インド・ラクノウのシティー・モンテッソーリ・スクール訪問記
              (2003年10月20日から23日)    記 増田賢次


私達WPPSの一行14名は、2003年10月20日から23日の間、インドのラクノウ市にあるシティー・モンテッソーリ・スクール(CMS)を訪問いたしました。

   
   CMSインディラ・ナガール校正門                交流している平和団体

 ラクノウCMSは、1999年のギネスブックで、一つの市にある児童生徒数世界一の学校と認定され、その教育理念は「スピリチュアリティー(霊性・精神性)を重んじた道徳による心の教育」です。宗教や文化の枠を超えた、世界平和の重要性と世界・人類及びすべての生命との一体観を教育の基本に置いています。

 創始者のジャグディッシュ・ガンジーさんは、平和教育に心魂を傾けられ、13年前にワールド・ピース・プレヤー・ソサエティー(WPPS)のメンバーとなり、数々のワールドピースプレヤーセレモニー(WPPC)を開催しています。各学校では毎週のように国旗を掲げて各国の平和を祈り、現在では一般市民を含めた平和活動に発展しています。それらの教育活動により、2002年にはラクノウCMSに対してユネスコから平和教育賞が授与されました。

 私達一行は、20日にCMSインディラ・ナガール校を訪問しました。ボニータ・ジョエル校長の案内で、子供達の平和会議の様子や平和に対するモニュメントなどの平和教育と活動についての説明を受けました。

   
モニュメント1(宗教の調和)    モニュメント2(論説の構成)  モニュメント3(命の重さ、平和議会)

     
 モニュメントを説明するボニータ校長   平和会議の背景    CMSインディラ・ナガール校校舎

      
CMSナガール校校舎玄関  CMSナガール校の動物置物   CMSナガール校打ち合わせ風景

 21日にはCMSのヘッドオフィスを訪問し、ジャグディッシュ・ガンジーさんご夫妻をはじめスタッフの方々とお会いし、CMSの教育を通しての各国や各種平和団体との交流のあらましの説明を受けました。

    
   CMSヘッドオフィス        ガンジーさん        バスを見送るガンジーさんとスタッフ

 翌21日と22日にはCMSインディラ・ナガール校主催の「第5回ワールドピースフェスティバル」の会場の下見をしました。会場横の体育館には、6ケ国、50校の参加による520枚の子供達が描いたピースポスターが展示されていました。子供達の絵を通して発想や表現力の豊かさ素晴らしさ、ピュアな心に触れて感動しました。

      
        平和ポスター1                      平和ポスター2

 23日に開かれたワールドピースフェスティバルでは、西園寺理事長のメッセージを携えたソサエティーのポーラ・クリスティーンさんと共に私達も来賓として迎えられました。

   
   フェスティバル入口                音楽隊

 フェスティバルは夕方5時半から始まって28イベント、4時間に及びました。幼年組から父兄に至るまで参加し、平和会議、WPPC、歌と舞踊、表彰、講演、神話劇など息もつかせぬ展開で熱気のこもった内容でした。


WPPS代表のクリスティーナとガンジーさん/ ダンス/ 神話劇/ インド舞踊

 平和会議では、子供達が世界各国の代表者となり、世界平和のために各々の国に何が出来るのかの議論を交えました。


平和会議

 WPPCは民族衣装を身にまとった子供達が旗手となり、片方では舞踊をとり入れ、格調高く優雅でそして毅然とした行事でありました。


WPPC/WPPC宣言/WPPCの1コマ

  また、ガンジーさんは、子供達が国連や各国首脳に手紙を書き平和を呼びかけるなど、自主的に考え行動していることを話され、我々一人一人が平和を創り上げていくのだと強く訴えられました。


ガンジーさんのスピーチ

 私達は、今回の訪問でCMSの方々と交流し、その活動の素晴らしさを体感するとともに、11億ともいわれる世界第2の人口を持つ大国インドに、着実に平和の芽が育ち、大きな樹に育ちつつあるのを感じ取りました。今後、CMSを通して多くの平和を希求する人材が育てられ、世界平和への大きな役割を果たされてゆくことでしょう。


【参考情報】

ガンジーさんのCMS
モンテッソーリ・スクールについて