ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

正直もう 『やってらんねぇぜ!』 でございますワイ……。

 

2004年11月27日

 

さて、『一長一短。MP3再生機』の巻

(指定BGM: Dead Kennedy's / Forward to Death )

 

 

「チェスト(注1)ォォォォ〜〜!!」

 

――ハッ! 吾が輩としましたことが、お客様がたを前になんとはしたないことを。……オホン、改めましてこちらにお詫びをば申し上げさせていただきます。ほらふき男爵でございますワイ。

 

吾が輩なにをそういきり立っておるのかと申しますれば、この2年あまりの間に購入しましたるMP3プレーヤーは、はや実に四台となります次第。いちばん最初のお品はもはやメーカーも製品名も完全に記憶から払拭しまして、形状と機構くらいしか思い出せませぬ。たしか一万五千円前後で128MBメモリを内蔵し、スマートメディア増設対応であったかと。こちらは当時としましては機能とコスト・パフォーマンスに優れていましたもので、つい魔がさして買ってしまったのでございますワイ……されど使ってみまして発覚する数々の不満

 

まず全体的にどこを取っても使いづらいのでございます。リモコンはナシで本体のボタンで操作するのでございますが、こちらが変にカタいうえに効きが悪く、さらに設計自体が非合理的で、スマメの出し入れにはいちいちケースを外さねばならず、さらにそのケースもイヤホンを取らないと外せないという、『お前アタマ悪いだろ?』 を地でいくボンクラテック・デザインの極みでございました次第。液晶も荒く、表示言語は英字のみ対応ではなかったでしたかナァ……(注2)。ちなみにメーカーは韓国の会社でございましたワイ。

 

音色はともかくも、ひとアクションする(注3)たびにフラストレーションが溜まってしょうがございませんでしたので、こちらは三ヶ月後にあっさり分解破壊処理で基盤までコナゴナに砕き、二代目としてMPMANさんのMP-55なるプレイヤーを購入したのでございますワイ。こちらは内蔵メモリ128MBでスマメ対応なのは先代とあまり変わるところはございませんが、大きな違いとしてリモコンがついていることと、再生パターンや音色エフェクトが多彩な点があげられますな。発売時期もさほど変わらず、『ああ、ネットでしっかり下調べをしておけば……』 と、吾が輩レースのハンケチを引きちぎらんばかりに噛みしだいたものでございますワイ。

 

こちらMP-55は付属のソフトも直感的に使えますうえに、やはりリモコンで電源ONからおおよそすべての動作が行えますのは非常に快適――なのではございますが、ただ、再生/一時停止(要するにメイン)ボタンの効きがけっこう悪く、さらにはスマメを急に認識しなくなったり、再生専用機のくせにハングしたりと、ふんだんに備わりました機能ではなく機械として基本的な部分での不具合にいたく落胆させられました次第。ちなみにこちらも韓国製でございましたワイ。

 

そうしてついに先日、本体メモリにデータを流し込むUSBコネクタがイカレたらしく、MP3データの書き換えが不可能になってしまいましたのでございますワイ。このMPシリーズは妙に著作権にこだわった作りをしておりまして、書き込んだデータは .mpm という独自のファイルに変換されたうえに、外部に読み出しができないようになっているのでございます。それゆえにテキストやエクセル・ファイルなども出し入れできる他社の製品のような、リムーバブル・メディアとしての融通性もございませんことから、仕方なしにこちらも分解破壊処理で燃えないゴミ行きとなりましたのでござますワイ。

 

そこで脚光を浴びましたのが、前にマイクロHDDを取り出すためだけ購入しました、クリエイティヴさんの NOMAD MuVo 。こちらは本体そのものは生きておりますゆえ、さっそく 『あきばお〜』 にてSanDiskさんの384MBコンパクト・フラッシュを購入して試してみましたところ……これがまた認識しないこと風のごとし、でございますワイ。しかし諦めきれませぬ吾が輩はその後しつこく試行錯誤を繰り返しておりますうちに、ついには純正のマイクロHDDそのものも、『ダレあんた?』 状態に……あああ、吾が輩

やってもうたぁ!

 

一時はそのマイクロHDDも危なかったのでございますが、こちらはどうにか蘇生させまして、MuVo本体はもはや初めから “棄ててしまった” ものとしてやはり廃棄処分に……まぁ、何時間もむき出しの基盤をじかに触っていじくりまわしておったのでございますから、いずこかの回路がイカレてもある意味不思議ではないのかもしれませぬナ。

 

――して、もう四度目の失敗はしたくないのはもちろん吾が輩も人の子。友人にも意見をお伺いしたうえで最終的にはクリエイティヴさんのMuVo TX256というお品を購入いたしましたのでございます。

 

こちらはUSB差し込み方式の256MB内蔵タイプでして、MP3ばかりでなくWMA(Windows Media Audioファイル)にも対応しておりますスグレもの。サイズも名刺よりずっと小さく、単四電池を装着して胸ポケットに入れてもそれほど気にならない重さでございますワイ。本体そのものがリモコン大でございますゆえ、あとは慣れれば使い勝手に問題もないように思われたのでございますが……さて肝心のファイルの転送なのでございますが、こちらは専用のソフトウェアを使わずともドラッグ&ドロップにて簡単にデータを流しこむことが可能。そしてやはり最近の仕様なのか、音楽以外のファイルも書き込み、読み出しができるのでございますが……転送が簡単かつ高速(注4)なのはまことに善しとしましても、ファイルの順番がPC文字列順(注5)にて勝手に並べ替えられてしまうのでございますワイ!!!

 

要しまするに、容量に余裕がありますからと安易にポイポイ書き込んでしまいますと、違うアーティストの別々のアルバムの曲がごちゃまぜにされてしまうのでございますワイ。吾が輩はPC本体でMP3を楽しみます際に、きちんと曲順に演奏されますようにファイルの先頭を “01.” などとわざわざ番号を振っておるのでございますが、これでも例えば三枚のアルバムを書き込みますと、01. の曲がPC文字列順に三行ならび、そしてその下に02. の曲が三行ずつと並べられていってしまうのでございますワイ。

 

この点を申さば、先のMP-55でございましたらキチンと書き込んだ順に本体が記憶してくれましたから、よもや期せずしてのランダム再生に陥る心配はなかったのでございますが――こちらはまさに盲点でございましたナァ……ハテ?説明書を読みますれば(注6)、“再生はアルファベット順になります” と明記されておりますワイ。OSは何を使用されておりますかは存じ上げませぬが、そこまでMicro S◎ft社の粗製OSに準じませんでもよろしいでしょうに。ただ気になります点は、フォルダごと書き込みができそうな記述がございますこと。

 

こちらでしたら、 まずは各アルバム別に書き込んで、それから再生させたい順に先頭番号をふればずっと簡単……ううむ、どうやらこの手は有効なご様子。それでも少々面倒&まだ何かが引っかかりますナァ。この手段にて対処していかねばなりませんとなりますと、例えますれば各アルバムの中からお好みの曲をチョイスして、あたかも中学生の頃に大好きな女の子に捧げます “吾が輩ベストソングス・テープ”(注7) のような再生がしたい場合は、やはり事前に編集しておく必要があるというのは、正直使い勝手としましてはいかがなものかと。

 

吾が輩のはまだ256MBでございますゆえ、その気さえございますれば書き込んだそばから先頭に番号を振り直すことも難しくはございませぬが、こちらがおなじクリエイティヴさんの容量4GBとかのお品でございますれば、もう考えますのもイヤになりますくらいの手間になりそうでございますナァ……。

 

 

 

 

注1: chest=(英) 整理ダンス、収納箱。

注2:それでもウムラウトなどは表示できたりと、とにかく普通ではございませんでしたワイ。

注3:単純に音を下げたり、一曲飛ばしたりという程度。

注4:USB2.0対応なので。

注5:正確な用語ではございませんが、PCはおおざっぱに数字、記号、英文字、かな、漢字の順で並べるようにできているのでございます(うる憶え)。

注6:まずはじめに読めよ。毎回……。

7:当時主流の録音媒体。YMOやゲイリー・ニューマンとかを盛り込んでおりましたナァ……(美しく澄んだ遠い目)。

 

 

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2004.11.27 (C)Mephistopheles von Münchhausen

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