SUCRE 旅行記 その3 壁画を見る

 

中央に
見えるのが壁画のある岩盤

 
 昨日とは違い朝からいい天気。おっさんは忙しいらしく。子供が急遽ガイドとなった。昨日増水していた川の支流は水が少ない。近道らしい急な道を進む。

 約2時間で壁画のある岩が見える。他の岩とは違い茶色っぽい色をしている。ここにある壁画をPatatoyoという、さらに奥にあるUracachuasiという壁画とあわせて Incamachayというらしい。人間と四角などを模した絵だった。全体が何を意味しているのかはよくわからなかった。残念ながら、描かれた時代はわからなかった。また、Uracachuasiは少年が知らなかったため見ることができなかった。これよりも洞窟風のところにあるそうだ。

 また、ここら辺には洞窟が多く、過去に盗掘を試みたアメリカ人が懐中電灯が中で壊れて亡くなっているとのこと。他でも外国人の盗掘が過去にあったらしく、地元農民は非常に怒っているらしい。ガイドの少年がうまく説明してくれたからいいものの、いなければQuechもしゃべれない自分は問題に巻き込まれていたのかもしれない。

 山を降りて昼には村へ着いた。年末のためか酔っ払いに絡まれる。Quecha語とスペイン語が混ざったので話すのと ほっぺにためているコカの葉でなまって全然聞き取れない。よくわからないまま元気よくうなずく。

 川の水位はまだ高い。ここにはドジョウに似たチャイルワ(Quecha語)という魚(trichomycterus sp.)とサバロ(Prochilodus)の仲間がいるという。しかし、実際に見ることはできなかった。

 夕方食べ物を招待してくれた。ジャガイモの湯がいたものとゆで卵 ヤフアという辛味調味料で食べる。大晦日の食事にしては貧素だが、山の夕日を見ながら食べるとなかなかいける。

 小屋に戻り一服。昨日から読みはじめた山本周五郎「さぶ」をろうそくの明かりを頼りに読み進める。ある青年がある出来事をきっかけにエゴイストから博愛者へと成長する話。「自分も見習わんとなあ」とつぶやく。

 なんか腹がおかしいと気づいたのはそれから数十分後。異様な吐き気と胃痛がする。食べたものをすべて戻してしまい。寝込む。そして、発熱。もしや「サルモネラ」と思うがどうしようもない。どうも夕食が怪しい。立つことも億劫で大晦日の夜はふけて行った。村は静かで音さえしない。ボブレ(さえない)鉄彦...

 食べようと楽しみにしていた餅も飾ったままで元旦は1日中寝込んだ。ポブレ鉄彦..

 2日。maraguaのクレータは川の水位が高いため、potoloという集落からのルートからでないと行けない。調子はいまいちだが奮起して出発。1時間半であっけなくダウン。靴も壊れ追い撃ちをかける。道に座り込んでしまった。

 トラックに回収されてスクレへ。とんでもない年末山行であった(涙) 
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壁画のある岩 この下にあった

壁画その1

壁画その2

Maraguaのクレータ
(雲との境目に少し見える)

帰り道からかろうじて撮ったmaraguaのクレータ

 途中で見つけた犬の尻尾という草
  (Quechaでchuchichupaというらしい)

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