更新日………………………………2013/8/21
更新した所…………………………| top-page |
お知らせ…………………………… 
■文科省セシウム蓄積汚染図、茶色以外、青色以上にはもう妊婦、子ども、母親は住んではいけません。

□持続可能な社会を考えるために「アイヌ文化を探る」次回上映会未定。

□水の循環と私たちの暮らし「川と石、人の関わりを考える」他上映こちらも未定。


気ままNEWS……フクシマ報告84、甲状腺ガン43人。

8/21
………………………………………………………………………………………………………………………………
甲状腺がん確定の子ども18人に 福島県調査、原発関連は否定的

 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の
「県民健康管理調査」検討委員会が20日、福島市で開かれ、
甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは、前回6月の12人から6人増え、18人になったと報告された。
「がんの疑い」は25人(前回は15人)。
 会合で、福島県立医大の鈴木真一教授は、「(がんの状態から)2、3年以内にできたものではない」と述べ、
原発事故との関連に否定的な見解を示した。
 甲状腺検査は、震災当時18歳以下の約36万人が対象。

                   (2013/08/20 19:51 共同通信) ………………………………………………………………………………………………………………………………

 約21万人を調査して、2次検査対象者が1280人。
2次検査終了者が625人(約48%)で、残りの665人は、まだ2次検査が終わっていない。
625人検査した時点で18人が癌が確定、25人がガンの疑いという。

現在の時点でも43人×10万/21万人=20.4人
2次検査が終わっていないグループも同じ比率で予測すると
(43人×52%/48%+43人)×10/21=42.6人

バンダジェフスキー博士の報告によると

事故後5年経過のゴメリ地域では10万人の子どもあたりの発症数11.3人。

それに比べ、

事故後2年半近く経過の福島県では10万人の子どもあたり確定発症数20.4人(推定42.6人)。

すでにチェルノブイリを大きく越えている戦慄、驚愕の『現実』…。

そして、甲状腺ガンは数ある放射線障害の内のたった一つの病気に過ぎない…。

福島市11人、郡山市8人、二本松市4人、本宮市、広野町各3人、
川俣町、南相馬市、伊達市、田村市、西郷村各2人、
浪江町、冨岡町、川内村、大熊町、大玉村、泉崎村各1人、…計43人。

フクシマに住み続けている人たちよ!。

まだ、間に合う…。

目を覚ませ!。命あってこその抗議、そして人生…。

フクシマは今まさに沈み行く巨大客船タイタニック号なのだ。



気ままNEWS……フクシマ報告83、100年。

7/31


………………………………………………………………………………………………………………………………
放射線量の減り方 鈍化 半減期短い物質減少 30年のセシウム残存

 東京電力福島第一原発事故から二年以上がたち、これまで順調に下がってきた放射線量が、
最近では低減のスピードが鈍化してきたことが二十四日、原子力規制委員会によるモニタリング調査で分かった。
半減期の短い放射性物質の線量が下がった後は、主役は半減期の長い物質となり、線量が下がりにくい。
予想を実際のデータが裏付けた形で、国は除染や住民の帰還を進める上で、十分考慮する必要がある。

 規制委の調査は、福島第一から八十キロ圏内の道路を、線量計と記録装置を積んだ車で走り、
事故発生から三カ月後の二〇一一年六月以降、五回に分けて約六千百カ所のデータを記録・分析した。

 線量の平均値を見ると、事故から三カ月後には毎時〇・七三マイクロシーベルトあったのが、
一年後には六割程度に下がり、一年半後には〇・三二マイクロシーベルトと半分以下へと急速に下がった。

 ところが、最新の昨年十一、十二月のデータは〇・二八マイクロシーベルト。
年間にすると、一般人の被ばく限度の一ミリシーベルトを超える値となる。
グラフ化すると、明らかに下げのスピードが鈍っている。

 これまでは、半減期が短い放射性ヨウ素(約八日)や、セシウム134(約二年)の放つ放射線がどんどん減ってきた。
しかし、この後は半減期が三十年と長いセシウム137などの影響が残り、
やがて下げのカーブは、ほとんど水平に近くなって高止まりが続くと予想される。

 一方、土地の利用形態と線量との関係は、市街地や河川の近くは早く線量が下がるが、
特に常緑樹が多い地域ではなかなか下がらないという結果だった。

 地形との関係では、山頂付近や高台などは下がりやすいが、山のふもとやくぼ地は下がりにくかった。

 国は二十キロ圏内を中心に、除染を進めている。
調査データは、今後、明確な戦略を立てて除染を進めないと、莫大な費用がかかることも示している。

                             (東京新聞  2013年7月25日)
………………………………………………………………………………………………………………………………


昨年10月、神戸大山内教授の話の通り(気ままNEWS 10/12)、
何もしなくても2年以上経ち、線量は半分に下がる。

問題はこれからだ。

あとは半減期が30年のセシウム137だから、ほとんど横ばいで100年経たないと、1割にならない。

影響がほとんど無くなると思われる1%の量になるまで更に100年、今から200年後なのである。

今更ながら驚く人間の寿命を遥かに超えて作用し続ける恐ろしい放射能汚染の世界。

小出裕章氏が言っていた。
今生まれたばかりの赤ちゃんを含め全ての人が亡くなるまで影響を受けるという…。

汚染された場所で生活するべきか?それとも非汚染地に移り新たな人生に挑戦する方がよいのか?

除染の効果が当初の1、2割程度しか期待できない状況では自ずと選択は決まってくる…。

記事の通り、山の麓や窪地では逆に線量が上がっているのだ。

汚染の低い農作物は出来るかもしれないが、当の人間の身体がもつ筈もない…。

そして、これは最も重要なことだが、未だに福一原発は収束できていない。

人類未経験の過酷事故…、あと数十年にわたり危険な状態が続く…。



気ままNEWS……フクシマ報告82、ヨウ素汚染。



7/4
………………………………………………………………………………………………………………………………
<福島第1原発>放射性ヨウ素の汚染マップ公開

日本原子力研究開発機構は26日、東京電力福島第1原発事故によって放出された放射性ヨウ素が
福島県の原発周辺約400平方キロの地表に沈着した様子を示す「汚染マップ」を公開した。
米国エネルギー省が2011年4月2〜3日、航空機で測定したデータを解析。
実測に基づく放射性ヨウ素の分布が公開されたのは事故後初めて。

解析の結果、福島第1原発の北西方向に高濃度の放射性ヨウ素が沈着しており、放射性セシウムの傾向と同じ。
一方、同原発付近では、放射性セシウムとは異なり、放射性ヨウ素が原発の南側にも拡散しており、
1平方メートルあたり100万ベクレル以上沈着した地域はいわき市北部まで広がった。

放射性ヨウ素は半減期が8日と短く、土壌のデータが少なかった。
事故直後の航空機での測定は機体への放射性物質の付着の影響が強く
放射性ヨウ素のデータだけを取り出すことが難しかった。データ公開が遅れたことに、
原子力機構は「慎重に検討した」と述べた。

                          ( 毎日新聞6/27 ) ………………………………………………………………………………………………………………………………


本文の通り、ヨウ素汚染は若干、セシウムとは違う分布を示している。

福島県の中では南会津地区に次いで比較的、危険度は低いと見られていた阿武隈山系の南部地域が
軒並み〜6万〜30万〜60万ベクレル/屬旅眷仕戮鳳染されていた。

小野町、平田村、玉川村、石川町、浅川町、古殿町、鮫川村…。

知人の妊娠中の女性で、事故直後、郡山から玉川村のアパートに引っ越した人がいた。

今でもこの地域では大丈夫と思っている人が多い。

また多発する小児甲状腺がんとの関連性はどうなのだろう…。


なぜか忘れたころになる相変わらずのわが国のデータ公表。

そして、まだ福島市、二本松、本宮、郡山、須賀川、白河の中通りの人口密集地帯の汚染が示されていない…。

データ自体は、直後に米国が実測分析、把握しているというのに…。


自分達に都合の悪い証拠は、かなり後になって世間の関心が薄くなった頃に
『あの、実際は、こういう事がありました。すみません。』と…。

犯罪者とは、常にそういうものである。



気ままNEWS……フクシマ報告81、汚染の拡がり2。

6/25
………………………………………………………………………………………………………………………………
山菜から基準値超セシウム=秋田

 秋田県湯沢市は16日、宮城県との県境付近で採取したネマガリダケから、
国の定める食品の基準値を超える185ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
山菜の一種で、市は食べても健康に影響はないとしているが、市民に採取を控えるよう呼び掛けている。

 市によると、仙台市の住民が湯沢市で採ったネマガリダケから
1キロ当たり130ベクレルの放射性セシウムが検出されたとの情報が寄せられ、検査を行っていた。
今後、県と協議し、ほかの山菜についても放射性物質検査を実施する方針。 

             [2013年6月16日  時事通信社] ………………………………………………………………………………………………………………………………
秋田県は下の地図では緑色の安全な地域になっている。しかし…。

県境付近は山からの雪融水、雨の流れ、動物たちの移動、鳥たちの飛翔により
放射能の汚染からは免れることは出来ない。

もちろん、いずれこの地域の皆瀬川、そして雄物川、日本海へ流れていく。

山形では最上川、新潟では阿賀野川、信濃川…。
太平洋側では特に阿武隈川による汚染が心配される。
そして関東では那珂川、利根川、荒川…。

放射能汚染とは実に過酷で深刻なものなのだ。



気ままNEWS……フクシマ報告80、汚染の現実。



5/22

昨年5月時、食品安全基金の作成した都道府県放射能汚染格付け図。

私たちは『現実』を深刻に、真摯に受け止める必要がある。

福島県では比較的汚染の低い会津でも、遠い山形県の北東部でも…。


………………………………………………………………………………………………………………………………
   川内の野生コシアブラ1点から3800ベクレル

県は17日、18市町村で採取したキノコと山菜13品目49点の放射性物質検査結果を発表、
三島町と川内村の野生のコシアブラなど山菜3品目4点から食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を
上回る放射性セシウムが検出された。
最大値は、川内村で採取した野生のコシアブラ1点から検出された1キロ当たり3800ベクレル。
県は同日、市町村などに基準値を超えた山菜の出荷自粛を要請した。
基準値超の山菜は出荷前のため、市場には流通していない。
                       (2013年5月18日 福島民友ニュース) ………………………………………………………………………………………………………………………………
   最上町のコシアブラから基準値超のセシウム 県検査、県内2品目の検出

最上町の自生のコシアブラから基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが
検出されたことを受け、県は17日、最上地方の8市町村と尾花沢市の自生コシアブラの検査を実施した。
その結果、最上町のコシアブラから1キログラム当たり243ベクレルのセシウムが検出された。

県森林課によると、新庄、舟形、真室川、鮭川、尾花沢の各市町村のコシアブラからも
セシウムが検出されたが6.7〜14ベクレルと大幅に基準値を下回った。

県食品安全衛生課によると、食品衛生法で新基準値が設定された2012年4月以降、
県の食品などの放射性物質検査で、基準値を超える放射性物質が検出されたのは、
ツキノワグマの肉(12年4月と今月の計3回)に続き2品目目。

                        (2013年5月18日   山形新聞) ………………………………………………………………………………………………………………………………




気ままNEWS……フクシマ報告79、再編。

4/2
………………………………………………………………………………………………………………………………
浪江町、3区域に再編 人口最大、双葉郡の再生左右

 東京電力福島第1原発事故で全域が警戒、計画的避難の両区域に指定され、
全町民が避難している浪江町は1日午前0時、帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編された。
除染やインフラ復旧、津波被災地の土地利用など多くの課題を抱える町は
「2017(平成29)年まで帰還できない」と宣言している。
双葉郡で最も人口が多い同町の復旧と帰還は双葉地域全体の再生の行方を左右する可能性がある。
避難区域再編は9市町村目。
 浪江町の人口1万9866人のうち、再編後の人口割合は、
原発事故から6年以上戻れない帰還困難区域が3412人(約17%)。
日中は立ち入れるが夜間は滞在できない居住制限区域は8393人(約42%)、
避難指示解除準備区域は8061人(約41%)で、両区域で8割以上を占める。
住民が市街地へ日中に立ち入りやすくなるため、復旧に向けた取り組みが動きだす見通しだ。
                          (2013年4月1日 福島民友ニュース) ………………………………………………………………………………………………………………………………

あらためて

   ・帰還困難区域は(立ち入り禁止)              50ミリシーベルト〜/年
   ・居住制限区域は(立ち入り可能)            20〜50ミリシーベルト/年
   ・避難指示解除準備区域は(居住不可、事業可能)    〜20ミリシーベルト/年

に区分けされている。

現在も変わらないであろう??わが国の被曝基準は以下の通りである。

   ・一般人                          〜1ミリシーベルト/年
   ・放射能管理区域作業者                 〜5ミリシーベルト/年
   ・原発作業者                      〜20ミリシーベルト/年

ではチェルノブイリではどうか

   ・強制避難区域(立ち入り禁止)            15ミリシーベルト〜/年
   ・義務的移住区域(居住不可)            5〜15ミリシーベルト/年
   ・希望移住区域(移住保証)              1〜5ミリシーベルト/年
   ・放射能管理区域(居住可)               〜1ミリシーベルト/年

チェルノブイリでは5年後に健康被害が明らかになりこの区分けができたのである。
その上、現在ではウクライナ国コロステンなどの放射能管理区域での健康被害も報告されている。
(NHKブックス 『低線量汚染地域からの報告』参照)

ストロンチウムなどの割合が違うとはいえ、あまりに日本の基準はひどすぎないだろうか。

福島県中通りのほとんどはチェルノブイリでは希望移住地域に
中通りでも高い地域(福島市、二本松、本宮市、郡山市、須賀川市の一部)は義務的移住地域に当たる。


日本の政府、官僚、企業、マスコミのしていることはほとんど完璧な『緩慢大量殺人』である。




気ままNEWS……不思議な地名<鯨>


12/30

郡山の西南部、三穂田地区にある地名。

内陸部の平野になぜ、こんな名が?。

鯨の形のような所はどこにもない、平坦なところなのである。

長い間、分からなかった…。


私は最近、アイヌ語の辞書を読むのが趣味のひとつになっていた。

ある時、「クシ」という言葉に「通る、至る」という意味があるのに気付いた。

日本語の「串」と通じる。漢語読みでは「カン」。

「ラ」は羅臼にあるように「低くなって平らな」という意味である。

「クシラ」は「平らなところに至る」と読める!。

「クシラ」は東北地方の訛りで「クジラ」に…。

この地区は奥羽山脈から下って安積平野に出た地域なのだ。

まさに、その言葉の示す通り…!。

町の中心部は後の行政により往々にして地名は変えられてしまうことが多いが、
この人家も少ない地域で奇跡的に残ったのだろうか…。

各地に残る「久慈」も同様…?。


残念ながら、この地域も放射能禍から逃れることは出来なかった…。


気ままNEWS……フクシマ報告78、福島県民。

12/17
………………………………………………………………………………………………………………………………
衆院選で県内有権者も「自民復権」選択

 自民が大勝した16日投開票の衆院選。
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の影響に今なお直面する県内有権者の多くも「自民復権」を選択した。
前回落選、雪辱を期した亀岡偉民さん(1区)根本匠さん(2区)坂本剛二さん(5区)の自民元職3人が
満願成就を果たし、会津若松市長から転身した菅家一郎さん(4区)は初当選を飾った。
                                          (2012年12月17日 福島民友ニュース) ………………………………………………………………………………………………………………………………

衆議院総選挙。

ここ福島県の各選挙区でも原発推進の自民が圧勝。

マスゴミの予測通り…。

何も言うことはない。

これが放射能に苦しめられている?はずの福島県民の意思なのだ。

投票率が低い、『棄権』も関心がない、どうでもよい気持ちの表れ…。

やはり大衆とは常に愚かなものなのか…。

あの太平洋戦争で310万人の死者を出しても気が付かなかった日本人…。





気ままNEWS……フクシマ報告77、呼吸による内部被曝。

11/14
………………………………………………………………………………………………………………………………
震災後、70倍の最大54ベクレル 県がちりの放射能測定

 県は13日、楢葉町、富岡町、大熊町の3カ所の昨年1月から6月までの空気中のちりの放射能測定結果を示した。
 放射性物質からのベータ線の放出量は1立方メートル当たりで、震災前0.78ベクレルが最大だったのに対し、
 震災後は、震災前の約70倍となる54ベクレルと大きく上回った。
 県によると、福島第1原発事故で、放出された放射性セシウムがベータ線を出していることが影響したとみられる。
 一方、放射性物質からのアルファ線の放出量は、震災前の平均値の範囲内だった。
 福島第1原発事故で放出された放射性物質の影響が大きいことを数値上でもあらためて裏付けた格好だ。
(2012年11月14日 福島民友ニュース) ………………………………………………………………………………………………………………………………

人間の呼吸量は6リットル/分。これは1時間当たりだったら360L/h。

54ベクレル/㎥は0.054ベクレル/Lリットル。

0.054×360=19.44ベクレル/h。

この地域にいたら1時間当たり20ベクレルの塵の呼吸による被曝をする。

中通りなら、この10から20分の1位の値だろうから、1〜2Bq/hになるだろう。

いくら食べ物に気をつけても、汚染地にいる限り1日に数〜10数Bqの被曝は避けられないことになる。

ましてや外部で運動などすれば、この3倍4倍の数字になる。

こんなことが分かりながら?いや本当に分かっているのか?
現在の数値はこの6、7割近くには下がってきてはいるだろうが
駅伝大会や様々なイベントを行う県を始め各自治体の行為は犯罪的だ。

それにしても相変わらず、なぜ今ごろの発表?。



気ままNEWS……フクシマ報告76、再飛散。

11/9
………………………………………………………………………………………………………………………………
セシウム濃度を検証 県農業総合センター
2012年10月30日 09時55分配信 福島放送

農作物を乾燥させた加工食品の一部から高濃度の放射性セシウムが検出されている問題で、
ちりやほこりが舞いやすい条件下で乾燥させると濃度が高まることが分かった。
29日、県農業総合センターが郡山市で開いた試験研究成果説明会で発表した。

柿などの農作物は乾燥すると水分がなくなり重量が軽くなるため、1キロ当たりの放射性物質の濃度が高くなる。
ただ、想定を大きく上回る放射性物質が検出されるケースもあるとして調査した。

センターが中通りの6カ所から取れたダイコンを使い、切り干し大根を作る過程で実験した。
ダイコンを乾燥機で元の重量の20分の1程度に乾かしても検出限界値以下だった。
しかし、センター内の軒下などで乾燥させた結果、最大で1キロ当たり3421ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。

センターは、空気中のちりやほこりが付着したことが濃度を高めた原因と結論付けた。
濃度が高いものほど、ちりの付着が多かったという。 ………………………………………………………………………………………………………………………………

先日のニュースだが
このHPに詳しくデータが載っている。(最後の12ページ)
http://www4.pref.fukushima.jp/nougyou-centre/kenkyuseika/h24_radiologic/121029_siryou.pdf

どの位の期間なのだろうかと思ったが、24年2月15日からのわずか6日間の乾燥。

風が吹き溜まる塵の付着が多い場所での最大汚染値。

この報告によると3421ベクレルはすべて塵によるものだという。

ということはND下限値を考慮に入れても一日当たり560ベクレルの付着になる。

1圓寮擇蟯海轡瀬ぅ灰鵑砲海譴世韻諒射性物質が付着している。

この県農業総合センターは郡山市の北部の低い山と水田が拡がる地帯の中間にある。

冬の強い北西風による田畑の土や山の樹木からの再飛散なのだろうか。

瓦礫や汚泥の焼却による飛散もあるだろう。

日常的にも放射能を含む食品、剪定された樹木や枯葉、灰、などは燃えるゴミとして処理されている。

バグフィルターを付けているといっても相当すり抜けているらしいから…。

また汚染源=福島原発からは相変わらず毎時1000万ベクレルの放射性セシウムが放出され…。
(事故直後は何とこの10億倍!!であった。)

こんな状況で一体、私たちの肺はどれだけこの危険物質を吸い込んでいるのだろうか。

考えるだけで恐ろしい。

武田邦彦教授も改めてマスクをするようにブログで呼びかけているが、本当にその通りだと思う。

なぜか今週11月5日の講演で木村真三氏も冬だから?マスクはした方がよいといっていたのが気に掛かる。

やはり福島県の東半分はもう住む場所ではないのだ。




参照;ヘレン・カルディコット医学博士
………………………………………………………………………………………………………………………………

放射線生物学や先天性奇形、何代にもおよぶ遺伝性疾患について、あるいは、放射能に対する感受性は、

子供達は大人の20倍であり、女の子は男の子の2倍、胎児の感受性は子供達より更にもっと高い。

………………………………………………………………………………………………………………………………




気ままNEWS……フクシマ報告75、誰のいうことが本当か?。

10/17
………………………………………………………………………………………………………………………………
チェルノブイリ原発事故:「内部被ばく9割超」 ウクライナの研究者、二本松で講演 /福島

毎日新聞 2012年10月11日 地方版

 旧ソ連・チェルノブイリ原発事故による健康被害の研究に携わるウクライナの
国立ジトーミル農業生態学大学長らが来日し、二本松市で講演した。
事故から26年間の研究結果を基に、「放射性物質の人体への影響は9割以上が内部被ばくだった」ことを明らかにし、
住民への長期にわたる健康調査の重要性を示唆。
福島での住民帰還の安全基準については、「年間空間線量1ミリシーベルト以下が望ましい」と指摘した。

 同大のムィクィチュク学長と、同大地域エコロジー問題研究所のディードゥフ所長らが参加した。

 ムィクィチュク氏は、避難地域に住民が戻った際の農地復興に関し、
「ウクライナでは今も植物が放射性物質をある程度吸収している」と述べ、26年たっても汚染被害が続く現実を指摘。
「食用の作物を植えるのではなく、バイオ燃料になる作物を植える試みが続いている」と話した。
ディードゥフ氏は内部被ばく防止について、「食品管理の徹底が重要だ」などと強調した。

 一方、環境省は除染の長期目標として「年間1ミリシーベルト」を掲げる一方で、
住民帰還を前提とした避難区域再編の住民説明会などでは、国際機関の見解を引用して
「年20ミリシーベルト以下なら問題ない」と目標値を後退させている。【三村泰揮】 ………………………………………………………………………………………………………………………………

年間空間線量1ミリシーベルトとは1時間あたり0.23マイクロシーベルト以上。

残念ながら福島県猪苗代湖から東側のほとんどがこの数値以上の地域になる。

まだ事故後二年も経たないのに地産地消の推進、住民帰還、杜撰な健康調査…。

日本という一見、民主国家がこの話しの全く逆を行っているのが実に恐ろしい。


いろんな説があるから誰を信じていいか分からないという人がいるが、

実際の被害に遭ったチェルノブイリの研究者以外に誰が真実を語れるというのだろう。


過去の教訓に学ばない人間は常に愚かな者たちである。





参照:矢ヶ崎克馬・琉球大学名誉教授/内部被曝問題研究会会員によれば、
………………………………………………………………………………………………………………………………
(a)周辺地域の住民が浴びている正確な放射線量を知るには、
  モニタリングポストが示す値のおよそ2倍で考える必要がある。
(b)モニタリングポストの計器そのものに、線量を低めに示す傾向が共通してある。
    (あらかじめ数値が低く出るように意図的かつ系統的に操作された疑い)
………………………………………………………………………………………………………………………………

また自分で測り、低い数値だといって安心している人がいるが
………………………………………………………………………………………………………………………………
2012年10月5日/小出裕章氏:

皆さんが、最近沢山の放射線測定器をご自分で購入して測られていますね。
ただし、そういう測定器はいわゆる簡易型の測定機ですので、
その表された表示の値を信用しないで欲しいと思います。

たとえば同じ場所で10台の測定器を並べれば全部違う値を示すと私は思います。
ですからみなさんが測る場合には、
この場所で測った。そして向こうへ行って測った。
その値がどっちがどれだけ高かったという、
そういう相対的な問題として捉えていただいたらいいと思いますし、
そのものが沢山集まってくれば、
どこが危ないか、そしてそしてどこが低いか  という目安にはなると思います。 ………………………………………………………………………………………………………………………………



気ままNEWS……フクシマ報告74、再々度。

10/12
………………………………………………………………………………………………………………………………
2012年10月5日/小出裕章氏:

…………。
呆れた話です。
郡山市も含めて、
1崚たりたぶん6万ベクレルあるいは10万ベクレルという位の汚染が現在あると思います。
でも日本の国の法律では、
1崚たり4万ベクレルを超えるようなところは全て放射線の管理区域にしなければいけない
と決められているのです。
ですから、郡山市も含めて、本当であれば放射線管理区域にする。
つまり人々が住んではいけない。
今までも子どもがいてはいけないという場所にしなければいけない。
この国、あるいは自治体が法律を守るというのであれば、
即刻、自分たちも逃げなければいけないし、子どもたちも逃がさなければいけないのです。
国たるものの義務だと私は思いますけれども、
「勝手に逃げたい奴は逃げろ」なんて言う事は、まさに犯罪を犯していることだと思います。

………………………………………………………………………………………………………………………………

どんな理由があるにせよ、こんなことで無駄に命を縮めるべきではない!。

生き延びよう!。それがこの世に生を受けたものの宿命であるはずだ。

人間以外の全ての生き物は、食べること、捕食者(災難)から逃げること、この二つにいつも必死だ。
(その合間に時々ゆとりの時間はあるが…。)

なぜ人間だけが周囲に同調し漫然とした時間を過ごしていることが多いのか。

また「絆」「希望」「思いやり」などというきれいな言葉があふれ、福島は復興イベントが目白押し…。

こと放射能に関しては
底の浅い優しさ、自分の頭を撫でるような支援は結果的に被害を拡大させることになる。



気ままNEWS……フクシマ報告73、既得権益。

8/13
………………………………………………………………………………………………………………………………
 米電機・金融大手GEのジェフ・イメルト最高経営責任者(CEO)は、
30日付の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、
原子力発電が他のエネルギーと比較して相対的にコスト高になっていると指摘し
「(経済的に)正当化するのが非常に難しい」と語った。

発言の背景には、東日本大震災の影響で原発に関わるコストの上昇が見込まれる一方、
技術の進歩で地中深くの岩盤から採取される「シェールガス」の増産が進んで、
天然ガスの価格が10年来の安値水準を続けていることがある。
イメルト氏は「天然ガスが非常に安くなり、いずれかの時点で経済原則が効いてくる」と述べて、
原発が経済的に見合わなくなる可能性を示唆。
「世界の多くの国が(天然)ガスと、風力か太陽光の組み合わせに向かっている」と述べた。

GEは電機メーカーとして原子力発電の普及を担ってきた。
現在も日立製作所と組んで原子炉メーカー世界大手の一角を占めるが、
原発事業はGE全体の売上高の1%にも満たないという。
                       (2012/7/31 ニューヨーク=共同) ………………………………………………………………………………………………………………………………

アメリカという国は経済原則が徹底している。
以前、記したことがあるが、洪水で浸水する恐れのある氾濫域の住宅を強制的に移住させたりする。
それが住民の「安全第一」というより被害の補償を低く抑えるための措置なのだから驚かされる。

訴訟大国のアメリカでは補償金額も日本とは桁外れの莫大なものになることがある。
それは企業や自治体への懲罰的な意味合いを持たせているから、実は規模に合わせてそれなりに適うものなのである。

それに比べて日本はどうだろう。
無為無策に任せ、被害が起きてもほとんどが「自然災害だから諦めなさい。」という流れになる。

補償も雀の涙…。

私に言わせると、ほとんどの災害は実際は人災なのである。
山も川も地形地質環境の読みができていないから簡単に崩れ溢れる。

段々話しがずれてきてしまうが、
数年前同じく原子炉メーカー大手のウェスティングハウス社が東芝に買収された時は奇異に感じた。

要するにもう既に原子力は過去の技術なのだ。

リスキーで採算も合わない。

アメリカはプルトニウムごとお荷物に早々と「おさらば!」したのだ。

今、時代の最先端を走っているのはIT企業だが、原子力に投資ないしは関連しているところは一つもないという。

日本という小さな国で既得権益にしがみついてる人間達の愚かさ醜さ…。

このHPでずっと記しているように80km圏の避難勧告など
アメリカの行動、発言がいつもある一面、真実を伝えている。

実に皮肉なことである。





気ままNEWS……フクシマ報告72、今ごろ?。

7/28
………………………………………………………………………………………………………………………………



東京電力福島第一原発の事故後、大気中に放出された放射性ストロンチウム90が
福島、宮城両県以外の10都県で確認された。
文部科学省が24日発表した。
茨城県では、2000年から事故前までの国内の最大値を20倍上回る1平方メートルあたり6ベクレルが検出された。
これは大気圏内核実験が盛んだった1960年代に国内で観測された最大値の60分の1程度になる。

原発事故が原因と確認されたのは岩手、秋田、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の10都県。
いずれも昨年3〜4月に観測された。
事故で放射性セシウムが広範囲に拡散したことから、ストロンチウム90についても拡散が予想されていたが、
国の調査で、宮城、福島両県以外で原発事故によるストロンチウム90が確認されたのは初めて。

文科省が発表したのは、1カ月間に屋外の容器に降下してたまったちりに含まれるストロンチウム90の量。
2010年4月から11年12月にかけ、47都道府県の測定所で月ごとに調べた。

1平方メートルあたりの降下量が最も多かったのは茨城県(測定所・ひたちなか市)で6.0ベクレル。
群馬県(前橋市)の1.9ベクレル、山形県(山形市)の1.6ベクレルと続いた。
10都県で原発から最も遠い神奈川県(茅ケ崎市)は0.47ベクレルだった。

00年から原発事故までの最大値は06年2月に北海道で観測された0.30ベクレルで、茨城県の観測値はその20倍。
10都県の値はいずれも0.30ベクレルを上回り、事故直後に観測されたため、原発から放出されたものと判断した。

過去のストロンチウム90の観測値は、1963年の仙台市での358ベクレルが最高。
核実験の実施回数が減り、その後は減少を続けたが、86年、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の影響で一時上昇し、
秋田県で6.1ベクレルを観測した。今回の茨城県もほぼ同じ値で、健康への影響はほぼないと専門家はみている。

文科省によると、宮城県は津波の影響で測定施設のデータが修復できず、
福島県は施設が警戒区域内にあって分析環境が整わず、いずれも公表できなかった。
ただ、福島県分は今後集計する。
両県では、昨年6月の文科省の土壌調査で原発から放出されたストロンチウムが確認されている。

文科省はこれまで、ストロンチウム90の降下量をほぼ1年遅れで発表しており、
昨年3月の観測値は今年1〜3月ごろに公表されるはずだった。
公表が遅れた理由について、文科省の担当者は「事故の影響でセシウムやヨウ素など主要な核種の検査を優先したため、
ストロンチウムの分析が遅れた」と説明している。
                       (朝日新聞   2012年7月24日  石塚広志) ………………………………………………………………………………………………………………………………

ストロンチウム90の汚染状況が発表された。
数ヶ月で排出されるセシウムに比べ、長い間体内に蓄積され影響を与える危険な核種である。

これについては昨年の講演の時、今中哲二氏は、
チェルノブイリに比べ今回のストロンチウムの汚染割合はごく僅かであるから、
セシウムについてのみ心配していれば良いだろうと話していた。

このニュースはそれを裏付けてくれるものだが
チェルノブイリ原発事故時の秋田県は今回の茨城県の10倍強、
大気圏内核実験時の宮城県は60倍には驚かされる。
(核実験時の放射性物質の汚染核種割合は不明)

これで相当な数の人たちの健康に事実上何らかの影響があった筈だが…。

それにしても今ごろの発表には首を傾げる…。

世の中、マスコミはオリンピック大会のニュースで浮かれて?いる。

その直前に出して印象を薄くしたい意思が働いたのだろうか。

グラフの縦軸の目盛りが大きいため、今回の汚染の数字が見えないくらい小さい…。

また60分の1という表現は過小評価しようとする気持ちの表れ?…。



気ままNEWS……フクシマ報告71、民度2。

7/5
………………………………………………………………………………………………………………………………
浪江・小高原発計画 撤回提案を否決 東北電株主総会 県と県内10市町村は賛成

 東北電力の株主総会は27日、仙台市で開かれ、
同社が浪江町と南相馬市で進めている浪江・小高原子力発電所建設計画の白紙撤回を
定款に定めるよう求める株主提案の議案を反対多数で否決した。
反対は91%で、議決権を持つ県と県内19市町村のうち、県と地元の浪江町、南相馬市など10市町村が賛成した。
 県と浪江、南相馬の他、郡山、いわき、須賀川、田村、桑折、会津美里、泉崎、石川の各市町村が賛成した。
県は賛成の理由について「本県で原発事故が起き、今も県民が苦しんでいる上、県は県内原発の全基廃炉を表明しているため」としている。
 一方、福島、喜多方、相馬、伊達、川俣、西会津、三春、楢葉、大熊の各市町は賛否を示す手続きを取らなかった。
 株主からは「福島県は脱原発を掲げ、浪江町議会も誘致決議の白紙撤回を打ち出している。
県民と町民の声を無視するのか」との質問があった。会社側は安全対策に万全を期した上で、
エネルギー政策に関する国民的な議論の行方や地元の意見を踏まえて判断する考えを示した。
                       (2012年6月28日 福島民友ニュース) ………………………………………………………………………………………………………………………………

東北電力が福島県の浜通り浪江・小高にも原発の建設計画をしていたのは知らなかった。

記事が分かりにくいが賛成は原発建設反対、反対は原発建設推進ということ。

この各市町村の意思表明の態度の違いである程度見えてくるものがある。

放射能汚染のひどい浪江、南相馬、郡山、須賀川、田村が建設反対なのはよく分かるが…。

飯館、葛尾、川内は内陸部で議決権も持っていないらしいが、これから無関心ではいられない筈…。

冨岡町は東京電力第二原子力発電所があるから東北電力には関心がない…?。

賛否を示す手続きを取らない福島、喜多方、相馬、伊達、川俣、西会津、三春、楢葉、大熊の態度は感心しない…。

とくに大熊町は今回の東京電力第一原子力発電所の立地町でもあるのに…。

また、汚染がひどいのに福島市…。

先日の福島市議会の大飯原発稼動賛成の態度にもびっくりさせられたが…。

どんな事故が起ころうと住民にも充分に責任がある。



気ままNEWS……フクシマ報告70、民度。

6/25

地方紙の小さな小さな記事。
………………………………………………………………………………………………………………………………
福島市の6月定例議会は22日最終本会議を開き、14億3866万円の一般会計補正予算など
13議案と追加の2議案と人事案2件、議員提出の意見書など8件を原案通り、可決、同意し閉会した。
議員提出の「関西電力大飯原発3号機と4号機の再稼働に反対する決議」は、賛成少数で否決した。
投票採決を行い、賛成17、反対19となった。
                              (福島民友6月23日) ………………………………………………………………………………………………………………………………

高濃度に汚染された福島市においても、この状況…。

政治も行政もマスコミも民意の反映に他ならないのは分かるが…。




気ままNEWS……フクシマ報告69、殺人。

6/19
………………………………………………………………………………………………………………………………
米国の放射線情報、避難に使わず 原発事故直後

福島第1原発事故で放出された放射性物質による放射線量の分布図
             (米エネルギー省提供、この画像は2回目以降の計測結果のようです。)



 東京電力福島第1原発事故直後、米軍機を使って測定した原発周辺の放射線分布地図を
 米国側から提供されたにもかかわらず、日本政府はこの地図を公表せず
 住民の避難に生かしていなかったことが18日、分かった。
 放射線分布地図は米エネルギー省が軍用機で原発の半径45キロ圏を昨年3月17〜19日にかけ測定。
 第1原発の北西方向約25キロにわたり、
 放射線量が1時間当たり125マイクロシーベルト以上の地域が広がっていることが確認された。 
 8時間で一般の人の年間被ばく線量限度に達する高い数値。
 米国は測定結果を昨年3月23日(日本時間)に公表した。
                             (河北新報 2012年06月18日)
………………………………………………………………………………………………………………………………

文科省が汚染地図を公表したのは2011年5月6日。

後になればなるほど正確な情報にはなっているが、実にこの40日以上も後のこと…。

SPEEDIの予測情報ももみ消されたが、米国は直後に実測!公表していたのである。

この間にどれだけの人たち、母親、子どもが無用な被曝をしていたか…。

あらためて、怒りと憤りが胸にこみ上げてくる…。

当時、この情報を公表しなかった菅首相、枝野官房長官、海江田、高木、斑目…、
他、知りえた官僚役人等すべての関係者、メディアが殺人の罪に価する。





気ままNEWS……フクシマ報告68、東京電力の陰で。

6/16
………………………………………………………………………………………………………………………………
<国内原発メーカー> 3社 新興国を中心に海外で事業拡大へ

東芝、三菱重工業、日立製作所の国内原発メーカー3社の原発事業計画が14日、出そろった。
東京電力福島第1原発事故を受け、各社とも国内市場は縮小すると予測する。
だが、新興国を中心に海外での需要は引き続き伸びが見込めると判断。
安全性への配慮を高めたうえで事業規模を拡大する方針をそろって打ち出した。

 昨年3月の福島第1原発事故を機に、ドイツが20年までに全原発を停止すると決めるなど、
国内外では「脱原発」の流れが拡大。世界の原発市場は一時、縮小する可能性もあった。
しかし、中国やインドなど急速な経済発展が進む新興国では原発需要は引き続き拡大しており、
作年11月には国際エネルギー機関が「2030年までの22年で世界の需要は1.5倍に伸びる」との見通しを発表。
各社は海外シフトを強める方針を固めた。        (2012年06月14日 毎日新聞)
………………………………………………………………………………………………………………………………

それぞれの売上目標(原発部門)が東芝1兆円、三菱4000億円、日立3600億円…。

驚くばかりである。

事故が起きれば起きたで?廃炉に莫大な費用が掛かるので永久に儲かるビジネス…。

タイタニックになろうと人間は最後まで欲望を捨てきれないらしい。

原発を推進するものは一握りの人物、組織かもしれない。

…が、寄らば大樹の陰、いつでもそれに群がる大勢の人間がいる。

政治家、役人、マスコミ、学者、医者はいうに及ばず、それら企業(関連も含めて)に勤める人々…。

それは実はいつも私たちの側にいる人たちなのだ。

これは、あの戦争でも同様であった…。



気ままNEWS……フクシマ報告67、論外。

5/30

………………………………………………………………………………………………………………………………
福島県は29日、4月に実施したホールボディーカウンターによる内部被ばく検査の検査結果を発表。

伊達や川俣、西郷など検査を受けた14市町村の住民6846人全員に健康への影響はなかった、とした。
成人(今後50年間)、18歳以下の子ども(70歳まで)の累積線量はいずれも1ミリシーベルト未満だった。
                      (2012年5月30日 福島民友ニュース)
………………………………………………………………………………………………………………………………

相変わらずの「影響なし」の発表である。

内部被曝に関しては、あの児玉教授の染色体レベルでの研究が最も進んでいると思われる。
その彼の大事な発言、『 内部被ばくをシーベルトで評価しても意味がない 』。
臓器ごとに放射性物質の集積度が違うし、まだまだ影響が分からないからだという。

それを体外から、γ線しか測れないWBCで「健康」と決め付けるなど論外の調査である。

これだけの汚染で何もなかったら一体チェルノブイリの被害はどう説明するのだろう。



また福島県以外でも次のような記事がある。
………………………………………………………………………………………………………………………………
新潟県は5月14日、同県魚沼市で捕獲された野生のツキノワグマの肉から、
国の規制値(100Bq/kg)を超える134Bqの放射性セシウムが検出されたと発表した。
捕獲した人が14日、肉の一部を県に持ち込み、規制値を超えたことが判明した。
県は魚沼市で捕獲されたクマの肉を食べないように呼びかけている。
………………………………………………………………………………………………………………………………
山形県みどり自然課によると、
4月18、21日に宮城、福島県境付近の上山市と米沢市で捕獲されたツキノワグマ2頭から
規制値を超える放射性セシウムを検出。県は同24日付で県猟友会に対し、
問題のクマが捕獲された上山市や米沢市などの県境付近の奥羽山脈の野生動物については、
肉を食べることを自粛し、処分するよう通知した。
………………………………………………………………………………………………………………………………

やはりこれも川の流れと同じことがいえる。

流域水系と違うのは、クマは反対の福島県側も容易に移動することだが…。

文科省HP汚染地図によると当地のセシウム蓄積量は低いが、
越後山系の平ヶ岳、奥羽山地の吾妻山それらの山頂付近は
10〜60kBq/屬砲覆辰討い襦

クマの行動範囲はどれくらいあるのだろうか。

他の動物たちも、もちろん鳥も。

汚染は海でも陸上でも私たちの想像を遥かに超えて拡がっている…。


気ままNEWS……フクシマ報告66、偽り。

5/6
………………………………………………………………………………………………………………………………
186人が甲状腺2次検査 「しこり、基本的に良性」

東京電力福島第1原発事故を受け、18歳以下の県民を対象にした甲状腺検査で、
福島医大は26日、避難区域指定を受けた13市町村3万8114人分の検査結果を発表、
全体の約0.5%に当たる186人は一定の大きさ以上のしこりが見つかるなどしたため、
詳細な2次検査の対象とした。
福島医大の鈴木真一教授は「2次検査を受ける人は基本的には良性。
おおむね安心できる状況で心配ない」としている。
福島医大は、現時点で見つかったしこりと原発事故による放射線の影響は考えにくいとしている。
結果は甲状腺の状態ごとにA〜Cの3段階で判定。全体の99.5%が基準を下回りA判定で、
2014(平成26年)度以降の本格検査まで2次検査が必要ないとされた。
B判定は5.1ミリ以上のしこりなどが見つかったため、本格検査までにもう一度状態を診るため、
2次検査が必要とした。
今月12日までにすでに14人が2次検査を受けた。治療などが必要とみられるC判定はなかった。
              (2012年4月27日 福島民友ニュース) ………………………………………………………………………………………………………………………………

これに関してPeace Philosophy Centre が重要な記事を載せている。



指摘されるように、実際のデータと記事の表現に大きな違い、作為のようなものを感じる。

実際には検査を受けた38,114人のうち12,460人(35.3%)が、
「5.0mm以下の結節や20.0mm以下の嚢胞を認めた」のである。

じつにこれはチェルノブイリ・ゴメリ地方の事故後5年間の調査1.74%に比べて大変高い数字…。
(判断基準が少し違うようなので軽々には言えないが…)

その上、木下黄太氏のブログにあるようにそれに先立ち1月16日に全国の医師に向けて
県民健康管理センター長の山下俊一がこれについて追加検査は必要がないと通達を出していること。

一体この態度は何なのだろう。

事故当初から全く変わっていない。

被害を小さく見せようとする、責任をとりたくない…。

マスコミ、福島県立医科大学、佐藤雄平知事、それに連なる担当の医師、役人たち…。

先日、県の放射能拡散予測SPEEDI情報の証拠隠滅も表面上は謝っていたようだが…。


時間の大きな流れの中で、これら民を侮る行為には必ずや鉄槌が下されるであろう。

私たちは断じてこれらの行為を許すわけにはいかない。



気ままNEWS……フクシマ報告65、桜の季節。

4/22

施設に入っている母を連れて郡山市荒池公園の桜を見に出かけた。

時折、肌寒い風が吹いていたが、八、九部咲きの桜はやはり見事なもの。

公園には他の施設からの車椅子のお年寄りも何組か来ている。

去年は花見どころではなかった。

震災から2ヶ月位は時間が止まっているように感じた。

原発が深刻な状況の中、母の世話、壊れた街、建物のこと、降り注いだ放射能のこと、
避難した知り合いのこと、関わっていた保育園の片付け、除染のこと…。

何もかもが夢のように慌ただしく過ぎていった数ヶ月であった。

去年の桜はとてつもなく虚ろに感じたが、一年経てば少しは楽しめる…。

ぐるっと一周しようとしてのんびり車椅子を押していたら、赤く光る数字が目に飛び込む。

県が設置した放射能モニタリングポストだ。

0.918マイクロシーベルト。(1m高さ?)

恐ろしい数字…。(確か、除染はしたはず)

公園には十数人の高校生のグループや子ども連れのお母さんの姿も見える。

慣れてしまったのか、それとも知らないのか!。
注意すべきか、どうか、いやいや、やめておこう…。

もう一年が経ち、それぞれがどうするか決めているはずだ。

避難した人、残った人、子ども以外はみな自分で考えたはず…。

国の無策に憤りはするが、もうこれは一人一人の生き方の問題。

どちらを選んだにせよ、こちらからどうのこうの言うべきではない…。

そう思うと、それらの景色が何かとても遠くに感じた。

「花、採って…」

その声で我に返り、花の匂いを確かめる母を看ながら、今来た路を引き返す…。


気ままNEWS……フクシマ報告64、流域水系。

4/20
…………………………………………………………………………………………………………………
県は18日、海や河川などの魚介類と海藻44種類120点の放射性物質検査結果を発表。

猪苗代湖の猪苗代町分で採取した魚と、同湖に流入する郡山市の舟津川の川魚から
食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。
 検出値は、猪苗代湖で採取されたウグイが192ベクレル、ヤマメが390ベクレル、
舟津川のウグイが250ベクレル。
猪苗代湖の魚が100ベクレルを超えたのは東京電力福島第1原発事故後初めて。

県は「生物濃縮の可能性がある」としている。
 県は同日、猪苗代湖と舟津川を含む流入河川のウグイとヤマメ、北塩原村の大塩川の
イワナについて釣りや漁を自粛するよう関係漁協に要請した。
                       (2012年4月19日 福島民友ニュース) …………………………………………………………………………………………………………………
猪苗代湖の南、湖南は郡山市で唯一、放射能汚染が低く安全な地域といわれている。

しかし、文科省HPのセシウム蓄積図をよく見ると、舟津川の水源は、
郡山市と須賀川市(旧長沼町)の境、三森峠〜高旗山〜笠ヶ森山〜額取山〜勢至堂峠にあり、
山頂は意外に10万Bq〜30万Bq/屐癖射能管理区域〜移住保証区域に当たる)の高汚染、
そして河口は1万Bq以下/屐憤汰瓦紛莪茵砲箸錣困10kmの距離で急激に汚染度が変化している。
山の地形と放射能降下時の気象とがもたらしたものだろうが…。

この調査結果は改めて山に降下したセシウムが移動していることを教えてくれる。
魚ばかりでなく生物循環を考えると、その水で潤う山菜、農作物も汚染されていることが充分考えられる。

地表表面の汚染度だけでその地域を単純に安全と判断することは出来ない。



気ままNEWS……フクシマ報告63、マリコ博士、ステパーノヴナ教授。

4/14

ベラルーシ科学アカデミーのミハイル・V・マリコ博士、
ウクライナ国立放射線医学研究所のエフゲーニヤ・ステパーノヴナ教授の郡山での講演を聴いた。

両氏とも豊富なデータを基にチェルノブイリ事故による健康被害を明らかに示してくれた。

被曝は白血病、新生児の先天性異常、ガンを発症させるばかりではない。
大人でも感染症や寄生虫症,内分泌系,消化不良,代謝系や免疫系の異常,心理的不調,
循環器系,脳血管系,呼吸器系,消化器系の病気など…。
子供の場合には,種々の機能失調,神経衰弱,貧血,扁桃腺や耳鼻咽喉系の慢性疾患など…。
あらゆる分野の医師たちが,多くの病気で病状が重くなり
症状が長期化すること,複雑な病気の頻度が増えていることを指摘している。

一例として。
ベラルーシの大人・青年の罹病率(10万人当り)1993年の罹病率(事故から8年後)。
内分泌系,栄養・代謝疾患,免疫障害については
……………………………………………………………………………………………………………………
       ベラルーシ全体                           631人
セシウム汚染 1480〜   kBq/屬涼楼茖院蔑入り禁止区域)       2559人(4.06倍)
セシウム汚染 555〜1480 kBq/屬涼楼茖押紛制移住区域)      2528人(4.00倍)
セシウム汚染 185〜 555 kBq/屬涼楼茖魁憤椽司歉擽莪茵法     1472人(2.33倍)
セシウム汚染  37〜 185 kBq/屬涼楼茖粥癖射能管理区域)      762人(1.21倍)
……………………………………………………………………………………………………………………

核種の割合の違いもあり、単純には比較できないだろうが
福島県の中通りは(文科省地図)青地域 100〜300kBq/屐,ら一部、薄青地域 300〜600kBq/屐,盍泙爐ら
上記4〜3の地域に当たり、1.2〜2.33倍の罹病率上昇。

薄緑〜黄色地区の福島市大波〜飯館辺りは 600〜1000〜3000kBq/屐,世ら4倍の上昇という事になるだろうか…。

もちろん年齢が小さい子供ほど、更にこれらの2、3倍以上(乳幼児は10倍に…)。


ところで同席の福島疎開裁判の柳原弁護士の話で、この区分が出来たのは5年後だそうである。

5年後の小児甲状腺ガンの異常発症増加により制定されたのかもしれない。
(1986年から1990年の間に,47例の甲状腺ガンが確認され,9倍以上に。)

それまでIAEAなどの影響過小評価により人々は放置されていたという。

だからチェルノブイリでは被害が大きくなった、
福島ではそこまで大きくはならないという人がいるが、

かといって25年前の当時のソ連より今の日本政府がまともといえるだろうか。

効果は低いのに費用ばかり莫大な除染作業、がれき拡散、
内部被曝の過小評価、緩い放射能食品基準、産地偽装…。

僅かばかりの金でごまかし必要な移住保証もしていない。

冷温停止状態収束宣言も相変わらずのトラブル続きで嘘ごまかしが明白。

そして何より恐ろしいのは頻発している地震による原発への影響である。

この国の上から下までの危機意識の低さ、鈍感さは必ずや日本を滅ぼすことになろう…。


【講演資料】 ミハイル・V・マリコ博士「チェルノブイリと広島・長崎」
【講演資料】 エフゲーニア・ステーバーノブナ教授「チェルノブイリと小児疾患」



気ままNEWS……フクシマ報告62、バンダジェフスキー博士の言葉。

3/28

木下黄太氏のブログより
………………………………………………………………………………………………………………………………
「危険な場所からは移住するしかない。それがまず大切だ。
本当に無理な人には、外から安全な食料を供給するしかない。でも、移住が先決だ。」

彼は日本の団体が、チェルノブイリのある地域を訪問していることさえ、
「そんな地域は人は住んではいけないし、そこを日本から訪れることが、その地に人を留めることになる。」と
突然怒り出すこともあります。

「ペクチンで排出ができるのは幻想で、その幻想が、汚染された場所に人を留めているのは許せない。」
………………………………………………………………………………………………………………………………

ベラルーシで千例以上もの患者を診てきた博士の言葉は本当に重く響く。

汚染地の中でも、外でも…。

人々の『 善意、優しさ、正義… 』の行為が真に大事なものを見えにくくしている所はないか…。

困難な時、我々に突きつけられているものは、あまりにも大きくて深い…。




気ままNEWS……フクシマ報告61、バンダジェフスキー博士。

3/27

仙台でバンダジェフスキー博士の講演を聴いた。

印象的な言葉をいくつか挙げる。

最も信頼できる医師の一人であろう。
………………………………………………………………………………………………………………………………

真実を隠すことは私にはできない。
「時が解決してくれる」とか「たいしたことはない、大丈夫だ」と時々皆さんに言う人がいると思うが、
そうした人々は健康を皆さんから奪う人々である。

蓄積するセシウムは少量でも危険であり、ベクレル表示をすることは、
しないよりは有意義であると思うものの、汚染された食品を流通させないことのほうが大切である。

いくらまで安全と言うことは自分の信念に反する。できるだけ減らすように、としかいえない。

大切なのは汚染されている食品を摂らないこと。1人で動くのではなく、みんなで団結して行動し、
国や自治体に汚染食品の流通を禁止する措置をとらせることが必要である。
………………………………………………………………………………………………………………………………
参照チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患 Y・バンダシェフスキー教授




気ままNEWS……フクシマ報告60、産廃利権。

3/9
………………………………………………………………………………………………………………………………
笑止千万!「みんなの力で瓦礫処理」[田中康夫 にっぽん改国]
                  (12/03/08 ◆日刊ゲンダイ)
「みんなの力で、がれき処理 災害廃棄物の広域処理をすすめよう 環境省」。
数千万円の税金を投じた政府広報が昨日6日付「朝日新聞」に出稿されました。
それも見開き2面を丸々用いたカラー全面広告です。
“笑止千万”です。何故って、環境省発表の阪神・淡路大震災の瓦礫は2000万トン。東日本大震災は2300万トン。
即ち岩手・宮城・福島3県に及ぶ後者は、被災面積当たりの瓦礫(がれき)分量は相対的に少ないのです。
「静岡や大阪等の遠隔地が受け入れるべきは『フクシマ』から移住を望む被災者。
岩手や宮城から公金投入で運送費とCO2を拡散し、瓦礫を遠隔地へ運ぶのは利権に他ならず。
良い意味での地産地消で高台造成に用いるべき。
高濃度汚染地帯の瓦礫&土壌は『フクシマ』原発周囲を永久処分場とすべき」。
「『広域処理』なる一億総懺悔・大政翼賛の『絆』を国民に強要する面々こそ、
地元首長の発言を虚心坦懐に傾聴せよ!」。
ツイッターで数日前に連続投稿した僕は、
その中で戸羽太・陸前高田市長、伊達勝身・岩泉町長、両名の“慧眼”発言も紹介しました。
「現行の処理場のキャパシティーを考えれば、全ての瓦礫が片付くまでに3年は掛かる。
そこで陸前高田市内に瓦礫処理専門のプラントを作れば、自分達の判断で今の何倍ものスピードで処理が出来る。
国と県に相談したら、門前払いで断られました」。
「現場からは納得出来ない事が多々有る。山にしておいて10年、20年掛けて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。
元々、使ってない土地が一杯あり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこに有るのか?」。
阪神・淡路大震災以前から、産業廃棄物も一般廃棄物も「持ち出さない・持ち込ませない」の域内処理を
自治体に行政指導してきた政府は何故、豹変したのでしょう?
因(ちな)みに東京都に搬入予定の瓦礫処理を受け入れる元請け企業は、
東京電力が95.5%の株式を保有する東京臨海リサイクルパワーです。
これぞ産廃利権! 仙谷由人氏と共に東電から献金を受け(朝日新聞1面既報)、
父君が北関東の産廃業界で重鎮の枝野幸男氏、
同じく東電が重用する細野豪志氏に「李下に冠を正さず」の警句を捧げねば、と僕が慨嘆する所以です。
「復興を進めるために、乗り越えなければならない『壁』がある。」と件の全面広告には大書きされています。
呵々。乗り越えるべき「壁」は、「業界の利権が第一。」と信じて疑わぬ「政治主導」の胡散臭さではありますまいか?! ………………………………………………………………………………………………………………………………


呆れてものが言えない。

産廃利権だったのだ。



気ままNEWS……フクシマ報告59、がれき処理。

3/8
………………………………………………………………………………………………………………………………
伊集院静氏のいら立ち…「がれき処理手伝って」
それぞれの3・11 東北に思いを込めて (スポニチ3月2日)

「ボランティアに来てくれたみなさん、本当にありがとう。でももう一回、がれき処理を手伝ってくれませんか」

仙台市内の自宅が半壊した直木賞作家の伊集院静氏(62)はそう訴える。
3月11日午後2時46分は自宅で仕事中だった。家屋は半壊した。
それから1年、家の修理は終わっていないが、生活はほぼ通常に戻ったという。
しかし被災地の約2200万トン(環境省推定)のがれきはほぼ手つかずのまま。
「目の前にがれきが山と積んであったら、物理的にも、精神的にも復興はできない」と話す。

最終処分されたがれきは全体の約5%。
「がれきを受け入れてくれたのは北海道、東北4県、東京、埼玉、神奈川、静岡、京都、高知の一部自治体だけ。
それ以外の全国市町村は拒否した。首長は“住民を守る義務がある”というが、それは勝手な理屈。
きみたちはどこの国に生きているんだ。県市町村、全部が合わさって日本という国家じゃないのか。
それでも日本人か、恥を知れ」と語気を強める。

「心配してますと口にしても、あなたがたが選んだ首長ががれきを拒否しているんだ」。
国難と言われる東日本大震災だが、約8割の国民は被災を逃れた。
伊集院氏は、がれき処理に国民一丸とならない現状にいら立ちを募らせる。
「全国の各家庭が灯油缶にがれきを詰め“2011年に震災があった。
いつか自分のところにも起きる”と書いて置いておけばいい。
2、3代先へ警鐘になるし、一度にがれきの処理も終わる。それが日本人としての努めではないのか」と提案。
受け入れが難航する背景には放射性物質の汚染があるが
「それは必ず処置の方法がある」と科学で解決できる問題とした。

伊集院氏は、震災の問題と沖縄の基地問題がだぶって見えるとも言う。
「被災しなかった8割の日本人は、自分たちのところへ地震が来なければいい、基地が来なければいい。
そういう見方をしている。東北と沖縄に対する目が同じ。これがいまの日本人を表しているのではないか」と憂えた。

3月11日には被災地以外でも100を超える追悼イベントがある。
「でも残っているがれきの量は減らない。どうしてくれるのかということ。
ボランティアにはもう一回お願いしたい。がれきの撤去を手伝ってほしい」と繰り返した。 ………………………………………………………………………………………………………………………………

「被災地でも処理してます」…がれきを海上運搬
読売新聞 3月6日(火)19時10分配信

東日本大震災で発生した災害廃棄物を、岩手県宮古市から
焼却施設のある同県大船渡市まで船で運ぶ作業が、6日始まった。
災害廃棄物の海上運搬は被災3県で初めて。
この日は木くずやプラスチック類など、
宮古市と山田町から出た廃棄物約800トンを載せた大型船(5600トン)が宮古港を出発。
7日に大船渡市に到着し、太平洋セメント大船渡工場で焼却処分される。
大量輸送によるコスト削減が狙いで、今後、出発地を山田町と大槌町に広げ、年間計8万9000トンを運ぶ予定。

岩手県は、県内のがれき435万トンのうち、約380万トンを2年以内に県内で処理する方針。
「被災地でも処理していることを知ってもらい、県外処理に理解を求めたい」としている。 ………………………………………………………………………………………………………………………………
                      
引用が長くなってしまったが、重要なことなので敢えて掲載した。

多くの日本人にとって同じような情緒的、感情的な気持ちが溢れているのではないかと思う。

しかし読売新聞の記事でも明らかなように
実際には 380/435×100=87.3% の瓦礫が地元で処理できるのだ。
しかも2年以内に。

ということは、2年数ヶ月もあれば片付いてしまうのだ。

阪神大震災の時も地元で全部処理できたという。

また今回は都会でなく、広く自然多き土地なのだから置き場所は必ずどこかに確保できる。

福島にいる私がいうのだから間違いはない。

また重要なことは、今回の瓦礫は放射性物質を含むということ。

食べ物も瓦礫も本来、汚染地からは絶対持ち出し拡散してはならない筋合いのものである。

何度も話ししているが、米も作付けしてから検査では、安く買う闇のルートが必ず汚染米を流通させてしまう。

「それは必ず処置の方法がある」なら、こんな原発事故は起きなかったし
チェルノブイリでの子どもたちの被害も無かった。

「絆(きずな)」は放射能に対しては無力、「がんばる!」という言葉も同様…。

このことを国、マスコミが演出しているのは
原発震災があたかも自然災害のように不慮の事故のように思わせるためである。

全ては東京電力、原子力推進企業の犯罪であるのに…。

また伊集院氏は沖縄の基地問題も大きく誤解している。

そもそも日本に米軍基地があること自体が間違いであるし、
現代の高度化された世界戦略上においても全く不要のものである。




気ままNEWS……フクシマ報告58、相変わらずの危険。

2/29
………………………………………………………………………………………………………………………………
2号機5階「人の作業困難」=最大220ミリシーベルト―福島第1

東京電力福島第1原発事故で、
東電は28日、2号機の原子炉建屋に無人走行ロボットが入って放射線量の測定をした結果、
5階オペレーティングフロアで最大1時間当たり220ミリシーベルトを記録したと発表した。
同社は「生易しい環境ではなく、人が作業するのは困難」としている。
東電によると、ロボットは27日に建屋へ入り、調査を実施。
1〜4階の階段や踊り場は1時間当たり11〜30ミリシーベルトだった。
5階では、主に西側部分を調査。格納容器に近い中央部付近で
同127〜220ミリシーベルトと比較的高い線量が測定された。
格納容器から放射性物質を含む水蒸気が漏れ出して線量が高くなっている可能性があるという。 
             (時事通信 2月28日(火)20時54分配信) ………………………………………………………………………………………………………………………………


温度計の故障どころではない。

かなり危険な状況である。

当の東京電力自身が言っているのだから間違いはない。



気ままNEWS……フクシマ報告57、マスゴミ。

2/25
………………………………………………………………………………………………………………………………
クウェート、原発計画を中止 福島事故受け、昨年7月
【クウェート市共同】日本などと原発開発協力を進めていた中東の産油国クウェートの政府機関研究員は
21日、東京電力福島第1原発の事故を受けて昨年7月に原発計画の中止を打ち出したことを明らかにした。
共同通信などの取材に答えた。

東日本大震災による原発事故後、世界で原発停止の動きが出ているが、
日本が協力を進めている国が中止を決めるのは異例。

クウェートは2022年までに4基の原発建設を計画。
09年に原子力委員会が組織されたが、福島の事故から4カ月後の昨年7月、
国家元首のサバハ首長が同委員会を解散する首長令を出した。

原子力委員会の一部機能が移された「クウェート科学研究所」のオサマ・サエグ研究員らは
「福島原発の事故後、『なぜ(危険な)原発が必要なのか』という声が国民の間で高まった」と背景を説明。
狭い国土の中で放射性廃棄物の貯蔵場所をどこに設置するのかなどの問題もあったと指摘した。

クウェートは原油資源を温存するために原発建設を計画。
10年に日本や米国、フランス、ロシアと原子力エネルギーや原発の開発協力文書を交わしていた。

福島の事故を受けてドイツ、スイスが将来の原発停止を決めたほか、
イタリアも国民投票により、原発再開にストップがかかった。

                      (2012年2月22日共同通信) ………………………………………………………………………………………………………………………………

このニュース、去年の7月のこと。

それが明らかにされるのが、半年以上経った今…。

国、企業によるマスコミの恐ろしいほどの情報統制である。

脱原発の流れをくいとめようとして、また外国で原発建設を推し進めようとする
東芝、日立、三菱などの企業グループの力が働いていることは明白である。

我々は常にこの事実を受け止めておかねばならない。

マスコミ、出版社は表向きには庶民の味方という顔をしながら
裏では常にこんな重大な犯罪行為を犯している。




気ままNEWS……フクシマ報告56、待ち遠しくない!。

2/24

雪が融け、少し温度が上がり春の気配が感じられる…。

でも私の心は少しもうれしくない。

春になれば、フキノトウが芽を出し、福寿草が咲き、ツクシが伸びる。

その後には菜の花も一斉に咲き乱れる。

でも、相変わらずセシウムを含んだままである。

山は除染もできずタケノコも同様…。

今までのような、胸がふくらむような…。
そんな期待が持てない春はいったい本当の『 春 』なのだろうか…。



気ままNEWS……フクシマ報告55、責任感の欠如。
2/1
………………………………………………………………………………………………………………………………
文部科学省の渡辺格科学技術・学術政策局次長は16日、
福島第一原発から放射性物質がどう拡散するか
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による試算結果を、
事故直後の昨年3月14日、外務省を通じて米軍に提供していたことを明らかにした。

試算結果が公表されたのは、米軍への提供より9日も遅い3月23日のことだった。
公表が遅れたため、住民の避難が遅れ、放射性物質が拡散する方面に避難した人もおり、
無用の被ばくを招いたと批判されてきた。
その一方で、米国側には早い段階で連絡していたことになる。

16日に開かれた国会の事故調査委員会で、委員からの質問に答える形で、渡辺氏が明らかにした。
渡辺氏は「(事故対応を)米軍に支援してもらうためだった。公表という認識ではなかった。
(住民ら国内への公表は)原子力災害対策本部で検討しており遅くなった」と釈明した。
                             (東京新聞1/17) ………………………………………………………………………………………………………………………………

半月前の情報だが、いつまで経っても怒りを覚える。

3月14日といったら、放射能が飯館村から中通りに流れる前の日ではないか!。

国家の恐るべき犯罪!。

結局これは、頭はいいが、心が弱く、責任感の欠如した人たちの所業なのだろう。

強い者に言われて情報を渡す。その一方で被害に遭っている弱い人たちのことは頭に上らない。

もちろん見て見ぬ振りの当時の首相の菅、官房長官の枝野も同罪である。

しかし、そういう人間に育ててしまったのは他ならない実は私たちなのだ。

成績がいいからと、小さい頃から甘やかし、ちやほやし、天狗にしてしまう。

人間にとって、生きる上で、何が大切か教えて来なかった…。


それにしてもトモダチ作戦などといい相変わらず正義の味方ぶっていたアメリカにも腹が立つ。

当然80km避難と言っていたのが科学的に正しいことになる。

…歴史上いつでもアメリカは世界中で正義の保安官の顔の裏で悪事を働いていた。それは現在進行形、今でも…。

だから?、日本政府よりの彼らの言うことの方に信憑性がある…!?。
(昨年10月、米国務省による在日米人への勧告、半径80キロ圏内に1年以上住んではいけない!!
更に30km圏内は妊婦、子供、高齢者は居住禁止!……高齢者も!(涙)、アメリカ人はやさしい!?)

それに比べ、帰させようとするこの日本という国はいったい何なのだ!…。



気ままNEWS……フクシマ報告54、私たちはどこへ向かう?。

1/5

私は戦後生まれのいわゆる団塊の世代。

高度経済成長の時代を体言した世代であり、上の人たちからはいつも
「戦争は大変だったんだぞ、お前らは何にも知らずに呑気だ…。」と言われていた。

私も負い目に感じた。
その体験がないのと、あるのでは人生の重み深みがまるで違うのではないか…と。

しかし、ある時次の文章に出会い、それは少しずつ変わっていった。

子ども「そんなに悲惨な戦争がなぜ、起きてしまったの?。」
   「そんな戦争をなぜ止められなかったの?。」

大人 「……。仕方なかったんだ…。」


将来、同じような言葉が、福島の未来の子ども達から発せられるのは確実である。

子ども「なぜ、僕たちこんな病気にならなくちゃ、いけないの?。」
   「そんな危険な原発を、どうしてやめられなかったの?。」
   「なぜ、福島から逃げてくれなかったの?。」

大人 「……。仕方なかったんだ…。」

それ以前にも私は日本人が何をしてきたか調べてはいたが、
さらに本や資料、また中国戦線や731部隊の生き残り兵の生の証言を聞いてまわった。

戦後30年経つ私の20代の頃にはそういう集会が数少ないがあったのである。

共通するのは、いつも人々が自分の立場、体裁を守ろうとして深みに入っていったこと。

国もマスコミも文化人も町内会も家庭でもあらゆる人々が…。

いったい何が大事なのか、真実なのか、それがいつも問われなければいけないのに…。



気ままNEWS……フクシマ報告53、瓦礫の山。

12/27

先日、あの震災以来9ヶ月ぶりに宮城県の浜を訪ねた。

4月初め、高速道を北上、一関から気仙沼、南三陸町、石巻を廻った。

目の前には信じられない光景が広がっていた。

今、この文章を書いて思い起こそうとするだけで身震いがする。

通行できる道路でさえ、でこぼこで崩れもあり、脇の電柱はお化けのようになり危険を感じた。

そこにいること自体が恐怖に感じられたのだ。

TVで見る映画のシーンのように感じる「凄い!」というものとは全く違う。


この山元町も6割が被災したという。

案内して頂いたが、海岸線に沿っていた鉄道は駅の平らなホームが辛うじて痕跡を留めるのみ。

建物や塀の基礎のみが残り、かつては町が開けていたことを思い起こさせる。

広がる景色、あちこちに積み上がる瓦礫の山、町がなくなり強烈に吹き付ける冷たい北風…。

そこには人間よりも遥かに高く伸びた葦だけが揺れていた…。


死者、行方不明者2万人、その残された家族は前を向いて生きていくしかない。

放射能に汚染された福島の人々は「そっちは復興に向かうだけだからいいでしょう!。」というが、
とんでもない間違った発言である。

それぞれ違う痛みなのだ。

目を患った人には鼻を患った人の痛みが分からない。
鼻を患った人には咽喉を患った人の痛みが分からない。
咽喉を患った人には目を患った人の痛みが分からない。


私は震災の被害の九割は、実は人間の行為が及ぼしたものと考えている。

あの地震があっても昔からある自然の山は変わらない。

崩れそうな登山道の岩場にも何の変化もない。

人間が切り崩し、切り開いた造成地や道路が被害を受けた。

人間の奢り…、自然に逆らい横暴な振る舞いが被害を大きくする。

これは都市水害、河川の洪水でも同様…。


これほどの災害も放射能の問題も年月が経てば人々の記憶は確実に薄れて行くだろう。

あの太平洋戦争もほとんど反省をしてこなかった日本人。

戦後がなく、いつも戦前の状態…。


生き残った私たちには、何かをする義務がある。

原発を許した大人たちは、何かをする必要がある。

…未来の子どもたちのために。





気ままNEWS……フクシマ報告52、変わらぬ体質。

12/10
………………………………………………………………………………………………………………………………
放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」
2011年12月9日 掲載 日刊ゲンダイ


 設置業者が怒りの告発

「文科省が放射線測定器の数値“改ざん”を求めてきた」――。
福島の小学校に放射線測定器の設置を進めてきた業者が怒りの告発だ。
この業者は、測定器設置の事業を落札した「アルファ通信」(東京)。
11月中旬、測定器の「欠陥」や「納期遅延」を理由に文科省から契約を解除されたのだが、
豊田勝則社長(66)は「解除された真相は全く違う」と反論するのだ。
 文科省は現在、福島県内の学校、公園などの放射線量を測り、
結果をホームページで公開する事業を進めている。
測定器は2700台の設置を予定し、このうち600台を落札したのが「アルファ通信」だった。
豊田社長がこう言う。
「文科省は、契約を解除したのは『測定数値が4割低いなど誤差が大きい』
『技術仕様に沿っていない』と説明していますが、とんでもない。
納品したのは米軍でも使われている測定器です。性能に問題はありません。
それに文科省も入札時の技術審査で認めたからこそ、契約したはずです」
 確かにその通りだ。「アルファ通信」は10月上旬、県など行政関係者が見守る中で
「福島第一小学校」への公開設置も行っている。
測定器が「欠陥」なら、文科省はもっと早く指摘できた。

「納期遅延」も原因は文科省にあるという。
「600台中、130台の納品が遅れたのは事実です。
しかし、それは文科省がムリな仕様変更を迫ったからです。
測定器は測った放射線量の数値をそのまま表示するわけではなく、
機器に内蔵されたソフトで計算して表示します。
文科省はそのソフトに『補正』を求めてきた。米国製の測定器は、
他の測定器と比べて数値が高く表示される。これを嫌がったのでしょう。
文科省は表示される数値を2割程度、低くするように言ってきました。
2割も補正するなんて、数値改ざんです。案の定、測定器メーカーに相談すると、
『世界仕様なのになぜ、日本基準にする必要があるのか』と断られました。
そうこうしている間に納品が遅れたのです」(豊田社長)

……………………………………………………………………………………………………………………………

2011年12月9日19時27分 朝日新聞


 文科省が10月に公開した放射線の基礎知識についての副読本が、
電力会社の経営陣らが理事を務める財団法人に作成委託されていたことが分かった。
中川正春文科相は9日の閣議後会見で「内容に影響はなかったと思うが、
電力会社が中心になってつくっている団体への委託は適当ではなかった」と述べた。

 文科省によると、副読本改訂事業の一般競争入札は東日本大震災直前の3月9日にあり、
「日本原子力文化振興財団」が約2100万円で落札した。
原発事故を受けて内容を全面的に見直すことになり、事業費を約3700万円に増額したが、
委託先は変えなかったという。
同財団の常勤・非常勤理事には電力会社の社長やOBらも名を連ねる。

 文科省は「この財団が事務局役を担ったが、
中身は専門家や教員らによる独立した作成委員会が執筆、編集した」と説明している。


……………………………………………………………………………………………………………………………

文科省の相も変わらぬ体質。

私は以前から実際は公表放射線量の五割増しが適当と考えていたが、その方が妥当なようだ。

また、副読本の内容は自然放射能を持ち出し影響ありませんと嘯いている呆れた内容…。

庶民など馬鹿で無知な人間としか考えていないのか…。





気ままNEWS……フクシマ報告51、真価。

12/9

人間は大事な局面で真価が問われる。

平常時はいろんなことで紛れたり紛らわせることが出来てしまうのだ。


あの4月下旬、まだ放射能の数値が一般の人には理解できない頃…。

保育園で除染活動を前に保護者たちの前でネットワーク代表にアドバイスを求めた。

「被曝はできるだけ少なく、常にそれが一番大事です。」

自分の妻子は西日本に避難させていることは最後まで言わず…。

園長も避難した人たちをかなり後まで非難していた。

「逃げた!!」と…。

両者とも園の経営のことを考えていたのだろうか…。

結局、その時にいた家族のほとんどが今の今まで避難せず…。

「今、やめると園が立ち行かなくなるから園長が可愛そう…。」

代表が「避難」を一番のスローガンに挙げたのは6月頃である。

「あの時、放射能について一番よく知っている人なんだから、
正直に自分の妻子を避難させていることを言ってくれれば違った…。」


これは、あの高名な菅谷松本市長を呼んだ他の大きな保育園でもあったこと。

何とチェルノブイリで被曝後、医師になった若い元気な女性スタッフを連れてきて紹介、
保護者たちは、逆に大丈夫なんだと大半が安心してしまったとか…。


大事な局面において本当のことが二の次にされている現実。

立場に影響される人間の強さ弱さ…。

そこで本当の真実を述べることが出来るかどうか。

人間の真価はそこで問われる。


気ままNEWS……フクシマ報告50、補助金、カンパ。

11/27

原発立地の町の人たちが月に30万円/人もらっているという。

そのお陰で郡山駅前の飲み屋街が時ならぬ震災景気に沸いているらしい。

またパチンコ屋も大繁盛とのこと。

すっかり働くことを放棄、恐ろしい現象である。

この人たちは夏の避難所生活の時も、配給の弁当を不味くて食えないと廃棄していたとか…。

片や、役所の方も弁当が人数分に満たない時は配らず相当分を腐らしてしまっていた…。

どちらもおかしい。

本当にやるせない。

支援というのは実に難しい。

緊急時はいいが、落ち着いてくれば本人の『 自立 』のための支援を真剣に考える必要がある。

安易なカンパは本人の働く意欲を殺いでしまうことが多い。

言わば身体の心の芯が溶けてしまうような…。


私は津波で家を流されご主人も亡くされたある浜の方が女手一人で立ち直って行こうとした時、

その人から10万円分の乾物を購入した。

その人の利益は3万位あるだろうか。

例えば私が5万円カンパした方が、その人にとっては金額が多いから有効だろうか?。

絶対違うだろう。

その人はやる気に溢れ、これからの仕事に意欲を奮い立たせるだろう。

実際、彼女は本当に素晴らしい笑顔を見せていた。

震災直後、数ヶ月はショックで声も出なかったという彼女が「是非、今度は浜に来て下さい。」と
かすれた声で嬉しそうに言って帰って行ったのが、とても印象的であった。



気ままNEWS……フクシマ報告49、食うために。

11/10

福島県出身の医療ジャーナリスト、藍原 寛子氏によると
中央では原発のことがメディアで取り上げられることが少なくなっているという。

また日本をアメリカの属国にしようとするTPPにも野田総理は積極的。

蛇石市議にも聞いても脱原発行動に対しても政府の対応はますます硬直的な対応だという。

それは郡山市の除染、埋設場所論議についても同じ。

どの行政部署でも責任を逃れようと、すぐ管轄が違うとか、一部の町内会長とだけ集まって決めてしまったり…。


実はこれらの現象は今に始まったことではない。

私がいつも記している通り、日常的に行われている無責任体制、国家破産の姿なのだ。

自然を失い、安直な家並み、ガラクタが溢れる日本…。

私の仕事と関わりがある建築基準法も本物の優れた伝統文化を破壊することばかり…。

私たちがいつも真剣に物事に向き合い、考えて来ればこんな国になることはなかった。

仕事、仕事といい続け、その本質に向き合うことなく…。

食うことはもちろん大事だが、まず第一に生きることとは何なのか考えるべきであった。

「食うために…。」その言葉が今のこの社会を作っている。

私たちには、いつでもそこに気がつく機会を与えられているのだが…。



気ままNEWS……フクシマ報告48、東京電力の虚偽。


11/3
………………………………………………………………………………………………………………………………
東京電力は2日、
福島第1原発2号機の原子炉格納容器内の気体から核分裂が起きたことを示すキセノンを1日に検出、
小規模な臨界が起きた可能性が否定できないとして、
核分裂を抑制するホウ酸水を原子炉に注入したと発表した。
日本原子力研究開発機構の再評価でキセノンを確認、核分裂が起きたことがほぼ確実になった。 ………………………………………………………………………………………………………………………………


小出氏のいう通り、原発は相変わらず危険な状態が続いているのだ。

冷温停止状態だから避難住民を戻すなど、とんでもない犯罪…。

除染に過大な期待をもってはいけない。

単純な正義感、郷土愛などでは到底、放射能には対処できない…。

放射能に対しては「がんばる!」という言葉は無力。


気ままNEWS……フクシマ報告47、ホット・スポット。


10/24

千葉県柏市の空き地で、側溝からの漏水で最大毎時57.5マイクロシーベルトの高い放射線量!。

当の福島県なら、今までとは違う所で100、200のホット・スポットが平気であちこちに存在するに違いない。

泣いている場合ではない。

何があっても避難すべきである。



気ままNEWS……フクシマ報告46、移染。

10/17

放射性物質は消えず、ただ移動するのみ…。

◇先の郡山の水害で、泥流に浸かった場所の線量が3倍位に上がった!。

◇大雨を集めて阿武隈川の土手の物質が流されたのか?線量が半分位に下がった!。(下流へ宮城県へ?、そして海に!…)

◇外の薪をストーブで燃やして、いつものように灰が溜まるが、これが濃縮され高線量に!。

◇汚染時にコンクリート工事中だった住宅、アパート、マンションの部屋の線量が高く危険!。

◇……………………………。


時々、線量計を借りて自分の生活エリアを計測しなければいけない。
恐ろしい時代になったものだ。



気ままNEWS……フクシマ報告45、線量低下。

10/12

森は現在は落ち葉にセシウムが付着している状況だという。

落ち葉の下の表土にはそれほど達してはいないということである。

大変な時間がかかるが丁寧に落ち葉を集めていくしかない。

そして集塵がしっかりできる焼却場に出すか、あるいは地下水に影響のない所に仮埋設するか…。
これとて大変難しい。

ところで山内教授に聞いた話だが
政府が2年後に線量半分を目指すという方針。

今回、放出されたセシウム134とセシウム137の分量は1対1。
しかし放射線の量の割合は134が4分の3、137が4分の1だという。
134の半減期が2年だから2年後には何もしなくても半分近くに下がるという。
(3/4+1/4=1→3/4×2+1/4=5/8…ほぼ半分)

除染も何もしなくても下がるのだ。
国のペテン、ここでも!…。



気ままNEWS……フクシマ報告44、山の除染。


10/4

山内教授の除染の限界報告にしばし茫然としていたが

考えてみると、山や森の表土は長い時間をかけて出来上がったもの。

専門家の話によれば森の落ち葉下1cmの表土ができあがるのに百年単位の時間がかかるという。

それを危険だと言って、単純に何センチも剥いだりしていいものだろうか。

木を切り倒したり、幹の皮を除去したりしていいのだろうか。

樹木の放射能に対する耐性は人間の百倍以上もあるという。

私たちが耐えられない線量でも樹木はほとんど平気なのだ。

それは地球創世期からの古い樹木の歴史に起因するのだろうが…。

山を除染しよう、などというのは人間の一方的な身勝手な思い上がりなのかもしれない。



| top-page | link |
| 気ままNEWS…フクシマ報告43〜40 /フクシマ報告39〜34 /フクシマ報告33〜28 /フクシマからの報告27〜19 /
| 気ままNEWS…フクシマからの報告18〜13 / フクシマからの報告12〜6 / フクシマからの報告5〜1 / archives |
| 生きている方言…うるかす/やいでみ〜!/…/えんがみだ/ぞうさねぇない〜/…/archives|
| 伝えて行きたい…長屋門/牛の舌/台湾の廟/…/ archives|
| 世の中やぶにら見…中越沖地震6〜1 /archives |
| 新ゲストブック | 過去のコメント| 旧ゲストブック(〜'04/11) |旧掲示板 |
| ほんとの空、一雲基金 |一雲建築学校| 一雲を解いた人々|
| ココ倉基金木舞によせて |
| 古麻比通信 | 映画会 | 小さな旅 |
| profile | my works | |


1月、つぼいち木土s のカヤ刈り

    古麻比の会

        [komai]

……………昨日、今日そして明日………………………梅沢昭吾………’05年1月…



何気なく生まれた会も、早や今年で九年目。

通信の発行、映画会、小さな旅の三本柱で始まった…。
ここ最近の忙しさのため、それらはしばらくご無沙汰で。

私たちの民家園は少しずつではあるが実現しつつある。

多田野ではココ倉の板屋根が葺きあがれば、いよいよステージの製作である。
秋までにはなんとか格好を付け文字通りこけら落としとして、
薪能ならぬ薪民話の会を催したい。

アイヌの方々も呼んで彼らの輪唱ウポポもあの林で聞いてみたい。
映画もそこで野外上映する。

二本松の「一雲。」
あの解体の感動から今度は再建の感動を呼び起こしたい。

保育園「こどものいえ そらまめ」での母と子どもたちとの共同作業「つぼいち木土s」。
一坪の小屋のカヤ屋根も春には出来あがり、いよいよ土壁の作業に入る。
こちらはすでに三年目。
雨、風、雪の中、月一の作業でよくここまで続いたと思う。

その間の子どもたちの成長は、いちじるしく、目を見張るばかりである。
真に価値あるものは、彼らとの貴重な時間の共有なのかもしれない。

春からは味噌倉の解体も始まる。

今後は、ますます古民家の解体や再生の情報が活発になるであろう。
これからはそれらをどう活かすことが出来るか。
次の問題はそこにかかっている。

街づくりでも、なんとか古いいいものを残し活気ある街をつくりたい。

ここ本町でも空き家の取り壊しがこの二、三年相次いでいる。
人がいなくなってしまうのだから仕方が無いと言えば仕方がないのだが、
個人個人が知恵を絞り魅力ある店や緑、環境作りを心がけて行かねばならない。

一方、川の問題は去年から始まったシリーズである。
これらは、われわれ市民だけではどうにもならない面が多いが
まず我々が知るべきことを知らなければ行政を変えることはできない。
その上で多様なアプローチを考えていくべきなのであろう。

そして、いつかその川にこれまた自作の屋形船を浮かべ一献傾ける…。


…それらの遥かに遠い道のり。
私たちはこれからも、いつまでもその道を歩み続ける。





| top-page | link |
| 気ままNEWS…/archives |
| 伝えていきたい私たちの…/archives|  
| 世の中やぶにら見…/archives |
| 新ゲストブック |
| ほんとの空、一雲基金 |一雲建築学校| 一雲を解いた人々|
| ココ倉基金
| 古麻比通信 | 映画会 | 小さな旅 |
| profile | my works |e-mail   komappie★yahoo.co.jp |


Counter