PC9821 V13/S7Rの改造

pentium 200 (P54C) をつける

いまや300MHzで動作するCPUがあるという中で133MHzのCPUはちょっと不満。 そこでCPUを換えることにした。

なぜP54C?

ほんとうはMMX付きのP55CやK6がつけたかったのだ。しかし、このマザーボードはMMX付き CPUに対応していなく、取り付けた場合IDEインターフェイスが正常に動作しない のである。どうしても取り付けたければHDD、CD−ROMなどをSCSI化 またはIDEインターフェイスボードを取り付けるなどし、さらに 電圧降下用の下駄を取り付ける必要がある。 総SCSI化はお金がかかりすぎて貧乏人の私には経済的に無理、IDEインターフェイス取り付けは 空きスロットの関係で断念。というわけで一番取り付けが楽かつMMXなしで最強のpentium、P54C 200を選択した。

取り付けるには

取り付けの時、CPUの他にクロック倍率変換下駄、CPUクーラー が必要になる。このマザーボードではクロック倍率が1.5〜2倍までしか設定できない。そこで3倍 (ベースクロック66MHz×3倍=200MHz)に設定するには下駄が必要になるのだ。これは MELCOのMTC−40001を使用した。(¥5000くらい) そして下駄をつけたことで、もともとついていたヒートシンクが固定できなくなる。金具を自作する、 熱伝導性のよい両面テープで固定するなどの手もあるが、発熱量も増えるのでCPUに直接固定できる タイプのものをつけた。

どのくらいパワーアップ?・その他

すでにベンチマークの結果などは無くなってしまったが、約10%ほど パフォーマンスが向上した。 ちなみに、もともとついていたP54 133で66MHz×3倍=200MHzに挑戦してみたが、 全く起動しなかった。原因はこのCPUに2.5倍以上の倍速回路が入っていないためのようだ。 ベースクロックの設定も1.5〜2倍しかないのでこのCPUを使ってクロックアップしたければ クロック回路周りを改造しないかぎり無理ということになる。

PCIスロットが増やせる!?

これは未確認だが、PCIソケットの横にPCIソケット取り付け用パターンがある機種が存在する らしい。この機種では自分でソケットをハンダ付けすることでPCIとして使うことができるという。 残念ながら私のものにはパターンがなく、PCI増設はできなかったが、パターンがある人は試して みる価値はあると思う。なにしろ1つしかないPCIが2つになるのだ。これは大きい・・・ 上の「P54C 200を取り付ける」でも出てきたIDE増設ボードだが、PCIスロット用のものはUltra −DMAが使えるようになる。取り付ければ98の弱点である転送速度が一気に向上する。価格も¥9800 (UIDE−98 I/Oデータ)とお手頃でコストパフォーマンスは抜群にいいだろう。 PCIが2つあれば間違いなく取り付けるであろう一品。 最近、PC/AT互換機用も製品化されたようだ。
UIDE−98についての詳しい情報はI/Oデータホームページで。
こんな改造をするともちろんメーカーサポートを受けられなくなるので、腕に自信のない人はやめておいたほうが無難である。

その他、小技など

手っ取り早くパフォーマンスを上げたい

お手軽にパフォーマンスを上げるにはセカンドキャッシュメモリを取り付けるという手がある。この 時期のバリュースターは価格を下げるためにセカンドキャッシュがついていないのだ。256KBのもの を取り付けたところ、パフォーマンスが約10%ほど向上した。なんと CPU取り替えと同程度の向上だ。セカンドキャッシュは¥8000ほどで買えたのでCPU交換より コストパフォーマンスが良い。速いCPUのときほど効果は上がるようだ。

DMAクロックを上げてみよう!

DMAクロックを上げることで、DMAを使用するデバイス(サウンドボードなど)のパフォーマンスが 上がるようだ。実際にDMAクロックを上げた状態でサウンドブラスターAWE32でMIDIを再生させな がら複数のアプリケーションを起動したところ、上げる前はおこっていた音飛びが全くなくなった。 だが、DMAクロックをあげると不具合が発生するという話もあるので、試してみてなにか問題が発生 したら元に戻せばいい。ちなみに設定はHELPキーを押しながら電源を入れるとメニューがでる。

チップセットのレジスタを変更する

チップセットのレジスタを変更する事により、メモりアクセスタイミングを最適化してパフォーマンスを 上げることができる。
PC/AT互換機用のBIOSであれば当然のようにできるメモリアクセスの変更だが、98のBIOS では固定値となっており、簡単に変更することができない。
INTELSATは、チップセットが利用するレジスタを変更することでチップセットチューニング をするツールである。これをつかってメモリアクセスタイミングを調整した結果、メモリ読み込み速度 を31nsから23nsと約25.8%も向上させることができた。このことはベンチマークにも明確に 表れた。アプリベンチを使い、比較してみたところ、全項目で24151から26246へと約8.7%向上 という結果が得られた。  比較画面
メモリ読み込み速度の向上に比べて、ベンチでの数値の向上は小さいが、レジスタの変更だけでCPU 交換やセカンドキャッシュ取り付けとほぼ同等のパフォーマンス向上が得られると考えれば十分すぎる 結果と言うことができる。
なによりツールをダウンロードするくらいの通信費だけでパワーアップできる可能性があるというのは かなり魅力的である。
しかし、
レジスタを間違って変更してしまうとハードディスクなどを破壊する危険性をもっている

ことを軽視することはできない。
実際、レジスタ調整中にハードディスクが一台壊れてしまっている。同時期に、友人も同じ症状で ハードディスクが不調になってしまった。これがレジスタ変更失敗によるものと断定する事はできないが、 原因となった可能性はかなり大きいと考えられる。
レジスタ変更によるパワーアップは元手はかからないが、大きなリスクを持っていることを確認したうえで、 実行してほしい。
INTELSATは対応する(内部に解説を持っている)チップセット別にR2.06aとR1.68aの2種類、それぞれ98用と PC/AT互換機用の計4種類あるので、チップセットにあわせて選ばなくてはならない。
Vectorからダウンロードできる。
ここから98用R2.06a(約47KB)をダウンロード
ここから98用R1.68a(約52KB)をダウンロード

CD−ROMドライブを交換する

24倍速のCD−ROMドライブが安く手に入ったので交換してみた。

98で使えるのか!?

入手したドライブはTOSHIBA製ATAPIの物。98のIDEインターフェイスはMMX付きの CPUを取り付けると使用不能になったり、セカンダリ側にハードディスクを取り付けるとハードディスク アクセスランプが点灯したままになるなど、かなり問題の多いインターフェイスなだけに、CD−ROM ドライブを交換した場合に正常に使えるか不安がある。
しかし、正常に動作することを期待してとりあえず取り付けてみた。
 

WINDOWS95では動いた!

もともとついていたSONY製のドライブをはずし、TOSHIBA製のドライブに交換して電源を 入れてみる。
結果、WINDOWS95(OSr2)では正常に認識し、使うことが出来た。
WINDOWS95では、OSがドライバを自動で供給するので、ドライバの問題もなく、すんなりと 使用可能になった。しかし、問題はDOSで使えるかどうか、ということである。
当然のように、98DOS用のドライバは付属していなかった。このままではOSのインストールが できなくなってしまう。インストールの度にCD−ROMドライブを交換するのはかなり面倒な作業なので なんとかしてDOS用のドライバを入手しなくては・・・・
 

DOS用ドライバを捜せ!

とりあえず、はじめからあったドライバ(NECCD.SYS)を使ってWINDOWS起動ディスクで起動してみた。 しかし、CD−ROMドライバの読み込みで止まってしまった。
次に、だめもとでCD−ROMドライブ付属のPC/AT互換機用ドライバを使ってみたが、これも ドライバの読み込みで止まってしまう。
最終手段として、NEC関連の友人に電話してTOSHIBA製CD−ROMのドライバがないか聞いてみたところ、 「新しいNECCD.SYSなら動くかもしれない」と言う。「それでも動かなかったら、知り合いに頼んで作ってもらう」 とも言ってくれたが、とりあえず新しいNECCD.SYSで試してみることにした。
新しいと言えば、OSr2の物か、WINDOWS98の物が考えられるが、まずはOSr2の物で 起動してみたところ、正常に認識、使用可能になってくれた。
友人の話では、NECCD.SYSはひとつのドライバで複数のCD−ROMに対応しているため、最新の物の方が 多くのCD−ROMに対応しているらしい。
 

CD−ROMドライブ交換の効果は?

CD−ROMからいろいろコピーしたり、インストールしたり実験してみたが、体感速度が全然違った。
さすがに4倍速から24倍速に交換するとかなり速くなった感じがする。
本当はもっとはやい36倍速や40倍速の方がいいが、まぁ、安く手に入ったことだし24倍でも十分 満足できる結果であった。

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