Project-YUCA


番外編

女性キャラ座談会1



作者 「えと、本日は由香ちゃんと恭子ちゃんにお越し頂きまして、 インタビューなんかやりたい
なと思うんですけど。って、 二人とも来てないですねぇ。まぁ、一服してますか。」
「おじゃまします。」
作者「をわっ。何で井上綾さんが!?」
「なんか、女性キャラが集まってインタビューを受けるって、 恭子から聞いたんだけど。
なぜ私が呼ばれないのかしらねぇ。 私は女性キャラの中に入ってないのかしら。」
作者「そっそっそっそんなことななななないですよよよよ。」
「そぉお?!なんか動揺してなぁいぃ?!」
作者「いっいっいえ、美しい綾さんにお会いして緊張してるんです。はい。」
「そういう見え見えのお世辞って嫌いなのよね。」
作者「そっそっそんな、お世辞じゃないですよぉ。」
「そう!?じゃあ、なぜ呼ばなかったのかしら?」
作者「あっあの、綾さんは忙しいのではないかと思いまして。」
「あのねぇ、今の私の仕事は恭子の能力測定なの。
恭子を連れて行かれたんじゃ、仕事できないんだけどぉ。」
作者「あ、そっそそうでしたかぁ。では、早めに終わりにしますんで。
宜しくお願い致しますです。はい。で、二人は?」
「由香と恭子?!先に出て行ったけど。」
作者「はい?!」
「まだなの?」
作者「はい。」
「変ねぇ。あなたが隠してる訳じゃないわよねぇ!?」
作者「そんなことしないですよぉ。 じゃあ、先に井上綾さんに質問ということで始めましょう。」
「なに?変な質問だと答えないわよ。」
作者「綾さん!?私のこと誤解してません?!」
「そう?私は理解してるつもりなんだけど。」
作者「そっそうですか。では、質問です。
恭子ちゃんの翼があるのは、遺伝子を合成したからだとか。」
「えぇ、そうよ。」
作者「何の遺伝子と合成されてるのでしょうか?」
「翼の外見からすると白鳥だと思うんだけど。 でも、それだけじゃないようね。
彼女って、立った状態で羽根を畳んだ時に足首くらいまであるんだけど、
実はそれでも揚力が不足するはずなのよ。 でも、恭子は飛べている。
どうやら、蜂の飛び方を取り入れてるようね。 正確なことは長谷川豊君が今調べてるわ。」
作者「翼があるために、他の場所に影響してたりしませんか?
その分、運動能力的に劣る部分とか。」
「いい質問ね。当然、翼を動かす筋肉がある分、 腕の付け根の筋肉力が細いから、
その部分の力が小さくなってるの。 内臓も全体に小振りな感じだし、
軽くするためか、骨も細いから身体は強い方ではないわね。
テレキネシスがそれを補ってる部分はあると思うわ。」
作者「なるほど。それであのような戦いになったと。
恭子が最後に使ったヘルグランバーストというのは、
どういうことなんでしょう。魔法ですか?」
「まさか。魔法なんかじゃないわ。
ナノテレキネシスと言う素粒子単位の念動力を連続して使ってるの。
とても人間が瞬間的にできる速さを越えてるから、
そのために、名前を付けて叫んでるようね。
カタログ化とか、シェル化とでもいうべきかしら。」
作者「では次。なぜ、ヘルエンジェルの首輪が取れた途端に、 恭子は由香を助けることができたのか。
ヘルエンジェルとしている時の記憶がないなら、 戸惑ってしまうんではないかと。」
「あの首輪つまりニューロリングはねぇ、 精神に直接働き掛ける無線機だと思ってもらえばいいわ。
最初に由香に付けたのと同じ。 由香の時は、発信機の代わりにしてたの。
由香の精神が生きてる内は、居場所を教えてくるわけ。 それを逆方向に使うことで、
恭子の精神をコントロールしてたのね。 ヘルエンジェルでいる時も、恭子の時も。」
作者「はぁ。(^^;;;」
「そうすると、精神に直接アクセスできるから、 記憶にアクセスするのを制限できるのね。思い通りに。
だから、あの首輪を付けてると、見た物も見てなく感じる。 やったことも忘れる。というようなことが可能になるの。
その記憶をどう感じさせるか、判断させるか、 ってのを指示できるわけね。
だから、ヘルエンジェルの時の記憶は恭子にはわからなくし、
本当は研究所だって知ってるのを病院だと思わせたりできるの。」
作者「そうすると、全く正しい記憶が全く残らないということ?」
「わかってないわねぇ。 五感は確かに働いてるから、正しい記憶は残るわよ。
ただ、それを過って感じさせ過った判断をさせるだけ。
本当は見て記憶してるんだけど、見たという意識を与えない。
本当は聞いて記憶してるんだけど、聞いたという意識を与えない。 そういうことができる訳なの。
だから、あの首輪が取れれば、瞬間的に、全てがわかるの。 それまでのこと全てが。
まるでずっと知ってたように。」
作者「はぁ。で、あの時、綾さんが首輪をはずせば大丈夫だと おっしゃったんですが、
首輪をそういう使い方してるとはご存じなかったんですよね。」
「そりゃ、そうだけど。」
作者「首輪を外しても駄目だった時はどうする予定だったのでしょうか。
恭子ちゃんの場合も、 由香ちゃんと同じ使い方をしてるだけだったら。」
「そもそも、私が言われてたのは、由香を守ること。
そして、ヘルエンジェルを研究対象として保護すること。
の二つだけだったの。 恭子を保護するためには、彼女の居場所が伝わらなくするためにも、
首輪を外す必要があるでしょ。 だから、とにかく外す必要があったのよ。
由香を守る方法なんて、いくらでも方法はあるわ。
ヘルエンジェルを麻酔銃で打ったっていい訳でしょ。」
作者「まぁ、確かにねぇ。(^^;;;
でも、現に由香は崖から落ちそうになりましたよね。」
「あれは、長谷川豊君がノロノロしてるからよっ。
さっさと首輪を外せば、何らかの方法を取れたのよっ。」
作者「はぁ。(^^;;;」

バサッバサッバサッバサッバサバサバサバサッ

作者「む?何だ?」
由香「到着ぅーーーっ♪ (^^)」
作者「まっ窓から入っちゃだめだって!」
恭子「はぁ、はぁ、すいません。 入り口からまたここまで上るのかと思ったら...
つい。はぁ、はぁ、」
「思ったより遅いわねっ」
恭子「はぁ、はぁ、すいません。思ったより....遠くて。」
作者「綾さんが飛んで来させたの?」
恭子「はぁ、はぁ、はい....電車で来ようかと思って...はぁ、はぁ、
綾さんに....どういう風に来ればいいのか....聞いたら、 わからないなら、
飛んで行けばって言われて....はぁ、はぁ、 すいません、お水頂けますか!?」
作者「あ、ごめん、気付かなくて。......はい。」
恭子「んぐっんぐっんぐっ。はぁ、生き返りましたぁ。」
作者「では、翼があるということで、 いろいろと質問がある恭子ちゃんから
質問しますね。」
恭子「はい。」
作者「恭子ちゃんって、飛ぶのと歩くのどっちが楽なの?」
恭子「少しなら歩く方が楽ですけど、飛ぶ方が長距離を飛べますし、 早いですから。」
作者「じゃあ、あの後の山登りは大変だったでしょ。」
恭子「はい、飛べばすぐなのになぁって思ってたんですけど、
皆さんをおいて先に行くのは悪いと思ったんで。」
作者「由香ちゃんを乗せると遅くなったりする?」
恭子「そりゃあ、やっぱり。(^^;;;」
作者「でしょうねぇ。(^^;;;」
恭子「それに、由香ちゃんって乗っててもじっとしてないですから、
バランスを取るのが大変なんです。(^^;;;」
由香「だって、恭子お姉ちゃんって、 飛んでる時ずいぶん揺れるんだもん。」
作者「両方言い分はあるわけだ。(^^;;;」
恭子「最近は、私が飛び易いように 由香ちゃんがバランスを取ってくれるように
なってきました。」
作者「恭子ちゃんは寝る時はどうしてるの?」
恭子「どうっていいますと?」
作者「羽根が邪魔じゃないかって思うんだけど。」
恭子「あ、そういうことですか。横向いて寝てます。」
作者「何着て?」
恭子「長谷川豊さんに買って頂いたパジャマを着てます。
背中に穴を開けてあって、そこから羽根を出すんです。」
由香「嘘だよぉ。由香と二人だけの部屋で寝るようになったら、
また毎晩パンツ一丁で寝てるんだよぉ。」
恭子「由香ちゃんったら、 そこまでバラさなくてもいいのにっ(赤面)。
やっぱり着て無い方が慣れてて楽なんです。 長谷川豊さんには内緒ですよ。」
作者「わかってます。わかってます。
そんな、顔隠したって、別にビデオやテレビじゃないんだから。
で、二人だけの部屋って?」
由香「物置みたいになってた部屋を3人で片付けたの。
そこを恭子お姉ちゃんと私の部屋にしたの。」
作者「寝る時は横を向くとして、座る時は羽根って邪魔じゃない?」
恭子「いえ、今みたいにだらんと下げてると引きずっちゃいますが、
別に痛くもなんともないですし、 前にまわしてもいいですし。
腕と同じように動かせますから。」
作者「なるほど。じゃあ邪魔だと思うことって無い?」
恭子「そうですねぇ。生まれた時から付いてますから。
服を自由に選べなくて不便なくらいかな。」
作者「恭子ちゃんって、普段の服はどうしてるの?」
恭子「家の中で着てるのは、背中が開いてるやつです。
そこから羽根を出して着られるように。
外に出る時は、今着てるのみたいに 背中の所が二重になってるワンピースです。
内側は、背中が開いててそこから羽根を出せるんですが、
羽根をたたんだ時に、外側の布で見えなくなるようになってるんです。
飛ぶ時は、脇から羽根が出るんです。 相馬佳男所長さんや、
長谷川豊さんのアイデアなんです。」
作者「なんで羽根が隠れる服を家の中で着ないの?」
恭子「これって、羽根を畳む時に、羽根が外側の布と擦れて、 羽根が乱れちゃうんです。
だからあまり着ないんです。」
作者「へぇ、ところでぇ、ワンピースなんかで飛んで大丈夫?
見えちゃったりしない?」
「なに下らないこときいてんのっ。」
恭子「あ、下にスパッツ穿いてますから。」
「あんたも真面目に答えなくていいのっ。」
恭子「すいません。」
作者「ヘルエンジェルの時のレオタードとかコートは?」
恭子「レオタードというより、あれは水着なんですけど、 あれはもう普段は着てないです。
今、相馬研究所でやってる運動能力測定とか、 いろんな検査の時とかに着てます。
コートは寒くなったら着るかもしれないですけど。」
作者「なるほど。では次は由香ちゃんへの質問の番なんですがぁ、
由香ちゃんの場合は今更って感じもあるんでぇ...(^^;;」
由香「あぁーっ、私も質問されたいぃ。」
作者「じゃあ、一つだけ。
由香ちゃんって、テレキネシスは出来るようになったの?」
由香「駄目なの。練習してるんだけど。 あれっきり出来なくなっちゃったの。」
作者「恭子ちゃんはできるんでしょ?」
恭子「はい、できます。でも、手で動かした方が楽ですから...」
作者「確かに使うことは少なそうですね。(^^;;;
由香ちゃんもテレパシーは使えるんだよね!?」
由香「うんっ。この間も恭子お姉ちゃんにトイレから話しかけられたの。
『紙持って来て』って。だから持ってったんだよ。」
恭子「由香ちゃん、そこまで言わないでいいのに(赤面)。」
作者「まぁ、器用に羽根で顔を隠せるんだねぇ。
では、この際だから言っておきたいことは?」
由香「私って泣いてばかりで泣き虫みたいで、 暗い子みたいでやだぁっ。
もっと明るい話がいいっ。 それから、第二部で食べるシーンがなかった!」
作者「前向きに検討します。(^^;;」
恭子「あのぉ、私もいいですか?」
作者「どうぞ。」
恭子「作者さんって、どこだったかで私のこと『乗り物』って
言ってませんでした?」
作者「あ゛っ。(^^;;;」
恭子「私、乗り物じゃないです。 由香ちゃんはお友達だから乗せてあげますが、
私だって生き物なんです。 翼は生えてますが、人間なんです。」
作者「すいません、気を付けます。」
「私も一つ言わせてもらうわ。 私達が研究所で真面目な研究をしてる様子を描いて
知的な部分をもっと増やして欲しいわね。」
作者「はぁ。(^^;;」
由香「あ、そうだっ。私も飛びたいっ」
作者「はいぃ!?(^^;;;
そりゃ無理だっしょ。今から羽根は付けられないでしょう。」
由香「恭子お姉ちゃんと一緒に飛びたいのっ。
羽根が付けられないならロケットエンジンでビューンって。」
作者「あのねぇ。(^^;;;」
恭子「それじゃあ、私追い付けないわよぉ。」
作者「いえ、そういう問題じゃなくてね。(^^;;;
えぇーいっ、もう収拾付かなくなってるから終わりっ」
由香「えぇーっ、もう終わっちゃうのぉ!?」
作者「そうっ。終わり終わりっ」
恭子「あのぉ、綾さん、 車で来たんでしら、
帰り乗せて行って頂きたいんですけど。」
「え!?いいけど。何で?」
恭子「なんか疲れちゃったから。」
「しょうがないわね。もっと身体鍛えなさいね。」
由香「ねぇ、もっとやろうよぉ。」
作者「終わりったら終わりっ。」


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笹見 礼(高橋智彦) / Rei Sasami(Tomohiko Takahashi) / sasami@kt.rim.or.jp