ENA_HOUSE REPORT NO.1
ENA_HOUSEとは岐阜県恵那市で建築中の住宅のニックネームです。
この住宅の建前をご覧ください。
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         建   前         2001.6.3

  建前は、関西では一般に棟上げ(むねあげ)とか上棟式(じょうとうしき)と呼ばれています。 岐阜の方では建前と呼ぶ事の方が多いようです。今回、恵那で行われた棟上げ(どうもこの呼び 方の方がしっくりきます)に参加して餅蒔きを見る事が出来てうれしい気分になりました。随分 久し振りです。小学校(広島県福山市深津町)以来です。そして関西では私たちは一度も目にし たことがなかったのでした。

  写真で見てお分かりのように屋根がまだ葺けていません。通常は屋根まである程度仕上げて から行うのですが、施主も気が急いで日取りが先行決定した為、間に合いませんでした。この 日に向けて親戚は前日から大挙してご馳走作りに励み、また大工さんは早朝から高い山に登って きれいなヒバの枝をたくさん用意していました。(写真ab)

  餅は近所の人がついてお祝いと一緒に持って来てくれます。そのお返しを渡しながらの挨拶を 聞いていると、設計者としてしみじみと感じるものがありました。大体4時頃からという予定で したが5時を回った頃に始まりました。近所の人が次々に様子を見に来ては「棟梁ーっ!いつか らや」と声を掛け、棟梁も他の大工達と大声で掛け合っていますから自然と活気も湧いて来ます。

  仕事が一段落すると棟梁たちはへいそく(写真e)を作りはじめ、また、皆で神事の用意です。 酒・供え物(いわゆる海の幸と山の幸・・・食べ物と同じで関西と岐阜では内容が違います)・ 塩・洗米・餅・菓子などが次々に上がります。棟梁は神事に参加する人を全員上げてから、一切を 仕切ります。
「女は上がっちゃいかん!」(棟梁)
「まだなってへんから頼むわ」(関係者)でご覧のとうり。(写真b)

  まず四方を酒で清め(写真c)、棟梁に習って全員で神さんに祈り(写真d)、棟梁はへいそくを 奉ります(写真e)。そして、誰が何を投げるか決めて渡していくのです。
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  「投げるでぇ」だったと思います。確かそう掛け 声を発したような・・・。まず、鏡もち・おひねり(小銭を白い紙に包んでひねってある)、紅白 の餅そして菓子類。皆、ビニール袋いっぱいにして持ってかえりましたが、子供の頃の記憶を辿る とせいぜい2,3個しか拾えなかったのが何となく悲しく思い出されるのでした。

  ところで大量のご馳走はどうなったかというと、餅蒔き後、職人さん達に振る舞われました。 皆で建築中の家のべた基礎の上に車座になり、乾杯してお祝いしたのでした。色んな地方の棟上げ を経験してみたくなりました。

                                              2001.6.23

ご馳走の中身



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