【ミレニアムは、心を新たに】

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2000年1月22日
身体触れ その温もりに 心寄せ 離れたときには 冷えまくりだよ
欲求を 今晴らさんと 意気込んで ただ一点の 光はどこへ
その笑顔 ほんの一時 でも見えて 私の脳裏に くっきり残る
その形 寝ている間 浮かんでも 乾いた風が 吹きすさみゆく
眠りつく 遠い記憶の 裏側に 止まらない水 溢れかえって

2000年1月11日
新春の 夕暮れの街 じわじわと その騒がしさ しぼみ小さく
その胸に 刻んだ言葉 忘れても ある時ふっと 疾風のように
あの角に もしかしたらと 思い出し あの人のかげ 見えた点線
その姿 一人たたずむ 顔あげて 濡れた瞳と 乾いた心 
帰り道 街灯の下 ぼんやりと 彼女の姿 思い浮かべて
画面見て にやつく私 ほほゆるむ 桜はじきに 蕾をつける
また来たよ その顔その手 突然に 体の中を 通過していく

2000年1月9日
沈黙が 流れる午後の ひとときに 一人たたずむ 幻の夢
羅針盤 今はぐるぐる 回っても 近いうちには あなたのほうへ
花びらの その色はただ 永遠に 落ちるそのとき 静かに待って
空の箱 使えるものは ないけれど いろんなものを これから詰める

2000年1月6日
目の前の 景色がゆれる おだやかに 吹きつける風 ほほを乾かし
文字を見て 微笑む私 気味悪く 我が世界は 桃源郷なり
一瞬の 沈黙をまだ 楽しんで 時の重さと わが身の軽さ
真っ暗な 部屋にわずかな 光あり そこに向かって 伸びゆく心
その背中 何を思うか 語るのか 視線を高く 肩を落として

2000年1月5日
天高く 舞いあがる凧 駆け巡る 冬の大空 行き先は何処
あの景色 いつも通った あの通り 少しちがって にじんで見える
目覚めると 豆電球が ただ一つ 暗い我が部屋 明るい太陽
突き刺さる 顔と言葉と その涙 負った傷さえ 力に変えて
あの人の 後姿を 思い出す 町の中でも 布団のなかでも
さようなら その一言が 言えなくて 続く沈黙 途切れた思い


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