石神井川 しゃくじいがわ
Shakujii-gawa River
最終更新 04.5.5

小平市鈴木町付近から始まり、小金井公園北側〜田無市役所そば〜練馬区の南西から北東へと練馬区を対角線状に流れ、板橋区南東部から王子駅付近を流れて隅田川に注ぐ荒川水系の一級河川である。
取扱区間:全区間 掲載順:上流 → 下流

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地点、新小金井街道沿い。市立鈴木小学校の一角に古代文明の鈴木遺跡についての説明板があり、ここが石神井川の水源である旨が明記されている。この遺跡は世界で最も古い磨いて作られた斧が見付かったことで世界的に知られている遺跡である*1。(99.4.4)

*1 現地の案内板による。詳しい資料は道の反対側の遺跡資料館にある。
74年撮影の鈴木町付近。新小金井街道や鈴木小はまだ存在しない。石神井川らしきものは全く見当たらないが、田無用水の南側に平行して水路らしき怪しい影が見える。玉川上水と石神井川を結ぶ分水路の名残か?

air photo:
「国土情報ウェブマッピングシステム」より引用
(c) 国土交通省 http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/

地点の辺り。鈴木小学校から地形の低い部分を辿っていくと小金井カントリークラブの西、日立電子の北側あたりに出る。同社のフェンスに沿って暗渠化された川らしき部分がある。地上へ突き出たマンホールが何とも怪しい……。また小金井カントリーのすぐ隣の路上には線で仕切られ「小平市下水道管理地」と書かれている部分もある (右)。付近の民家の入口には以前川があったことを示す石橋の遺構も見られた。(99.3.13)
地点、小金井街道から。以前はこの道と交差する部分だけちらりと地上に姿を現したが、現在は改修工事のため見えなくなってしまった。(91.4.6)
74年撮影の小金井カントリー付近。ゴルフコース内に川らしき筋が見えるが、これは石神井川なのか?

air photo:
「国土情報ウェブマッピングシステム」より引用
(c) 国土交通省 http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/


01.4.7

91.4.6
地点、嘉悦大学脇。現在流れが確認できる最も上流で、水路はかなり奥まであるらしく、この先の様子がどうなっているのか興味のあるところである。下水が整備されてからはわずかな湧水が流れていたが、これもとうとう枯れてしまった。

01.4.7

91.4.6
地点、小金井公園小平口から。写真では見えないが左手に「一級河川 石神井川 上流端 東京都」と書かれた立て札があり、東京都で石神井川として扱っているのはここからである。以前は下水代わりとして使われており白く濁った水が流れていた。今では下水道が普及し汚水も減ったものの、相変わらず悪臭を放っている。
地点、多摩湖自転車道の盛土部から下流側。この盛土を越えると川幅も広がり、旧田無〜保谷市内はこの形態が続く。等間隔に打ち込まれたH鋼にコンクリート板をはめ込んだ構造の護岸で、中流〜下流部で見られる石垣やコンクリート護岸に比べるとやや貧弱な印象を受ける。水害対策のための応急処置のような感じにも見える。両岸を結ぶ梁は増水した際に左右のH鋼が押し倒されるのを防ぐために必要。河床には水を浄化するための凸凹が付けられているが、これは80年代に入って河床を掘り下げた時に設けられたもので、それ以前は河床は浅く今の半分くらいの深さしかなかった。その反面当時は下水が川へ流入していたので流量は今よりずっと多く、浅い川を大量の水が流れている光景はアンバランスに見えたものである。(99.4.4)
地点、田無駅の南東にある雨水調整池とその放流口。前方に西武線の線路が見え、車内からも良く見える部分である。調整池が作られる前は荒れ地だった。(00.6.10)
地点、柳沢駅近く、青梅街道から下流側。この部分だけ将来の改修工事に備えて川幅が広がってコンクリート護岸化されている。(00.6.10)
地点、南側から合流するコンクリート蓋水路がある。わずかに50mほどで、青梅街道の反対側にはそれらしきものは全く見当たらない。(03.3.8)
地点、東伏見駅の南側、早稲田大学グランド前。ここは急な坂で曲がりくねっていて危ないところだが、橋の下に巨大な開口部を発見。雨も降ってないのにかなりの量の水が注いでいる。この辺りは下水道が余り普及していないようだ。この道を北上すると新川が消えてしまう辺りへと至る。保谷市役所では新川は南へ流れて石神井川へ注ぐと言っていたが、これがそうなのか? (03.3.8)

※新川はこちら
地点、練馬区の西端、武蔵関公園の入口。同公園内の富士見池の湧水は枯れ、現在は雨水調整池としての機能を持っている。左手に池へと流れ込む部分が見える。(00.4.2)
地点、武蔵関公園の富士見池とその水源。以前「富士見池の水源は完全に枯れており、現在はポンプに頼るしかない」と書いたが、今も旧保谷市側にある早稲田大学グランドの湧水が流入しており*2、普段流入している水はこの湧水によるものらしい。ポンプによる汲み上げは池の水位が低下したときのみ行うとのこと。石神井公園や善福寺公園とは異なり区立の公園だが、貸しボートの施設がある。(00.4.2)

*2 練馬区土木部公園緑地課提供の情報による


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