ
    この暗闇の時代に
    精神の
    夜明けへ向けて
    魂のきよらかなまなざしをなげよ
    人間よ 意志せよ
    いつまでも そのようにあれ

 本当に行けるとは思ってもみなかったオイリュトミー公演に行くことが出来て貴重
な体験が出来たと思っています。この体験は私の中でどんどん変化しながら育ってい
きそうです。帰ってからオイリュトミーの本をすこしずつ読んでいます。シュタイ
ナーの本はどれもそうですが驚く事がいっぱい書かれていて「あぁ、こんなに私は何
も知らなくて、でもこんなにすばらしい存在なんだ」なんてのんきに感動していま
す。
 最後に、私事ですが母子室で一緒に見ていた娘の志歩はこの時10ヶ月で心配して
いたのですがとてもおとなしくしてくれていて舞台を見ているのか前の人の頭を見て
いるのかは解りませんが前を向いて結構な時間じっとしていました。(今じゃ無理で
す。)最後の拍手の時に初めて人まねでは無い自分の意志でする行為を覚え(私の知
る限り)それ以来しばらくは嬉しいときには拍手をしていました。
                              
    

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        「ぽっこわぱ耕文舎」ドニー・ピリオさんの講演会に行って来ました

 ドニーさんは、バイオダイナミック農業を日本で実践されているフランス人です。
最初
千葉で8年くらい農業をやってらしたのですが、工場の進出など環境の悪化から7年
前九州の阿蘇に移られたそうです。「ぽっこわぱ」というのはフランス語で「どう
やっても良いじゃないか」と言う意味で、畑は主に奥様の祥子さんと他もう一家族で
運営されています。
 ぽっこわぱ農場は全部で3町半で、季節の野菜を作る畑2町半、たんぼ8反、ビ
ニールハウス2反。穫れた野菜6〜10種類を毎週100パック宅急便で送っています。契
約数は約200軒あります。
 有機農法と言ってもいろいろな方法、肥料があって中には良くないのもあり、動物
の糞だけの肥料だと成長が早く腐りやすく虫がわきやすいので、堆肥は繊維が多い方
が良く糞は10%ぐらいが良いそうです。見ただけでは解らないですが、良い食物とは
良質のエーテル体で形成されていてそのエーテル体がたくさん食卓にまで残ってくる
物のことです。エーテル体を見える形にする方法が最近ヨーロッパで発見され、その
方法は人参の場合だと人参ジュースにしてCuCl2 10%液を作り両者をシャレーの中に
入れそのシャレーを木の箱に入れ水分を蒸発させて結晶させるというものです。実験
結果の載ったヨーロッパの雑誌の写真を見せて貰うとバイオ・ダイナミック農法や良
い有機農法で作られた野菜は見るからに力強い様子をしていました。
 日々の食べ物の中心である穀物、アジア=米、ヨーロッパ=麦、アメリカ=トウモ
ロコシはそれぞれ働きが違い、アジアは熱エーテルが強く働く地域で火山も多く、稲
は宇宙的で月紀に生まれた物で未来には無くなるそうです。ヨーロッパは化学エーテ
ルが強く働き、これは地球的、物質的になります。アメリカは生命エーテルが強く働
きこれはとても地球的物質的になるので豆(宇宙的になる)を良く食べてバランスを
とるそうです。
 この他に、深澤先生の「バイオ・ダイナミック農法」の講義で勉強したのと同じお
話が少しあったのと雑談の形で以下のお話が有りました。
・ 食べ物が食べられたときに抵抗する力が大切。
・ 穀物の持つ自然の甘みや、食べ物がゆっくりと体の中を流れ、食物が体に語りか
ける事がが大切
・ 砂糖、糖分の多い食べ物はすぐに吸収されるので良くない。甘い物を食べ過ぎる
と意志が弱くなる。
・ 冷凍食品、電子レンジに食べ物をかけるとエーテル体は壊れる。
・ 「ぽっこわぱ」で運営している「おひさまのいえ幼稚園」はドニーさんと友達の
子供の3人と村の子供3人の合計6人で毎日ほとんど外で遊んでいる。
等でした。今年の11月にドニーさんに来ていただく予定ですのでおたのしみに!

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《バイオ・ダイナミック農法とは》
 
 バイオ・ダイナミック農法は、宇宙から地球上の「生命」を統御する「力学」原理
に従って農を行おうとする農業法で「生命を、物質面(遺伝)から、人為で操作す
る」バイオ・テクノロジーや「自然の法則に従って、人為を排除して、農業を行えば
よい」とする農法とは異なります。
 具体的には、
1,調合剤を使います。
2,天体の運行に調和して、作業をします。
3,化学肥料、農薬を使わず、すすき、ちがや、落葉、籾殻、米ぬか、と10%前後の鶏
糞/牛糞を発酵させて作った堆肥を畑に施します。
 調合剤とは、現在地球に存在する、鉱物(水晶)、植物(カミツレの花、樫の樹皮
など)、動物から得られる物(牛糞、鹿の膀胱など)を、特別な仕方で調合します。
 天体の運行に調和して作業をするとは、宇宙、特に十二獣帯星座、惑星、太陽、月
からは、それぞれ異なったエレメント(熱、光、水、土)に影響をおよぼす力が地球
に注がれています。植物は、宇宙との関係が非常に深く親密で、そうした力に成長が
強く影響されます。熱のエレメントに影響を及ぼす力が地球に強く注がれているとき
は、穀物・豆・果菜類(トマト・キュウリ等)、光の時は、花菜類(花・香草等)、
水の時は、葉菜類(ほうれん草・キャベツ等)、土の時は根菜類への作業が効果的で
す。
 詳しいことは「ぽっこわぱ耕文舎」から出版されている「種まきカレンダー」(農
事暦)や「天と地の間で」バイオ・ダイナミック・ニューズレターをお読み下さい。
・ 「種まきカレンダー」(農事歴) ¥1,500
・ 「天と地の間で」バイオ・ダイナミックニューズレター1,2    各¥800
を、シャロムヒュッテさんに置かせて貰っています。「天と地の間で」は残りわずか
です
お早めに!

                             以上 豊田 真樹子  
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あずみのシュタイナー学習会までの道

深澤 清泰

地球の限られた資源を使い捨てや浪費するのでなく有効に活用しよう、地球環境を守ろうと、リサイクルが注目され盛んになっています。資源が無限ではないという意識を私達も持つようになり、コストがかかっても資源を有効に再利用するのが定着しています。しかし地球資源以上に、世の中で最も有効に活用されていないもの、使われていないものは私達自身の中のいまだ現れていない埋もれた能力なのです。
例えば誰もが認める愛される素晴らしい人と、そうでない人との違いは、本来その人に備わった能力を充分に発揮している人と、できていない人との違いではないでしょうか。私自身を考えてみても、能力を精一杯発揮して生きているとはとても言えません。本来は一人一人がそれぞれに与えられている素晴らしい能力を持っているのにもかかわらず、実際に現れている能力において差が出てくるのは、幼い頃の周りの環境、特に親の影響に拠る所が大きいのです。もちろん成長してからは本人自身の意識の持ち方や努力によって大きく変化するでしょうが‥‥。
「人間一人一人の中にまだ現れていない素晴らしい能力がある」という事と、「子供に対する親の責任は大きいのだ」と私自身が気付いたのは、生まれてから既に30年近くたっていました。その後、私自身のやるべき事を捜し、子供をどう育てれば良いのかに関心を持ちました。しかしもう30年も(それに気付かずに)過ごしてしまいました。その間に磨くことができずにいた能力が現れていなくてもしょうがない、と自分の中でも納得して諦めているところもあります。けれども自分の(責任の範囲である)子供に対してはその子の可能性を伸ばしてあげ、少なくとも可能性の芽を潰すことはしないようにしたいと思いました。
それではどうしたら子供の能力が伸ばせるようになるのでしょうか。どうしたら子供の芽を潰すことなく成長させていくことが出来るのでしょうか。
誤解を恐れずに、シュタイナー教育に出会うまでに実践した様々な教育法をあげてみます。

●ドーマン教育法
‥‥五感を通して強い刺激を何度も繰り返して与える治療訓練で脳障害児を健常児よりも優秀にした実績をもつ医師が開発した能力開発法。
●能力開発事業団
‥‥IQが普通の主婦と夫が天才少女を4人産み育てた、胎内教育から始まり、3歳までの教育法。平安な深い愛情を持つ母親が胎児に語りかけることから始まる。
●七田教育法
‥‥様々な道具を用いて胎児及び幼児から行う知的訓練教育。創始者の子供が障害児だったことからこの教育法を開発した。
●言語交流(ヒッポファミリークラブ)
‥‥11ヵ国語を自然習得し(赤ちゃんが言葉を覚えていくように母国語として自然に言葉が話せるようになる)言葉を自然科学する。また量子力学、フーリエ関数等の数学も自然を表わす一つの言葉である、という観点から研究している。
●ゴードン博士の親業訓練
‥‥よりよい親子(人間)関係を求めて心のかけ橋をきずく方法(親と子の勝負なし法等)。例えば会話の技術を習得することで、子供が自分で問題の答えを見つけていくのを助けていく。
●公文教育法
‥‥障害児でも算数の学力をつけることが出来るスモールステップのプリントを開発。短時間に正確にプリントをこなすことが出来るようになる力をつけてから、次のステップに上っていく方法。創始者の子供が障害児だった事からこの教育法を開発した。
●セルフラーニング教育法
‥‥強制しない・押しつけない・命令しないを基本に、子供が自分で判断し考えていく事ができるような教育で、プリントを子供が自主的に解く。採点は子供が行う。教師は子供のアドバイザー的な存在。自分の子供は学校授業の進度についていけないと思った創始者が考えた方法。創始者は公文の教材開発の経験がある。
●鈴木メソッド
‥‥才能教育と呼ばれており、誰でも母国語が話せるようになることから、母国語教育法こそが教育法の原点であるとする。主として音楽を通して人格形成していく。
●交流分析
‥‥親・大人・子供に自我を分類し、相手との交流の中で色々な自我状態になっていく時の分析と、その対処法を明らかにし、生き生きと生きていく為の手法。
●パーソナル・モチベーションの力
‥‥ポールJマイヤーが開発した自己実現の方法。テープを毎日聴いたり、目標を紙に書いたりして、夢を具体化し実現していく。

私が経験しただけでも様々な教育法があり実際に子供にも実践してみました。今の社会は知的に優秀であれば有利な世の中になっています。例えば奨学金を貰ったり、就職に有利だったり人の優劣を判断するのは知的に優れているかであったり、‥‥‥。その為でしょうか世間に広まっている教育法の多くが知的な教育法です。無駄をなくす、とか効率良くということを教育の中で追究していくと知的教育法に近付いていく傾向にあります。また知識が豊富な人間を作ろうとする方向に進んでいくと親が子供に色々な事を要求するようになってきます。例えば進学塾に行かせようとしたり、プリントをやらせようとしたり、‥‥‥。子供の可能性を伸ばしてやりたいと願うことが逆に子供と親自身にプレッシャーを与えるようになってしまうのです。
しかし頭が良ければ良いというものではありません。「知情意」という言葉がありますが、知識と感情と意思を人間のひとつのまとまりとして捉えています。知識のみを伸ばすことを考えていくことは人間のバランスを崩すことになります。私が様々な教育法をしてきたのは、どの教育法も私の求める「真の人間」への成長の為には不充分だったからに他なりません。育っていく子供を見ていると「これではだめだろう」というのが分かりました。
本当の教育法は自分で作っていくしかないのだ、と思っていた頃にシュタイナーに関するセミナーや、シュタイナーカレッジの入学説明会に参加する機会があり、今まで実践してきたのとは違う教育法だな、と感じ興味を持ちました。思考・感情・意思を人間の本性として、3つの本性を子供の成長に合わせてバランス良く育てていくというのも新鮮でした。
95年夏にシュタイナーカレッジ
(米サクラメント)の先生らによってワークショップが金沢で行われました。実際にオイリュトミーや絵画、ドラマ、インナーワークなどを初めて体験してみると、自分の中でそれまでの教育法では感じたことのなかった衝撃ともいえるような喜びが湧いてきました。
「この教育は何だかよく分からないけれども何か深そうで何かありそうで面白そうだ」と、もっと深入りしようと思い、95年12月にシュタイナーカレッジ(米サクラメント)へ一週間、体験入学しました。
シュタイナーカレッジの中は独特の雰囲気があり、最初は何かしら異様なものを感じました。世界中から学生が来ており、日本人も沢山いました。放課後も自主的に学生達が集まって、様々な学習会をしていました。海外にまで来て学ぼうとする一人一人のシュタイナーに対する意気込みの強さを感じました。
シュタイナー教育の考え方の一端を表わす例ですが、『子供達と一緒に散歩に行ったとすると誰かが最初に何か本当のもの(真実‥‥etc.)を見つけた時に、指導者がどう反応するかに2通りあるといいます。一つは「そう良かったね。みんな見てご覧。□□ちゃんが見つけたよ。」と言って気付いていない子供にも教えるという方法。もう一つはもう少し多くの子供達が自分の力で見つけるのを待つ方法』。シュタイナーの教師は待つことが大きな仕事です。
 シュタイナーカレッジでも学生が自分自身で見つけ出そうとする意気込みが感じられました。シュタイナー学校は何かを教えるという学校ではなく、自分が見つける(学ぶ)喜びを与えてくれる学校なのだと実感しました。
シュタイナー学校も見学しました。小学校2年生のメインレッスンは国語の時間でしたが、カーテンを引いて電灯を消し、蝋燭をつけて静寂の中で物語を15分程度話していました。その間、教師はテキストは全く見ませんでした。午後になるとダレていた子供でもメインレッスン中は集中していました。話しは永遠に続くかの様に感じるほどで全てを覚えている教師と、ずっと集中している生徒との授業風景は感動しました。知的教育法が目標とするような知恵だけが優れたエリート(?)を育てようとしているのではありません。シュタイナー学校は真の人間を育てる所なのだと思いました。効率やシステムで考えるのでなく、人間の本質を見て、内面をどう育てるかを考えて教育しています。
96年9月より家族で渡米し、シュタイナーカレッジに留学しました。子供二人はシュタイナー幼稚園に通いました。そしてお金と髪の毛が乏しくなり、自分の子供達に教える事ができる力がついたので帰国しました。
皆で学ぶことによってより深くシュタイナーを学べる事を経験したので、松本で「シュタイナー教育を学ぶ会」を毎月開くようになりました。そこに参加された方々の中で白馬と穂高でもシュタイナー学習会を始める、という事になり、98年4月より「あずみのシュタイナー学習会」が始まり、そして現在、共に学ばせて戴いています。     1999.3.31.

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現役のシュタイナー学校(ドイツ)のヨアヒム・ブルーネ先生による連続講座

主催 シュタイナー教育を学ぶ会 松本
あずみのシュタイナー学習会
白馬シュタイナー学習会

単なる知識を詰め込むのではなく、心や、魂や、精神への働きかけが人には必要だという考え方が教育においても広まっています。『真の教育とはどんな教育なのか』を多くの人が考えるようになりました。約90年前からドイツで始まったシュタイナー学校が現在600校以上となり、現在特に注目され、ブームの様になっているのは、そういう理由なのではないでしょうか。
しかしながら、日本においてはシュタイナー教育を実践したり、体験することのできる場所が少ないことは残念です。本を読んでも分からない事が、体験することによって身体で分かる事が多いのが教育です。
そこで今回、ドイツ・シュタイナー学校で長年実際に教えていらっしゃる先生を松本にお招きし、生の声を聴くことのできることは私達にとってとても貴重な体験になる事でしょう。
実際に授業を体験できるような感覚を味わって戴くことが出来るよう、シュタイナー学校の授業のビデオを観ることもできるような講座にする予定です。


講師

ヨアヒム・ブルーネ先生
(Joachim Brune)
‥‥‥1950年5月16日ハンブルク(ドイツ)生まれ
大学でドイツ文学(言語学と哲学)を学び、大学助手を経てギムナジウムのドイツ語と哲学の教師の資格を取得する。その後、シュトゥットゥガルトのシュタイナー学校教師養成所にてシュタイナー教育を学ぶ。その後12年来、デュッセルドルフのシュタイナー学校にてクラス担任(1年生から8年生まで)としてシュタイナー教育を実践している。また13年生(アビトゥーアのクラス)に哲学及び宗教も教えている。

 神野くみこさん
‥‥オイリュトミスト。日本生まれ。ドイツでオイリュトミーを長年に渡って学び、現在ドイツで子供及び大人にオイリュトミーを教えている。
ブルーネさんの通訳もして戴きます。


日時:6月26日(土)

10:00〜12:00 講座@
『シュタイナー学校の教え方の根本』
 …エポック授業と専科の授業
3〜4週間午前中の時間は同じ 科目をする理由

13:30〜15:30 講座A
『8年間担任制の意味』
 …8年間で子供がどう変わるか
担任を8年間も同じにする理由

15:30〜16:00‥質疑応答


6月27日(日)

10:00〜12:00 講座B
『算数の授業(1〜2年生)から』
…計算から恐れを取り除く
算数を嫌いにさせない為には

13:30〜15:30 講座C
『シュタイナー学校の教育の仕事』
…自己教育を踏まえて
教育に求められる教師・親の姿

15:40〜16:30 講座D
【オイリュトミーの講座と小体験】

16:30〜16:50‥質疑応答


場所:◆M・ウィング
(松本中央公民館)
松本市中央1ー9ー21
(松本駅より徒歩7分
女鳥羽川沿い)
会場の都合上、各講座とも定員がありますのでお申し込みをお願いします。

会費:
1講座のみ 2000円
2講座 3500円
3講座 4500円
4講座以上 5000円
(当日は500円増し)

お申し込みは

深澤 0263−34−7580
出来るだけFAXで
お申込み下さい
宿泊を希望される方も上記に連絡 下さい。

託児:未定


ヨアヒム・ブルーネ先生を囲んでの
あずみの及び白馬 合同
シュタイナー学習会

6月28日(月)
9:30〜12:00
母親からの質問に対する応答及び
『シュタイナー学校入学
先生・両親・生徒の共同作業
9才 成長における転換期
授業における絵画の必要性など』

12:00〜14:00 昼食会

場所:ペンション
シャロムヒュッテShalom Hutte
昼食会は弁当持参です。
会費:1000円
(会員外は2000円)

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アドヴェントガーデンを体験して

1998年12月23日ふるまや会館で行なわれたクリスマス会にて始めてア
ドヴェントガーデンを体験する機会に恵まれました。当日午前中で終わるはずの
仕事が午後まで伸び、あぁ〜時間がない!と子供にあたりちらしながらばたばた
と準備をして時間ギリギリに出かけ、ふるまや会館に着いた時にはすでにアドヴ
ェントガーデンは始まっていました。12月に入ってからというもの何かと忙し
く、クリスマスに関する学習会にも出られず、クリスマス会がどんなものである
かというイメージも持てないままの参加でした。アドヴェントガーデンが始まっ
たばかりの部屋に入ったとたん…そこは別世界・・たくさんの人々がいるにもか
かわらずそこには静寂がありました。ライヤーの音が心地良く響き、それまで慌
ただしく過ごしていた午前午後(また12月という月が)とは別の時間の流れが
ありました。思わずイライラと慌ただしい気持ちで過ごしていた自分自身が恥ず
かしくなりました。・・と思いながらも私自身はまだその雰囲気に慣れないま
ま、キョロキョロと周りをうかがっていました。目が慣れてくるにしたがって、
本当になんてたくさんの人がいるのだろう!と驚き、「皆さん熱心に学習会に参
加されていたのね」・・とまたしても劣等生の気分にひたっていました。いよい
よ娘とわたしの番になり、天使の方よりいただいたりんごの芯をくりぬいてつく
ったキャンドルスタンドに蝋燭を立てたもの持ってアドベントガーデンの渦巻き
の中をゆっくりと歩きました。その時のわたしの心は周りの雰囲気に自分を合わ
せるという状態であったと思います。渦の中心に灯された大きな蝋燭のところま
で辿り着き、いよいよ娘(2歳)が自分の蝋燭に灯をうつす瞬間、その真剣な眼差
し、深い畏敬の念に満ちた眼差しを見た時、初めてアドヴェントガーデンのかた
ちではなく本質にふれたような気がしました。シュタイナーの勉強をしていくに
あたって、つい私自身が(大人が)学んだことを子供に与えたいという気持ちが
あったように思うのですが、子供の中にこそ無意識ながら本質を感じとる力が
脈々と流れているのではないかと思わせられた衝撃的な出来事でした。このこと
からそれまで現在の生活の中にシュタイナーの思想をどのようにして取り入れれ
ば良いか?また取り入れることがどこまで必要か?という迷いがふっと軽くなっ
たように思いました。それは、幼児には自然の奥深いものを感じ取る力があると
共に本質を見抜く力がある・・という確信のようなものです。また、ただ形をま
ねるだけのようでも、体験することによってしか得られないものもあるのではな
いかということです。物にあふれ、情報にあふれたこの現代の生活の中にあって
自分にとってを何が本当に大切なものであるかということをゆっくりじっくり考
え、感じながらシュタイナーを勉強していきたいと思うこの頃です。また「幼児
の持つ力」をより注意深くみつめていくことによってシュタイナーの思想をより
深く知ることができるのではないかと思っています。
                                                                                    
さくらいじゅんこ

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学校におけるシュタイナー教育への模索              〜教師とは…〜

シュタイナーとの出会いは、8年前、ある小学校で音楽専科の産休講師をして
いた頃のことでした。それまでの5年間は養護学校で、知的障害者といわれる子
ども達とともに過ごしていました。その頃は、子ども達はとても素直で可愛く、
1クラス7人程度だったこともあり、まるで家族のように のんびり過ごしてい
ました 。それがいきなり1クラス 40人 弱の 子ども達 、12クラス(4〜
6年 まで3クラスずつ) の音楽をうけもつことになり、もう本当に アップア
ップした状態でした。こんなにたくさんの子ども達とどうやってつきあっていこ
うかと悶々としていた時、シュタイナーの本と出会ったのです。その中に 「教
育は芸術である。そして教師は舞台で演じる演技者である。観客である子ども達
に、"ブラボー!"と歓声をあげられようが、"ひっこめー !"とヤジをとばされ
ようが、ひたすら演じ続けねばならない。」というようなことが書いてありまし
た。それを読んだときなぜかとても感動して、「そうか〜。こういう風に考えれ
ばいいのか〜。」とすごく気分が楽になったのでした。そしてそれからは、いか
に子ども達に楽しく音楽の時間を過ごさせるか・・、という気持ちに徹して日々
の授業にのぞみました。それと、できる限り「ひとりひとりの子どもをイメージ
する」ために各クラスの子ども達の名簿を見ながら名前をつぶやきつつどんな子
だったかな〜と思い出すことにつとめました。そんなこんなで子ども達 とはけ
っこういい関係を保ちつつ、あっという間に1年を終えました。それと同時に長
男誕生、しばらく育児に専念することになりましたが、「教育は芸術である」の
言葉のミリョクにとりつかれた私はいつかまた学校に戻ることを夢みて?シュタ
イナーの本をかたっぱしから読み始めるようになったのです。そして5年 前、
今の小学校への就職が決まり、はじめて3年生の担任をすることになりました。
子ども達はみんな、明るく素直で私は自分のクラスを持てた喜びでいっぱいでし
た。ところが毎日のあわただしさといったらそれはもう大変で、時間割に追い回
されてフーフーいっている感じでした。でも、そんなバタバタの毎日の中でもシ
ュタイナーの本の中で出会ったいくつかの言葉を支えにしながら、子ども達とつ
きあってきたように思います。「教師は将来自分と同じようになる子どもを教育
するのではない。自分よりはるかに偉大になる子どもを正しく教育していかねば
ならない。」う〜ん、この一言だけでも子供にたいする見方がぐっと変わりま
す。そして「どの子も一生懸命良くなろうと、伸びようとしています。それを少
しでも妨げるようなことはしてはならない。」とありますが、その"妨げるよう
なこと"というのは"子供に対して否定的な言葉をかけること"だそです。もし言
ってしまったら、"ごはんものどを通らないほど悩まねばならない"のだそうで
す。これは本当にしっかり肝にすえておかないとついポロっ…といってしまった
りするのですね。本当にいろいろ気にかけておかねばならないことはたくさんあ
ります。「毎朝教室に入る時は、自分の中にある一切のイヤな気持ちを 捨て
て、さわやかな存在として子ども達の前に立つこと」というのもあるのですが、
これが結構難しくて、ちょっと油断すると、すぐ不機嫌さが顔にでてしまう私は
「先生なんかちょっと機嫌わるいんと違う〜」「しんどいんかな〜」とヒソヒソ
子ども達に心配されることもしばしばでした。そしてなによりきわめつけが、
「教師はなにもしゃべらなくても、毎朝子ども達の前に立つだけで、子どもが良
い教育を受けることができる。これが一番大切なことです。」というものです。
お〜っもうここまでくると神様にならなきゃやってられないよ〜、という感じで
すよね。ただだまって立っているだけでこどもに良い影響を与えるなんて・・!
これにはかなりの修行が必要です。修行?!・・そうなのです。教師は良い先生
になるためにひたすら自己教育の修行にはげまなくてはならないのですね。エポ
ック授業もオイリュトミーもな〜にもないところで、ちょっとでも意識してはじ
めることのできるシュタイナー教育…て結局はまずは教師の自己教育なんだな〜
と思っているこの頃です。余談になりますが、私が今勤務している学校は、人権
教育を積極的に進めていこうとしている学校です。「ひとりひとりの子どもを大
切に」「しんどい立場におかれている子を大事にしていこう」と教職員全体で
日々フントウしています。日々の忙しさにかまけて"シュタイナー教育"なんてど
こかへとんでいってしまっているような毎日ですが、シュタイナー教育って、や
っぱり"人権教育"通じるものがあるな〜と、フッと思ってしまったりするので
す。いよいよ新学期…またあらたな気持ちでがんばりたいと思います。
                                                                                                                                       
植村 京子
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あずみのシュタイナー学習会の一年をふりかえって     山本桂子

 あずみのシュタイナー学習会が発足して一年がたちました。R・シュタイナーを学びたいという人々がシャロムに集い、深澤先生のもと毎週勉強会をおこなってきました。毎週の勉強会に加えて、7月に池田町で親子でシュタイナーを体験しようの会、スペースダイナミックを中心とした身体をつかうワーク、10月、お互いをより知り合いたいという思いで星野さん別宅をお借りした合宿では、朝の6時まで話合いが続きました。12月のクリスマス会はそれまでのみんなの力を結集させ、心に残る楽しい時間をすごせました。2月、物語文化の会の渡辺さんによる子育てを中心にしたお話はみなさん熱心に耳をかたむけていました。3月、愛知県よりオイリュトミストを招いてのオイリュトミーのワークショップが二日間に渡っておこなわれました。いつも影で支えてくれる人々の力でひとつひとつが実現していきました。

 深澤先生(きよさんとなかなか言えない)の持っている知識を分け与えてくださることに感謝します。深澤先生の存在なしには、この会の方向性も定まりにくかったことでしょう。

 そしてなんといっても場所を無料で(お茶、おいしい食べものつき)提供してくださっているシャロムさんの御好意にはいつもいつも感謝しております。さらに4月からは畑の手配までしていただき、一段と幅広い活動ができることになると思います。

 7月には『サマー‐キャンプ』を計画しています。無理なく、でも少しだけ背のびしてこんなことやれたらいいなぁ、やってみたいなぁ、こんなことできるんだぁ、を実現したいです。この実現の第一歩として江原さんが場所を提供してくださる予定です。力のある人、知恵のある人、夢みることのできる人、みんなの力を合わせ、心のかよわせられる瞬間の喜びを得るため。

 私がこの一年で得た一番の宝は、素晴らしい人々と出会え、そして続いていくということです。これからもよろしくお願いします。

   「オイリュトミーワークショップに参加して」

 昨年秋に名古屋でおこなわれた、エグゼクリンクアンサンブルのオイリュトミー講演、翌日メンバーによるワークショップに参加して、ほんの少しオイリュトミーとは何かを感じることができましたが、自分の中でまだオイリュトミーって何だろうという思いがありました。今回オイリュトミストの深川さんにいろいろ教えていただいて、自分なりに少しわかったことがありました。

 オイリュトミーは自分の中心をつくり、社会性を養えるそうです。エーテル体が自我と結びつく手助けをするのにシュタイナーが考えたのが、オイリュトミーなのでしょうか?オイリュトミーを体験していくことで、失われた時間を再生していけるでしょうか。私は昔から音程がよくわからないといったら、深川さんは背中の肩こう骨のあたりを指して、「ここを閉じちゃっているんでしょうね。」とおっしゃいました。言われたことがすぐにできなかったこと。小さな頃から、左右がよくわからなかった、直線感覚の弱いこと。こんな簡単なことわがらないのは、いつも自分だけだという思いで、恥ずかしくて言えなかった様々なこと。オイリュトミーに参加して、つらかったことがよみがえってきました。でも今は「わかりません。」と言えるようになったことが、少し進歩したのかもしれません。自分を開放していくために、オイリュトミーを続けることは、私にとって大切なことなのかもしれません。

1999.4.20バイオダイナミック農法

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喜代さんsaid

昨日の農作業楽しかったです。わたしも100坪も借りてしまったので,なんとかお父
さんも連れ出してやってみたいと思います。昨日の夜も,主人は会社から10時すぎに
帰宅。会社もいろいろ大変なことがあるようで,今年に入りずっと忙しく,昨日も帰
るなり沙也をだっこして,大変なんだよと沙也に言って,逆にだきしめている沙也に
癒されていました。畑の話をして一緒にやろうと誘ったのですが,いやだと言います
。会社が忙しい時だからこそ,あの場所へ行けば,元気がでるような氣がして,散歩
だけでもいいからと,主人を連れ出せるようひそかにこの先のわが家の姿を創り上げ
ている所です。10年程前,主人が雑誌でシャロムのことを知り,たまたまシャロムに
空きがあり,家族で泊まったことがきっかけで,信州での今の生活があるように,ま
た,あの畑に行くことで,またもう一つの転機がわが家にもあるかもという予感を感
じつつ,主人が畑に行けるよう祈っているのです。
焼物のことなどで,お父さんも本当はいろいろパソコンをいじりたいのだと思います
。シュタイナーの皆さんとも主人も焼物などを通じて交われる日が来るといいなと私
もイメージを膨らませています。
というわけで,今は,わが家も夫婦のありようや生き方を問われている時でもありま
す。
畑がいいきっかけになりますよう。ジャーン。(いろいろと書いてしまいました。)
昨日のうちに,もう再び耕してくださったんですか。やること早い。感謝です。力も
百倍ですね。
また,よろしく。                   高橋 喜代



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桂子さんsaid

大地の男,健二様へ
今日は素晴らしい一日をありがとうございました。
今日の日をズッート以前からとても楽しみにしていました。
初夏の陽気と美しい空の下で、真っ黒に輝く美しい大地に種をまけたこと、とても楽
しかったです。また採れたての、菜の花のおひたしのおいしかったこと。
もう、なにもかも大地の男健二様のおかげです。
本当にありがとうございました。
私を含めて、ほとんどの人が農業初体験で、このような恵まれた形で、チャンスを与
えてくださったことに、感謝です。
庭もない家に住んでいる、ふつうの主婦にとっては、畑をやるなんていうことは、あ
こがれでもあったと思います。面倒をみてくださるということは、すごいことだなぁ
と、つくづく思いました。
来週なにを蒔こうかと、これから考えることも楽しみです。
また、来週もよろしくおねがいします。
桂子より

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豊田さんsaid

昨日は有り難うございました。至れり尽くせりで感謝しています。
土曜日には主人を連れて行きたいと考えています、きっと驚くでしょう!
 臼井さんが林原さんとお知り合いかもしれないとは前から思っていたのですが
主人とは十石で知り合いました。でも私達の知っている十石小屋はもうすでにできあ
がっていて当初のメンバーの人たちの事は話で聞くだけでした。主人は信州大学の現
役の山岳会
の部員の頃に竹前さん(ご存じかもしれませんが)に誘われて避雷針などをボッカ練
習を
かねて運び足繁く登っていたようです。その行き帰りに良く林原さんの所でお世話に
なっていたようです。私が十石に登ったのはもっと最近です。十石で小屋開け、閉
め、トイレの穴掘り
などに参加して多くの事を学べたけど十石を想えば想うほどどうしてこんな小屋をこ
こに
たてちゃったんだろうと思ってしまいます。当初の事は良くわかりませんが、人の思
いや
行動力、その1つ1つがたとえ善であってもスーパー善にはならないんだな〜と淋し
く思っています。
 昨日の上野さんのご主人のお話は感動しました。私(30代)が社会に出てから影響

たくさん受けたのが私達より10〜20才上の人たちですなわち学生運動世代かなと思っ
て居たら上野さんも学生運動をしていたとおしゃっていたので社会が育んでゆく人間
のサイクル
(ちょと大袈裟かな)みたいな事を考え中です。はたして私達はどんな大人に見える
のだろうかどんな社会を造っているのか・・・・。責任重大です。
 少し前のメーリストを転送します。今後ともよろしくお願いいたします。    
   豊田



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続いて” Cancer and Nutrition” G.Schmidt著から、
    一般的な癌予防に関してのこの短い概略のなかで、私たちの
    栄養的実践は完全にそして根本的に方向転換をしなくてはなら
    ないこととがわかりました。これまでのことを要約しますと;
    穀物が植物食の中心で、穀物には七種類の食用になる形、(小
    麦、ライ麦、カラス麦、大麦、粟稗の類、米、とうもろこし)
    があり、植物からの栄養摂取の中心となります。穀物領域の他
    に、純粋な三つの部分を持ついずれも非常に多種多様な緑の植
    物があります。そして第三番目の要素としてミルクと乳製品が
    加わります。
    精神科学をもとにした観点では、栄養的な考慮が癌の問題の中
    心となりつつあります。この取り組みは、癌はorganism全体の
    病気であること、そして人間の代謝全体・・形成の力全体・・
    は、常に不均衡と退廃の方向に向かう傾向があると考えていま
    す。現代栄養学の全体的な実行には基本的な見直が必要で、徹
    底的に新しい取り決めが要求されるということを、私たちの討
    議は示しています。この変革は土と農耕方法を抜きには始まり
    ません。食品の精製や調整法もそれに続かねばならないでしょ
    う。たべものを選ぶ折の品質や量に関しても、新しい考え方が
    適用されるでしょう。第一にそして真っ先に、その人自身の気
    持ちと考えかたを変えなくてはなりません。   (略)
    前癌状態は臨床上或いは適切な検査(blood crystalization、
    capillary dynamolysis)により決定することが出来るので、も
    し癌形成が生体内で進んでいるならば、食事に変化を起こさね
    ばならないでしょう。このような傾向のある人や、もう既に悪
    性腫瘍が明白となった人の多くは、普通ここで検討したような
    意味での栄養的衛生に、充分な注意をはらっていません。もし
    そうだと、患者の全存在が持つ相互作用機能のバランスは充分
    に維持されません。この点から治療(人智学の医学文献に記
    述されているような)が開始されるべきです。しかしここで明
    らかにした栄養的ガイドラインを考慮することなしには、その
    様な治療が完成されないであろうという意見を表明したいと思
    います。どのような場合でも、これらのガイドラインに従うこ
    とが治療の効果を高め、多くの患者を普通の前癌状態に戻す助
    けとなります。精神科学に基づく栄養摂取と食事法は、精神科
    学を基礎とした治療の一部です。
 (Dr.Gehard Schmidt 「Cancer and Nutrition」Anthroposophic Press, 
Inc.)

”Cancer and Nutrition”のガイドラインから
1  食品は栽培法から始まって品質のよいものを得ること。”バイオ
   ダイナミック”(デメター印)のものが最良。”有機的”生産物の
   品質でも改善される。

2  病気の人は、ラクトベジタリアン食(乳製品を加えた菜食)にす
   ることが望ましい。移行は徐々に可能。

3  食事の基本は
   a)ミルクと乳製品
     カードミルクでつくられたもの、バターミルク、クオーク
     カテージチーズなどを選択。
     高脂肪のチーズや熟しすぎたチーズは避ける。

   b) 穀物
     蕎麦も含めて七種の穀物を代わる代わる使う。
   C)緑の植物の三つの部分
     可能な限り毎日の各食に植物の三つの部分の各性質を持っ

      葉  :リズム系を活気づけ、脂肪代謝を正常化する
      花と果実:代謝系を活気づけ、蛋白質代謝を正常化にする
 
4  食べ物はおいしく病人を元気づけるものであること。スパイスや
   ハーブを適度に使う。

5  病人の甘いものの要求には、蜂蜜、ナツメヤシのシロップ、梨の
   シロップ、砂糖大根の糖蜜などを適量使う。生のサトウキビ糖も
   適度に。野生の果物、熟した果物、干した果物をがよい。人工的
   な甘いものはきびしく避ける。精製された白い粉と精製された砂
   糖でできたお菓子はごくまれに。

6  脂肪の源として亜麻仁油、ひまわり油、小麦胚油、コーンオイル
   などの高価不飽和脂肪酸。オリーブオイルや新鮮なバターもよい。
   アーモンドやナッツからもオイルが供給できる。脂肪の摂取は中
   庸に!

7  蛋白源には全ての穀物が一番。蛋白質の総摂取量は品質に注意し
   て最大50グラムが限度。農場でとれた新鮮な卵は限られた量で
   のみ。

8  食べるのは厳格に規則正しく。癌の人には一日5−6回食を勧め
   る。食事は家族の団らんとともになるべくゆっくり時間をかける。
   良く噛むこと。
9  出来るだけ次のものは制限するべき。冷たく冷やしたもの、凍っ
   たもの、缶詰、照射された食べ物、ジャガイモ、チョコレート、
   ニコチン、コーヒー、紅茶。

10 次のものは除かれるべき。トマト、きのこ、すべてのアルコール類。

11 生のものと調理したものとのバランスをとる。特別な場合には、
   一時的に生の食べ物によるダイエットが癌患者によい効果をもた
   らすこともある。

12 食べ物はいつも新鮮な材料を使い、出来たてをたべる。暖めなお
   しや時間がたったものはやめる。

13 断食は医師のケアのもとで短期間、厳重な指示のもとでのみ。

14 全ての患者には、段階に応じて、三つの添加補助が必要。
   a)食欲を刺激する栄養的補助(例えば、ビッターズ、チコリジュ
   ースアプリコットティー、ハーブとスパイスをまぜたもの、海
   の塩preparations)
   b)栄養物をよりよく使うための消化補助(weledaのFragador の
   ようなnerve food preparation、ブラックソーン・クロフサスグリ
   ・クランベリー・クロウメモドキなどのジュース、白樺のエリキ
   シル、アーティーチョークのpreparations、weledaのカルシュウ
   ムサプリメント1と2)
   c)腸の解毒と排泄と脱石灰の補助(リンシードpreparations、植物
   性緩下剤、カードミルクの製品など)

15 患者とその個人的背景を可能な限り配慮した食事計画を!
   本人がその食事を好み、何のためになされているのかを理解する
   と共に、自分に何がどのくらい必要であるかがわかるよう学ぶ
   ことも必要。

今の時代に癌が多いことについては、精神科学の知識から見ると
”人が古い本能的な絆と保護(protectedness)から解放されつつある、
進化の一つのポイントに達したと見ることが出来ます。そして今、人間
は世界に対して、そして彼自身に対して、意識した関係の修得を学ば
ねばなりません。”
最初に書きましたように、シュタイナーの発言、癌は栄養摂取の深い
問題とかわっており、健康的な栄養摂取の実践がもし広い基礎にたっ
て確立されたらなら癌には対抗できる・・・この”広い基礎にたった
健康的な栄養摂取の実践”を確立するには、先ず人と食べ物の間に新
しい意識的な関係が必要だということです。このような意識の力が、
”人類進化の新しいステージへの途上で癌と戦う為に、多いに寄与する
ことでしょう。”とあります
          
以上でUdo.Renzenbrink著の「Diet and Cancer」R.Schtainer Pressと
Gehard Schmidt???Cancer and Nutrition?Anthroposophic Press.???
を終わりとさせていただきます。著者はお二人ともM.D.でいらっしゃる
ようです。
Kaze ucca
本当にありがとうございました。
又関連したことなどを、時折書き込みさせていただきたいと思っています。
***** Itoh *****



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KEN said
みんなの喜びは自分の喜びを実感しています。
土日畑で家族の会話が広がるといいですね。農作業はきっと大きな実りを食べる以外
にもたらせてくれると思います。
気持ちの良い汗を家族と共に流しましょう。
ではまた

考えさせられるふたつの「答え」

        モモからのメッセージ      ミヒャエル・エンデ

 何年かまえ、中米奥地の発掘調査に出かけた研究チームの報告を読んだなかに、こんなことがありました。
調査団は、必要な機器等の荷物一式を携行するためにインディアンのグループをやとった。調査作業の全行程には完壁(かんぺき)な日程表ができていた。そして初日から4日間はブログラムが予想以上によくはかどった。運搬役のインディアンたちは屈強で従順で、日程どおりにことが進んだのだ。ところが5日目になって、彼らは先へ行く足をぷっつり止めた。
だまつて全員で輸になり。地べたに座りこんで、もうテコでも荷物をかつごうとしない。調査団の人たちは賃金アッフを提案したが、だめだった。叱(しか)りつけたり、ついには武器まで特ちだして脅したりしてみたが、インディアンたちは無言で車座になったまま動かない。学者たちはお手上げの状態で、とうとうあきらめた。日程には大幅な遅れが生じた。と、とつぜんー2日後のことだったーインデイアンたちは同時に全員が立ち上がった。荷物をかつぎあげ、予定の道を前進しだした。賃金アップの要求はなかった。調査団側から改めて命令したのでもなかった。このふしぎな行動は、学者たちにはどうにも説明のつかぬことだった。
インディアンたちは、理由を説明する気などまるでないらしく、口を閉ざしたままだった。ずっとあとになって、白人のグループの数人と彼らとのあいだにいくぶんの信頼関係が生じてから、はじめてひとりが答えをあかした。
「はじめの歩みが速すぎたのでね」という答えだった。
「わたしらの魂(ゼーレ)があとから追いつくのを待っておらねばなりませんでした」この答えについて、私はよく考えこむことがあります。
工業化社会の文明人である私たちは、未開民族の彼らインディアンから、学ぶべきところまことに大きいのではないでしょうか。
私たちは、外的な時間計画“日程をとどこおりなくこなしていきます。が、内的時間、魂の時間にたいする繊細な感情を、とっくに殺してしまいました。私たちの個々人にはもはや逃げ道がありません。ひとりで枠をはずれるわけにいきませんから。私たち自身がつくってしまったシステムは、容赦なき競争と殺人約な業績強制の経済原理です。 これをともにしないものは落伍(らくご)します。
昨日新しかったことが、今日はもう古いとされる。先を走る者を、はあはあ舌を出しながら追いかける。すでに狂気と化した輪舞なのです。だれかがスピードを増せば、ほかのみんなも速くなるしかない。この現象を進歩と名づける私たちです。
が、あわただしく走り続ける私たちは、はたしていかなる源から遠ざがりゆくのでしよう?私たちの魂からですって?そう、私たちの魂は、もうはるか以前に路上に置き捨てられました。それにしても魂を捨て子にしたことで、肉体が病んでいきます。だから病院や神経治療施設は、ひとびとであふれています。
魂不在の世界 これが私たちの走りゆく目的地だったのでしょうか? 
もうほんとうに不可能でしょうか、私たち全員が狂気の輪舞をいっせいに中止して、おたがいに車座になって大地に座る、そして無言で待つ、ということは?

 もうひとつの「答え」のことは、文化人類学者の友人から最近聞いたばかりです。
これもひとりのインディアン女性の口から出ています。 その友人が旅先で出かけた山の頂上にインディアンの村があった。その地方一体には水源がたった一カ所にしかなくて、それは山のふもとの井戸だった。村の女たちは、毎日半時間の坂道をおり、帰りは重い水がめを肩にして一時間、山をのぼっていく。
友人は、女たちのひとりにたずねた「いっそ村ごと、ふもとの水源近くに移したほうが賢明ではないかね」 女の答えはこうだった。「賢明、かもしれませんね。でも、そうしたら私たちは、快適さという誘惑に負けることになると思います」私たち文明人には、この答えはさきほどの答え以上にいぶかしく聞こえるのではないでしょうか?快適であることが、なぜ誘惑と呼ばれるのか?
私たちが手にした洗濯機、自動車、エレベーター、飛行機、電話、ベルトコンベヤー、ロボット、コピューター、要するにおよそ現代社会を構成するすべてのものは、快適な生活のためにつくられたはずです。それとも?
これらのモノは、暮らしをらくにします。骨の折れる仕事から私たちを解放し、もっと本質的なことのために時間をめぐんでくれる。そうではなかったでしようか、私たちを解放するんでしょう?そうです、確かに−。
ただ、何から解放するのでしょう?ひょっとして、まさに本質的なことから?だとしたら、いったいどうなっているんでしょう?私には、あの奇妙な言葉を口にしたインディアン女のほうが、ほんとうはこの私たちのだれよりも、ずっとはるかに解放されて自由なのだ。という思いがつきまとって離れません。 
聖書にも、これに似たふしぎな言葉があります。「人は、たとえ全世界を手に人れても、自分の魂(ゼーレ)を失ったら、何の益があろうか。(マタイ伝16・26)」
何、言ってる、魂がどうのこうのだって!そんなもの、我々はどこかの路上にとっくに置き忘れてきたよ。未来の世の中は徹底的に快適で、完全に本質不在の世界になってるさ。

 あなたはそう思いませんか?ま、新年に乾杯!

ミヒャエル・エンデ1929年、西ドイツ生まれの作家 主な著書に『モモ』『はてしない物語』『サーカス物語』『鏡のなかの鏡−迷宮』『森の賢者ヒダエモン』など。シュタイナー学校の卒業生

朝日新聞元旦号に掲載された文章です。       メニューに戻る

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