風邪に注意!!

風邪症候群(common cold syndrome)は、ライノウイルス、アデノウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、インフルエンザウイルスなどのウイルスに起因する上気道ウイルス感染がいわゆる風邪症候群です。 一部細菌やクラミジア、マイコプラズマに起因するものもあります。症状は鼻汁、鼻閉やくしゃみから始まり、発熱、頭痛、全身倦怠感などを呈するふつうの感冒の他、急激な悪寒、発熱から始まり筋肉痛や関節炎を伴うインフルエンザ様の疾患まで幅広くあります。急性気管支炎や肺炎などの細菌性呼吸疾患を続発することもあります。 抗ウイルス薬はウイルスに対する選択毒性が低くDNAウイルスに対してDNA合成を阻害すます。抗ウイルス薬は、一般に哺乳動物の細胞にも少なからず毒性を示します。
感冒も同じ意味で用いられます。
治療には安静、栄養、水分補給などの一般療法が主体となります。 症状に応じて非ステロイド系消炎鎮痛薬、抗ヒスタミン剤、鎮咳去痰薬などを投与します。 欧米では、抗ウイルス薬の臨床応用が行われていますが、我が国では保険適用になっていません。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスはA、B、Cの3型に分けられます。
一般にB型による感染はA型より軽症でありますが、脂肪肝を伴う脳症で小児に見られるらい症候群はB型インフルエンザウイルス感染と関係があることが疑われています。
C型はA型、B型に比べ重症感はありませんが、症状の持続期間が長く、数週間に及ぶこともあります。

サリチル酸誘導体とらい症候群

【近年、アスピリンなどのサリチル酸誘導体の使用とらい症候群(インフルエンザや水痘などのウイルス性疾患の後に嘔吐、意識障害、痙攣および肝臓などの諸組織に脂肪が沈着するなどの症状)との関連性が問題になっています。15歳未満のインフルエンザ、水痘の患者にサリチル酸誘導体を投与する場合は投与後の患者の状態を十分に注意してください。必ずなるというわけではありません!!】

抗ウイルス薬アマンタジン

インフルエンザA型ウイルスに有効である。ウイルスの宿主細胞への進入を阻害するため、抗ウイルス作用がある。
副作用として睡眠障害、不安、眩暈、幻覚、集中力低下などの中枢神経作用がみられる。