夢を見ていました。長い夢を・・・・

目覚めの間、ずっと海のざわめきを聞いていたような気がします。

それは夜毎、さすらう電子の海のため息だったかもしれません。

波間に漂う心地よさに、私はそのまま夢を見続けていたいと思いました。

許される事ではないとわかっていても・・・・

やがて記憶は時間に流され、海深く沈むでしょう。

それでも時折懐かしい声を、懐かしい気配を思って、私の胸は痛むのでしょうか?

夢から覚めた後の夜の長さに慣れるまで、今は物語を綴りましょう。

届かない祈りの代わりに。。。。

決して言葉に出来ない思いを込めて。。。。

でも今は静かに波間を眺めていましょう。

夢の余韻を数えつつ・・・・

胸のさざなみが静まるまで・・・・

再び架空の海に泳ぎ出すまでの間