THE UNIVERSAL AGENT

MERCEDES BENZ 190E 1988 BLUE BLACK AIRBAG SPECIAL

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愛車メルセデスベンツ190Eの紹介並びに未来のオーナーの為の整備記録・費用等を掲載したページです。

整備録・費用

日付 積算距離 事項 費用 工場名 備考
2001.5.11 52202 ATのオイルホース

メルセデスベンツ190Eの紹介

私がカルチャーショックを受けた個所(国産車とはこんなところが違います…)

中古輸入車情報誌等に,「今が買いどきの190E」として,数多く取り上げられ,最後の古き良きメルセデスクオリティを感じさせる小型車として相変わらず誌面を賑わせていますが,やはり誌面の都合上,国産車と比べてどこがどう違うのか,細かい部分まで拾うのは難しいようです。そこで,未来の190Eオーナーの方の為に,徹底的に,国産車とどこがどう違うのか,紹介したいと思います。

ダッシュボード編

メルセデスに限らず、多くのドイツ車のヘッドライトスイッチはダッシュボードに直接取り付けられています。メルセデスの場合、つまみを右に一段回すとスモール、二段回すとロービームが点き、つまみを手前に引くとフォグランプが点灯するようになっています。さらに、ヘッドライトの照射角度を調整するダイアルが備わり、その伝達はなんと圧縮空気によってなされています。

ダッシュボードの素材は熱や紫外線に弱いらしく、季節に関わらず駐車時にはフロントガラス内側にサンシェードを使用しないと、すぐに割れてしまいます。また、ドアの内張りにヒーターの熱風が連続して当たると表皮が剥がれてしまいますので注意が必要です。

オーディオは88年式の場合、1DINのスペースしかありません。純正のオーディオにはアンテナを伸縮させるスイッチも装備されていますので、ヘッドを交換する際にはその機能を失うことを覚悟しなければなりません。(この「アンテナが半ば伸びたところで止まる機能」を気に入っているオーナーの方は多いですよね)

私の車には純正で10連奏のCDチェンジャーが装備されていますが、このチェンジャーのリモコン受信部兼ディスプレイに照明が付いていない為、夜間の走行時には現在何枚目の何曲目なのか全く分からず、リモコンでの操作時にも、行った操作を受け付けたのかどうかさえ分からないので、非常に使い勝手の悪いものとなっています。

エアーコンディショナーもメルセデスらしく非常によく効き、冷風は寒い位のものが出ますし、ヒーターは低温火傷になるほどの極端な熱風も出ます。よって、特に助手席側の吹出し口のルーバーは操作する機会も少ないので、注意を払っていないとドアの内張りに熱風が当たり放しになり、内張りの寿命を縮めることにもなりかねません。
エアコンの吹出し口は、一般的な国産車同様、ダッシュボードに向かって左右両サイドに一つづつ、中央に二つ設けられていますが、中央のものは車外からの冷風しか出ないことになっています。

梅雨の時期等、道路に深い水溜りがある時に走行する場合に、跳ね上がった水をエアコンのインテークが拾い、一瞬にしてフロントガラスが曇ることがあります。エアコン自体が水を吸っているので、一時的にですが除湿させることが全く出来なくなるので注意が必要です。メルセデスのエアーコンディショナーは壊れると高くつきますから、出来るだけ大切にしたいものです。

走行性

この190E、確かに欧州車だけあって、高速安定性は特筆すべきものがあります。しかし、90年以前のモデル通称「サッコ無し」においては、意外にも、橋の上等、横風が強い状態では極端に直進性が悪化します。(この件については二幻社発行のUCG2001年1月号に小林章太郎先生がお書きになっている記事が参考になります) 。

190Eには、集中ドアロックが備わりますが、電磁石を用いる国産車と異なり、ここでも動力源として圧縮空気が用いられています。そのため、電磁石の場合のように一瞬ですべてのロックが解除されるということはなく、順次かすかなシュッという作動音とともにドアロックのノブが上昇していきます。ちなみに、トランクのキーシリンダーと全部のドアのロックは連動しているため、常に運転席側からドアロックを操作するのではなく、ある程度操作する場所を分散した方が機械に対するストレスが少ないのではないかとの考えから、運転席側以外からの解錠も心掛けるようにしています(どれほどの効果があるのかは不明ですが)。



190Eに限らず、欧州車のブレーキは良く効く代わりによくちびます。よって、殊にフロントホイールのブレーキかすによる汚れは凄まじく、毎日乗るなら、滑らかな運転を心がけても週に二度は清掃を要するほどです。93年式の190Eは8穴ホイールなのでそれほど清掃が苦にはならないかもしれませんが、それ以前の16穴ホイールでは清掃の手間を嘆くオーナーも少なくないのではないでしょうか。アルミホイール用に、化学反応によって鉄粉を除去するクリーナーが発売されておりますが、私のよく行くヤナセのサービス工場でも用いられているそうなので、安心して使用しています。