1997年(ゴール/25試合、1300時間)


11、12(6、7)

2nd stage 第7節A 柏レイソル戦(5-3で勝ち) 1997/8/23


 GK  佐藤            加藤
 DF  内藤              沢田
     室井            石川
     奥野             萩村 
     石井            片野坂(74分有馬)
 MF  栗田            明神
     ジョルジーニョ             伊達
     ビスマルク         バウディール
     増田(61分柳沢)      加藤 
 FW  マジーニョ         ジャメーリ    
     黒崎(85分長谷川)      エジウソン
 得点者 柏=石川(5分)、エジウソン(30分)、
           鹿=黒崎(35分)、柏=明神(37分)、
           鹿=マジーニョ(38分)、ジョルジーニョ(62分)、
           柳沢(71分、75分) 



71分、ビスマルク→柳沢R(これで4-3と逆転)

ゴールの内容 ビスマルクからの山なりのミドルパスを、DFラインをすり抜けて受け、左足ワントラップ(見事!)でDFをかわしながら、右足アウトで流し込むようなシュート。これがゴール左隅に決まる。
スピーディで、かつ冷静なシュートだった。



75分、CK(ビスマルク)→柳沢H(これで5-3と突き放す)

ゴールの内容 向かって右側のコーナーキック。ビスマルクの上げたボールに、ニアのやなぎが飛び込むようにしてヘディング。ゴール左隅に決まる。



試合前の時点で4勝1敗・2位につけていた鹿島だが、この試合から、大きなハンディを背負わされることになる。W杯最終予選のため、日本代表の秋田・相馬・名良橋、そして本田という、守備の要(かなめ)の4選手がごそっと抜けてしまったのだ。案の定ディフェンスが落ち着かず、1試合に両チーム合わせて8得点が入る(^^;乱打戦となる。




●全8ゴールの内容と試合の流れ

(1)5分、柏・CKを石川がヘッドで合わせて、0-1と先制。

(2)30分、柏・CKをフリーのエジウソンが決めて、0-2と追加点。

(3)35分、鹿島・増田のミドルシュート→GKが弾く→マジーニョが折り返す→ゴール前に詰めていた黒崎がごっつぁんゴールで、1-2。

(4)37分、柏・エジウソンがキープ→明神が上がってきてシュート。これで1-3と突き放す。

(5)38分、鹿島・ビスマルクが左前方へパス→マジーニョが個人技でかわしてシュート。これで2-3と追いすがる。

(6)62分、鹿島・ビスマルクからのパスを受けて、ジョルジーニョがミドルシュート、これがバーに当たって入る。これで3-3の同点に追いつく。

(7)71分、鹿島・柳沢のゴール(前述)で、4-3と逆転。

(8)75分、鹿島・柳沢のゴール(前述)で、5-3と突き放す。



前節(ジュビロ磐田戦)で先発だったやなぎは、この試合は途中出場。しかし61分、増田に代わって登場するや、ガラッと試合の流れを変え、キレのいい動きで攻撃陣を活性化した。そして逆転、ダメ押しの2ゴールを決める。
ゴール以外のプレーも、以下のように積極的で質が高かった。

・61分、石井からのパスを左サイドで後ろ向きに受け(ファーストタッチ)、すぐ鋭く反転して(ついていたDFが転ぶ)、そのまま突破。結局DF2人に阻まれボールを取られたが、イキのいい動きを見せ、「何かやってくれそう」という期待がふくらむ。

・64分、自陣まで戻り、スライディングしてボールを奪うなど、ディフェンスもアグレッシブにこなす。

・66分、内藤が右サイドからスローイン→マジーニョ→やなぎが走り込みながら左足でシュートするが、GKが弾く。山野氏(解説)「柳沢がレイソルのディフェンス陣をかきまわしている。いい仕事をしていると思いますよ」

・69分、マジーニョが突破→黒崎へパス(通らなかったが)。その時やなぎは右側に開くように走ってDFを引きつけ、黒崎にスペースをあける。山野氏「今、柳沢がいいスペースをつくりましたね」

・81分、柏のCKのこぼれ→ハーフウエーラインで受けて、一度ためてからドリブルで突破。最後には取られたが、こういう縦への動きはやはり敵には脅威。

※途中出場して、そのアグレッシブな動きで試合の流れを変えるところなどは、2000年シーズンの本山と共通する点が多い。「課題としては、途中からでなく、先発で出て90分いいプレーをすれば、加茂監督も喜ぶのでは・・」(栗田アナ)

#贔屓目には、この時点ですでに十分に先発でやっていけるんじゃないか・・と思って見ていたんだけどなあ・・(ぼそ)





試合後のヒーローインタビュー

――見事な2得点でした。

Y(柳沢) なんとかゴールを決めたいと思っていたんで、本当に決めれてよかったです。

――今日は先発からはずれて、後半からの出場でしたが、どんな思いでピッチに出ましたか?

Y そうですね、まあ、出れないのは監督が決めることなんで、しょうがないってふうに切り替えて、出たときにしっかり仕事しようという気持ちでした。

――1点目、逆転になりました。決めたときどんな気持ちでしたか?

Y そうですね・・まだまだ試合時間はあったんで、まだ気は抜けない状況でした。

――そして2点目です。

Y 2点差がついたところで結構余裕も出てきて、いい形になったと思いますけど。

――そういう意味では、今日はご自身のプレーに相当な満足感をもっていらっしゃるのでは?

Y そうですね。やっぱり、ここまでできたからといって満足するんじゃなくて、もっともっと上をめざして頑張っていきたいと思います。

――このあとも代表選手抜きでのリーグ戦になりますが・・。

Y 本当に厳しい戦いになると思うんで、みんなが力を合わせて1試合1試合戦っていきたいと思います。

――そして柳沢さん自身も代表への思いというものがあると思うんですけど。

Y まあ・・・・んーー、そういうことよりも、やっぱりこのチームで頑張って、結果を出したりいいプレーをすることが大事だと思うんで。しっかり頑張りたいと思います。

――これからも頑張ってください。

Y ありがとうございます。



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