・姿勢
 ・腕の形
 ・手首の形
 ・指の形
 ・楽器の角度




姿勢

肩の力を抜くようしし、おへそのちょっと下あたりを意識します。肩の力を抜くには、一回思いっきり肩を後ろに持っていき胸を張ります。その状態からちょっと肩を前(普段の状態)に持っていくと、楽に力が抜けます。
立って演奏するときは両足のかかとを上げ気味にしています。そうすることで、重心を低く感じられます。アランダミアンにレッスンを受けたとき片足を上げてドビュッシーを吹かされました。そのとき自分自身とても音がのびのびと出たのを覚えています。聴講していた人たちも足を上げたときに音が変わったと言っていました。おなかの支えはそれだけ重要なのでしょう。
座って演奏するときは極力重心を下に感じようとします。椅子に腰掛けて背もたれに寄りかからず両足を上げて楽器を演奏したりもします。この練習もアランダミアンに教わりました。
ただ、下半身の重心は大事であると思いますが、そこだけに神経がいってしまうと、かえってデメリットになることがあります。体は色々な部位がそれぞれ関連して筋肉を使っていますから、一部分だけに力を入れることだけに集中すると、他の部位のバランスが壊れます。

楽譜に集中しすぎると、猫背になってしまいます。猫背だと音楽を表現できる空間が自分と譜面の間だけになってしまい、聴衆に自分の音楽を伝えることが出来ません。そこで、なるべく空間を大きく感じるために猫背にならないよう注意しています。また、猫背になると自分の音が空間(ホール)でどのように響いているかを感じ取りづらくなります。ホールの響きを感じるとは、ホールでどう自分の音が聞こえているかを聞き取ることです。自分の音が響きすぎと感じたならば、音をまとめるように吹き、逆なら鳴らします。タンギングも短くしたり、長めに吹いたりと、空間にあわせます。音の処理も、響きがどのくらい残るかによって長くしたり、短くしたり・・・。普段の練習でいかに空間をイメージできるかが、ホールで上手く吹けるかどうかにつながると思います。私はなかなかホールでは吹けませんから、いつも後悔するのがスタッカートを長くしすぎてしまうことです。家だとどうしても音の余韻を自分で作ってしまいますから、当然ホールだとだらしなく聞こえてしまいます。
初心者が猫背になりやすい原因のひとつに楽器を構えるときにマウスピースに口を持っていってしまうことがあります。あくまでも、口にマウスピースを持っていってください。

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腕の形

私は両腕をダランと下にたらした状態から、肘をまげて構えます。つまり、両肘は体からはそんなに離れていません。また、手首を利用する際に肘が体から普段より離れたときでも、肘に必要以上に力が入ってしまうことはありません。
両肘を体から遠くに離して吹く方もいらっしゃいますが、肘を体から離しすぎて楽器を構えると、手首が硬くなるように思います。

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手首の形

私は腕をダランと下げてから肘だけまげて楽器を構えますから、手首は両腕をたらしたときの状態とほぼ同じ形です。クラリネットを吹く際に手首のやわらかさは重要です。速いパッセージを吹くときなど、指先を動かすだけでなく、手首を積極的に使います。
手首を使う際には肘の柔軟性も必要です。

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指の形

私は第2関節を若干曲げています。指の形はちょうど日常生活で、リラックスしたままの状態です。指の腹でトーンホールを押さえるほうが、指先よりも確実に塞げると思い、指は若干他の人よりのばし気味かもしれません。
各指の第1関節は外側に反らさないほうがよいと思いますが、私の指の何本かは第1関節が弱いようで、若干反ってしまっています。(本当はよくないのですが、いまさら直すのも大変ですし、それ程速いパッセージに影響が無いようなので・・・)
左手親指、左手人差し指、右手親指、右手人差し指の指の形は非常に重要で、世に出回っているクラリネットの参考書をよく参考にしてください。とくに左手人差し指がスムーズに動かせないと、スラーが上手に出来ません。
左手親指も実は難しいのです。あまりエチュードにかかれていないのですが、スロートのシ♭を吹くときに左手親指がトーンホールからかなり離れていないとシ♭の音程が下がってしまいます。シ♭の際の左手親指はレジスターキーを指先で押して、親指を立たせなければなりません。

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楽器の角度

私は45度より若干ベルを手前にひいています。かなりベルを手前にひくプレーヤーもいますし、前に出す人もいます。
自分の耳を頼りによりよい音色の出る角度を探しています。

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