あんにゅい亭。

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新聞奨学生 攻略法(1〜4,6,9) 2000/3/12
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映画 ゲイリー・オールドマン 1999/12/21



良い

子のみんなへ
ちゅうい
注意!!
へや
部屋は
あか
明るくして、できるだけ
がめん
画面から
はな
離れて

見ようね!


アトピー・ガマ日記…(不定期)

■月■日
 急に脱ステロイドを行うのは良くない。 徐々にステロイド剤を強いものから弱いものへと替えていって……。

 ――等という意見は全くもって正論だが、しかしそれは理想であって、あまり現実的ではないだろう。 周りを見渡してみればよくわかるが、例えば禁煙。 徐々に煙草を吸う本数を減らして……。無理無理。

 まぁあまりお勧めは(リバウンドも酷いし)出来ないが、この際キッパリと止めてしまった方が、確実に止められるとは思う。 それに一度リバウンド地獄を味わってみるのも、人生経験において悪くは無いのではないだろうか。二度とステロイドなどというモノは使う気がしなくなるし……。 但し、間違いなく2週間程度、学校や会社には行けなくなります(笑)。

■月■日
 俺が脱ステロイドに踏み切ったキッカケはこうだ。

「ある日、何気なく、目の上を掻いたら、眉毛が抜けた」

 正確には、ステロイドを2日間ばかり塗り忘れてしまって、その時にリバウンド現象が起こって抜けてしまったのだが……。 大袈裟かもしれないがその時の俺は直感として、「自分は一生ステロイド漬けの人生なのか? このままステロイドを塗り続けていたら、間違いなく取り返しのつかない事になるのでは!?」と確信した。

 脱ステロイドはまだ完全には成功していないが、今は保湿剤等のケアが一切なくてもなんとかやっていけるくらいまでには回復した。 脱ステやって良かったが、10数年間のツケは重い。

■月■日
 ここ2ヶ月あまり毎日ビタミンCを取っていたからか、お腹側の色素沈着が治ってきた感じだ。 脱ステロイドを始める前は、日焼け等一切していないのになんだか体中が浅黒く、 母親からは「女の子に生まれないで本当に良かったね♪」等と言われたものだが……。 今考えるととんでもなく酷い意見だな(-_-;)ある意味正直な意見だけど……。

 欲を言えばやはり天然物が一番良いらしいが、ビタミン剤でも結構いけますよ。 煙草を吸う人にもオススメ! というか、アトピーなのに煙草吸ってる奴は、人間としてどこか間違っているに違いない(ワラ

■月■日
 俺がアトピーになってからの集中力低下率は、凄まじいものがある。 あー、痒い痒い痒い痒い……。

 痒いだけならまだしも俺の場合、ある一定の期間痒さを我慢してると体中で寒気がしてくるのだ。 おそらく交感神経とか副交感神経とかがメチャクチャになっているのだろう。よくわからんが。

■月■日
 最悪のリバウンド期は乗り越えたが、ここからどうしていいのかがよくわからない。 見かけ上はそれなりにまぁまぁといった感じだが、 相変わらず皮膚の猛烈なかゆみは一向に治まらない。 気が狂う。マジで気が狂う。

 自分は格別意志が弱いのか、そのかゆみに我慢できず、 今度は痛くなるまで掻き毟る。 痛い痛い痛い。 あまりに痛くてかゆくて、なんだか寒気がしてくる。 そして自己嫌悪と絶望と無意味な疲れで、今日も死んだように眠るのだ。

 いっそのこと、もう二度と目が覚めなければいいのに。 (今日も弱音)

■月■日
 妊娠中に抗ヒスタミン剤を服用してると、胎児が奇形になる確率が増えるらしい。 やっぱり、ちょっと調子が悪いくらいで、すぐに薬に頼るのはよくないかも……。

 そんな訳で、再び断薬中。 ビタミン剤以外は一切何も薬飲んでません。外用薬も使ってないし。 それから飲物は、どくだみ茶の他にルイボスティーも併用。 べつに効果の程はハッキリ言ってよくわかんないが、不味くはないからいいや。 つーか慣れればむしろ、うまし。

■月■日
 最近、1日が短い。恐ろしいほど短い。

 目が覚めて、ボーっとして、
 昼食食べて、ボーっとして、
 温泉行って、ボーっとして、
 夕食食べて、ボーっとして、
 あっ、という間に日が暮れる。

 最悪のリバウンド期は過ぎたようだ。

■月■日
 10数年間アトピーの体で生きてきたせいで、 最近、自分がますます卑屈に、臆病になってきているような気がする。 他人からみたら下らない事かもしれないが、俺は10数年間のアトピーのせいで、 「人に好かれるはずがない」と思い込んでいた。 いや、今もそう思い込んでいる。

 生きているだけで罪悪感。

 元々の内向的な気質を差し引いても、他人との接触を極度に避けようとしてしまう自分がいる。 「他人に不快感を与えたくないから」、一人でいると気楽だ。 でも本当は寂しい。 葛藤と矛盾。

「性的不能」が離婚の理由になるように、自分は「心理的に接触不能」だ。 ただ街で会う事でさえ、抵抗を感じる。 もし彼女が浮気をしたとしても、俺は彼女を責める事は一切出来ない。 そればかりか、最近は出来るだけ連絡を避けようとしている。 今日も電話を掛けなかった。

「彼女の人生を蝕んでいる」、そんな罪悪感。 でも本当は愛してる。

 俺の言葉はちっぽけだ。

■月■日
 脱ステ中は明らかに体力が落ちるし、体の様々な抵抗力も落ちる。特に皮膚関係。
 白癬になった(泣)。 いわゆる「いんきんたむし」。 「水虫」の足白癬菌とは親戚関係にありますデス。 抗信菌剤(塗り薬)を処方してもらったが(まぁこれ付けてれば大抵一ヶ月程度で治る)、 既に近々彼女さんが家に遊びに来る予定があり……。

 鬱だ……。

■月■日
 抗ヒスタミン剤やら精神安定剤やら眠剤やらを効かせながら、 それでも横に寝てると体がキィキィ喚いてくるので、仕方なく、無理に起きてる。 半ば、さまよい人といった感じでもある。

 んでもって、そんな状態で車なんかを(温泉に行く為)運転していると、なんだか自分でも危なく感じる時がある。 現実感が無いというか、TVゲームで車を操作しているような感じ。 まぁでも生きてても、ちっとも体が言う事聴きやしねぇから、 べつに俺自身は事故って死んじゃってもいいんだけどね。

 ――酒酔い運転より質が悪いな…。 こんなときに事故起こしたら、果たして刑事罰は受けるのだろうか……。

■月■日
 最低最悪状態になると、本当に何も書けなくなるね。

 アトピー悪化→ストレス→アトピー悪化→ストレス→アトピー悪化……
 無限地獄。悪い方へ悪い方へとしか思考が働かない。

 今もほとんど「底」にいる状態なんで、何も書けないでゲス(泣)。
 早く死んでしまいたい……、弱くてゴメン。

■月■日
 今日行った皮膚科の医師は最悪であった。 いわゆる「昔ながらの頑固ジジイ」である。 まるで「患者は黙って医師の言う事を聞いてろ!」とでも言わんばかりの。

 俺が「半年前から脱ステロイドしてるので、ステロイド剤の類は一切出さないで欲しい。 飲み薬として、抗ヒスタミン剤と精神安定剤と、夜眠れないから眠剤も。あと、ビタミン剤も出来れば出して欲しい」 等と言った途端、態度が急変。 ヒステリーを起こしやがった。

 結局俺が言った処方は全部出してはくれたし、あれほど説得してもステロイド剤は出てはいたのだが、 一応一番効果の弱いクラスの物だったので、比較的皮膚科の医師としては良心的な方なのではあろう。

 アトピーで皮膚科に通った事など経験にない皆さんは驚くかもしれないが、 実際に日本に多くある昔ながらの皮膚科では 「インフォームド・コンセント」等という概念が一切無いのだ。 ただ2〜3分程度、ちょこちょこっと患者の体を見て、「塗り薬出しますね〜。あと飲み薬も出しときますから〜」。以上、終わり。他に説明何も無し。

 そして今現在でも日本皮膚科学会(詳しい名称知らず)自らの指導方針の下、 成人型アトピーという言わば被害者を、あくまでも製造し続けているのであった。

 これだけアトピー関連の本(雑誌含む)、そしてアトピー関連のグッズが世に出回っているという現状を、何故に理解出来ないのであろうか? そして、その本質を何故に理解しようとはしないのか? 俺は皮膚科の医師だけは簡単には信用しない。もっと言ってしまえば、人間としてのレベルで信用出来ないのである。 (その点、若い医師の方が良い人は多い)

■月■日
 風呂上がりに何故に保湿剤を一切使わないかと言えば、とあるWEB上で見掛けた、まぁいわゆる論文もどきで、 「脱ステロイド療法の際は、保湿剤も悪い影響を与える」という記述を見掛けたからである。

 具体的には、ほとんど全ての油(もろちん自分の皮脂含む)が、ステロイド後遺症による皮膚の赤みを持続させるように働くらしい。

 実際、自分の体は長年のステロイド療法の蓄積により、 特にお腹の辺りが別段日焼けした訳でも無いのに、年中浅黒く変色してしまっている。 そして、前回の脱ステロイド時にはワセリンだけは一応使っていたのだが、 (まぁ元々のワセリン使用の難しさを考慮しても)なんだか肌の赤みという事に関しては、確かに良くない様な実感はあった。

 でも実際問題、ツライねぇ……。ただでさえ冬は乾燥しやすいのに、「保湿剤使用禁止」――つまりは肌を乾燥させなさい! という事であり、毎日が涙物である。

 最も、乾燥肌(敏感肌)の人は、肌の水分を保つ様に常に心掛けるのは常識ではあるので、 脱ステロイド療法後は保湿剤使ってもOK。つーか、使った方が良いに決まっている。 ただし、現在ではどのくらいの期間(脱ステロイド期)が経てば保湿剤を使っても良いのかが全くの謎であり、 一説には少なくとも一年程度は我慢しろ……との事である。涙。

■月■日
 俺が日々どのようにツライかはここではあまり表記していない為、理解出来ない方も大勢いるとは思う。 だが俺は「花粉症」では無いが故の「花粉症」の人の苦しみが自分の想像以上には理解出来ないのと同じように、 恐らくこの苦しみは同じ「アトピー」にでもならない限り、完全には理解されないであろう。

 どこかのWEBで見掛けたが、一言で言うと「肌の内側から針でチクチクと刺される」という表現は、最も適切であると言える。

 もっと一般の方にもわかり易く言えば、手の指先等で「ひび・アカギレ/霜焼け」は、沢山の方が経験している事だろうが、要するにそれの体全体版。 とにかく体中が痛痒い。まるで拷問でも受けているようだ。

 もちろん24時間中ずっと痛痒い訳では無いのだが、特に風呂上がりから約20分間皮脂がほとんど無くなっている状態、 それから約4時間程して自分の汗や空気中のホコリが付着した状態の時には、 何をどうする訳でも無いが、もうとにかく発狂状態。

 そんな時に決まって頭には「死」がよぎる。 俺みたいな(今の日本にいる限り)社会不適合者は、早々と死んでしまった方がよいに違いない。 そして今日もそう思わずにはいられないのであった。 −完−

 ……っていうか、そんな訳ねぇだろ。俺はそこまではナルシシズム持ってねぇよ。 そんな弱(じゃく)い奴だったら、もう既に今頃死んでるって! お前等が死ね、お前等が! 俺とアトピー以外の奴等、全員死にやがれ! 特に無責任にステロイドだけ処方して他にはアトピーについて何も勉強していないような医者共、貴様等絶対アトピー患者に末代まで祟られるぞ。

■月■日
 朝早くから温泉場に出掛ける。平日の午前中、ゆったりと湯に浸かる。

 今、「いい身分だな」と思っただろう、貴様! 風呂場で2〜3時間もの間、浸かったり出たり繰り返してるのって結構大変なんだぞ! ……と怒ったところで、自分は実際世間様に比べれば格段に楽をしている事に変わりはないのであった。

 はぁー、いい湯だ……。

 その後、蕎麦屋でざる蕎麦を頼み、蕎麦湯なんかをすすり飲んでた日には、 「果たして自分は本当に20代なのであろうか?」と思わず疑問。 歳は取りたくないねぇ。

 マツモトキヨシで「ビタミンC錠」と「どくだみ茶」を購入。 「ビタミンC」は水溶性の為、仮に取り過ぎても体外に排出される。その為重大な副作用は起こりにくい。 しかも美容と健康に効果的なのは一般的にも有名。 実際に副腎皮質機能障害にも効く為、過去におけるステロイド処方でボロボロになってしまった俺様には好都合というものだ。 「どくだみ茶」はよくはわからないが、なんとなく良さげ。

 肌の成分、「セラミド」について効果的に述べている、花王の「キュレル」という一連の製品は、大変肌にも良さそうではあった。 しかし、ここはあえて自分の自然治癒力を信じて、肌のケアは一切何もしない事にする。 そういえばDHCの基礎化粧品も評判がいいなぁ……。 いかんいかん。 俺は自分には厳しく、肌にも厳しく生きていかねばならんのだ!

 帰りの運転中、道路工事があり、その横では土方作業の兄ちゃん達が「緑のキツネ」を食べていた。 自分と同世代の兄ちゃん達は一生懸命働いているのに、自分は温泉。 なんだか悔しいのと恥ずかしいのと申し訳ないという複雑な感情で、涙が出てきた。

■月■日
 俺とアトピーの付き合いは、もう10数年にも及ぶ。 とりあえず一番長く付き合っている友達である事は確かだ。

 したがって、いくらここで自分が「死にてー」とか「もう死ぬしかない!」と叫んだところで、 別段普段となんら変わりはなく、比較的平常心は保てる方なので、 まぁつまりは心配御無用。

 メールや掲示板等での、「ツライだろうけど、がんばってネ☆彡」「早く治るといいね☆彡」。 ハッキリ言って、うざい。 同情するなら、なんか奢れ。

■月■日
 俺の粗悪な遺伝子は後世に残すべきではない! と度々思う時がある。 しかし実際にはアトピーの子供は年々増加していて、両親がアトピーで無くても子供がアトピーなんてケースはいくらでもあったりする。 うーん……これはやはり日本に住んでいる事自体が間違っているのか?

 俺のアトピーのせいで、彼女さんにもあんまし会えなくて、本当に罪悪感。申し訳ない。 最近本気で、自分が生きてる事自体が罪な気分だ。 自分からは絶対に死なないが、もし事故かなんかで死んでしまったら、「これでやっと楽になれたね」とでも声を掛けてくれれば本望だ。 つーか、俺は太宰か!? アトピー、お前が死ね! 俺は意地でも生きる! でも死んだら楽なのかなぁ……(弱音)

■月■日
 引き続き「風呂死」の話題だが、 俺が度々通っている温泉場は、源泉が47度?だかなんだか忘れたが、 とにかく高温の為か、最近人がよくバタバタと倒れる。

 いや、ネタじゃなくて本当に倒れるので、その度に某■病院から救急車がピーポーピーポーとやってくる。 脱衣所まで担架と救急隊員がやってきて、そしてそのまま倒れた人は布で包れ運ばれて行くのであった。

 ゆらゆら、ゆらゆら。

 きっとまだ本人は温泉に浸かっている気分なのであろう。合掌。(←死んではいない)

■月■日
 cxのニュース枠で「風呂死」の特集があった。

 なんてタイムリーな! きっと昨日の俺状態の事であろう! ……と期待して見てみたが、微妙に違った。

 なんでも、「脱衣所の寒さで一時的に血圧が上昇、その後熱い湯船で血圧が急降下。貧血を起こしてそのまま気を失い溺死」らしい。 俺と逆じゃん……。

 んで、実際に死に掛けた人のコメント。
「いやー、気持ちいいの通り越しちゃったよー。溺れたのも全然気付かないの(笑)」

 なんなんだよ! 同じ「風呂死」でも、俺は死ぬ程苦しかったのに、むしろこのオヤジ、気持ち良さそうじゃん! 俺もそっちの方がいい。いや、よくねぇっ!!

■月■日
 1回目のリバウンド時よりも今の方が楽なのは確かである。

 1回目の時が「死ぬ」か「生きる」かならば、今は「死んでもいい」か「生きる」かぐらいである。 つまり、自分では死ぬ気は毛頭無いが、事故か何かで誤って死んじゃってもいいかなぁ……という感じ。

 ――という事を書いていたら、実際に死に掛けた。

 風呂上がりで窓を開けて外の寒気を入れた途端、血圧が急上昇。 胸が苦しくなり、頭がグラグラ。冷汗が止まらず、物凄い息苦しさ。 救急車を呼ぶ前になんとか収まったからよかったものの、風呂で死ぬとはこういう事か! と初めて身を持って知る事が出来た。 よかったよかった。よくねぇっ!!

■月■日
 とある新聞のデータ。 花粉症になってしまった場合で、治療をした人と治療をしない人では、 治療をした人の方が大学の合格率が高いそうなのである。 まぁ当たり前だな。くしゃみと涙じゃ集中力が続く訳がない。

 しかし花粉症は一時期だからいいが、アトピーの人は一年中……。 ハンデよこせ! 俺はもういらないけど。

■月■日
 いつも通っている温泉場にて。

 髪と顔ととにかく体中を洗ってから温泉に浸かり、20分後。 腕が痒いのでボリボリと掻いていたら、近くにいたおじさんに「風呂ん中で体洗うな!」と厳重注意された。 このおじさんが言っている事は多分正論である。

 だがしかし、だがしかし!!

 まぁいいや。どうせ俺は日陰者。

■月■日
 この寒空の下、ベランダに出て上半身裸になって「ぐぉーぐぁー」と叫ぶのは、発狂してしまった人くらいのもんだし、 実際にそんな行為をしたら、他人に発狂してると思われても仕方が無いと自分でも認識してはいる。 ……してはいるのだが、しかし俺は時々ベランダで「ぐぉーぐぁー」に近い意味不明の叫び声を挙げている時がある。

 この時、自分の体はどうなっているのかと言うと、ハッキリ言ってしまえば、自分でもよくわからない。 よくわからないのではあるが、冷汗がドッと出て、悪寒・発熱もう交感神経・副交感神経共にメチャクチャになっている事だけは確かである。 ついでに恐ろしい程体中が痒くなる。

 今日はガマガエルではなく、狼だった。

■月■日
 第2回目のリバウンド状態。 特に風呂上がり直後がキツイ。

 体中の皮脂が洗い流され、言わば俺の肌は完全無欠の100%無防備な状態。 風が吹いただけでピリピリと脳天まで痺れが来るのだが、しかしここは我慢我慢。 本来ならワセリン等でケアするところだが、俺はもう第2ステージへ突入してしまっている。 (第1ステージ/脱ステロイド,第2ステージ/脱保湿剤)

 少し動くだけでもピリピリする。 仕方がないのでその場(脱衣所)でうずくまり、苦虫を噛み潰したような表情をしながらひたすら堪え忍ぶしかなく、 しかしその姿は、さながらガマガエルの様でもあり、なんとも滑稽と言えよう。

 俺はガマなのだ。俺はガマなのだ。

 気を失わんばかりに睡眠薬を飲み(なぜならば、アトピーにはどんな痒み止めも効かない)、 ガマの夢から目が覚めると、それがどうしようもない現実である事を思い知らされる。 首やお腹の皮膚は掻き毟った痕でボロボロに。下着は血だらけ。 そして首に巻いたタオルには、黄色い臭い汁が付着。 俺がガマなら、さしずめガマの油と言ったところか。

 俺はガマなのだ。 ガマは人間になる日を夢見て今日も泣く。

 ここで一句。
 がまがえる いくら泣いても がまがえる(季語無し)


 
  面倒だから2000年1/1〜という事にしておこう。