日記

3月   4月


11月2日(金) 文化祭
 この間、といってもだいぶ前のことになりますが、私の学校で文化祭が行われました。中学・高校全クラスが何らかの催し物を行い、大いに盛り上がりました。
 私は審査員ということで、全クラスの出し物を見て回りました。特に驚いたのは、中学1年生の「じゃがいもの研究」と、高校三年生の「心理学」。ジャガイモの研究は、これを1年生が調べたの?と思うくらい詳しく研究されていました。心理学の方は、単なる心理ゲームにとどまらず、教師を志す人々が必ず一度は勉強する、教育心理がびっしりと壁に貼られていました。
 また、クラス単位だけでなく、有志によるダンスやバンドなども行われました。私も、多少ピアノが出来るため、“先生バンド”を組み、参加させてもらいました。私が“千手観音”と呼ぶ、ドラムを叩く音楽の先生と共に演奏できて感激でした。

 私の高校時代は、文化祭は有志のみの参加でしたので、今回のような大きな文化祭は初めてでした。私はそのような行事にほとんど参加したことがないので、面白いとは感じなかったのですが、今思えば、自分が勝手にアウトサイダーになっていたのかもしれません。それに比べて、彼らはどうでしょう。傍観者となっている者はほとんど見当たらず、自分たちで一生懸命盛り上げていました。生徒たちを見ていると、大切なのは、いかに自分が回りを盛り上げるか、ではないかと思いました。
 私も生徒と一緒に参加させてもらい、とても楽しかったです。普段の授業では見えない生徒たちの顔が見れてよかったです。

10月15日(月) 運動会
 この間、去年教育実習に行き、私の母校でもある中学校の運動会に行ってきました。少子化の影響?もあり、私のいた時の半分の人数になっていましたが、それを感じさせないような盛り上がりぶりでした。生徒たちも一生懸命走ったり、演技したりして、見ている私も参加したくなりました。
 やはり、一生懸命何かをしている姿というのはカッコイイですね。見ているこちら側にとってはお祭りでも、彼らにとっては真剣勝負。私もそうでしたが、練習時は手を抜いていたのですが、本番は真剣でした。お互いが本気になって、実力以上のものが出せたような気がします。運動会や文化祭などの学校行事は、お互いを高めあっていける、しかも大規模で高め合える行事なのでしょう。だから見ている人まで楽しめるのではないでしょうか。

10月1日(月) 台風の日のディスカッション
 少し前の話になります。9月に大きな台風がやってきました。激しい雨と風のために、多くの交通期間が麻痺し、学校を休みにしたところも多かったと思います。
 私の勤める学校はあったのですが、予想通り、生徒は来ず…私の受け持つ高校生のクラスでは、半分以上が欠席するという事態になってしまいました。当然ですが、これでは授業を進めるわけにはいきません。そうかといって、折角台風の中を来てくれた生徒に対して、「自習」で済ませるのもどうかと思い、その場に居合わせたメンバーだけでディスカッションを試みました。議題は「“結果”と”過程”とはどちらが大切か」。
 まず問題を持ち出して、生徒を「過程派」と「結果派」に分けさせました。(幸運なことに、ほぼ半々に分かれました。)そして、各チーム一人ずつ、交互に意見を述べてもらうようにしました。私は、彼らの出してくれた意見を黒板に書いていきました。個人的には、どちらのチームが勝つか負けるかではなく、生徒が自分の考えを持ち、それを皆の前で発表できるかどうかということに注意しました。ただ周りの生徒の意見を聞いているだけの子が出ないようにしようと思っていたのですが、私の心配をよそに、彼らは積極的に発言して、意見をぶつけていました。
 スポーツをしている子が、「過程派」に多くいました。逆に、野球部に所属してエースの座を取られた経験がある子は「結果派」にいました。いつも積極的な子はもちろんですが、普段は静かにしている子も、淡々と自分の意見を述べ、周囲の生徒を黙らせたりと、私にとっては見所満載で楽しいものになりました。生徒たちも、常々の授業ではこのような形をあまり取らないものですから、「楽しかった」と言ってくれました。
 しかし、今回は参加する人数が少なかったために成功したと言えるのかもしれません。これをフルメンバーで行ったらどうなるのか。やはり成功させることができるのか。そのための段取りなどは大丈夫か。課題は残されています。
 とにかく、台風の日のディスカッションは大成功で幕を閉じました。
 

9月24日(月) 私の時計で…
 今日、とても嬉しいことがありました。夕方、地元の本屋さんで買い物をして、外に出てきた時のことです。私が歩いていると、横にいた集団がひそひそ話をしていました。「あれ、そうじゃない?」「いや、ちがうでしょ。」「いや、あのGショック、間違いない!」何のことだろうと思いつつ、通り過ぎようとした時、「先生!」と呼びかけられました。
 おや?と思って振り返ってみると、その集団はなんと教育実習の時に私が教えた生徒たち!私のことを覚えていてくれたんですね。感激です!最初、彼らは私かどうか分からなかったようですが、私がつけていた時計(Gショック)で分かったそうです。
私が「絶対教師になるよ」と言っていたのを覚えていたらしく、「先生、“先生”になれたの?←(笑)」と聞いた子がいました。みんなには教えることはできないけど、私はちゃんと先生になったぞ〜!彼らと話した時間は、まるでタイム・スリップしたかのようでした。嬉しかったです。

9月23日(日) 「自分で考えろ!」
 先日、NHK教育の「ETV2001」と言う番組で、桐朋高校のバスケット部の話をしていました。ここでは、バスケットを通じて子どもたちに自分で考えることを伝えようとしていた先生がいました。
 先生は、バスケ部の顧問になった当初は、戦術を極めさせ、強さを求める、そこから何かを見つけさせようとしていたようですが、強くなった後も子どもたちに何の変化も感じられなかったそうです。逆に、そこでいじめのようなことが起きてしまい、自分の教育方針に迷いが生じたのだとか。
 幸運にも、そこで武術の達人と出会い、武術をバスケットの練習に取り入れたところ、子どもたちに見る見る変化が。彼らの目が変わっていくのが分かったそうです。子どもたちが勝つためにはどうすれば良いかということを自ら考えるようになりました。自分で考えたことをみなの前で発表し、その考えが良ければみんなで練習する。そして試合で活用してみる。
 子どもたちは、勝つための技術を磨くだけでなく、練習の過程で人間的に大きく成長してゆきます。新しいアイディアを自分で考えたり、それを発表したり、上手な人の真似をしたり、練習で「型」を作ったり。これらは、全ての物事に当てはまることだと思います。
 途中まで見て、ビデオを撮っておけば良かったなぁ、と思いました。再放送を願っています。そして、私の学校の生徒たちにも見せてあげたいです。彼らもきっと何かを感じ取ってくれると思います。

9月15日(日) 読書感想文
 夏休みの間ボヤボヤしていたら、9月になって大変なことになりました。授業の準備でいっぱいいっぱいになり、今更後悔しています。ようやく一段落して、ホッとしているところです。
 今、生徒達の夏休みの読書感想文を読んでいます。夏前には「えーっ!!」と言っていた子も、がんばって書いてきてくれました。「“感想文”だから、自分の思ったことを書けばいいよ」と言ったからかもしれません。面白いもの、「これは!」と目を見張るようなもの、延々あらすじを書いてきているもの・・・といろいろありますが、私の方は楽しく読ませてもらっています。
 普段の授業では、「あなたはどう思うの?」と聞いても、「わかりません」と答える生徒も、このような形ならば自分の思いを伝えることができる、そういった意味で感想文は、生徒たちの直接の気持ちが書かれているということで、私の中ではかなり貴重なもの、嬉しいものになっています。
  そういう彼らの気持ちに応える、と言えば大袈裟になるかもしれませんが、今私は彼らの感想文に自分の感想を書いて返そうかなと思っています。返却に時間がかかってしまいますが、がんばってみようと思います。彼らだけに書かせるのではなく、私の方もそれに応えるつもりです。

8月24日(金) わすれられないおくりもの
 今日は、教育とはあまり関係ないかもしれません。
 “おすすめの本”のところで、『わすれられないおくりもの』(スーザン・バーレイ、評論社)を紹介しました。死というものは、遅かれ早かれ、誰にでも来るものです。この本の言葉を借りれば、「長いトンネルの向こうに行く」ことです。
 私が初めて死ぬということがどういうことかを感じたのは、高校一年生の時、私の祖父が亡くなり、お葬式に行った時のことです。祖父に手を触れた時、とても冷たかったのを今でも覚えています。死ぬということがとても怖く感じました。
 昨日、TVを見ていたら、『Beautihul Life』の再放送、最終回が放映されていました。ドラマを見たことがないのであまりよく分からないのですが、ヒロイン役の常盤貴子さんが亡くなるシーンがありました。ドラマとは分かっていても、そういうシーンは悲しくなりました。
 死を乗り越えることは、学校では、というより、教育されるものではないと思います。自分自身で感じ取り、自分の力で乗り越えていくものなのでしょう。

8月17日(金) 本気を出す
 私が持っている夏休みのイメージとは、花火とルパンV世、そして高校野球です。高校野球を見ていると、夏がやって来たなぁという感じになります。
 毎年毎年、高校球児たちの姿を見ていると、私もあの時もっとがんばっていればと思ってしまいます。野球に限ったことではないですが、サッカーにしろバスケットにしろブラスバンドにしろ、何かに一生懸命な姿は見ていて心を打たれ、私の心を“アツク”させてくれます。私自身が“アツク”なりやすい性質なのかもしれませんが・・・
 最近、本気になって何かをするということができなくなっているような気がします。スポーツをしていても、これ以上動くと疲れるから手を抜いてみたり、勉強していても「まだ時間があるからいいや」と中途半端に投げ出してみたり。こんなことを続けていたせいか、いざ本気を出そうとしても、なかなか出せません。やはりどこかで歯止めをかけてしまうのです。そんな時、高校球児たちの、一生懸命な姿、本気の姿を見ると、「これじゃいけないんだ」と思います。「本気を出す練習」といっては変ですが、常に本気になれる状態を作っていかなければならないですね。




7月23日(月) “おすすめの本”
 普段なら、月曜日は学校へ行くのですが、夏休みなので、当然学校はなし・・・何だか少しさびしいです。 
 しかしながら、学校にいる間がフリーになっているので、こうしてHPを更新しています。東京都の教員採用試験の問題もあと少しで終わります。次は、教職教養のまとめをUPしていきたいです。
 それから、近いうちに私が1学期に生徒たちに紹介した本をまとめて紹介しようと思います。いわゆる“おすすめの本”というものです。「オススメの本をプリントにまとめて配って欲しい」という生徒たちの要望もありました。『日記』にも少し載せたのですが、それらをまとめておくつもりです。乞う御期待!!


7月21日(土) 夏休み到来

 ついに、夏休みがやってきました。小学校からずっと続いてきている夏休みですが、今年からは特別なものがあります。この夏休みを有効に使って、二学期からの学習活動に活かしていこうと思っています。
 最後の授業に、生徒達に、私の授業を受けてみて、良かった点と悪かった点を指摘してもらいました。よかった点は嬉しいのですが、やはり問題は悪かった点でしょう。「悪かった点は特に厳しく書いてください」と言ったこともあり、かなり厳しいものもありました。しかし、より良い授業を展開していくためには、避けては通れないものだと思っています。

 現在、今年の東京都の教員採用試験の問題を“教採”というページでUP中です。解答がないため、あまり参考にならないかもしれませんが、東京都の傾向を知るのには、少しは役に立つかと思います。もし良ければ見てください。
 


7月14日(土) もうすぐ夏休み

 もうすぐ夏休みですね。
 長いようで短かった3ヶ月が過ぎてゆきました。この3ヶ月、生徒達から色々なことを学びました。本来なら、私が彼らに何かを伝えなければならないのに、彼らが私に教えてくれたようです。改めて、自分自身の未熟さ、そして教師という仕事の難しさを痛感しています。
 夏休みと言えば、夏の宿題。そしてなんといってもやはり、読書感想文ですよね。久々に聞く言葉です。彼らがどんな本を読み、どんな感想を書いてくるのか、今から楽しみです。「こ、これは!」と思うようなすばらしいものから、思わず笑ってしまうような珍文章なども出てくるのでしょうね。
 私は、この夏休みの間にできるだけ教材研究を進めていきたいと思います。それと、このHPの完成に力を入れていきたいです。長々と更新せずにいたので、この辺で挽回していかねば。がんばります。

6月22日(金) 体育祭
 体育祭がありました。
 私は見に行っただけなのですが、結構楽しめました。普段はあまり真面目にしていない(?)生徒も、一生懸命にしている姿を見て、微笑ましかったです。
 特に、最後の綱引きは、見物でした。3本勝負で2本先取制だったのですが、決勝戦は1−1で最終戦までもつれ込み、最後の勝負もかなりの接戦でした。両チームの応援合戦も始まり、会場全体が一つになった瞬間でもありました。勝負が決まった時には、思わず立ちあがって拍手してしまいました。
 ただ、納得できない部分も。それは、ムカデ競争です。5人1組で走るのですが、皆あまりうまくなかったもので。練習していなかったということもありますが、それにしても・・・。というのは、私が中学校の時にもムカデがあったのです。しかも、18〜20人という大ムカデ。かなりの迫力があったものですから。あっ、比較してはいけないのですね。反省。

 そんな面もありましたが、全体的には楽しかったです。やはり体を動かすことはいいことですね。私自身も生徒に混じって何か競技に出たかったなぁ、と思ったりして。楽しい一日でした。

6月17日(日) 嬉しい瞬間
 毎週土曜日に、生徒に本を紹介しているのですが、その時に思ったことです。
 少し前のことですが、その時は『わすれられないおくりもの』(スーザン・バーレイ、評論社)を紹介し、読み聞かせを行いました。読み聞かせは初めてで、さらに練習していなかったこともあり、決して上手に読めたとは言い難いですが、生徒は静かに聞いてくれました。
 私が読み聞かせを始めた時、何人かの生徒がまだ話をしていました。そこで私が注意しようとすると、「うるさい!」「静かにしろ!」と、他の何人かの生徒が怒鳴りました。彼らは本を聞きたかったのでしょう。
 普段はあまり授業を聞いていない(!)生徒たちが、そうやって読み聞かせの時には静かにしている、授業はともかく(!)、本の紹介や読み聞かせの時間は楽しみにしていてくれるのかな、と思い、嬉しくなりました。そういう生徒たちのためにも、これからもがんばらねば、と思いました。

6月5日(火) 久々の更新
 久々の更新です。申し訳ないです。
 さて、現在私の学校では中間試験の真っ最中。生徒たちは一生懸命(?)勉強しております。かく言う私も今日から試験の丸付けを始めました。初の丸付けです。正直、結構大変ですね。たくさん○がある生徒もいれば、あれほど「出すよ」と言っていたのに、出来ていない生徒も・・・また、「これは何だ」と思わせるような珍解答も続出しており、大変な一方面白さも感じています。
明日もまた古典の丸付けをしなければなりません。出来るだけ早く返して欲しいと思うのが生徒たちの心理ですからね。
 私の受け持つクラスはどうなんでしょう?まだ平均点は出したり、他のクラスの状況とくらべてみたりしていませんが、楽しみだったり怖かったり・・・できれば良い方がいいな。
 試験前はやはり慌てふためきましたね。試験範囲は終わっていたのですが、今度は試験問題作り。私も少しだけでしたが作りましたよ。こちらの方も、楽しかったです。なんせ、生まれて初めて自分で問題を作るのですから。統一した答えにするにはどうすれば良いのか、考えさせる問題も入れた方がいい、などと、あれこれ考えて作りました。期末試験の時にはもっと携わってみたいですね。

5月13日(日) オススメの本
 生徒たちが紹介する本とは別に、毎週土曜日には、私がオススメする本を紹介しています。
今回紹介した本は、『ダーシェンカ』(カレル・チャペック 新潮社)です。この本は、カレル・チャペックが実際に飼っていた犬・ダーシェンカの観察日記や、様々な犬(といっても数種類ですが)にまつわる面白い話が書かれています。どちらかというと、“本”というよりは、写真集のような感じです。本の後半では、ダーシェンカのとても面白い写真があり、犬好きの人にはたまらないものだと思います。
 特に私は「自分を持ち上げる練習」という写真が大好きです。私の家でも犬を飼っているので、小さい時を思い出しながらつい笑ってしまいます。皆さんも、ぜひ読んでみて下さい。
 これは余談ですが、先日、家の犬がジョウロに頭を突っ込んで抜けなくなり、そのまま走り回っていました。すぐに助けなくてはいけなかったのですが、あまりに面白すぎて・・・それ以来、ウチの犬はジョウロに寄りつかなくなりました。犬って本当に面白いなぁ。


5月12日(土) 中弛み!!
 最近、風邪を引いてしまったこともあり、授業がおろそかになってしまいました。幸い、他のクラスよりも2日ほど先に進んでいたので、ここで紹介していることわざ・慣用句を使って何とか間を持たせましたが・・・それにしても、自分の健康管理もできないなんて!全く不甲斐無いです。少し慣れてきたから、緊張感が弛んだ=中弛み→風邪を引くということでしょうか。早く治さねば。
 来週は、教えているクラスが移動教室でいなくなってしまう・・・。授業がなくなるので楽にはなりますが、生徒と会えないのは悲しい。やはり非常勤講師ではなく、専任の講師として働きたい!おーい、みんな。早く帰ってきておくれー。



5月6日(日) ゴールデン・ウィーク
 ゴールデン・ウィークなので当然学校はありません。そのため、久しぶりに大学の友人と会いました。皆それぞれ教師としてがんばっていました(皆、といっても私を含めて3人ですが・・・)。
 久しぶりに大学生に戻った感じがしました。何となく懐かしい気分。買い物をしたり、お喋りをしたり、また、教師らしく教育について語ってみたりなどなど。こんなのもたまにはいいかな、と思いました。
 「疲れたー」、「忙しいー」と愚痴をこぼしたくなりましたがそこはぐっと我慢。そんなことは誰も一緒です。他の2人はもっと疲れて、忙しいはず。一番楽な私がそんなことを言うなんて失礼ですね。「疲れた」と「忙しい」の二語は教師にとっては禁句。絶対に言っちゃだめ!!
 もっとも、遊びがパワーの源である私には、この会合(?)は大いに楽しいものでした。これでまた、GW明けからがんばれるというものです。ありがとー。脈絡のない文章でスイマセン。


  


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