第16戦・第17戦 まとめてレポート

第16戦・第17戦 結果一覧表

Rd. 国名 優勝 2位 3位 4位 5位 6位 PP FL
16 日本 シューマッハ兄 ハッキネン クルサード バリチェロ バトン ヴィルヌーヴ シューマッハ兄 ハッキネン
17 マレーシア シューマッハ兄 クルサード バリチェロ ハッキネン ヴィルヌーヴ アーバイン シューマッハ兄 ハッキネン

終盤2戦レポート

 日本人ドライバーのいない鈴鹿。でもそれはそれ。仕方のないこと。レース自体は面白かった。

 シューマッハとフェラーリは雨が降ったり止んだりのめまぐるしいコンディションの中、これまで何度も見せてきた、冴えたピット戦略で鮮やかな逆転勝利。ハッキネンは猛追及ばず、1秒897差で敗れた。シュー兄5年ぶりの、そしてフェラーリとしてはなんと21年ぶりの世界チャンピオン獲得の瞬間だった。BARホンダはヴィルヌーヴが6位入賞で面目をほどこしたが、最後の鈴鹿となったハーバートは彼とわずか0秒913差でポイントを逃した。

 その2週間後、マレーシア。消化試合とはいえ真剣勝負であることに変わりはなく、見応えのあるバトルがくり広げられた。またもシュー兄がトップを行くクルサードのピット・インの隙に好タイムを連発、逆転してそのまま逃げ切った。残念だったのはハーバート。終盤にマシンのトラブルで大クラッシュ。散々な引退試合になってしまった。

シーズンを終えて

 やっぱりシュー兄は強かった…。

 中盤のもたつきで、これはハッキネン3連覇かと思われたのも束の間、最後の4戦は全てポール・トゥ・ウィン。終わってみればシュー兄9勝、ハッキネン4勝。完勝であった。来季のマクラーレンの巻き返しに期待だ。

 2強以外はふがいなさの目立った1年だった。だいたい今年は2強以外のドライバーは1度も勝てなかったのだ。昨年あれだけ健闘したジョーダンはサッパリだったし(これで無限はF1にいづらくなったのでは?)、スチュワート改めジャガーは目を覆うばかりの大不振。ウィリアムズは新星バトンとシュー弟のコンビで通好みの渋い結果を残したが、ベネトンは前半はヴルツ、後半はフィジケラがスランプで、2人そろって働いた時期があまりなかった。BARはホンダのおかげもあって躍進したが、それでも表彰台はゼロ。いずれにしても、フェラーリとマクラーレンを脅かす存在は最後までついに現れなかった。

 とはいえ各チームの戦力差は確実に縮まっている。それは最近予選落ちがまるでなくなったことでもわかる。上位2チームがかなり先を行く現状はしばらく変わらないだろうが、それ以降の団子レースはこれからもっと面白くなると思う。とりあえず来年はBARとジャガー、そしてアロウズあたりを推しておきたい。あまり根拠はないけれど(^^;)

 しかし来年も日本人はエントリーしそうにない。再来年トヨタがやってくるとき、誰か連れてくるのかなぁ。まぁいないから観ない、というファンはあまりいないだろうけど、やっぱりちょっと寂しいよね。虎之介はちゃんと帰ってくるのだろうか。アメリカ行って戻ってきた人って、あんまりいない気がするんだけど。まぁ気長に待つしかないか。

 ということで、来年はさらに軽量化してお送りする予定(笑)の「音速戦記」今後ともどうぞよろしく。(00/12/10)

ポイントランキング(最終結果)

※マクラーレンはオーストリアで10点取消のため、ドライバー2人の合計と一致しない

ポイント ドライバー 順位 コンストラクター ポイント
108 シューマッハ兄(フェラーリ) 1位 フェラーリ 170
89 ハッキネン(マクラーレン) 2位 マクラーレン 152
73 クルサード(マクラーレン) 3位 ウィリアムズ 36
62 バリチェロ(フェラーリ) 4位 ベネトン 20
24 シューマッハ弟(ウィリアムズ) 5位 BAR 20
18 フィジケラ(ベネトン) 6位 ジョーダン 17
17 ヴィルヌーヴ(BAR) 7位 アロウズ
12 バトン(ウィリアムズ) 8位 ザウバー
11 フレンツェン(ジョーダン) 9位 ジャガー
トゥルーリ(ジョーダン) 10位 ミナルディ


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