LEGEND of ADAM and EVE

Words:Takahiro Yasunaga

ネオンサインに彩られた
夜の街角で
絡み合った視線が

ウィスキーグラスの汗と
煙草の煙に
漂うアダムの香りが

そっと近づく
二人の影の中
もつれ合った指先

揺れた黒いドレスと
赤いペディキュアに
舞い散るイヴの媚薬が
 月明かりがつくる
ルージュの影に
愛の言葉も
隠して

投げ捨てられた
時計の針も
何も刻まぬまま
唇を重ねた

窓の外にきらめく
万華鏡も色褪せる
アダムとイヴの神話で

シーツの波に
揺れた白い肌
甘い吐息に
包まれて

乱れたシーツ
乱れた長い髪
背中に立てた
マニキュアが震えてた

踊る花びらが
踊る魂が
愛の扉をたたき
時の彼方へ
光の彼方へ
愛の神話が広がり


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